ノコッチ






分類:つちへびポケモン
タイプ:ノーマル
高さ:1.5m
重さ:14.0kg
特性:てんのめぐみ(技の追加効果の発生率が2倍になる)
   にげあし(野生ポケモンとの戦闘で必ず逃げられる)
隠れ特性:びびり(ゴースト、むし、あくタイプの技を受けると、素早さが1段階上がる)

めいろのような すあなが すみか。
つちの においで じぶんの ばしょが わかるので ぜったいに まよわない。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの1匹。初出は第2世代(『金・銀』)。カメの一族では無い。
ツチノコのような姿をしたポケモン。臆病で視線を感じるとドリル状の尾で穴を掘って地中に逃げるため、
滅多に人前に現れない大変レアなポケモンでもある。
背中の小さい羽で少しだけ浮くことも可能で、大昔は空を飛んでいたと主張する学者もいる。
イワークが掘り進んで出来た空洞をディグダと共有することで棲み処にしている。

初出の『金・銀』ではくらやみのほらあなのキキョウシティ側に出現するが、
出現率が極端に低いのに加えて攻略するうえで通る必要もない場所だったため、自力で見つけるのはかなり困難。
出現場所から離れたところで登場するやまおとこのツトムから電話番号を聞いておくと、
定期的にノコッチの大量発生が発生するため捕獲できるチャンスが上がる。
当時、攻略本や大量発生抜きに素の運だけでノコッチを発見したユーザーは、まるで未確認生物の発見者の如く扱われていた。
他に出現するポケモンがイシツブテだけなら経験値稼ぎのために長居するプレイヤーも増えたかもしれないが、
ズバットもそれなりに出るので、それで運良く遭遇する機会もほとんどなかっただろう。

SV』では進化系のノココッチが登場している。進化条件は「ハイパードリル」を修得した状態でレベルアップする事。
なお、ノココッチへの進化時にはふたふしフォルムとみつふしフォルムのいずれかに進化する形で、
違いは高さと重さくらいで性能に差異は無いが、みつふしフォルムへの進化の確率はまた未確認生物の発見例の如く非常に低い。
ノココッチ自体は野生で出現する場所もあるが、みつふしフォルムの個体は野生では一切出現しない。

アニポケでは金銀編と『不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮 紹介SPムービー』にて登場。担当声優は 古島清孝 氏。


原作での性能

HP:100
攻撃:70
防御:70
特攻:65
特防:65
素早さ:45
合計:415

序盤ポケモン相応の種族値なので長らく対戦や攻略には向かないポケモンでもあった。
第3世代では特性「てんのめぐみ」のおかげで、「いわなだれ」のひるみ確率が6割になり、
相手をまひにする「へびにらみ」で先手を取りつつひるみとまひの併用で相手の行動を封殺するコンボ、
通称「ずっと俺のターン戦術」が使えたため多少は実戦でも使い道があったのだが、
第4世代でノコッチと同じく「てんのめぐみ」を持ち、素早さで上回るトゲキッスが登場したのを皮切りに、
世代を増すごとに新技の取得などで強化はされたものの、種族値の低さが祟りマイナーな立ち位置を余儀なくされていた。
しかし、上記の通り第9世代で満を持して進化態のノココッチが登場し、使い勝手が大幅に改善。
また、これに伴いノコッチ自身も「しんかのきせき」に対応し、ノココッチ以上の耐久力を実現できるようになった。


MUGENにおけるノコッチ

dunsparce530氏の製作したキャラが某所にて公開中。
余談だが、「Dunsparce」とはノコッチの英名であり製作者のお気に入りの模様。
近接戦は「アイアンテール」や「ドリルライナー」、遠距離攻撃は「いわなだれ」や「げんしのちから」などの技で戦う。
超必殺技ではノココッチと化して「ハイパードリル」で攻撃する。
AIは未搭載。

出場大会

  • 「[大会] [ノコッチ]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2025年07月03日 15:34