貴様には…死あるのみだ
"You can not... escape from death."
格闘スタイル :古武術
出身地 :アメリカ
生年月日 :1953年1月21日
身長:183cm
体重:82kg(『RBS』では不明)
血液型:B型
趣味:凝り性だが飽きっぽい
大切なもの:己自身
好きな食べ物:ステーキ(レア)
嫌いなもの:邪魔者(自分の野望を妨害する者)
特技:物事を強引に解決すること(『3』)
得意スポーツ:なし、強いて言えばビリヤード
好きな音楽:ゴッド・ファーザー・愛のテーマ
職業:ハワード・コネクション総帥
年齢 :40歳(『餓狼SP』)42歳(『3』・『KOF'96』)43歳(『RBS』)
+
担当声優
生瀬勝久
『餓狼伝説SPECIAL』(掛け声)
Michael Beard
『餓狼伝説SPECIAL』(エンディング)、『龍虎の拳2』
柴田秀勝
アニメ『バトルファイターズ 餓狼伝説』
大倉正章
アニメ『バトルファイターズ 餓狼伝説2』(少年期)
森功至
電撃CD文庫『餓狼伝説』シリーズ
コング桑田
『餓狼伝説』シリーズ(『3』以降)、『KOF』シリーズ、『CVS』シリーズ、『SVC CHAOS』、『ネオジオバトルコロシアム』
『鉄拳7』(掛け声)、『KOF:DESTINY』
Richard Epcar
『鉄拳7』(イントロや勝利デモ 等の演出)
コング氏が長らく務めているが、生瀬ギースを支持する根強いファンもいる。
大倉氏は『闘神伝』のエイジの人、と言えば伝わる方もいるだろうか。
Richard氏の起用は、『鉄拳』シリーズの登場キャラクター達が基本的に母国語で話している事に合わせるため。
ちなみにRichard氏は『
ストV 』の豪鬼の英語音声も担当しており、
氏は
2D格ゲー二大会社のボスキャラを両方演じる という業績を成し遂げた事になる。
…あれ?
+
「んんんんん許るさーん!私のボイス 集をまとめおって!!」
『初代餓狼』~『KOF MIA』
『XIV』(通常、ナイトメア版)VIDEO
『KOF ALLSTAR』(通常版)VIDEO
『KOF ALLSTAR』(ナイトメア版)VIDEO
『鉄拳7』VIDEO
『XV』VIDEO
『バトルファイターズ 餓狼伝説』VIDEO
『
餓狼伝説 』シリーズのボスキャラクター。
『餓狼』以外では『
KOF 』の他、『
CVS 』などの外部作品にも出演している。
当初は初代『餓狼伝説』一本だけのためのキャラだったが、グングンとキャラクター性が成長し、
今や言わずと知れたSNKを代表するボスキャラである
*1 。
カプコンで言う所の、
豪鬼 が出る前までのベガ 的立場。
あくまで
「出る前までの」 なので
ラウンド開始時に瞬殺 されたりはしない(MUGENではそうでもないようだが)。
また、『
龍虎の拳2 』で第一回KOFを開催した人物でもあり、
彼がいなければ今日の『KOF』シリーズは無かったと言っても良く、
ルガール と並ぶSNKの悪役代表キャラクター。
ギースを象徴する
必殺技 の一つに「
当て身投げ 」があるが、この技の概念を初めて格ゲーに持ち込んだのが彼である。
また、潜在能力「
デッドリーレイブ 」は
手動追加入力 乱舞技 の先駆けでもある。
キャラクター設定
巨大複合企業「ハワード・コネクション」の総帥であり、サウスタウンを牛耳る影の支配者。
側近に
ビリー・カーン 、リッパー、
ホッパー がいる(初代『餓狼伝説』では
ホア・ジャイ と
ライデン も配下だったが『2』以降で離反)。
彼の古武術は周防辰巳(
ブルー・マリー の祖父)から学んだもので、全てを教わった後、その古武術を以て周防を殺害した。
また、
タン・フー・ルー の下で八極正拳を修行した時期があり、
その時に同門であったジェフ・ボガード(ボガード兄弟の養父)を己の野望の障害になるとして殺害
(この際にタンから秦の秘伝書のひとつ「八極正拳奥義書」も強奪)、
テリー達が復讐に身を捧げる引き金を作った。
作中では最強の存在とされる、異母兄弟の
ヴォルフガング・クラウザー を過去の因縁により憎み、恐れていた。
一方でクラウザーもギースを警戒し、自ら手を出すのは控えていたようだ。
なお、原作では結局ギースとクラウザーは直接対決には至っていない。
ちなみに
超必殺技 「
レイジングストーム 」は、対クラウザー戦を想定して編み出した。
息子に
ロック・ハワード がいるが、妻のメアリーが危篤状態に陥った時、当時7歳だったロックに助けを求められたにも拘わらず、
非情にも追い返し、メアリーが他界した際も憐みの情を一切見せなかった為、彼からは怨まれている。
『餓狼MOW』でギースは既に他界していたため、二人が共演することはなかったが、『CVS2』で親子揃って出演した。
彼らは後に『
NBC 』でも共演している。
日本被れ
*2 でもあり、
Mr.カラテ の天狗面は元々ギースの所有物とされている他、『龍虎の拳2』のEDでは修行のため日本へ渡っている。
『餓狼』シリーズにおける彼の
ステージ 「ギースタワー」には仏像や甲冑などが置かれている。
が、作品によってはその中に
「覇我亜怒」 と書かれたのぼりや
「大悪党」 と書かれた提灯が……やっぱり勘違い日本観だったようだ。
豪華な甲冑や襖が開く演出、後述の
BGM などでステージそのものも人気が高い。
+
『餓狼伝説』シリーズ
『初代』ではKOFを主催するが、
テリー ・
アンディ ・
ジョー のいずれかが自身の思惑を超えて勝ち進んだ事に激怒。
リッパーとホッパーを
キャンギャルに変装させて 送り込んで優勝者を拉致し、自らの手で引導を渡そうとする。
EDでギースタワーの屋上から蹴り落とされたが、間一髪で生還。
*3
+
余談
見ての通り、明らかに
「る」 が一字多いのだが、邪魔をされて本気で怒っているため、
感情が高ぶると
「許るさーん!」と言うのがデフォ となっている。
ニコ動のコメントでも怒りの表現でこう書き込まれることもあったりするので、日本語としては間違いだが、
ギースネタとしては間違っていない (餓狼スタッフは誤植を誤魔化すのが当たり前だった)。
他社発売のSFC版やMD版では修正されているが、PS2のオンコレやWiiのバーチャルコンソールではネタとして 無修正のままだった。
ちなみに、古語ではあるが「許 ( ゆ ) る」という言葉自体は実在する。日本被れのギースがこちらを使っていたとしても筋は通らなくもない……かも。
もっとも、こちらはこちらで「(罪を)許される」「(腕前が)認められる」といった受け身の用法がメインのため、やっぱり誤用ではあるのだが。
『2』で療養している間にビリーを
三闘士 の一人 としてクラウザーの下に忍び込ませ、秦の秘伝書のひとつ「鳳凰の巻」を奪取させる。
そして『3』にて完全復活を果たし、秦の秘伝書を巡って
山崎 や
秦兄 弟 と争い、これを制して再びサウスタウンに君臨する。
『3』では主人公トリオのいずれかとの戦闘中に
突然背景が炎上する 。
失火か、生死を賭けて戦うために自ら火を放ったかは不明だが、その戦いに敗れたギースは大笑しながら炎の中に姿を消す
(テリー達は
チン・シンザン のヘリに救出される)。
さらば、ギース。 ……と思いきや同作のストーリーはギースが勝ったことになったため、
危うく焼死を免れた。
恐らく甲冑や仏像は助からなかったが。そうかバカ笑いした原因はそれか
この「全力を尽くして戦い敗北したギースが哄笑する」「舞台が炎上する」という演出は後の作品にも取り入れられている。
『REALBOUT餓狼伝説』では
ラスボス に返り咲く。
テリーかアンディでギースに勝利すると専用のデモが発生。
ジョー?主人公枠から外されましたが何か?
両者共に超必殺技を繰り出すもギースが敗れ、『初代』の時と同じくギースタワーから転落してしまう。
直後にテリーもしくはアンディに手を差し伸べられるが、それを拒んで振り払い、高笑いをしながら落下していった。
今度こそ、
さらば、ギース。
故人となった後の『RBS』以降は悪夢、あるいは秦の秘伝書が見せた幻として登場。
『
RB DM 』のキャラ選択画面でもギースに天使の輪が付いている。
しかし、同じく死んだはずのクラウザーには無い。
まぁクラウザーはSNKサイトの小説では生きてたことになってるので、今となっては天使の輪が無くとも不思議じゃないが。
+
『龍虎の拳2』
『龍虎の拳2』ではCPU戦で1ラウンドも負けずにクリアすると、
26歳の若ギース(『龍虎の拳』の時代設定は『餓狼伝説』の12年前)が隠しボスとして登場する。
家庭用ではメーカーロゴの状態でレイジングコマンドを入力することで対人戦専用として使用可能。
「エクスプロージョンボール」「飛翔日輪斬」など餓狼には無い技を持ち、
「デッドリーレイブ」も初出はこの作品だった(当時は
ロック系 の乱舞技だった)。
龍虎乱舞とは出せる条件が異なり、莫大な気力が必要で残り体力が少ないことが条件の龍虎乱舞に対して、
消費気力が他者の乱舞技の半分、体力関係なし、気力が無くても走らないだけで乱舞は発動、
気力
ゲージ が青い状態なら一発で気絶というとんでもない性能。
しかし龍虎乱舞がガード不能なのに対してデッドリーレイブはガード可能で、最後の一撃を繰り出す際の僅かな隙に反撃も可能。
つまり、厳密には龍虎乱舞の同類では無く、無茶苦茶高性能な極限流連舞拳と言える。
また、気力が無くなると
飛び道具が飛ばなくなる のが象徴的な龍虎シリーズで唯一
気力無しでも射程無限 という餓狼シリーズの強みと、
地面を走る 飛び道具 は下段技でダウン効果があるという龍虎シリーズの強みを兼ね備えた烈風拳は、
『餓狼SP』に
リョウ がゲスト出演した際の
餓狼には気力システムなんて無いから必殺技使い放題 と同様、
両作品の強い部分を組み合わせた状況の恐怖を見せ付けた。
その後「飛翔日輪斬」「デッドリーレイブ」は本家ギースに逆輸入され、
今では若ギースオリジナルの技はエクスプロージョンボールのみとなっている。
雑誌でボスの情報として若ギースのシルエットが出てきたことがあるが、
それがアンディに酷似しているため、当時は「アンディが『龍虎』に!?」という噂も立った。
パチスロ『龍虎の拳』でも若ギースがラスボス役で登場しているが、何故か小物にしか見えない顔付きになっている。
+
『KOF』シリーズ
『KOF』では、『'96』においてクラウザー、
Mr.BIG と共にボスチームとして参戦。
この三人が参戦、しかも同チームということから相当のインパクトを齎した。
参戦の理由は表向きにはボガード兄弟の抹殺だが、真実は
オロチ の力に興味を持ったため。
そして優勝セレモニーの舞台で
神楽ちづる を下すと、そのまま倒れてしまった彼女に代わってオロチにまつわるあらましを語り始める。
*4 。
その為、本来ならば神楽が勝者チームにオロチのことを説明する場面を、ボスチームに限りギースが代弁する形となっていた。
ゲーニッツ 自害後の台詞を見る限り、それからはオロチの力は見限ったようだ。
なお、BIGとは相変わらず険悪でEDでは暗殺されかかるが、クラウザーとは割と仲良くやっており、EDでは彼は普通に満足して去っていく。
この後も、『'97』で
ビリー と
山崎 を、『2003』では二人に加えて
牙刀 を使い裏からKOFを探るなど、ストーリーにそれなりに関わっている
(更に『2003』では、牙刀の父親について何か知っている様子を見せていた)。
そのこともあってか、『XIV』で遂に本編への再登場を果たした。同作ではビリー、新キャラの執事「ハイン」の2人と共に、
「サウスタウンチーム」を組んでの参加となる。
サウスタウンチームといったら、テリーらヒーロー達によるチーム?聞こえんなぁ~
『XV』では2022年5月17日に配信されたDLCにて参戦。
チーム名は前作と同じ「サウスタウンチーム」だが、ハインが抜けた代わりに山崎が入った。
+
『XV』まとめ
参戦トレーラーVIDEO
ロックとの掛け合い(0:52~)VIDEO
エンディングVIDEO
ネスツ編(『'99』~『2001』)ではプレイアブルとしては登場しなかった一方、
『2000』においてはテリーの
アナザーストライカー として出ている他、
ストーリー面でも
ゼロキャノン によってサウスタウンの一角を破壊されている。
家庭用『2002』及び『2002UM』では追加キャラとして登場。後者では通常のギースとは別にナイトメアギースも参戦している。
また、ナイトメア版が『2002UM』チャレンジモードのEXPERT最終ミッションの実質的真ボスとなっている。
『2002UM』最終ミッション版ナイトメアギースに挑戦VIDEO
また、
作品自体が無かった事にされつつあるが、 『KOFEX NEO BLOOD』では
ラスボス として登場。
この作品では『'96』同様にオロチの力に興味を持ち、その力を見極める為に自らKOFを開催した。
そして
庵 を優勝チームと戦わせ、彼を追い詰めて血の暴走を起こさせ力を引き出そうとしたが、
この目論見は失敗に終わった。
その後、優勝チームに追い詰められるも、会場を自爆させて脱出に成功する。
同じ会場の自爆でも、ルガールとは大違いである。
ただしギース本人を使用した場合、庵の力を狙って大会を開催したのは影武者(シャドウ)が勝手にやった 事になっている。
そもそもギースは『'96』の時点でオロチの力に見切りを付けていた筈なので、実は他のチームストーリーのギースも影武者ではという説も
ちなみに隠し技扱いだが、『'96』では没技であったデッドリーレイブが使用可能。しかも追加入力式な辺りにスタッフの拘りが窺える。
前述の通り肝心のゲーム本編は黒歴史扱いだがな!
