「……大人しくなさい、私とこの銃を信じて。
 赤ちゃんみたいにもごもご言わないの」
    
    
        | + | 日本語吹替声優 | 
桑田靖子『アダムスのおばけ一家』(VHS版)近藤玲子『アダムス・ファミリー(1991年映画版)』(ソフト版)
小林優子
『アダムス・ファミリー(1991年映画版)』(日本テレビ版)、『アダムス・ファミリー2』
吉田小南美
『アダムス・ファミリー3 再結集』二階堂ふみ『アダムス・ファミリー(2019年アニメ映画版)』『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』遠藤璃菜『ウェンズデー』
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チャールズ・アダムス氏原作の1コマ
漫画およびそれを原作とした映画・アニメ・TVドラマである、
『アダムス・ファミリー』の登場人物。初出は1944年の『The New Yorker』。
不幸の元に生まれついたアダムス家の長女で、いつも不幸そうな顔つきで、感受性が強く無口。
名前の由来は「ウェンズデー(水曜日)生まれの子は不幸になる」というマザー・グースの言い伝えからとのこと。
母であるモーティシア譲りの黒髪と青白い肌を持ち、
片方の足の指が六本ある。
たまに口を開いたかと思えば
とんでもない毒舌を放ち、人の性格を見抜くのが得意かつ疑い深く狡猾で、
おまけに陰湿な性格と家族でとりわけの加虐的嗜好のため、アダムス家では一番の危険人物とも言える。
一方で学校からは「性格さえ問題なければ」と言われるほどの優等生ぶりで、家族の危機をいち早く察知して活躍することも多い。
弟のパグズリーはよく彼女の時に普通に殺される可能性すらある加虐SMプレイに付き合わされているが
(項目冒頭台詞は彼を簀巻きにしてボウガンの的(標的はパグズリーが口に咥えた林檎)にしている際のウェンズデーの台詞)、
電気椅子の電圧を上げると言われようが「だと思った」と真顔で淡々と言う気概の持ち主で、
彼自身も姉との付き合い以外では過激な嗜好を実行していたりする。
映画版はメインの主人公はどちらかと言うと父のゴメズ(と行方不明から帰ってきた伯父フェスター)であり、
そこまで目立ってはいない(要所要所で過激な台詞と行動はしているが)。
二作目もフェスターの結婚の話にフォーカスされているためそこまで強くは…というわけでもなく、
その件のフェスターの結婚相手にして遺産目的の結婚詐欺師にして連続殺人犯デビーにその勘の鋭さからか学校に根回しされ、
教師らも兼ねてから問題児として手を焼かれていたこともあり、これ幸いと長期の野外授業へパグズリー共々連行されてしまう。
山小屋の中でウェンズデーらにとっては身の毛もよだつ道徳教育作品のぶっ続け監禁鑑賞をさせられたり、
その過程で共に問題児(彼はどちらかというと出来が悪い方面で問題児扱い)として送られた内気な少年ジョエルと奇妙な過程でお互いに通じ合い、
キスをし合う程のボーイフレンドとなる(その後にお互い口元を拭っていたり、最後の最後でジョエルに悪趣味な悪戯をして驚かせるような歪な関係だが)。
また、改心したと教師らに偽って野外授業中のいい子のフリから一転し罠にはめ、
インディアンの儀式に見立てて自分の担当教師を生贄役にさせる報復をしてみせた。
…ある意味一番過激なシーンという意味で全てを持っていったのは本作で生まれたウェンズデーらの新たな弟であるピューバートだが。
2022年にはNetflixにてティム・バートン氏が監督を務める、
高校生になった彼女を主人公とした配信ドラマ『ウェンズデー』が公開。
8校もの退学を繰り返した果てに、両親ゴメズとモーティシアの母校にして人外や異能力者らの教育機関である「ネヴァーモア学園」に入学。
一癖も二癖もある同級生や教師陣らにも負けることなく相も変わらずの破天荒さと陰湿さ、過激さで突っ走っている。
クラスメイトにして人狼族(ながらも未だ適齢期になっても狼に変身出来ない)の少女
イーニッド・シンクレアは、
ウェンズデーとは対照的にカラフルでキュートなものが好きであったり人間界の一般的常識も持ち合わせた明るい子で、
ウェンズデーには振り回されながらもなんだかんだ付き合ってあげており、良き凸凹コンビとして描かれている。
格ゲー界隈としては(公式による明言は無いが)『
ヴァンパイア』シリーズの
アニタの元ネタとして有名か。
MUGENにおけるウェンズデー・アダムス
Forla氏による
MUGEN1.0以降専用キャラが公開中。
ドットは『
MELTY BLOOD』の
遠野秋葉をベースにしているとの事。
システムはOHMSBY氏の『
GUILTY GEAR』など各種アークゲーを参考にしたものを踏襲しており、
フェンシングによる近接攻撃やアーチェリーによる
飛び道具など、上記のNetflixドラマ『ウェンズデー』が元ネタと思しき技で戦う。
超必殺技では無数のナイフをビットのように操る技や、チェロを演奏して音波攻撃で相手を粉砕する技を繰り出す。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2025年10月08日 21:07