鮎川まどか


「Like or Love? Like!

 ただし……限りなく……Loveに近い……ね」

+ 担当声優
鶴ひろみ
1987年TVアニメ版、1989年OVA版、『新きまぐれオレンジ☆ロード そして、あの夏のはじまり』
島津冴子
少年ジャンプスペシャルアニメ版
櫻井智
1995年ラジオドラマ版

週刊少年ジャンプ」で連載されていたまつもと泉氏のラブコメ漫画『きまぐれオレンジ☆ロード』のメインヒロイン。魔法少女ではない。
愛蔵版第3巻によればキャラクターデザインのモチーフは、『少女A』『DESIRE』等で知られるアイドル・中森明菜女史
(同じく中森女史がモチーフのキャラとしては『機甲創世記モスピーダ』のフーケ・エローズが居る。
 え、アイドルが不良少女扱いされて怒らないのかだって?そもそも中森女史は「斜に構えた美少女」を売りにしたアイドルなので無問題)。
名前の由来はロックバンド「シーナ&ザ・ロケッツ」のボーカル兼ギタリスト・鮎川誠氏、
並びに同じくロックバンドの「ダディ竹千代&東京おとぼけCats」のボーカル・さんままどか氏からそれぞれ姓と名を組み合わせたものである。

長い黒髪の美少女でスタイルも抜群、大人っぽく落ち着いた性格でミステリアスな雰囲気を持つ高陵学園中等部の3年生。
主人公にして超能力者の春日恭介とはクラスメートだが、学園一の不良として恐れられており、
学内では妹のように慕ってくる幼馴染の檜山ひかるを除いては孤高の存在で、当初は未成年ながらタバコも吸っていた
音楽家の両親は海外に住んでおり、年の離れた姉と暮らしていたが、姉が結婚して家を出てからは洋館に一人住まいをしている。
頭脳明晰でスポーツ万能、親譲りらしく歌も楽器も堪能。また、一人暮らししているだけあって家事も万能と言う(性格を除けば)完璧超人である。

超能力を隠すために幾度となく転校を余儀なくされてきた主人公の恭介が、
飛ばされたまどかの麦わら帽子を超能力でキャッチしてしまった事が切っ掛けで出会うも、
その時「麦わら帽子の女の子」に一目惚れした恭介は、翌日学校で再会した「学校一の不良少女」が同一人物だとは到底信じられず、
まどかの方も何故か自分が「麦わら帽子の女の子」だと頑なに認めない。
さらに恭介が「まどかの気を惹きたい」「超能力でズルをしたくない」という葛藤から体育のバスケ試合でシュートを外して負けた際、
一人体育館で「超能力さえ使っていれば簡単に勝てた」と負け惜しみの超ロングシュートを決めた所をひかるが目撃、
超人的スポーツマンと誤解したひかるが恭介に好意を持ってしまう。
やがてまどかも恭介が周囲の評価を気にせず自分に接してくれた事で煙草も辞め、徐々に柔らかな女の子らしい面を出すようになっていくが、
恭介、まどか、ひかるの三人は奇妙な三角関係に悩まされていく事になる。

ひかるとまどかの間で揺れ動く恭介も、まどかの初恋の相手は年上の男で、ファーストキスも彼だという事を知らされ、
さらに幼い頃は見た目もボーイッシュだったまどかが女の子らしい格好をするようになったのも彼の影響だと聞いてショックを受ける。
恭介は自分が超能力者である事を隠そうとする葛藤だけでなく、その男に対する嫉妬にも苛まれるのだが……。

+ 女の子ならもっと女の子らしくしなくちゃ男の子にもてないよ将来!(ネタバレ注意)
ある時、祖父の買い物に付き合えと言われ見知らぬ街に転移させられた恭介は、ボーイッシュな小さな女の子と出会う。
「女の子ならもっと女の子らしくしなくちゃ」などとからかいながら彼女の遊び相手となった恭介は、
木から落っこちそうになった女の子を身を挺して庇い、彼女が前から欲しがっていた麦わら帽子を買ってプレゼント、少女は御礼にと恭介にキスをする。
そしてその場を後にした恭介は、また別の女の子から「男の子みたいな女の子が好みなんだ!」とからかわれるのだが……。

察しの良い読者ならお気付きの事だろうが、恭介が飛ばされた先は過去の街であり、
まどかとひかるの容姿が幼少期と現在で入れ替わったのも恭介が原因。
つまりまどかと出会う切っ掛けになった麦わら帽子を贈ったまどかの初恋の相手は、他ならぬ恭介だったのだ。

祖父から自分が過去に来た事を知らされた恭介は事情を理解し、まどかと六年後の再会を約束して現代へと帰還。
そして六年後、まどかは思い出の麦わら帽子をキャッチしてくれた、憧れの人と再会を果たす……。

恭介の実家近くの無人島に遊びに行った際、そこが「超能力者以外が渡ると裁かれる」という場所だと知らなかったため、
島の番人による試練の数々に遭遇するも、恭介と協力して乗り越えた事で二人の関係は急速に発展していく。
しかしまどかにとってはひかるも大切な存在であったため、三角関係から抜け出せなくなり、さらに葛藤していく事になる。
そして終盤、その音楽の才能からマスコミに目を付けられ、周囲を騒がせた事を理由に自主休学して失踪してしまうが、
実際は三角関係に悩んだ末の逃避であり、まどかの失踪が切っ掛けとなって三人の関係に大きな変化が──……。


「もし俺が超能力者だったらどうする?」

「同じ春日くんだもん…どっちでもいーよ」

(以上、ピクシブ百科事典より一部引用・改変)


MUGENにおける鮎川まどか

      
Brucewayne74氏によるMUGEN1.0以降専用キャラが存在。
現在はGIANNI from PARTINICO氏のサイトで代理公開されている他、
MFGにおける氏のフォーラムや海外サイト「The Mugen Multiverse」からも入手可能。
フォルダ名は「orangeroad_special」、ディスプレイネームは「Madoka and Kyosuke」となっているが、メインで操作するのはまどか。
ドットはまどかが遠野秋葉、常に傍らにいる恭平が遠野志貴
ストライカーのひかるがFervicante氏らのユキをベースとして製作されている。

                
操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやエリアルレイヴが可能。
前述したストライカーのひかるや、レンチ・薔薇・トランプ用いた攻撃、恭平の超能力による援護等を駆使して戦う。
また、まどかに1回ダメージを与えると一定時間だけ恭介が操作可能となる超必殺技なども所持している。

AIは簡易的なものがデフォルトで搭載されている他、ホルン氏による外部AIも公開中。
ホルン氏AIは恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルを設定可能で、想定ランクは強との事。
このAIを導入すると上記のゲージ当身成功時に恭介が無敵になる等、性能に改変が施される他、WinMUGENでも使用可能となる。
紹介動画


「あなたに会えて……よかった
 これからあたしかわいくなろうかな……誰かさんのために……」

出場大会

  • 「[大会] [鮎川まどか]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2025年01月17日 15:41