『KOF NEOWAVE』でも、前述の『龍虎の拳2』準拠の若いギースが
ラスボス として登場。
本作はストーリー皆無のお祭り作品であるため、
KOF世界でも中年のギースが何故若返っているのか等の説明は一切無い。
全キャラ中唯一MAX2が実装されていないものの、
全ての技が満遍無く強く、歴代最強のギースとの呼び声も高い。
さらにアーケード版では、稼働途中にAW-NETのポイント購入でプレイヤーも使用可能になる隠しキャラに追加されたのだが、
その高性能っぷりからキャラランクでは
柴舟 や
チョイ らと並ぶ最上位クラスに君臨した。
『
KOF京 』にもストーリー中の「アメリカ編」のボス的な存在として登場し、
テリーやアンディの敵討ちやマリーの調査を手伝う形で
草薙京 も騒動に参加する。
ちなみに、本作のギースはオロチの力を模した
強化薬を服用して ボガード兄弟の抹殺を図ろうとするなど、
初代『餓狼伝説』や『KOFEX』、家庭用『2002』の勝利メッセージの如き小物臭さを見せるが……。
+
あ、あなたは!?
「フン…影武者の分際で、私にとって変わろうなどと!
…それはまだしも、オロチや薬に頼るとは。恥さらしな!!」
正体は彼の「影武者」で、倒すとお馴染みのBGMと共にご本人が登場。
そしていつものように落下するかと思いきや ビリーが用意したと思われるヘリに乗り込み、
いつの間にか消えているビリーに続いて そのまま退場する。
なお、ある条件を満たすとビリーと共にチームメイトに加入するが、
彼らを仲間にした場合テリー達が仲間から外れるため、仲間にする際はよく考えて選んだ方がいい。
VIDEO
加入イベント(18:19~)VIDEO
+
その他出演
『
CVS1 』ではベガと対になる形でラスボスを務め、
プレイヤーに敗北した後はその場で止めこそ刺されなかったが
「私は決して情けを受けぬ!!」 と高笑いしながら、
自ら落下した 。
しかも落下する際
「もう一度貴様らに会う時・・・・ その時こそ・・・・!!」
と言い出すあたり、もはや
ギースは落下しても死なないというのは既定路線 で、
他のキャラでは追って来れない安全な脱出経路みたいな認識である。
もちろん『CVS2』では何事も無かったかのように続投。
『
SVC CHAOS 』では隠しキャラとして登場。
この作品では名乗る時に「このギース・ハワード」という、
ベガ に感化されたかのようなフレーズを用いる事が多い。
こちらではオロチの力をまだ諦めておらず、庵やゲーニッツに詰め寄っている。一方で
殺意の波動 に対しては全く興味を示していない
(天獅子悦也版『龍虎の拳2』において、闘争本能のみで技を繰り出す
龍虎乱舞 に価値が無いと断じた事に準じるなら、
まだ制御出来る可能性がある(ゲーニッツあたりは制御出来ていそうな)オロチの力はともかく、
殺意に支配される事が前提の殺意の波動は(
使い走りや捨て駒 ならともかく)組織のボスであるギースにとっては価値が無いのかもしれない)。
EDではベガ打倒後にシャドルー基地
(迎えに来たビリー達にタイランドへ向かうと言った事から恐らく『
ZERO3 』でサイコドライブのあった基地)を掌握。
世にも珍しい「シャドルーの髑髏マーク入りの椅子に座るギース」が見られる。
そして、SNKプレイモアきっての怪作 『KOF SKY STAGE』では、
ギースタワーから落下した時よろしく画面上方から落ちてくる という、あらゆる意味で異様な登場をしてきた。
どうしてこうなった!?
+
カッコよく登場したのに…
この始末☆
(しかもこの落下時のグラは単なる『初代』の流用では無く
わざわざ衣装を『3』基準に描き直している 上、
よく見ると、登場シーンや招待状を取る際に飛んでいるグラも
『餓狼SP』のドットを『3』に描き直している という手の込みようである)
仮に取った後は疾風拳で着地するつもりだったのだろうか
で、多くのSNKキャラが取り損ねた招待状を最後に手にしたのは
誰かというと… 。
後日改めて公開された第4弾DLCの使い方紹介動画でも、ディレクターの桜井氏に「(ギースの落下は)お約束」と言われている。
スピリットとしても登場し、「
ゼルダ姫 のぼうし+ビジネスマンのふく」コスチュームのMiiファイター(格闘タイプ)が対戦相手となる
(このコスチュームの組み合わせは『龍虎2』時代のギースが元ネタ)。
Miiは必殺ワザのカスタマイズが可能で、ギースが当て身使いなだけあり、当て身投げに相当する「カウンター投げ」が設定されている。
2017年11月30日には『
鉄拳7 』のDLC第二弾としてギースが参戦。
DLCには彼のステージ「HOWARD ESTATE」と若ギースのコスチュームが付属している。
デビル因子に興味を持ち、大会に参加した事が語られている。
性能面では先に参戦した
豪鬼 のように、独自のゲージシステムを搭載。
パワーゲージは『KOF XIV』と同様のもの(最大3本)が搭載され、1本消費する事でMAXモードを発動(発動中にEX必殺技が使用可能)、
2本消費する事で超必殺技を発動する。
前述の通り、ボイスはコング桑田氏とRichard Epcar氏の二者によって演じられている。
ちなみにRichard氏は『鉄拳』シリーズでも過去に『鉄拳6』のラスボスの
アザゼル を演じた事もある。
余談だが、『鉄拳』シリーズのプロデューサーである原田勝弘氏が自身のYouTubeチャンネルで語った所によると、
元々はギースではなく山崎竜二を参戦させる予定だったらしい。
+
inギャルゲー
恋愛SLG『Days of memorys』シリーズにも登場。原作同様悪役としての出番が多い。
第8作『風舞う都でつかまえて』では主人公の通う学校の校長であり、校内最強の存在で色々とやりたい放題。
特に地獄門ルートでは五重の塔から落ちたり(CG有)、「許るさーん!」などの名台詞を言ってくれる。
一応個別ENDが用意されているのだが、男キャラENDはBAD END扱いであるにも拘わらずCGが用意されているという破格の待遇。
そのCGでは(強制的に)配下にされた主人公がビリーのコスプレをさせられている。
なおビリーはビリーでちゃんといて後の作品にクリスマスパーティーの司会として登場したり、後日談小説に登場している。
第8作の半年後が舞台である第9作『世界で一番熱い冬』にも同様の設定で登場。
主人公は違う学校なのだが、二つの学校が合同でイベントを開催するため出番がある。
そしてまたも個別ENDでCGが用意されており、しかもそのENDの名前が「戦慄の魔王街」。
……本作のネタの密度には頭が下がるばかりである。
なお、
ナイトメアギース は『RBSP』や『KOF MI2』、『KOF MIA』で実際に登場するものである。
足元に揺らめくオーラが渦巻いていたり、影が無かったりなどの特徴から、一見「蘇ったギースの亡霊」のようにも見えるため、
よく勘違いやネタにされがちだが、『RBSP』『MI2』『MIA』の彼は悪夢、『RB2』では秘伝書の見せた幻であり、
『KOF'96』での復活は『3』での事を指しているとされている
*5 事から、ギース本人が
幽霊として出現した事は一度も無い 。
家庭用『KOF2002UM』に至っては生存したまま普通のギースとナイトメアギースが一緒に参戦しており、
同作でのナイトメアは単純に
強化版、本気を出した状態 と見て取れる。
この他に天河信彦氏による小説も存在し、
同氏による八神庵主役のスピンオフ小説『八神庵の異世界無双』のコミック版3~4巻に番外編として描き下ろされている。
+
漫画版
漫画版でも活躍は多く、特に天獅子悦也氏による『ギース・ハワード外伝』は高い評価を得ており、
公式にも「死んだはずのギースが秘伝書の見せた幻で現れる」設定が『RB2』に逆輸入されたほど。
また、LEO ADVER氏による『餓狼伝説 新たなる闘い』では、自らの身体をサイボーグへと強化しており、
装備されたロケットパンチで同作のオリジナルボス敵やジョーを瞬殺する力を発揮していた。
なお、この「瞬殺」と言うのは比喩でも何でも無く文字通りの意味 である。……流石にジョーの方は生きていたが。
+
奥技 鋼霊身!(ニマアッ
ボンボン餓狼でもラスボスとして登場するが、長らくシルエットのみで顔は描かれない一方
ヒゲが描かれてたけど単行本で修正されたり 、
タン大人との激闘を終えて疲労困憊したビリーがマンションに帰ると、わざわざ忍び込んで待ち伏せてビリーの首を締め上げたり、
ビリーにタン大人を殺せたかを確認する時には時代劇の悪代官っぽい口調で喋ったりと、やはりツッコミどころ満載
(「なにィ!? それは真実(まこと)だろうな」「この首即刻わしにさしだせい!!」等、
日本文化を誤解しすぎ である)。
そして終盤ビリーを始めとする刺客達全てを倒したテリー達を自分の
「館(どう見てもビルなのに)」 で迎え撃つ。
本作のギースは実力で勝るジェフ・ボガードを打ち破るために
催眠術 を会得しており、
まずはこれで操ったジョー東をテリーに差し向け、テリーがジョーを正気に戻したことでついに対面する。
タン大人の道場を破門されたギースは当然ながら気功を扱えないはずで、そこがテリー達の勝機だったのだが、
なんと独学で気功術を身に着けていたギースは、
鋼霊心 を発動して見せ、さらに指から
ビーム 気弾を発射してダックを瞬殺。
自分は虎であり、テリーのような狼が牙を剥く事は許すが、一度自分に仕えて敗北したような虫けらが自分に歯向かう事は許さんと豪語する。
そして怒りに燃えるテリーとの最終決戦が幕を開ける……のだが、しかし鋼霊身の際
半ズボンチックに服を破いてしまった ため非常にカッコ悪い。
あと烈風拳は
「裂風拳!!」 と誤字を見せ付けながらも使うが
当て身投げは使わない 。
当初は鋼霊心によって強化されたフィジカルでテリーを圧倒し、一方的に彼を打ちのめすが、
何度叩きのめしても立ち上がるテリーの姿に動揺し、やがて
「あ…?あ…?」 と恐怖を覚え始める。
本来、タン大人の教える気功術とは自分の気を高めるだけではなく、正しい心で周囲の気の流れを読み取りそれを己のものとする術。
ギースはテリーを滅多打ちにしていたつもりで、テリーにその"気"を奪い取られていたのだ。
そしてテリーの繰り出す真の気功術である『餓狼2』から逆輸入のパワーゲイザーを撃ち込まれ、ビルから吹き飛ばされて墜落死するのであった。
+
これから… これからだよテリー…
『3』では
天龍 の力を借りて「新(ネオ)ギース」として復活し、再びテリー達の前に現れた。
天龍の力を借りている為その実力は凄まじく、
あと衣装も原作準拠の袴に上半身裸なので格好良く
レイジングストームで自分達の居る最上階を「まるごとふっとばしやがった!!」と言わしめるほど跡形も無く吹き飛ばした。
本編では、まずテリー達の留守を守っていたダックを病院送りにし、その後の戦いでもアンディ、ジョー、
