逝ってよし!
____∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
~' ____(,,゚Д゚)< ゴルァ!!
UU U U \________
2ch等で使われるAAキャラ。
2ちゃんねる
4大AA(
モナー・
モララー・ギコ猫・
しぃ)の中で、ギコ系AAの祖である。
鳴き声は
「ゴルァ」。「ゴラァ」と書くと
にわかがバレてしまうので注意。
実はモナーがブームになるよりも前から原型が存在している。
単に「ギコ」と呼ばれる事も多いが、正式名称は
「ギコ・ハニャーン」であるとする設定もある。
かつてはこの「
ハニャーン」も鳴き声として使われた事があったが、こちらは後に
しぃの鳴き声として定着している。
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ギコ猫の歴史 |
誕生~2ちゃんねるへの輸入
昨今では「2ちゃんねる4大AA」として知られているギコネコだが、元々「ぎこねこ」という読み方とAA自体は、
2ちゃんねるよりも先に存在した掲示板群「あやしいわーるど」の中で使われていた顔文字であるとされる。
この顔文字は現在のように(,,゚Д゚)顔ではなく、(´ー`)顔で、「猫の顔文字」だったのだが、
後に現在のギコネコのような体を付けたバージョンがあるコテハンによって作成された。
当時ネットスラングで掲示板やチャットに入り浸っている人やその様を「ギコギコ」と呼ぶ事があったため、
そこから取って「ギコギコのネコ」という事で鳴き声が「ギコニャーニャー」とされたり、「ギコネコ」と呼ばれるようになった。
そのうち「擬古猫」というハンドルネームを取った人物によって現在でいうAA長編作品のような作品が多数投稿されるようになり、
キャラクター付けもなされていくようになる。
こうした背景から「あやしいわーるど」側の住人は、2ちゃんねるに輸出された後の「ギコネコ」ではなく、
自分達の側のキャラクターとして「擬古猫」と漢字表記をする事がある。
そのため「あやしいわーるど」における用法や文化は2chとは大幅に異なりる。この辺りの情報は
Wikipediaの記事
が詳しい。
当時の2ちゃんねるはインターネット界隈においても新参者のサービスであり、アングラ色の強いそれまでの掲示板サイトや、
パソコン通信等で発祥したミームが2ちゃんねる発祥であると勘違いされている事に不快感を示すネットユーザーも少なくなかった。
そのような背景により、2ちゃんねると「あやしいわーるど」を筆頭とした先輩ネットコミュニティの間に対立が生じており、
そうした対立の中でギコの顔を荒らしグループがよく使用していた怒鳴っているように見える顔文字の(゚Д゚)に挿げ替え、
「全員逝ってよし!!!(=死んでよし)」や「~だぞゴルァ!(~だぞコラ!)」といった攻撃的なフレーズを伴ったものが、
大量にコピペ連投荒らしとして使われる事になり、後に「逝ってよし」と「ゴルァ!」というフレーズはギコネコの口癖とされた
(こうした対立が生じた理由としては、当時の「あやしいわーるど」や「あめぞう」といった掲示板群が内紛により利用不能な状況が続き、
比較的システムの安定した2ちゃんねるに難民が流れると共に、そのミームが持ち込まれた事が理由と思われる)。
2ちゃんねるでの定着
その後、2ちゃんねるでも2000年頃から幅広く使われるようになったギコネコだが、
同年に発生してしまった西鉄バスジャック事件にて悪い意味で有名になってしまう。
というのは、当時の2ちゃんねるではコテハンが好まれず、コテハンが居座るスレッドに対しては、
AA連投荒らしやブラクラなどを貼り付けて無理やりスレッドの流れを壊して追い出すというような強硬手段が度々取られており、
犯人が事件を起こす前にもこのギコネコのAAを貼る匿名ユーザーとレスバトルを繰り広げていたからである。
犯人は1000レス目を取った方が勝ちという勝負を仕掛け、1000で勝利宣言をしようとするが失敗し逆上。
その後もコテハンを名乗り続けるが、その度ギコネコなどのAAを用いて煽られ、最終的には犯行に及んでしまう。
こうした流れがニュースで取り上げられた事で、「アングラな掲示板で使われている乱暴な口調のキャラクター」というイメージを植え付けられてしまう。
悪いイメージが付いてしまった一方で、2ちゃんねるのユーザーやAA作品を制作する人達には愛着を持たれていた。
モナー系のAAが興隆すると共にギコ系のAAも大人気となり、2002年頃には様々な場所でギコを象った作品が制作されたり、
