「ここまで ごそくろう いただき
たいへん おそれ入りますが…」
「すみやかに…」
「くじょ されて くださいませ!」
ハルトマンワークスカンパニーに勤めている社長秘書。
ポップスターに眠っている莫大な資源に目を付けた同社の「キカイ化しんりゃくプロジェクト」を指揮しており、惑星の機械化を推し進めている。
作中ではエリア3のボスステージでカービィと初対面。
カンパニーに対して次々に破壊行為を行いプロジェクトによって邪魔な存在だと判断されたカービィを駆除するため、上記のセリフと共に襲い掛かってくる。
ボスとしての戦闘時は、彼女専用のマシン「リレインバー」に乗り込んで戦いを挑んでくる。
アームを回転させる、肩部から小型のミサイルのような兵器「ドリー」を射出する、巨大な柱を囲む円形のフィールドを飛び回る、
といった戦法でこちらを翻弄する。
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終盤の活躍・正体 |
ハルトマンに下がるように命じられ素直に引き下がったように見えた彼女だが、実は密かにマザーコンピューター「星の夢」を掌握する機会を窺っていた。
カービィに追い詰められ、ハルトマンが星の夢に乗り込んだ所でそのプログラムコントローラーを奪取。
星の夢のデータを我が物とし、他社にでも売却しようかと画策する。
しかし、強引にコントローラーを奪ったことで制御から外れてしまった星の夢は、ハルトマンの精神と融合して暴走を始めてしまう。
不完全でか弱き生命体など不要と判断し、全ての生命体を滅ぼすために動き始めた星の夢を止めるため、彼女はカービィにロボボアーマー *1を託すことになる。
なお、それまではカービィのことを「ピンクのゲンジュウ民」と呼んでいたが、このシーンの最後だけ「星のカービィ」と呼ぶ場面が見られる。
フルネームは「スザンナ ファミリア ハルトマン」。
その正体はプレジデント・ハルトマンことゲインズ インカム ハルトマンの実の娘である。
幼い頃にマザーコンピューターの起動実験事故に巻き込まれ、行方不明となってしまう。
時が経ちカンパニーに潜り込んだ彼女は、カンパニーの繁栄に執心するあまり、
心も、記憶も、娘のことすら忘れてしまっていた父親に目を覚ましてもらうべく行動を起こしたのだった。
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趣味はカラオケであり、エリア4~5のボス会話前にはカンパニーの社歌「銀河に名立たるハルトマン」を口ずさんでいる。
また、本作の100%クリア特典ムービーでは彼女のリサイタルを見ることができる。
好きな食べ物はアイスクリームで、エリア3のアイスクリーム工場は彼女がねだって作らせたものらしい。
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『星のカービィ スターアライズ』では |
アップデート第三弾のドリームフレンズとして登場。
カンパニー再建を目指しているらしいが、「科学の力で 家族だんらん、幸せな くらしを ごていきょう」が理念とのことで、
以前の侵略的な行為からは足を洗ったとも捉えられる。
本作ではプレイアブル化に伴ってか生身で戦うことができ、付与された属性によって大きく性能が変化するH.W.C.製レーザーガンや、
過去の戦いで撤退時に使用していたプロペラの付いた移動機械「トランスポーター」(動きはコピー能力「ジェット」に酷似している)を主軸に戦う。
また、手軽に愛機リレインバーに乗ることもでき、この状態では自身の 喰らい判定は大きいながらも堅牢な性能となる。
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派生キャラとしてアナザースージー、プレズ・アナザースージーが存在する。
MUGENにおける秘書スージー
『
きぼぜつグランプリ~新たなる絶望の訪れ~』の企画用キャラとして、ルピ氏によって製作されたものが存在。
WinMUGEN専用キャラで、スプライトは『スターアライズ』の3Dモデルに独自に作成したモーションを付与し、レンダリングしたものを使用している。
常にリレインバーに搭乗して戦う
常時アーマーのキャラクター。
動きは『ロボプラ』のボス版等に準拠していると思われ、原作で使用していた技の一通りを使用可能。
何故かワープも使える
なお、内部的には『スタアラ』のような生身の状態のデータも技含め存在していたと思われるが、最終的にオミットされたようで使用することはできない模様。
AIもデフォルトで搭載されており、対応ランクは
狂中位以上とのこと。
上記の他にもAchilldude氏(旧・Camren Springer氏)によるキャラが存在していたが、現在は入手不可。
出場大会
*1
厳密にはインベードアーマー。
乗る者によって性能が変化する特性があり、カービィが搭乗することによってロボボアーマーとなる。
最終更新:2024年11月14日 16:17