舞 を
軽く蹴散らしていた 。
しかしテリーとのリベンジマッチでは自分と互角以上に戦うテリーに圧倒され、またしても「あ…?あ…?」と震える中、
パワーゲイザーで叩きのめされ敗北するも、天龍の力を借りてさらに復活。
この時のギースはもはやギース本人ではなく天龍の化身とも言える状態で、自分を「魔王」と称し、
途中、まるで
ピッコロ大魔王 のようなパフォーマンスも見せるなどしながら、
厨性能で知られる ボンボンテリーに死を覚悟させるほどに追い詰めた。
だが
「俺達は父さんから諦めるという事は教わっていないぞ!!」 というアンディの応援で立ち上がったテリーは、
ひたすらギースの攻撃を耐え続け、業を煮やしたギースがレイジングストームを放とうと気を溜め始めた隙を突いて、
「お前が魔王なら、俺の拳はそいつを砕く神の拳(て)だ!」 とパワーダンクを炸裂させる。
これによってギースは地面に叩き付けられ、完全に敗北。
それでも諦め悪く三度天龍に力を借りて復活しようとするも、「お前はもうダメだ」と完全に見放され、今度こそ力尽きたのであった。
+
『若き狼の野望』
ボンガロのエピソード0とも言える外伝『若き狼の野望』では、ボガード兄弟とジェフ・ボガードの出会いと別れが描かれているのだが、
若かりし頃のギースも登場し、彼が何故悪の道に転落していったのかがストーリーの中心となっている。
かつてはジェフと共にタン大人の下で気功術を学ぶ、真っ直ぐなファイターであり、親友とも言える間柄だったのだが、
孤児であった自分がシュトロハイム家の子であり、サウスシティを手にすれば父に認められるとクラウザーに唆され、
それ故に道を踏み外し、帝王ギースとなる道を歩むことを決意したのである。
しかしそれでもまだタン大人やジェフへの恩義と警戒から二人を排除できないでいる事をクラウザーに指摘されたギースは激昂する。
「だまれ! この街はすでにおれのもの! おれが街の王だ!」
タン大人とジェフを排除できねばシュトロハイムを名乗る資格はないとクラウザーに嘲られ、
追い詰められたギースはタン大人の下に赴き、タン大人に自分の傘下に加わるよう求めるも、
タン大人から結局は父に認められたいが故の孤独をクラウザーに利用されているだけだと図星を刺され、やむなく彼を排除。
そしてタン大人に重傷を負わせた事で、ついにジェフとも完全に決別してしまう。
「おまえたちはさがれ こいつは……」
「おれ一人で殺る!」
怒りに燃えるジェフの実力を知りながら、あえて一対一での決闘に挑んだギースは、
自分を圧倒するジェフを「俺が超える事のできなかった男」「お前は強いよジェフ」と称賛、敗北を認めながら、
ジェフを倒すために覚えたという催眠術でその動きを止め、その瞬間に烈風拳を叩き込んで親友を惨殺したのであった。
本作のギースはタン大人、ジェフの二人から「いずれ正しい道に戻ってくれる」と信頼され、
ギース自身もまた二人を積極的に害する事はできず、「自分の下につけ」と共に歩む事を望んでいたが、
それでも結局は自分の弱さを認められず二人と戦う道を選び、それ故に大切な人々を自分の手で失ってしまうという、
どこか悲劇的で、しかし帝王として第一歩を歩み出す、悪役として完成されるまでの姿が描かれている。
加えてボンガロでは「屋敷に盗みに入ったビリーを叩きのめした事で、ビリーの実力を認め、またビリーに心酔される」という過去があるのだが、
この外伝では幼いビリーを常に供に引き連れており、またビリーからも忠誠を誓われている様子が描写されていて、
同じく盗みを行ったテリー・アンディ兄弟を咎めて引き取り、二人を育てて父として慕われるジェフとの対比のようになっている。
この外伝は「男なら誰でも強くありたいという夢をみる」というモノローグからスタートしており、
その意味において「強くありたい」と足掻くギースもまた、本外伝の主役たる「若き狼」の一人だったのだろう。
またボンガロに登場するギースは当て身投げを使わないのは前述の通りなのだが、
本作では「相手を催眠術で硬直させて、その隙に烈風拳を打ち込む」という形で、当て身投げのような行動を取っている。
+
わたしはギース あなたさまの復活の儀式をおこないこのときを待ち望んでいた者です!!
石川賢作の『餓狼伝説 戦慄の魔王街』では、大幅に顔が変わっているものの、武帝王の復活を企み暗躍していた。
が、雑魚とテリーを戦わせて消耗させた所を不意打ちしようと狙ったり、
どうも武帝王を復活させる理由が「面白そうだから」だったりとヤケに小物である。
そして極めつけは武帝王が復活した時で、口調からして完全に小物になりイラついた武帝王に一撃で跳ね飛ばされ、
あろう事か、宿敵であるはずのテリーに「ひぃ~!」と縋り付くなど、もはや原作のカリスマなど微塵も無かった。
その後は何故かテリーサイドでアンディと一緒に冷静にテリーと武帝王の戦いを実況したあと、そのままフェードアウトした 。
「お許しを! やつらが黄金宮にせまってきて時間がなかったのです」
余談だが、ギースのテーマ曲は意外とユーモラスなタイトルが多い事で有名。下に例を挙げる。
ギースにキッス(初代)
ギースにしょうゆ(餓狼SP)
ん?ギース(龍虎2・登場デモ)
ギースじゃ!!ィ(餓狼3・1ラウンド目)
ギースにちゅうして(餓狼3・2ラウンド目、RB餓狼)
ギースに肩こり(KOF'96)
ギースにしょうゆとオケヒット(RB餓狼2)
ギースにキッスをもう一度(KOF MI2)
ギースにマスタード(KOF2002UM)
高野豆腐にしょうゆ(KOFXIV)
ギースにしょうゆと酒少々(KOFXV)
何故ラスボスの曲がこの様なふざけたタイトルかというと、『初代』製作時に納期が間際に迫っており、
時間が無いまま適当に名付けた結果、それが開発者の間での通例になったかららしい。
しかし「和」のテイストを漂わせるハードロック調で、数ある格ゲーのボステーマの中でも抜群の人気を誇る。
ちなみに作曲者は『
豪血寺一族 』で数々のボーカル曲を手がけた田中敬一氏である。
原作中の性能
初代『餓狼』ではCPU専用キャラであり、ラスボスに相応しい凶悪な性能を持つ。
地を這う
飛び道具 「烈風拳」と前述の「
当て身投げ 」でプレイヤーを苦しめた。
この頃の烈風拳は
ドット 自体はテリーの
パワーウェイブ の
カラー を黄色から水色に変えただけのコンパチだが、
それとは違って画面端まで進む上に、火力も非常に高かった(一発で3割ほど喰らう)。
また、同作のギースが使う当て身投げには、実は
相手の攻撃を受けて成立させる当て身投げ
近距離にいる相手を掴んで投げるいわゆるコマンド投げ バージョン
の2種類が存在する。
コマ投げに失敗モーションが存在せず、CPUは相手の攻撃行動に合わせて使って来るためプレイヤーには違いが分からないが、
内部的にはそうなっているのである。
相手の攻撃を受ける当て身投げは上・中・下段、ジャンプ攻撃、さらに
飛び道具 まで…と要するに投げ以外の全ての攻撃を受けられる。
さらに当て身中は無敵なので投げる事も出来ないというあまりにも無法な性能。
コマ投げバージョンの方もこれに輪をかけてぶっ壊れており、なんと
無敵を無効化する 。
…どういう事かというと、
「相手がどんな状態でも」投げられる 。
ダウン中だろうが起き上がり中だろうが無敵のある技を使っていようが、間合い内なら投げられるのである。
上記のコマ投げじゃない方の当て身投げとかち合ったらどうなるかって?もちろんコマ投げが勝ちます。
一見このコマ投げだけで
永久 が成立しそうに見えるが、相手が投げを食らった後だと技が出ないようになっているためそこは安心。
もっとも、起き上がりに重ねられると脱出不可能なので、
詰み である事には変わりないのだが。
彼がプレイアブルで使えるようになったSFC版及びMD版ではさすがに調整され、特に飛び道具当身は出来なくなっているのだが、
SFC版では「当て身投げ」を字義通りに解釈したのかコマンド投げにされ、リーチ自体はオリジナルより上昇(非接触でも投げれる)。
MD版は非常に変則的な技で、まず
コマンド が
「Nタメ のあと←+C」 (Nタメはスティックを倒さない状態の事)。
要するにギースを少し棒立ちにさせ、相手が触れた時(攻撃してなくても)に←+Cを入力すると、つかんで投げてしまう。
これらに加え、普通に高性能の烈風拳もあるためかなりの強キャラだったが、あくまで家庭用移植のためかあまり問題にはされなかった。
『餓狼SP』では、上記の当て身投げも調整され威力の減少や技に応じた使い分けが必要となり、
さらに新たに空中飛び道具「疾風拳」が追加され、そして超必殺技「
レイジングストーム 」が使用可能に。
さらにシリーズを重ねるごとに、当て身の種類が増えたり、突進技「邪影拳」やレイジングストームの上位版「サンダーブレイク」、
乱舞系潜在能力「
デッドリーレイブ 」、投げ系潜在能力「羅生門」などが追加されたりした。
ちなみに「
真空投げ 」は、作品によって通常投げだったりコマンド投げだったりする。
『餓狼』シリーズでは性能自体は高くても当て身投げを始め気軽に使える技が少なく、超必殺技の入力も難しいため上級者向けとされ、
主に烈風拳などの飛び道具で牽制しつつ、邪影拳や真空投げなどで確実にダメージを取るというスタイルが基本。
『RBSP』では、CPU専用だったナイトメアギースそのものの性能であるため、
烈風拳が相手の飛び道具を貫通し、
ダブル疾風拳を空中で2連発可能=
一度に4発の飛び道具をノーリスクで撃てる など飛び抜けた強さを誇り、
後の弾幕キャラもかくやの制圧力を持つ。影が無いのが特徴。
『DM』になって少し弱体化したが、まだ最強キャラに近い。
『RB2』では、疾風拳と邪影拳が削除され、雷鳴豪破投げが必殺技に格上げされ、
コマンド投げとなった真空投げと、潜在能力の「羅生門」が追加され
投げキャラ となった。
「雷光回し蹴り」で前進→空
キャンセル コマンド投げ(雷鳴豪破投げも可)の通称雷光投げが主力。
『KOF'96』では、仕様上飛び道具が飛ばなくなった。パワーMAX時に登りジャンプ強P×nが永久になるが、それでも下位クラス。
『KOF'98UM』では、表キャラが『'96』に近い性能、裏キャラが従来通り飛び道具が飛ぶ仕様になっており、
超必殺技はレイジングストームが表裏共通で使える(ただし形状が違う)のに加え、表がデッドリーレイブ、裏が羅生門を持つ。
表裏共に強キャラとされる。
家庭用『KOF2002』ではゲーニッツや
暴走庵 と共に隠しキャラで登場。ただし性能は後述の『SVC CHAOS』からのほぼコピペ。
家庭用『KOF2002UM』では、通常のギースとナイトメアギースが共演を果たす。
通常版は
隠しキャラ ながら程良い強さだがナイトメアの方は理不尽なまでに強く、
さらにネスツ編と何ら関係無いのに「家庭用チャレンジモードにおける最後の隠しボス」的ポジションであり、
