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史実の聖徳太子 |
飛鳥時代に存在した政治家。別称は厩戸皇子(うまやどのみこ、うまやどのおうじ)。
一般的に用いられる「聖徳太子」の名称は徳の高さを讃えた諡号(しごう、逝去に際しての贈り名)である。
摂政の任に就いた後に『冠位十二階』や日本最古の法規範『十七条憲法』を制定した。
また、従来の神道よりも仏教を尊重し、法隆寺や四天王寺などの仏教寺院を次々と建立した。
外交では、海外使節団『遣隋使』に小野妹子を代表とし、隋の第2代皇帝に対して
「日出処天子到書日没処天子無恙云々」(ひいづるところのてんし しょをひぼっするところのてんしにいたす つつがなきや うんぬん)
で始まる国書を送り、対等の関係を申し入れるという前代未聞の外交を行っている。
その聡明さと輝かしい功績から数々の逸話が遺されており、代表的なものに『 豊聡耳』
(とよさとみみ、10人から一斉に意見を求められても正確に聞き分けて回答する)や
『兼知未然』(けんちみぜん、あたかも目撃したように詳細に未来を予言する)がある。
紙幣の肖像画として戦前から昭和59年までの間に流通したため、一時期は高額紙幣の代名詞として広く認知されていた。
その一方で、死後間もなく神格化が進んだため、伝説と史実の境界が不明瞭な面がある(例えば、『豊聡耳』や『兼知未然』は人間には不可能である)。
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「イケメンすぎて困ることなんて、ない」
増田こうすけの漫画『ギャグマンガ日和』の登場人物。アニメ版の担当声優は
前田剛
氏。
名前から分かる通り、史上の偉人である
聖徳太子をモチーフにしたキャラクター。
この漫画でも飛鳥時代の
一応偉い人として政治をあれやこれやする立場ではあるのだが、
精神年齢は幼児並で、公私問わずアホな発想で主に部下の小野妹子を日々振り回している。
性格はワガママかつ自信過剰だが、ちょっとした事ですぐ自信を喪失したりスネたりする面倒臭い摂政。
まんじゅうを
ウォンチューと
聞き間違えた事がある程の馬鹿。
カレーが大好物で、カレーで頭を洗った経験もあり、体からはカレーなど色々と妙な匂いがする。妹子曰く「全身がまんべんなくくさい」。
普段は制服を部下共々
ジャージにしたり、外交を独自のワールドに昇華したりと常に滅茶苦茶な政策ばかり打ち出し、朝廷内を混乱させている。
そのせいで朝廷内の人間から陰で「バカ男」と呼ばれるなどかなり馬鹿にされており、勝手に(厄介払いで)遣隋使のメンバーに入れられた。
だが、やる時にはやるとされており、極稀に至極まともな事を話したり
(
煬帝への手紙を書くにあたってふざけていたかと思ったら、「新羅や高句麗より優位に立つ為に倭国が完全な独立国と認めてほしいってのがあるな」等)、
十七条憲法を制定したり等、一応は摂政としてやる事はやっているらしいが、それが作中で発揮される事は殆ど無い。
しかし帰国後も根本の部分は変わらず、法隆寺をたった一人の大工に立てさせようとして「法隆ぢ」という民家にしか見えない建物を造る、
十七条憲法を妹子を馬鹿にした絵に改定する(未遂)、参加者2名の
飛鳥一武道会を開くといった奇行を見せている。
頭の冠は側面に付いているひもを引っ張ると伸ばす事が出来る。
一度、髪の毛が伸びすぎて冠のようになっていた事があったが、その髪は小野妹子によって千切られた。
「聖徳太子といえばコレ」という手に持っている棒(「笏(しゃく)」という名前)は、実は
でっかいアイスの棒であり、
漫画になってない所で時々持っていたらしいが、自分でも何故でっかいアイスの棒を持って政治に挑んでいるか分からなかったらしい。
「飛鳥文化アタック」や「フライング摂政ポセイドン」、「湯飲みマッスルアタック」といった奇怪な必殺技を編み出すのが趣味。
他にも奇妙なポーズで相手に体当たりする「
聖徳全体アタック」「ジャンピング
ゴリラステーション」「シャイニング横綱バケーション」
「ライジング犬好きイリュージョン」などの
48あるボディアタックや、普通のチョップの「摂政チョップ」等がある。
だが、別に普段特に運動している訳ではないのでハッキリ言って弱い。
MUGENにおける聖徳太子
mas2氏によるアニメの切り抜きを使ったものが公開されている。
弱中強の3ボタン制で複雑な
コマンドはなく操作しやすい。
挑発によるゲージ溜めもある。
ブランコで突撃する「フライング摂政ポセイドン」や、
飛び道具も取れる便利な
当身技の「湯呑みマッスルアタック」の他、
ストライカーとして小野妹子やフィッシュ竹中なども呼び出せる。
超必殺技として「飛鳥文化アタック」も使用可能。
相手の
ゲージを大きく減らせる物と、背中を強打してダメージを受ける物の2種類がある。
他には原作でも披露した妹子に土下座させようとして回転する技や、
しゃがみ弱が当たった時点で命中確定のやたらに長い「妹子のモノマネ」などがある。
AIは未搭載だが、パピット氏によりAIの搭載やバグ取り、軽量化等を行った改変版が公開された。
「仏教文化の重みを知れー!」
出場大会
最終更新:2020年11月27日 01:49