サオジン




「分かるでしょ、苛めたんじゃないのよ。」

  • 名前:十三姨
  • 流派:黄飛鴻から教わった武術
  • 年齢:19歳
  • 性格:聡明で朗らかだが夢見がち(妄想癖?)
  • 趣味趣向:写真撮影(被写体は人)、西洋文化
  • 家族構成:姉

台湾のゲームメーカーIGSの対戦格闘ゲーム『形意拳』の隠しキャラクター
英字表記は「SAOJIN」。オジサンではない。オジ↑サン↓だとふざけんじゃねぇよお前!サオジンだろォ!?

黄飛鴻(マスターファン)を師匠に持つ女性武術家であるが、ファンの母の義妹であり、
同時に幼い頃から相思相愛の仲。
つまり血の繋がらない叔母にして幼馴染にして最愛の女性。なにこの鉄板設定。
ただ、どこへ行ってもしつこく付き纏う白少廷(スコーピオン)のせいで、仲は簡単には進展しない様子である。
小さい頃から外国に留学しており、中々聡明な性格。もっとも、箱入りなせいか少々天然。
現在では宝芝林(ポーチーラムと読む。黄家の営む診療所兼道場)でお世話になっている。

『形意拳』はツイ・ハーク氏の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズの影響が色濃い作品なのだが、
実はこのサオジン、実在した人物である黄飛鴻や鬼脚七と違ってツイ・ハーク氏の完全な創作キャラである十三姨の設定を、
そのまんまゲームに持って来ちゃったというヤバいキャラである
(厳密に言うと実在した鬼脚七も黄飛鴻の弟子のあだ名とされているので、人力車夫の彼もツイ・ハーク氏の創作っぽいが…)。
権利とか大丈夫なのか気になるが、師匠をそのまんま出しちゃったゲームもあるから大丈夫。…多分。
なお、映画の設定では十三姨(サプサムイー、もしくはシィサンイーと発音する)という通称の通り、飛鴻の13番目の叔母らしい。

性能としては、通常の拳法以外にも傘を使った戦いを得意とする。
このため、間合いが他のキャラクターに比べて少々長めで力負けしにくい。
また、超必殺技「寶之林萬歳」では、ファンの弟子二人が登場して連係攻撃をしてくれる(というかボコにする)。そして最後に記念写真

前述の通り台湾版での「十三姨」と言う呼び名は日本語に訳すと「13番目の叔母さん」であり、
本名は「少君」と書いて「サオジン」と読む。こいつと名前の響きが似ているが無関係
日本人の感覚では、19歳のうら若き乙女に対して「おばさん」呼びはあんまりだと思うかもしれないが、
本当に叔母なんだからしょうがないおば↑さん↓だとふざけんじゃねぇよお前!お姉さんだろォ!?
そもそも中国文化圏では目上の者(叔母)を本名で呼ぶのは失礼にあたる文化があるため、このような表記との事。
MUGENでは「師匠」と言うか「東方先生」こと東方不敗マスター・アジアが有名
(ただし本名の「シュウジ・クロス」に関しては、単に知られていなかっただけの可能性が高い。本名が判明したのは外伝作品からだし
 一方でネオ香港首相が「東方不敗」や「マスターアジア」とは呼ばずに「東方先生」と呼んでいたのはこの流れであろう。まぁ慇懃無礼の類だが)。


MUGENにおけるサオジン

KenshinHimura氏が製作したものが存在し、Basara-kun氏のサイトにて代理公開されている。
分身攻撃などのシステムは再現されておらず、超必殺技が傘で突きまくる「鉄傘穿心」のみと、
原作再現度はあまり高くないものの、ストライカーとして靈兒(レイカ)を呼ぶ事ができる。
また、イントロも豊富に用意されており、さらにはエンディングまで搭載されている。

ホルン氏によるAI&改変パッチが氏のOneDriveで公開されている。
AIの方は2段階のレベル設定が可能な他、11段階のガード設定や10段階の超反応設定もできる。
改変点はサイズの調整と技の微調整とボイスSEの追加。導入するとですからー氏や日本破壊結社NHK氏の『形意拳』キャラと同程度の大きさになる。
ボイスはですからー氏マスターファンとの中の人の外の人ネタとの事。ネタついでに特殊イントロも追加される。
対応されていない蠍子王は涙目である



「あなたがやらないんなら、私からやってあげるわ。」

出場大会



最終更新:2024年04月10日 09:02