プロデューサーであるネオジオ博士の異常なまでのプッシュ(及びスタッフの冷めた一言)も相まって、
「ぼくのかんがえたさいきょうのぎーす」 と揶揄される。
『KOFXIV』では、CLIMAX超必殺技に昇格されたレイジングストーム以外の超必殺技と邪影拳がオミットされ、
新技として必殺技に不動拳(阿、鑁、吽に派生)、超必殺技に
ファイナル烈風拳 雷轟烈風拳や鬼煩悶が追加。
同作では不動拳が邪影拳に代わる連続技の主体となっている。
『CVS1』『PRO』では、『'96』とは逆に表キャラは烈風拳が飛び疾風拳が使用可能、裏キャラは烈風拳が飛ばない代わりに邪影拳が使用可能。
『CVS2』では前作の表裏が統合され、全体的に動きが重いが攻撃力が高く、「
Kグルーヴ 」ならその性能を最大限に発揮出来る。
怒り状態ではデッドリー9段止めを利用した
気絶 →即死を狙える危ないキャラに。
『SVC CHAOS』では隠しコマンドで使用出来る隠しキャラの一人として参戦。
ぶっ飛んだ性能の雷光回し蹴りやレイジングストームを筆頭にどこキャンによる強力なコンボにも恵まれ、暴走庵と共に最強クラスのキャラとして猛威を奮った。
詳しくは
こちら 。
参戦作品の多さもあって性能の傾向や戦法は作品によってまちまちではあるが、
ほとんどの作品において共通しているのは
通常技 の性能が良く、差し合いに強い傾向にあるという点である。
これは理不尽なレベルの弱キャラ調整を受けた『'96』ですら例外では無く、通常技による差し合いや牽制能力だけを見ればむしろ性能はいい方であった。
まあ
寝たきり老人 や
脚(力)がグンバツの女 にはあまり優位に働かなかったが…。
唯一明確に例外と言えるのは『RB2』で、投げキャラ化という大胆な調整に伴い、通常技の
硬直 増加や
判定 の弱体化など劣化が目立つ調整を受けている。
一方で真空投げを始めとするコマンド投げや、キャンセルフェイント技と呼ばれるスキ消し行動が強力で、
これらを組み合わせた戦法が奇襲性やガード崩し能力に極めて優れていたため、守りが強い『RB2』においては文句なしの強キャラである。
また、コマンド投げでこそないものの、『3』の真空投げも投げ間合いが尋常じゃないくらい広く、
投げというかほとんど
やたら発生の早いガード不能のしゃがみパンチ みたいな性能であった。
MUGENにおけるギース・ハワード
MUGENでも屈指の人気キャラで多数作成されており、アレンジや改変も多い。特に動画では下記のものが多い。
殆どのギースが多くの魅せ技を持っており、字幕職人がその腕を披露してくれる。
餓狼1、餓狼SP系
+
リン&バット氏製作 餓狼1仕様
infoseek無料HPサービス終了に伴い、現在は入手不可能。
原作の動作は全て入れられているが、2ラインは廃止され、純粋な1ライン仕様になっている。
原作での相手を別ラインに飛ばす『スウェー』は相手を吹き飛ばすだけになっている。
攻撃力は全体的に原作よりも抑えめながら、技の性能はほとんど原作準拠。
ただ、原作と違う点もあるので注意(特に必殺技の性能は少々アッパー調整されている)。
烈風拳に長い無敵時間があり、某大会ではこれを利用して全画面攻撃を回避する姿が見られた。
当て身投げ の構造は本家NEOGEO仕様であり、相手の攻撃関係なしに範囲内にいれば容赦無く相手を投げてしまう。
しかも、出す時のポーズが
ニュートラルポーズ なので、
AI 戦ならかなりの脅威に成り得る。
その上、吹き飛び中の相手も掴む事ができ、当て身投げ→バウンド→当て身投げというコンボも決めてくる。
また2本先取した直後、ゲーム進行がスローとなって画面が暗転し、
気絶 状態となる。
ここで何らかの攻撃を当てるとビルから落下するという、餓狼1の
特殊KO が再現される凝った仕様
(どんなステージでもビルから落下するので状況によっては非常にシュールな光景になる)。
また、攻撃しないと自然に倒れてKOとなる。
ikki氏による外部AIが製作されていたが、最新版非対応かつこちらもDL不可。
某大会で見せた10割コンボは視聴者に衝撃を与えた。
+
実は…
実は烈風拳の無敵や当て身投げ10割コンボはikki氏のAIとの不具合で起こったバグで、
最新版の本体だけで試すと烈風拳時に無敵が無かったり、当て身投げでバウンドした相手を捕らえない事が分かる。
+
MASA@DAS氏製作 餓狼SP仕様
WinMUGEN版とMUGEN1.1版の両方を公開していたが、
2017年2月のJ:COMのWebSpace終了によるサイト消滅により、現在はマムル氏が代理公開している。
氏のキャラだけあって非常に再現度が高く、ゲーム中に出せる技表も完備。
2種類のモードがあるが性能に変化はない。ただボスモードだと原作の襖イントロが再現される。
餓狼SPでの高火力は若干抑えられており、歩き小パン永久も削除されている。
7Pカラー以降だとアレンジ仕様になり、背景にPちゃんが着いて来たり、
超必殺技の体力制限が解除されたり、必殺技が色々強化されたりする。
tokume氏、お茶氏によるWinMUGEN版用AIが公開されている。
+
Brergrsart氏製作 Flock of Falling Father Figures
Brergrsart氏製作 Flock of Falling Father Figures
桐生さん や
Stretchy Limbs 等のカオスなキャラで知られるBrergrsart氏のギース。
かの有名な『初代』における転落シーンから発展したネタキャラで、
方向キーで相手に狙いを定めて攻撃するとギースが降ってくるという独特の仕様(この
スナイパー と若干性能が似てる)。
見事に狙いを定めると体力に関係無く一撃でKOする事ができるが、狙いを外すとそのまま即死するので注意。
RB餓狼系
+
アフロン氏製作 RBSP仕様
『RBSP』のナイトメアギースをベースに製作されているが、全体的にアッパー調整。
相手の飛び道具を貫通する烈風拳、空中で2回計4発放てるダブル疾風拳、
移動速度が速くガードされても隙が無く、飛び道具を消せる邪影拳など、その性能は非常に高い。
またポリ餓狼の虚空烈風斬や潜在レイジングストームなどの技が追加されている。
攻撃力も全体的に高く、何とか体力を減らしてもあっさり逆転される事もしばしば。
J・J氏によるAIが公開中。日影氏の高性能なAIもあったが、OneDriveの仕様変更により現在はDL不可。
2012年11月2日にペパーミント氏によるAIが公開された。
+
べた氏製作 ヘルマスターギース
上記アフロン氏のナイトメアギースを改変した神キャラ。
名前が似ているがマスターギースとは無関係(あちらはDavid氏の改変)。
F1無効、直死以外即死無効、攻撃ガード不能、常時ヘルパーアーマー、ステ抜け、OTHK、超即死などを備えている。
+
FLAM氏製作 RBシリーズ仕様
上記アフロン氏のナイトメアギースの改変で、初代『RB』のようにオーラを縫っていない。
『RB』シリーズのキャラを作っているトラ氏のようなMIX仕様となっており、ラインも完備。
1~3Pカラーでは『RB2』を元に、『RBS』Pの性能の技や『RBSPDM』の小ネタやら『RB2』の特殊な仕様を入れたRBモード。
4~5PカラーではFLAM氏の『RB』キャラのAIと同じく、ゲージが『RB』仕様ではなくなるアレンジモード。
6Pカラーではゲジマユになり、BS・超必殺技・潜在能力が使い放題になる。
7~12Pカラーでは氏が「原作のナイトメアギースがこうだったらなぁ」と考えて改変したボスモードになる。
優秀なAIもデフォルトで搭載されており、非常に完成度が高いキャラとなっている。
+
トラ氏製作 RB2+RBSP+RBSPDM+無印+餓狼3仕様
トラ氏・RB2+RBSP+RBSPDM+無印+餓狼3仕様
上記FLAM氏のギースの改変。つまりアフロン氏のギースの孫改変キャラ。
イントロ時に1か2ラインどちらかを選択、1ライン時は『RBSPDM』のシステム
クイックアプローチが使用可能。2ライン時は『RB2』のラインシステムとなる。
カラー11と12はゲージが徐々に増加する(体力半分以下で増加速度が上がる)。
スイッチでRB2モードとナイトメアモードを切り替え出来る。
RB2モード時は1ライン時にクイックアプローチが使える他は、完全に『RB2』仕様。
ナイトメアモード時が少し特殊で、『RBSP』のギースにあった足元のエフェクトが出現し、
『RB2』の技に加えて、『RBSP』のCAや必殺技特殊技、『RBSPDM』のファイナルインパクトや「阿修羅疾風拳」、
無印『RB』の必殺技やいくつかの通常技やCAや「裏雲隠し」、
『3』のいくつかの通常技と投げと潜在レイジングストームが追加されるようになる。
FLAM氏のギース自体がアフロン氏の改変であるためか、アフロン氏の「虚空烈風斬」も使用出来る。
潜在版レイジングストームは、原作のように体力半分以下で1ラウンド1回までしか出せないが、ゲージを必要としないという仕様。
AIは入っていないがドルジ氏のAIが公開されている(2016年1月11日時点)。
RB2モード、ナイトメアモード両方に対応している。
AIレベル、ライン数、クイックアプローチの使用頻度も設定可能。
+
TERRA氏製作 RBSP&RB2仕様
氏のサイトで公開されていたが、現在はDLリンクが無効となっており入手不可。
『RBSP』性能、『RB2』性能の二つのバージョンが用意されており、カラーによって切り替えが可能。
ライン移動関連は撤廃され、完全な4ボタン仕様に。
性能などはほぼ完全再現。
+
David氏製作 RBSP+アレンジ
氏のキャラらしく、かなりのアレンジが施されている。AIも搭載済み。
+
キャノン娘氏製作 マスターギース
上記のDavid氏のギースを改変したもの。David氏のギースの時点で既にアレンジ系だが、そこへさらにとてつもないアッパー調整を加えている。
製作者曰く「願望剥き出しで作ったので尋常ではない強さになりました」との事。
異常に弾速が速い上にダウン中の相手にも当たる烈風拳や虚空烈風斬、間合いがやたら広くダメージも高い真空投げ、
アーマー相手には数十ヒットする前方集中型・全方位防御型二種類のレイジングストーム、
発生位置はランダムだが1ヒットで約8割・2発以上当たれば即死のサンダーブレイク、
即死技 のデッドリーレイブ、
発動条件が厳しく発生は遅いが
全画面判定 に近い攻撃範囲の上にガード不能&即死&無敵のファイナル・レイジングストーム等々、どの技も非常に高性能。
さらにゲージ数は6有り、常時自動回復するため4~5ゲージ技も平気で乱発出来る。
おまけにそれらを活かすAIが標準搭載されており、ニコMUGEN初期から
狂キャラ の代名詞として活躍している。
高性能な飛び道具・投げ・当て身・即死・アーマー殺しなど多彩な攻撃手段を備えているため、さらに格上の相手に勝てる事も。
