「ヤプールに選ばれた地球人の女…もっと叫べ!
そして、お前の力で生み出せ!我らが最愛の子を!!」
円谷プロの特撮作品『
ウルトラマンA』に登場する
怪獣。
別名は「異次元超獣」「まぼろし超獣」「地獄超獣」などブレがある。
第24話「見よ!真夜中の大変身」に登場。超獣についての詳しい説明は
巨大ヤプールのページを参照。
ヤプールの残党(あるいはヤプールの怨念の化身とも)であるマザロン人に騙された夫から、
エースに敗れて散らばったヤプールの破片を「クウェート土産の安産のお守り」として受け取り、
その思念に取り憑かれてヤプールの巫女「妖女」と化してしまった健太少年の母親である妊婦・よし子を利用して生み出された。
……生み出されたと言っても妖女が孕んだわけではなく、
夜な夜な儀式を通じてよし子の母性本能を歪んだ形でエネルギーに転換して顕現させられた存在である。
エネルギーがまだ不十分な状態ではただの虚像に過ぎず、実体が無い故にあらゆる攻撃が通用しない。
その出自故に不気味な赤ん坊のような泣き声を上げる他、鼻から白い可燃性のガスを吐く能力を持つ。
なお、上記の通りマザリュースは実体が無いが、こいつが出した可燃性のガスは明らかに発火していたため虚像ではない。
マザロン人はこのマザリュースを完全に誕生・実体化させて地上を破壊し尽くそうと企んでいたが、
完全に実体化する前に豹変した母の姿を見て彼女の行方を追っていた健太少年と、通報を受けて駆け付けたTACにより事態が発覚。
しかし、マザリュースは完全に顕現していないが故に実体が無いため倒そうにも倒せず、
さりとて実体化したらそれはそれで大惨事になりかねないため、
やむを得ず北斗はマザリュースにエネルギーを提供する妖女を
健太少年の目の前で撃とうとするが、
(流石に子供番組でその結末はまずいので)北斗達の制止を振り切って近寄った健太少年が破片を妖女にぶつけ、
その衝撃で破片が消失すると同時によし子も正気に戻り、供給を絶たれたマザリュースは消滅した。
このためエースとは戦っていないが、後に登場した
ジャンボキングの合体素材として使われていたため、
あの時点で完全に実体化寸前だった模様。
ちなみに予告編では「超獣マザリュースとエースの死闘!」とナレーションされていたが、
同回のメインの敵はマザロン人が担い、上記の通りエースとは未対決に終わっている。
MUGENにおけるマザリュース
カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
氏曰く「原作の攻撃無効化はやりすぎだと思います」との事で、きちんと攻撃は通るのでご安心を。
原作同様サボテンダーをベースに製作されており、
通常技等一部モーションは共通のものとなっている。
移動技のテレポートで距離を調整しつつ「火炎攻撃」「酸」などの技で攻める性能をしている。
超必殺技はいずれも1
ゲージ消費で「必殺火炎攻撃」「突撃」「テレポートアタック」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2023年12月16日 19:43