「戦う前に…ひとつ!貴様に言っておく!
兄貴と呼ばせろとかそういうのじゃねー。
オレが弱いのはジャンケンだけだ!ケンカは強え!本当に強えぜ!」
性格はかなり豪放磊落で、戦うことにしか興味のない
バトルマニア。
「ナイフエッジ・デスマッチ」など、その筋の人っぽい決闘法にも詳しい。
いつも酒を飲んでおり、我流の流れるような動きで相手を翻弄するのが得意。
体術のレベルは高く、
蔵馬に言わせると「外見とは裏腹に洗練された美技」だとか。
ただ、性格上は足を止めて相手と殴り合う方が好きなようである。切り札も頭突きだし。
なお、自分のことを「のんべ錬金妖術師」とも言っているが、これは一般的な錬金術とかではなく、
自分の妖気と酒気をミックスすることで新しいエネルギーを作り出し、威力調節可能な妖気弾として放てる能力のことである。
最初は幽助の霊丸と互角の威力にしながら戦い、勝機と見た時にはその倍近い威力の弾を作り出したりしていた。
スラム街にたむろしていた妖怪のチーム「六遊怪チーム」の補欠として登場。
この大会はそもそも五人制のチーム大会であり、「
六遊怪」は必然的に一人余る。
ジャンケンで負けたために補欠扱いとなっていたが、実力はチームでもトップクラス。
チームリーダーであった是流とどちらが強かったのかは不明だが、飛影が黒龍波を初披露した時でさえ熟睡していた幽助が、
酎が登場しただけで目覚めたことから酎の方が強い可能性が高い。
負けが二回続いて逃げ腰になっていた仲間二人を瞬殺し、「不慮の事故」ということで出場した。
上記のように仲間をあっさり殺したりもしたが、これは大会中という状況故に仕方なくやったことであり
(仲間2人が棄権すると自分が戦うまでもなく六遊怪チームの敗退が確定するため)、基本的にはそれほど悪人というわけでもない。
その後は六遊怪チームの大将戦にて
浦飯幽助と死闘を繰り広げ、敗北した。
「魔界統一トーナメント編」では、
蔵馬に誘われる形で修行仲間に入る。
その結果、妖力値100000以上のS級妖怪になるほど強くなったが、魔界統一トーナメントでは棗と戦い敗退。
その時彼女に一目惚れしてしまい、大会終了後も彼女に言い寄ってはボコられている。
「1年でアンタを追い越して見せる」と宣言し、棗も「もしかしたら約束の期間内に追い越されるかもしれない」と思うほどの成長をしているらしい。
棗の方も、最初は「加減して打ったつもりだったけど」とか「自分より弱い男に興味は無い」とか言って冷たくあしらっていたが、
仲間の九浄(アニメ設定だと双子の兄)に彼を貶されると結構ムキになっていた。ツンデレか。
なお、棗を始め、かつての雷禅の喧嘩仲間達は皆、妖力値150万を超える黄泉と同等かそれ以上の力を持っている。
次のトーナメントがあれば、もしかしたら酎は結構良い所まで行ける……かも、しれない。
キャラソンは棗へのラブソング?になっている。
SFCソフト『幽遊白書2 格闘の章』では、
飛び道具「妖気弾」と、広範囲を覆う「酒霧」で中距離から攻めていくタイプ。
原作を再現して、移動は
酔拳のような読みにくい物になっており、スピードも速い上に残像を伴うため余計に分かりにくい。
超霊撃の「クリティカルヘッドバット」は相手を上に放り投げ、落ちてきた所に全力の頭突きを見舞う
コマンド投げ。
ちなみに、数年後に登場した「
マキシマリベンジャー」はこの技にそっくりだが、パロディなのか偶然なのかは不明。
このマキシマリベンジャーは元々『
キン肉マン』に登場した「マッスルリベンジャー」のパロディなのだが、
そちらでは頭突き部分はあくまで「フィニッシュに至るための繋ぎ」でしかなく、「頭突き自体がメイン」という点で二つの技は共通している。
…まあ『2002UM』だとフィニッシュ決めちゃってるんだけどな
なお、「クリティカルヘッドバット」の方は別にマッスルリベンジャーには似ていない。
また、知る人ぞ知るMDソフトの『幽遊白書 ~魔強統一戦~』では、最強クラスのキャラとして厨キャラとして恐れられた。
酎だけに
必殺技の「妖気弾」が、幽助などが使う霊弾と同じ感覚で威力タメとタメ
キャンセルによる威力保持、対地対空とバランスのいい
通常技、
このゲームでは繋ぎとして出すのが普通の
超必殺技も、
ぶっぱや引きつけ対空としても使えたりと、トータル的にバランスが取れたキャラである。
ただしその分、使いどころを弁えないと隙が多い技も多く、性能一辺倒というわけでもない。
そこをしっかり把握した
立ち回りをすると酎キャラならぬ厨キャラへと変貌する、そんなキャラクターである。
MUGENにおける酎
Kamekaze氏が製作した『幽遊白書2 格闘の章』仕様のものが公開中。
WinMUGENとMUGEN1.0以降の両方に対応している。
他のキャラクター同様スピリット
ゲージが搭載されており、氏の幽白キャラではお馴染みの「Spirit Pulse(スピリットパルス)」もある。
使用時の効果は「攻撃全てを後付けでフェイントにできる」というもので、これにより挙動がさらに胡散臭くなる。
よく動く
AIもデフォルトで搭載済み。
上記の他にもssw777氏による『幽遊白書2』仕様の酎が存在していたが、
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は入手不可。
出場大会
最終更新:2024年07月07日 11:47