ゲージ最大時に当て身投げの「Nice fight!」の声を聞いたら死亡確定と思ってほぼ間違いない。
タッグ戦の場合、相方によってはゲージ最大数が足りなくなり、上位技が出なくなるので注意。
攻撃性能が充実している反面、意外と無敵技が少ない上、(バックステップは無敵で、ガードキャンセルも優秀だが)
狂キャラお馴染みの体力回復や
スーパーアーマー などの防御機構はおろか、緊急回避や前転のようなシステムも持たない。
そのため
並キャラ でマスギを倒す
攻略動画 や、絶望的な戦力差を覆して
息子 が見事一矢報いる
ストーリー動画 も存在し、
後者はそれにちなんだ
特殊イントロ が搭載された。
製作者によれば「狂の門番ではなく凶の最上限」との事で、マスギを超えられれば凶ランクを突破して狂ランクに挑戦開始という位置付けか。
……あれ?これって門番
AIレベルは6段階から選択可能で、レベル4が従来と同等。
レベル1では超必、投げ、当て身、ダウン追い討ち等を行わず、相性にもよるが強キャラでも撃破出来る強さに。
レベル2からレイジングストームや当て身投げ、ダウン後の追い打ちを使い出し、マスギらしい動きを見せながら凶悪すぎる技は使わない。
レベル3から真空投げを解禁、追い打ちに虚空烈風斬が加わる。デッドリーレイブやサンダーブレイクだけ勘弁という場合はここに。
レベル4から羅生門・サンダーブレイク・デッドリーレイブが登場する。「基本技を空キャンセルして当て身投げ」という行動もここから。
レベル5からデッドリーレイブのためにゲージを温存するようになり、終盤の一発逆転性が高まる(その為、羅生門は実質封印)。
レベル6でファイナル・レイジングストームを使用する。ゲージを溜めたまま追いつめられると大逆転を起こす可能性も。
このレベルでは運が良ければ
マスター守矢B-Style (12P)まで倒してしまい、最早狂の門番とは言えない強さになるので大会に出す際は注意。
「門番」と言えるのは、旧来のレベル4だろう。
なお、出来る限り動画では最新版を使って欲しいとの事。
2003年の初公開以来19年間に渡ってデフォルトAIで戦い抜き、
その強さが「狂ランク」としてMUGENにおける一つの基準点となっていた不動の重鎮だったが、
2022年10月末、ついにtest(udo)氏によって外部AIが製作された。
レベル6になると永久コンボを使用してくる。今までずっと自重してたのかよこの人
+
Don Drago氏製作 ALL-in-1
氏のサイトは閉鎖されているが、現在はMFGのフォーラムにて代理公開されている。
下記の4-in-1と同様、カラーによってコンボやMAX発動等のシステムを選択でき、また、全てを合わせたMIXモードもある。
グラフィックのベース『はRB』シリーズだが、エクスプロージョンボールやレイジングデッドエンド等レアなものも含め、歴代の全ての技を使える。
また、烈風拳や疾風拳などはランダムで色々な作品のボイスが出る。
『餓狼SP』の異常に範囲の狭いレイジングストームはゲージを使用しない通常の必殺技となっており、威力もかなり低い。
さらには若ギースを呼び出してコンビネーションを決めるダブルアサルト等、製作者の愛をひしひしと感じられる出来である。
別パッチでイントロとエンディング、
40種類 のACTファイルも用意されている。
Drago Groove(Don Drago氏キャラでお馴染みの独自システム)ではないが、
氏の他キャラ同様に8段階AIも搭載されているため、動画での出番も中々多い。
某動画 の影響から
「きれいなギース 」 なんて呼ばれる事も。
+
Tommy-gun氏製作 可変モビルフォースみっしまーえっくす
Tommy-gun氏製作 可変モビルフォースみっしまーえっくす
MUGEN1.0以降 専用。
Sexx on wings や
American idiot 等の
仮面ライダー 要素を含んだ謎キャラを多く手掛けるTommy-gun氏によるアレンジキャラ。
「13年目の亡霊とも呼ばれる謎の兵器を搭載した可変型モビルフォース」 との事だが、
どう見ても
三島平八 っぽい髪型をしたギースであり、技構成もギースと平八の技を掛け合わせたものになっている。
ボイスも同氏の改変キャラであるThe Mask of Eroもとい
ピエール のものを使用しており、
パイロットは
『特命戦隊ゴーバスターズ』 に登場する
エンター&エスケイプ という色々カオスなキャラである。
KOF系
+
jin氏製作 KOF仕様
『NBC』のドット絵だが、システムは『KOF』仕様。
ナイトメアギースとして製作されており、足元にオーラが渦巻いており、バックステップ時に残像が浮かび上がる。
強めに作ったらしく、モード問わず全体的に隙が少ないなど性能はかなり高い。
裏モードではオーラの色と技が違っており、デッドリーレイブもロック技になっている。
さらに、『RBSPDM』での隠し技「阿修羅疾風拳」も使える。
斑鳩氏によるAI+改変パッチも公開されている。
導入するとナイトメアのオーラが消え、通常のギースとなる。
高かった性能も大幅に落とされ、2011年の更新から技構成が『KOF'98UM』風(1~6Pが表、7~12Pが裏)になり、
完全に別のキャラとなっていたが、現在は公開停止中。
日影氏(最新版非対応)のAIも存在したが、OneDrive解約により現在はDL不可。
sk氏のAI+改変パッチも存在し、氏がJ・J氏のHPから独立した際に代理公開ページが消失し更新待ちなのだが、
実はリンクが消されただけで代理公開ページその物は残っているため、入手は可能だったりする。
+
Ehnyd氏製作 KOF'98仕様
上記のjin氏のものを『KOF'98』風に改変したもの。
+
KoopaKoot氏 & K.O.D氏製作 KOF+アレンジ仕様
KoopaKoot氏 & K.O.D氏製作 KOF+アレンジ仕様
『2002UM』のギースを基本に様々なアレンジを施している。
スキルバーを持ちドリキャンが可能で、MAX発動などはないのでシステム的には『XI』に近い。
歴代の技ボイスを追加しており、また飛翔日輪斬などの若ギースの技も追加されている。
裏モードとして、「ぼくのかんがえたさいきょうのぎーす」 と名高い『2002UM』版ナイトメアギース仕様になる。
異常なスピードの烈風拳は必見。
デフォAIは対人向けで、原作のような超反応全開ではない有情なものになっている。改変自由。
斑鳩氏のAIが公開されていたが、現在は公開停止。
+
斑鳩氏製作 KOF仕様
現在は公開停止。
氏の他キャラ同様『'98UM』のギースを基にスーパーキャンセルやドリームキャンセルを搭載。
デフォルトで8段階に調節可能な高性能AIも搭載されている。
『'96』のMAXレイジング搭載(但し色は青)、『2002UM』仕様の虚空烈風斬も搭載されているが、何故か当身技では無くロック式の乱舞になっている。
AIは雷光回し蹴りを空キャン~コマンド投げ(雷光投げ)を多用してくる。
現在は公開されておらず、無断での動画使用は禁止されている。
また、さる氏がドットをD4化するパッチを自身のOneDriveにて公開している。
+
斑鳩氏製作 KOF'98仕様
上記のアレンジ仕様の公開停止後に新たに公開されたギース。
システムは『'98』を再現しており、イントロでアドヴァンストモードとエキストラモードの選択が可能。
しかし技構成は「頂上決戦最強ファイターズリスペクト」「'98UMではなく'98無印仕様」との事で、『'98UM』とは大分異なっている。
AIはデフォルトで搭載されている。
+
民名書房氏製作 4-in-1
性能を『'96』、『SVC』、『RB餓狼』、ナイトメアの4種類から選択出来る。
また、システム関連も『'98ADV』、『'98EX』、『2001』、『2002』から選択でき、その完成度は高い。
現在、本体は代理公開していたサイトの消滅により入手不可だが、改変・転載自体は自由。
AIは搭載されていないが、青村氏のAIが存在する。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴うサイト消滅以降は、hamer氏によって代理公開されている。
+
Don Drago氏製作 4-in-1
その名の通り、4体のギースが1キャラにまとまっており、『餓狼』仕様、『KOF』仕様、若ギース、ナイトメアギースの4種類が楽しめる。
2月の更新で大幅に仕様が変更され、その際にKOFモードが『’98UM』の表風のmelee(乱戦)型と裏風のEX型に分かれ、
実質5-in-1となっている。
そのため若ギース型がデフォルト状態では選択出来なくなった(セッティング変更でEX型と入れ替え可能)。
付属のAIも4段階まで調節可能で、最大まで上げると
超反応 の当て身を多用し、
モードによっては追い討ち投げを決めてくるのでかなり強烈。
上記のALL-in-1同様、現在はMFGのフォーラムにて代理公開されている。
+
Koopakoot氏製作 スーパーナイトメアギース
Koopakoot氏製作 スーパーナイトメアギース(SNGeese)
現在はDL出来ない模様。
開幕イントロで鋼霊身を使う、声に妙なエフェクトがかかっている、レイジングブレイクを3回連続で当てたり、
当て身投げでとんでもない高さまで吹き飛ばすなど、御乱心としか言いようがない凶悪な技を持った凶キャラ。
+
41氏製作 KOF2002 UM仕様
MUGEN1.0専用。「技、フレーム数、基本性能は98UM裏ギース」「それを2002システムで動かす感じ」との事。
AIは入っていないが、語るスレ用小物ロダにメタルチョーカー氏の外部AIがアップロードされている。
+
アンバサ氏製作 KOF'98UM ナイトメア仕様
1P~3Pが『'98UM』表。4P~6Pが『'98UM』裏。
をベースにそれぞれ歴代出演作の必殺技を混ぜ合わせたモノ。
スタートボタンを押しながらだと裏表MIX仕様とナイトメアモードになる。
ナイトメアモードはランク狂クラスで並みのキャラクターでは手も足もだせない性能に。
グラフィックはICBM氏が描き変えた『KOF2000』風で上半身裸。KOF本家で操作したかった……。
AIは未搭載だが、誠治氏による外部AIが2014年1月5日に公開された。
簡易ながら11段階にAIレベルの調節が可能。
+
しょうゆ氏製作 アレンジ仕様
上記アンバサ氏版のドットを使用したアレンジ仕様で、歴代の必殺技を数多く取りそろえている。
1ゲージ消費で出せるEX版の必殺技がナイトメアギースをイメージしたものになっており、
通常のギースとナイトメアギースの総合版のような性能( PotS氏のCVSアレンジに近い)。
リョウや
ロバート など、他のしょうゆ氏製作キャラと乱舞技同士をぶつけると特殊演出が発生する。
AIはデフォルトで搭載されている。
+
