レジェンド


「ちょうきょうりょくのアッパーでおだぶつになりなさい!」

任天堂がファミコンで発売したロボット格闘ゲームジョイメカファイト』の登場ロボット。
ステージ3の8体の敵キャラクターの内の1体として登場する。
倒しても仲間にはならないが、ハードモードをクリアすると対戦で使えるようになる。
戦国時代の日本の甲冑のような外見で、デザインとしてはシンプルなタイプ。
なお、レジェンドと言っても問題児ガンダム黒帯とは関係無い。「伝説って?」「ああ!」


原作での性能

比較的スタンダードな性能で、背が高いのでリーチも長く使いやすい。
そして派手で見栄えのする必殺技が多く、非常にかっこいい。
弱点は技のインパクトと比較して少々火力が低めな事と、他のキャラに比べてかなりピヨりやすい事。
後述する通り性能は決して悪くなく、全体で見ればむしろ上位に食い込めるくらいなのだが、CPUが使うと弱く感じやすい。
反面、対人では研究が進む中で手軽に出せる永パ、高い機動性、起き上がりに行う選択肢などが評価され強キャラ入りを果たしている。

  • トルネードエナジー(↓タメ+A 20POW)
上空やや前方から火の雨を降らせつつアッパーを放つド派手な対空技。
レジェンドの必殺技の中では飛び抜けて高い威力を誇る。
また削り性能にも優れており、上手くガードさせれば7回ほど多段ヒットして通常の2倍近いダメージが入る
意外と隙も少なく、判定も強めで、ワルナッチ博士が「ちょうきょうりょく」と太鼓判を押すだけの事はある優秀な技。
対空技としては珍しく同時押し系のコマンドではないため、入力をミスしにくいのも利点。
なお、発生中にポーズをかけると判定がバグる事が知られている。

  • ニーアタック(←タメ+B 10POW)
突進技。そこそこ速度のある飛び膝蹴り。
発生中↓に追加入力すると飛距離を短くできる。
単純に小回りが効いて使いやすい突進技だが、この技の最も恐ろしい点はこのゲームのニー系突進としては珍しくダウン性能がある事。
詳細は省くが、『ジョイメカ』の仕様では敵の起き上がりに重ねてニー系突進の後ろ足を当てる(=めくる)とガー不になる。
加えて起き上がりと同時に取れる行動はガードと投げのみで、ニー突進の発生中は空中判定になるため投げは入らない。
……つまり、ニー突進かつダウン性能のあるこの技は、一度当てた後起き上がりにタイミングを合わせてひたすらめくっているだけで永パになってしまう
同様のニーめくり永パを持つレオほどチャンスは多くないものの、それでも1発決まればほぼ10割確定してしまうという破壊力は相当に強烈。
対人戦ならば結局これで飛び回って永パを狙うのが一番強いのだが、それだけだと単なるレオの下位互換になってしまうので、
適度にトルネードエナジーによる削りなども織り交ぜた方が使っていて楽しい。

  • ソニックスロー(相手に接近して→または←+A 13POW)
投げ技。相手を抱え込み、後ろにジャンプしながら背景が猛スピードでスクロールするほどの勢いを付けて豪快に投げ飛ばす。
モーションは最高にかっこいいが間合いが狭く、威力も低めで性能的には微妙。
思いっきり遠くまで投げるせいでニーアタックでの永パに繋げられないのもマイナス。
とはいえこのゲームでは投げが無いと困るので大事な技。

  • ヒールプレス(AB同時押し 10POW)
素早くジャンプして敵の頭上を取り、そのまま踏み付ける。
当てた後の隙が少々大きめ。


MUGENにおけるレジェンド

卵寒天氏によるものが存在し、現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
なお、非常に分かりづらい所にあるので「ジョイメカ」でサイト内を検索する事をお勧めする。

原作通りの技が搭載されているが、上下ガードや空中ガード、ダッシュやバックステップなど、
現在の格闘ゲームで標準装備されている要素も追加されている。
外部AIはIX氏によるものが公開中。

出場大会



最終更新:2024年09月13日 23:51
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