Flashアニメーション作品、ゲームなどのメインキャラクターとしても登場するようになっていった。
「○○ギコ」「ギコ○○」という亜種AAも大量発生し、「4大AA」となってからはこうしたネガティブなイメージはほぼ忘れ去られ、
ギコにこうした背景がある事自体を知らないという人も少なくない。
後発AAへの世代交代
4大AAの一角として不動の人気を誇っていたギコ系のAAだが、 モナー系全般と同じく、
2004年頃から ショボーンや ブーンが登場し、その後大型の やる夫系AAの台頭で時代と共に出番が減少。
AA専門の板以外ではほとんど使われる事がなくなってしまった(AA専門板ではモナーと同じく愛好家は少なくない)。
それと同時にギコと一緒に書き込まれる事が多かった「逝ってよし」「~だぞゴルァ!」と言った、
ネットスラングも事実上の死語となりつつあり、匿名掲示板でもこうした発言が見られる事はほぼ無くなっている。
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AA系創作物でのキャラクター付け
初期はモナーが「人」の代用として扱われ、対してギコはそのまま「
猫」として扱われる事が多かったが、
AA板のストーリーブームによりやがてギコも人として扱われるようになり、AAも二足歩行するようになった。
上記のように当初は非常に乱暴な口調で喋る事が多く、手厳しいツッコミを入れたり、
生ぬるい行動や発言をしたモナーなどに檄を飛ばすという立場だった。
そうした分かりやすい性格からか、マイペースなモナーやシュール系のモララーなどを差し置いて、
ギコを主人公に据えた物語も連載されていく事になる。
そうした作品の中で「口は悪いが実は不器用なだけで正義感がある性格」という主人公らしい性格付けをされる事が増えた。
時代が下ってからの作品ではこの傾向が強く、王道を行く主人公的な性格のものも多い。
flash作品やイラストで色が付けられる時はボディカラーは青や水色に塗られる場合が多いが、
モナーとは違い固定化されているわけではなく、有名な作品で黄色で表現されていた事もある。
また、恋愛系の作品では類似AAの
しぃと幼馴染み・恋人として描かれる事も多い。
しぃからの好意に対して照れくささからつい憎まれ口を叩いてしまうというツンデレの走り的な表現も少なからずある。
MUGENにおけるギコ猫
2種類のギコ猫が確認されていたが、現在はどちらも入手不可。
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レッドネット氏製作 |
2001年に2ちゃんねるの「mugenやろうぜスレ」を拠点にして製作されたギコ猫。
見た目はAAをそのまま着色したものだが、滑らかに動くようにデフォルメされている。
改変が自由となっており、以前は死門氏が改変したものが公開されていたが、iswebライトサービス終了に伴い入手不可。
ただし、J・J氏による AIは現在でも公開されている。
攻撃手段はageやsageが書かれた看板で殴り付けるものや、ギコ猫の特徴である「セリフ」をそのまま技にした「コトバの暴力」が特徴的。
全体的に動作に隙が多いが、攻撃力や移動性能が高いため中々強いキャラとなっている。
負けると↓の画像のようにビクビクと痙攣するのが、キモ可愛いと専らの評判。
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えぴごん氏製作 |
2008年11月公開されたギコ猫で、現在は入手不可。
こちらは ナイトメア・ギースの技を使って戦う。
また、その後の更新で斜めギコ・ニラ茶猫等ギコ派生AAに変身する技が追加された事で、単なるモノマネキャラではなくなった。
AIはデフォルトで搭載済み。
当初は見かけによらずボス級の機動力と攻撃力で圧倒する非常に手強いAIであったが、更新後は並クラスの性能に落ち着いた。
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余談だが、
ユウキがダメージを受けるとこの顔→(゚Д゚)になる。
出場大会
削除済み
更新停止中
凍結
出演ストーリー
今だ!1000ゲットオォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(Д゚,,⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
最終更新:2021年04月25日 00:07