Vans氏製作 アレンジ仕様
アンバサ氏のものとはまた違う形で上半身裸に描き変えられており、
KOFのドットだが袴に直線状のラインがあり、裾の部分が違う色になっている。
アンバサ氏の方は餓狼SPのように腰に脱いだ衣服が残っているが、こちらはKOFそのままで衣服は無い。
ニュートラルポーズでは足下にオーラがあるのでナイトメアっぽく見えるが、性能は普通のギース。
デッドリーレイブに普通の1ゲージ版と、基本技連発→ダブル烈風拳連発→邪影拳→雷鳴豪破投げと繋ぐ3ゲージ版があるのが特徴。
AIは搭載されていないようだ。
+
OPIRUS氏製作 KOFMLV2 ナイトメア仕様
OPIRUS氏製作 KOFMLV2 ナイトメア仕様
MUGEN1.0専用。他のナイトメア仕様と違い、肌が紫色になっている 。
雷鳴豪破投げのダメージが大きく、ボイスも「出直せ!」 と言う。
デフォルトで高性能なAIが搭載されており、相手をダウンさせてからの雷鳴豪破投げを決めてくる。
+
RYO2005氏製作 ROTDギース
『KOF』ドットを用いた、氏お馴染みの『
ROTD 』アレンジ。
shao氏による外部AIが存在していたが、現在は公開停止。
+
Codarus氏製作 KOFアレンジ仕様
『NBC』ドットを用いた、正統派アレンジ。
0.5ゲージ消費でEX必殺技が使用可能で、『初代』仕様の烈風拳やナイトメア風の邪影拳などが使用可能。
3ゲージ技にはデッドリーレイブに加え、『2002UM』の潜在レイジングストームも搭載されている。
AIはデフォルトで搭載されている。
+
モジャック氏製作 轟く雷鳴のギース(サーキット・ギース)
モジャック氏製作 轟く雷鳴のギース(サーキット・ギース)
KoopaKoot氏&K.O.D氏のギースの狂化改変キャラ。
名前の通り電気をテーマとしており、技の名前やエフェクトに電気の要素が取り入れられている。
2014年2月の初公開時は「サーキット・ギース」名義であったが、同年12月の更新で現在の名前となり、性能も大幅に変化した。
高威力のゲージ技とゲージ上昇の速さが売りであり、高性能な当て身や必殺技からゲージ技に繋げるのが基本戦法。
2Pカラー以降は「受けたダメージ×カラー」分のダメージをゲージに変換する特性を持ち、大ダメージを受けてもゲージ技で逆転しやすい。
さらに7Pカラー以降はゲージMAX時に受けたダメージ分のゲージもストックして減ったときに補充するようになり、
10カラー以降は投げ技などでステートを奪われている間にゲージが自動上昇するようになる。
全カラー共通でゲージ量に比例して攻撃力も上がるため、ゲージが溜まっていれば滅法強い。
AIはデフォルトで搭載されており、AIレベルを2段階から設定可能。
AIレベル2では壁際で飛燕失脚または雷光回し蹴りから永久を行うようになる。
強さはコンボ補正がかかる(AIレベル1のみ)1Pで凶上位、2P~4Pで
エルクゥ と互角の狂下位、
12Pで
ルガール2nd (12P)と互角の狂中位~狂上位の中間程度。
+
kotori氏製作 Geese-Kai
若ギースの衣装を着たKOFギース。元ネタは『鉄拳7』の追加コスチュームだろうか?
システムは『KOFXI』風になっており、スパキャン・ドリキャンが可能。
お馴染みの烈風拳や当て身投げなどの壮年期の技はもちろん、飛翔日輪斬やエクスプロージョンボールといった青年期の技も使える。
ちなみにサンダーブレイクは投げ技に、デッドリーレイブは目押しでなく単なる乱舞技になっているなど、幾分アレンジされている模様。
いずれも火力が高く、烈風拳にはアーマーが付くなど技性能も非常に優秀で、各種エフェクトも派手で見栄えが良い。
特に3ゲージ技の羅生門の威力は凄まじく、体力を7割以上吹き飛ばす程。
加えて最大ゲージ数が5本と多く、ゲージ回収率も非常に高いので、気軽に超必殺技を繰り出せるのが強み。
ドリームキャンセルを駆使すれば「デッドリーレイブ→デッドリーレイブ(強化版)」なんて贅沢な芸当も可能である。
ただし、Readmeをテキストファイルで開くと文字化けしてしまう上、コマンド表の類も付属していない。各自cmdを開いて確認しておこう。
AIは非常に強力なものがデフォルトで搭載済み。
一度コンボに持ち込めば瞬く間にゲージを回収し、軽く4~5割は奪い去る恐るべき火力を誇る。
当て身投げの精度も高く、さらにそれをコンボの起点にしてくるのだから始末に負えない。迂闊に仕掛ければ死あるのみ。
ゲージが潤沢にあればドリキャンや羅生門も容赦なく叩き込んで来るため、並のキャラなら瞬殺されてしまう事だろう。
おまけに4P以降になるとゲージが自動回復するという鬼畜っぷり。
また、AI操作時限定の技として、疾風拳を乱射して起き上がりに重ねて来たりもする。
想定ランクは1P~3Pが凶上位~狂下位、4P~6Pが狂下位~狂上位との事。
なお、このキャラはdefファイルを変更する事によって新旧両方のMUGENで使用出来るのだが、WinMUGENではAIが常時起動なので注意。
また、1ゲージ技の強化版烈風拳が画面内を往復する という、仕様なのかバグなのかよく分からない怪現象が発生する事がある。
参考動画。相手次第ではえらい事になったり(16:12~)、 逆に自分が不利になったりする(20:47~)模様
+
AnimugenZ氏製作 Geese Kai
上記のGeese-Kaiを改変したもので、AnimugenZ氏が手掛けるアレンジシリーズ「KOF XI UM」の内の一体。
新MUGEN専用との事だが、WinMUGENでも問題無く使用可能である。
なお、何気に名前から「-(ハイフン)」が削除されているので、登録の際に改変元と被る心配は無い。
元々が『KOFXI』に近い仕様だったためシステムなどに大きな変更は無いが、
新たにゲージ溜めが追加されている他、火力も全体的に調整され、大分マイルドになった。
とはいえ技の性能自体や優秀なゲージ回収力はそのままなのでご安心を。
ただし、一部の技のコマンドが変更されており、かつReadmeに書かれているのも改変元からの変更点のみなので、
詳しい操作方法は各自cmdを開いて確認されたし。
AIは未搭載。
CVS系
+
悪咲3号氏製作 CVS2仕様
氏の引退により長らく入手不可であったが、現在は2022年4月の活動再開に伴い再公開されている。
基本的には『
CAPCOM VS. SNK 2 』仕様だが、優秀なAIがデフォルトで搭載されており、
EXモード としてナイトメアギースも搭載。
MUGEN ワールドカップ・FINAL を初め、数々の名勝負を繰り広げてきた。
また、ゲジマユルールだとデッドリーレイブを容赦無く連発するので、このギースの為だけにルールが改正された。
外部AIは大艦氏、HEESEY氏、railgunMKII氏、ホルン氏によるものが存在するが、最新版に対応しているのはホルン氏のもののみ。
大艦氏AIは邪影拳→近立強P連打で5~6割は持っていく強力な
オリコン を決めてくるのだが、
いかんせん見た目がシュールなので
「暗黒盆踊り」 と呼ばれた
(「暗黒盆踊り」の元ネタは『
ゼノギアス 』の主人公フェイが最後に覚える超必殺技「超武技闇勁」の愛称)。
ホルン氏AIは恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、
ブロッキング &
ジャストディフェンス 頻度、グルーヴの設定が可能。
想定ランクは強~凶下位との事。
railgunMKII氏のAIはフリーティケットシアター終了に伴うサイト消滅により現在入手不可。
こちらは裏モードのナイトメアギースのみに対応している。
○おすすめコンボ
基本的に
目押し が出来ないと何も繋がらないので要練習。
コマンド
備考
屈A→屈B→邪影拳 近立A→近立Z→邪影拳
密着状態からの基本。めくり空Bから狙おう。 裏モードのナイトメアギースなら強邪影拳も繋がるが、表ギースの場合は中邪影拳でギリギリ、 強で繋がらなくなる。立強Pから直接繋げば強邪影拳は表裏に関わらず入る。
屈A→屈B→デッドリーレイブ9段止め →近立A→近立Z→強邪影拳
ギースを使う上でマスターしたいのがデッドリー9段止め。 9段目の雷光廻し蹴りの仰け反りが長く、かつ前進しつつ繰り出すため 密着状態でギース有利な状況が確定する。ここで通常攻撃→邪影拳で〆る事で よりカッコよく決められる。トータルダメージが劇的に変わるわけではないので、目押しに自信がなければ 10段目のフィニッシュを出してもいい。
+
PotS氏製作 CVS2+アレンジ
お馴染みPotS仕様のギース。
他のキャラの例に漏れず、歴代の技を全て網羅している。
EX烈風拳のエフェクトが『餓狼1』風だったり、レイジングデッドエンドが搭載されていたりと色々とファン泣かせ。
基本的にEX技はナイトメア仕様となっている模様。
優秀なAIがデフォルトで搭載されているが、ワールドカップや
DIO のAI製作で有名なmisobon_ism氏によって、強さと魅せを兼ね備えたAIが公開された。
中でも特徴的なのが各種
当て身投げ をスパキャンしてレイジングストーム・サンダーブレイクまで決める強烈な反撃である。
条件次第ではデッドリー
ループ も披露したりする。
また、氏の他のキャラのAI同様体力が少ないほど超反応になり、当身の成功率や立ち回りの激しさが増す。
そのためラウンド終盤で多くの名勝負を繰り広げ、時には格上の相手に逆転勝利する事もある。
後の更新でAIが強化された「クライマックスモード」が追加された。
+
きたー!伝説の親父くらいキャンセル!!(大会ネタバレ注意)
カオスに定評のあるpoikre氏の
大会 では
息子 と共に出場。
自分が相手の攻撃を受けても攻撃を続けると言う仕様に改造された。
よく突っ込んで自滅する息子と比べ、異常なまでに性能を理解した立ち回りを見せた。
後に息子に「ギースの値まで自動的に体力回復」「ギースのレイジングストームやデッドリーレイブにシンクロ」
などの仕様が追加されたため、「親父が本体」とも。
この大会のメンツにしてはカオス度の殆ど無いガチチームとなっている。
Tightriam氏の
KOF BOSS FIGHT では、袴チームの大将として歴代KOFボス達と対決。
無傷で先頭の3人を瞬殺した『'98』版
オメガルガール に対し、超反応当身でバニシングラッシュを何度も取って逆転勝利したり、
他のチームが倒せないほど絶望的な強さだった
イグニス も撃破するなど前代未聞の活躍ぶりを見せ、視聴者を熱狂させた。
+
ようかいばすたー!
東方幻想杯 で知られるtakoz氏によって
昔の紅白巫女 っぽくなるパッチが公開された…っていうか
別の何か だこれー!?
音声総差し替え、加えて敗北時の表情もしっかり搭載されるなどやたら凝っている。どちらにしても
ありえん(笑) けど。
当然だがネタ系動画のみ使用推奨。製作者からのお願いダゾ!
無限関係ろだが閉鎖した現在は、ろだの他のうp物とまとめたバックアップが語るスレ629で公開中(51-88.tar内のup0061)。
+
Dampir氏製作 スプライト改変パッチ
ドットを上半身裸の状態に変更するパッチ。
上着は完全に脱ぎ捨てられており、ネックレスなども無いので『3』~『RB2』のデザインに一番近いだろうか。
デフォルトでは新MUGEN専用だが、sffだけを取り出す事でwinmugenでも動作する。
misobon_ism氏のAIも正常に動作するので、好みでこのパッチを当てるのがよいだろう。
+
Hiram Yagami氏製作 トゥルーギース
カオスな
ワーヒー キャラを手掛けているHiram Yagami氏のもの。
リンク切れにより長らく入手不可となっていたが、現在は再公開されている。
なお、旧バージョンもMFGにて代理公開中。
基本的にはナイトメアだが、『2002UM』風演出など派手な技が加わっている。
複数のレイジングストームを持っていたり、技のスピードが速くなっているが特筆すべきは烈風拳である。
弾速が尋常でなく早い上に隙も小さい
威力も高い上に貫通効果もありダウン追い打ちも可能
烈風拳本体が大きいため判定も強力な上、振り上げた手にも判定がある
連発が可能な上にダブル烈風拳も交える事で烈風拳のみで固めが可能
とぶっ壊れた性能をしている。
デフォAIが搭載されており、ムラが非常に大きいものの波に乗れば圧倒的な強さを見せる。
負けた後RB風に高笑いをしてから、ばったり倒れるのが結構お茶目。
また12Pカラーは常時ゲージMAX&体力微回復となっており、超必をコンボに積極的に組み込むようになる。
+
The_None氏製作 マジックギース
Evil Kung Fu Man mk2 や
オメガタイガーウッズ の作者である氏のギース。
…なのだがまず
大ポトレからしてギースではない。 それどころかボイスすらもギースではない何かである。
烈風拳などの類は使ってこず、身代わりの術や派手なビームを駆使して戦う非常にカオスなキャラ。
そして挙句の果てにはタイムスリップして
『初代』のギースの姿となる。
このモードはライン移動が可能で攻撃力も高く、さらにKOした相手がビルから落下する演出も。
見てて楽しいギミックが多分に含まれたキャラだが、ある特定の技には
ホラー要素 があり、
その技で勝利すると
精神的ブラクラのような演出 が表示される為使用する際は注意されたし。
というのも、ギースと全く無関係な海外産ホラーゲーム(ピザ屋のバイトで有名なヤツ)の演出を脈絡無くそのままぶち込んでおり、
トドメがさせなかった場合はギースが画面をぶち抜いて試合再開となるが、トドメをさした場合ホラーゲームの演出を完遂してしまう。
元ネタを知っていれば笑える演出も、知らなければただのブラクラという訳である。
AIはデフォルトで搭載されている他、2015年10月にはホルン氏による外部AIも公開された。
+
ピヨ=ブラックバーン(piyo)氏製作 地獄拳士ギース
ピヨ=ブラックバーン(piyo)氏製作 地獄拳士ギース
悪咲3号氏のCVSギースの狂化改変キャラ。
外見は改変元から変わっていないが、一部エフェクトが黒と青を基調としたものに差し替えられている。
「二撃無効化」というシステムを持ち、同じ攻撃ステートからの技は二撃目から無効化する。
その特性から、多段ヒットする技や乱舞技などに強い。
さらに攻撃中は打撃以外の属性(飛び道具や投げ技)を無効化する。
二撃無効化は設定でOFFにする事も可能。
カラー差が4つ用意されており、
1P~3Pのノーマルモードの他、ライフ自動回復が追加される狂化モード、
攻撃力・防御力が上がるボスモード、両方を融合した狂化ボスモードに分かれている。
各カラーの強化内容
1P~3P
ノーマルモード
4P~6P
狂化モード
ライフ自動回復 常時ゲージMAX ( 6Pのみ ) 邪影拳の無敵時間増加
7P~9P
ボスモード
攻撃力・防御力上昇 開幕ゲージ30%増しの状態からスタート 邪影拳の無敵時間増加
10P~12P
狂化ボスモード
攻撃力・防御力上昇 ライフ自動回復 常時ゲージMAX(12Pのみ) 攻撃中完全無敵 邪影拳の無敵時間増加
AIはデフォルトで搭載されている他、軟骨カレー氏による外部AIも公開されている。
外部AI導入時の強さは、最弱設定(1Pカラー、二撃無効化オフ、MAX超必殺技封印)で狂下位~狂中位入り口程度、
最強設定(12Pカラー、二撃無効化オン、MAX超必殺技使用、羅生門最初から使用可)で狂上位程度。
+
さゆる氏製作 羅将モン
「羅生門!!!!」
主に東方改変キャラのイラストで知られる氏により2016年8月に公開された
普通にカッコいい ネタキャラ。
氏は以前に羅生門という名の何かを放ちまくるギースの
イラスト
を投稿しており、その着想を形にしたのがこのキャラクターとなる。
キャラ名は「羅生モン」ではなく「
羅 将 モン」なので間違えないように注意。
羅生門とは一体……。一つの技を概念化したという意味では
居合 や
帰国 と同類かもしれない。
一方でレイジングストームは花火を打ち上げる
だけ のゲージ消費
挑発 になっているが、
一撃必殺技の使用条件の一つなので単なる観賞用ではないため安心されたし。
演出の所々で
ボヒョー の姿も確認出来る。
デフォルトのAIが存在しなかった頃に、熄癈人氏による外部AIが作成された。
小足連打でゲージを溜めて炎滅と当て身投げを多用する手堅いAIであり、おおよそ凶中位クラスの強さを誇る。
そして、2016年10月30日に上記の熄癈人氏のAIを改造する形で作成したデフォルトAIが搭載された。
+
羅生門ゲージとおまけモードについて
キャラ本体のConfigファイルで羅生門ゲージの初期値を変更する事が可能。
このゲージは当て身投げ、または技名に羅生門が付く超必殺技をヒットさせる事でレベルが増加し、
レベルが上がるにつれて本体に炎などのエフェクトが付き与えるダメージが上昇するというもの。
レベル7の時点でレイジングストームを使用する事でレベル8になり、全レベルを消費して究極奥義を発動する事が出来るようになる。
……と、ここまでは通常モードの話であり、実は「おまけモード」 として初期値をレベル9に設定する事も出来る。
氏曰く「格闘ゲームが苦手な人向けのモード」との事で、ネタキャラらしからぬ性能強化が追加される。
具体的には、「必殺技&超必殺技動作中完全無敵」「仰け反り中無敵」「一部必殺技、超必殺技強化」「羅生門無余回顧ガード不可」。
これにより、大きな隙となっていたレイジングストームも無敵が付きほぼノーリスクで発動する事が可能。
通常モード同様レイジングストームで1段階上のレベル10になり究極奥義が解禁されるが、
異なる点として、究極奥義を使用してもレベルは1段階下の9に戻るだけとなる。その代わりに、ゲージを6本消費する必要がある。
上記の熄氏AIにこのおまけモードを組み合わせる事で無敵時間は更に増え、その強さは凶上位~狂下位クラス。
+
余談
察しの良い人は気付いたかと思うが、必殺技&超必殺技強化と、究極奥義のゲージ偏重化がなされるおまけモードでゲジマユにすると、
なかなかに大暴れする事になる。
具体例を挙げると、一度当て身投げが当たればダウンの隙に即レイジングストームでレベル10となり、
相手が近くにいれば元祖羅生門からの追撃をキャンセルしてそのまま空からビームを降り注ぎ、
遠くにいれば羅生門スパークで隙を作り、そこに有情破顔拳を叩き込むという情け容赦のなさ。
この場合は狂中位にも迫る強さとなるが、反面弾幕キャラ相手にはガードで固まってしまい、そのまま凶キャラに削り倒される事もある。
2016年9月24日の更新では、更にこの上を行く「MUGENモード」 も加えられた。
氏曰く「羅将モンが様々なキャラと対戦している姿を見たいという欲望を形にしたモード」との事で、
上記のおまけモードに加え攻撃力が上がり、更に大きく以下のようにアッパー調整される。
羅生門ゲージが「∞」表示になり、常にレイジングストーム後の状態になっている 。
羅生門が付いている超必殺技を使用するとライフが少し回復する。
コンフィグでONにすると自動で喰らい抜けするようになる(デフォルトではしない)。
一定量を超える大ダメージ(デフォルトでは300、コンフィグで調整可)を無効化する。
最初に投げを行う「羅生門ラッシュ」「ユニバース羅生門」が、投げが成功しなくても後続の技が発生する 。
「羅生門無余回顧」に即死当身が追加される。
このモードでは究極奥義がいつ飛んでくるか分からず、下手をすれば開始直後やどうしようもない状況下などで徐に飛んだり座ったりされる事も。
それ以外の技も喰らえばタダでは済まない性能になっており、無敵がおまけモード同様にあるなど、ネタキャラの域を超えた尋常ではないレベルの強さ。
デフォルトでも狂中位~上位くらいの強さになり、コンフィグ次第では神キャラとも渡り合ってしまう。
羅生門無余回顧(紹介動画のサムネ)の元ネタ 10:12~
若ギース
+
laiso_7氏製作
あまり知られていない『龍虎2』ドットを使った若ギース。ドットの大きさは普通のキャラサイズ並になっている。
かつてはDOS版のキャラだったが、2010年5月にWIN版に変更された。
仕様は、今となっても、キャラとしても珍しい『KOF2002』仕様。
そのためMAX発動やガードキャンセル、どこでもキャンセル、MAX2等が搭載されている。
技性能は龍虎の拳をベースにKOF仕様に変更されており、烈風拳が弱→強→弱→…と連続して撃てる、
エクスプロージョンボールがどこキャンすると打ち上がらないなど違和感が無く、非常に出来が良い。
AIも搭載されておりLvが0~1000まで幅広く調節出来る。
最大にすると的確にどこキャンを繰り出したり、原作さながらの烈風弾幕で固めてくる。
一応、運が良ければ下記のTightRiam氏製若ギースすら封殺出来る。
+
CCI氏製作
現在は氏の旧サイト閉鎖により入手不可。
袴ギース仕様のレイジングストーム、デッドリーレイブの突進の高速化等、
随所にアレンジが加えられている。また、対人向きのAIが標準搭載されている。
+
リン&バット氏製作
現在は入手不可。
基本的にプレイヤー仕様再現だが、デッドリーレイブは何故かボス仕様でガード不能。
またアレンジとして、7~9Pでアレンジモード、10~12Pでナイトメアモードとなっており、
こちらは袴ギースの技が使用可能。
G・キッケン も逆輸入されている。
さらに技に合わせてドットもしっかり描き変えられているため違和感が無い。
氏のサイトが閉鎖される前には、41氏の外部AIを同梱したものが公開されていた。
かつてはJ・J氏の外部AIが存在していたが、こちらも現在は入手不可。
ガード不能のデッドリーレイブを起き上がりに重ねてくるなどかなり強い。
+
アフロン氏製作
現在は公開停止。詳細情報募集中。
+
TightRiam氏製作
KOF BOSS FIGHT のうp主である氏が、上記アフロン氏の若ギースを改変したもの。
現在氏のOneDriveに接続出来ない状態なので、foxy氏が代理公開している。
『NEOWAVE』のボス仕様を再現しているため、技性能と火力が凄まじい事に。
ただし『NEOWAVE』のモードセレクトは再現されておらず、MAX2モードを主体にしている
(ちなみに原作の若ギースにMAX2は存在しない)。
また、エフェクトも『NEOWAVE』の物では無く『NBC』の物を使用している。
飛び道具貫通で3割減る上に追撃可能で無敵まである歴代最強の烈風拳、
有り得ない攻撃判定と無敵時間でヒット・ガード問わず超有利 の飛翔日輪斬、
超長い無敵&ガード不能で7割減らす1ゲージ技 デッドリーレイブ、
8割減らす上に追撃可能な1F投げ レイジングストームなど常軌を逸した性能。
TightRiam氏曰く「小学生が休み時間に決めた様な火力、やりたい放題の性能」との事。
さらに画面中を飛翔日輪斬で縦横無尽に飛び回り、固めてから回避不能では?と思えるタイミングで、
デッドリーレイブを使ってくる超強力なAIも搭載されている。
DEFも150と高く根性値もあるので、凶キャラトーナメント常連の猛者ともガチで渡り合える。
初期verでは飛翔日輪斬が当て身不能でマスターギースに一方的に勝てるほどだったが、現在は修正されている
(それでも十分すぎるほど強力だが)。
小物ロダにて龍虎2風ボイスパッチが公開されている他、
E-FRY氏による改変パッチも存在しており、現在はかまぼこサイハ氏によって代理公開されている。
+
大会ネタバレ
ランセレクレイジーバトル では
ちせ との対戦にて、2R目で卓球し合うという珍事が起きた。
具体的に言うと、反射された烈風拳を自身に当たる前に烈風拳で相殺してまた反射される…という光景がタイムアップまで続いたから起こった現象と言えよう。
+
斑鳩氏製作 EX若ギース
KOF仕様キャラに定評のある氏によるもの。『KOFXI』仕様のアレンジになっており、超必殺技には通常のレイジングストームも追加。
『NEOWAVE』ボス版の如き異様な強さは無く、ほど良く調整されている。
とは言え、移動と相まって画面半分離れてても届く 地上吹っ飛ばし等、強い所は強いのだが。
SVC系
+
おかん氏製作 デュナミスギース
現在は公開先から削除されており、入手不可。
カムラナート や
赤猫 など真面目な『FFXI』キャラで知られるおかん氏のギース。
氏曰く、
「ネコモと拳を交えてFFXIに興味を持ったギースがヴァナ・ディールに渡り、
ネトゲにハマって 新たな格闘スタイルを身に付けて帰ってきたという設定のキャラです」
との事。
ドットはさる氏のD4化されたギースを使用している。
技の構成はPotS氏のギースと同じだがエフェクトや効果音が『FFXI』のものに変更され、新技として『FFXI』のモンクと同じものが使える。
システム面は同氏製作の
ネコモ と同じ。
+
STG氏製作 ETKギース
ルガール3rd や
ルガール4th といったカオスアレンジでお馴染みの氏による改変キャラ。
一言で言えばギース版
Rare Akuma であり、原動もそれに近いカオスキャラである。
2PでAI常時起動、Rare Akumaには劣るが十分狂キャラである。
「選ばせてやろう。屈服か、それとも死か…。」
出場大会
+
一覧
+
ギース・ハワード
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
+
ナイトメアギース
【ナイトメアギース】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
+
若ギース
【若ギース】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+
マスターギース
【マスターギース】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
+
ヘルマスターギース
【ヘルマスターギース】
更新停止中
凍結
削除済み
+
トゥルーギース
【トゥルーギース】
更新停止中
+
地獄拳士ギース
【地獄拳士ギース】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み
+
轟く雷鳴のギース
【轟く雷鳴のギース】
更新停止中
凍結
削除済み
+
羅将モン
【羅将モン】
更新停止中
凍結
削除済み
出演ストーリー
+
一覧
+
ストーリーネタバレ注意
ナイトメアギースとして復活
プレイヤー操作
弱者は死ね
"DIE YOBBO."
*1
初代『餓狼』エンディングでの「3時間後病院で死亡」のナレーションや『餓狼2』のビリーの行動など、
当時は
本当に死んでいる設定 だった事は割と有名。
『餓狼SP』で再登場し人気が上昇、『3』において公式に設定が変更され密かに生存していた事になった
(そこら辺の事情もあってか、漫画版などでは「一度死んだ後に復活した」とされてる事も多い)。
ちなみに首には金色のチェーン、妙に袖の短い上着(袖捲くりではない)、上着の背中に星条旗、そしてゴツい腕時計というのが、
初代『餓狼』におけるギースの出で立ちだった。
チェーンをかけている姿はその後もちょくちょく見られるが、腕時計姿は『初代』くらいであろう。
この時のギースは後の完成されたギース像と比べると(グラフィック自体の質のせいも多分にあるが)はっきり言って格段に格好が悪い。
ある意味ではこれもまたギースというキャラクターが洗練され成長していった証である。
*2
これは後付けの設定で、実際には「スーツ姿ではラスボスとしてインパクトが弱いだろう」という、
『初代』スタッフの思惑によって生まれたのが、胴着姿の白人というある種ミスマッチなデザインであったようだ。
ちなみに日本とアメリカを比べたら「日本は好きだが、アメリカが一番だと思っている」そうである。
なお、ギースがいつ頃から日本に興味を持っていたのかは不明
(「『龍虎の拳2』のED以後で日本被れになった」という説がネット上で広まっていた一方、
先述通りMr.カラテの天狗面は元々ギースの物とされている事など。
そもそも『龍虎2』の時点でも使用している烈風拳が日本古武術なのか八極正拳なのかまた別の拳法なのかすら判然としない)。
*3
『餓狼伝説SPECIAL』で復活した際、
空中で気弾を放つ「疾風拳」が追加された為、「『初代』で落ちた際に疾風拳を使って生還した」と、
当時からネタにされたが、後に
それが真実 だと判明。
正確には、落下の衝撃を和らげるためとっさに地面に気を放った行動を実戦でも有効と判断し、疾風拳として完成させたらしいが
(スマホアプリ『KOF ALLSTAR』ではこれが掘り下げられ、「リョウ・サカザキの虎煌拳を真似た」とされている。
実際、リョウの方も「空中虎煌拳」という技を使用できる)。
なお、『餓狼SP』時点ではあくまでギースは死亡している事が前提のお祭りゲームであるため、公式での復活は『3』からである。
ちなみに病院に運ばれて
死亡確認 されたのはギースの影武者らしい
(『RB』でもクラウザーが送り込んだ影武者が登場。同一人物かは不明)。
余談だが、『3』から登場した邪影拳は、ギースがアンディの斬影拳を聞き間違えて生まれた技という設定があるが、
実は『餓狼SP』の企画段階で候補に上がっていたボツ技でもある。
*4
なお、これに際してギースが
「事切れたか」 と発言しているため、
彼らが
ちづるを結果的に殺害してしまった という、他のチームと一線を画す展開を見せ付けたと解釈するファンが多い
(そもそも「事切れる」という言葉は
「死ぬ」 という意味で使用するのが普通である)。
とはいえ、
ちづるが死んでしまったら誰がオロチの封印を管理するのか
いかにギース達と言えども衆人環視の中で主催者を殺っちゃったりしたら流石にまずいのでは、
といった理由から実際には死んでいない、あるいは気絶を「事切れた」と表現したとする説を唱える人もいるようだ
(なお、神楽家が途絶えてしまった場合についてのフォローは一応他の作品にて為されている。詳細は
神楽ちづる の記事を参照)。
それにしても自他共に死んでるか死んでないかの話題につくづく縁のあるギース様である
*5
この「『KOF'96』登場時における餓狼チームのストーリーは『3』での出来事」という話は古くからファンの間で語られており、
ネオジオフリーク97年1月号に掲載された『KOF'96』のスタッフインタビューでも、
「今回の「ギース」は「餓狼のギース」ではなく「KOFのギース」と考えてください。 ただタイミング的に『リアルバウト』が『'96』の前に出たので、”さらばギース”のポスターを見た時は「なんやそりゃー!?」と思いましたが。」
と、『RB』の展開を餓狼スタッフから全く知らされていなかったと思われるコメントが残されているが、
チームストーリーが『3』時代の話だと断定出来る根拠、及びKOF世界におけるギースの時系列設定に関してどちらも公式からの明言が確認されていないため、
「KOF世界においては『餓狼RB』後も実は生きていて『KOF'96』で復活したのでは?」 という説も存在する。
『'94』『'95』『'96』における餓狼チームのストーリーやゲーム内での進行を照らし合わせていくと…
+
『KOF'94』
ルガール「君達の噂はよく聞いている。ギースとクラウザーを倒した世界最強の男達としてね。」
ギースとクラウザーがテリーもしくはアンディかジョーのいずれかに負けた事が分かる
時間軸は『餓狼2』の後
+
『KOF'95』
テリー「それにしても、今度の大会は一体誰が主催者なんだ?
ルガールは前回死んだはずだし……まさかギースやクラウザーが!?」
ジョー「そのことだがな、その招待状と一緒にこんなのも来てたぜ」
懐からもう1通の手紙を取り出したジョー。
「テリー君、アンディ君、ジョー君。この手紙が届く頃には、ちょうどキング・オブ・ファイターズ
の招待状が届いていると思う。あいにく私は参加できないが、今回はちょっとした余興を
用意して置いた。ぜひ楽しんでくれたまえ。君達の優勝を祈っている
……ギース・ハワード」
アンディ「ギースがこの大会に何かを仕掛けているのか…」
ジョー「なんにせよ、今回の主催者はギースじゃねぇってことだろう?」
アンディ「それじゃあクラウザーなのか?」
ジョー「いや、そりゃわかんねえぜ…」
テリー「アンディ、ジョー。今、そんなことはどうでもいいじゃねえか。
世界のどこかでキング・オブ・ファイターズが開催されるって言うのなら、
当然出場しなきゃならねえってことだよ!」
ギースが餓狼チームに手紙を送っていたが、当の本人達はギースの生存に反応を示さなかった
「ギースが生きている事を既に知っている」と考えた方が自然
時間軸は『3』の後
+
『KOF'96』
テリー「お前も出場するのか、キング・オブ・ファイターズに?」
ビリー「いんや、俺は出ん。八神 庵に借りはあるがな。
あいつにはまたの機会にお返しさせてもらうことにするよ。
とは言っても、俺の出る幕はないかもしれんがな、『あの方』にかかれば…」
テリー「あの方?……まさか!?」
(中略)
アンディ「兄さん! 今のはギースだろ? 生きていたのかい、ヤツが!?」
仮に時間軸を『3』の後とすると『'95』での反応と矛盾してしまう
『3』においても主人公キャラでギースを倒すと死が描かれるが、 『'95』でのギース生存と餓狼チームストーリーから考えて KOF世界も餓狼世界と同じく「『3』ではギースの勝利」が正史だと考えるのが妥当
時間軸は『餓狼RB』の後(つまり『餓狼RB』で死亡したとされた後に『KOF'96』で生存が確認された事になる)
以上より、KOFの時系列に餓狼伝説の歴史を組み込むと
餓狼2→KOF'94→3→KOF'95→餓狼RB→KOF'96
という流れになる。
…尤も、『KOF』シリーズでは最初からドリームマッチ路線・パラレルワールド前提で、
餓狼伝説の面々が龍虎の拳のキャラクター等と本来の時間軸を超えた共演をしているため
(最初は子供として登場したロックが、『KOFXIV』にて『餓狼MOW』基準で参戦したのが良い例)、
ギースの復活が餓狼シリーズのどれからなのかを考察してもあまり意味が無いのかもしれない。
『KOF』のさらにパラレルである『
KOFMI 』シリーズでは
ネスツ編 ~
アッシュ編 のキャラが登場したり、
一部個人ストーリーが当時の設定に関連した話(
巻島博士 捜索など)である一方でギースは死んだ事になっているし。
最終更新:2025年04月13日 23:57