カイト


「いいハンターってやつは動物に好かれちまうんだ」

+ 担当声優
岸祐二
旧アニメ版
池田秀一
新アニメ版

漫画『HUNTER×HUNTER』の登場人物。
.hack』の主人公ではないし、KAITOとも無関係。
ゴンの父・ジン=フリークスの教え子であるハンターで、ゴンが初めて出会ったハンターでもある。

ゴンとの出会いは1話より3年前にジンから課された最終試験「ジンを探し当てる」旅の途中で彼の故郷のくじら島に立ち寄り、
巨獣キツネグマに襲われていたゴンを助けたのがきっかけであった。
ゴンがジンの息子と知って助けたわけではなかったが、話している最中に師であるジンの息子であると気付き、
育ての親のミトから両親は死んだと聞かされていたゴンに、父親が生きていて一流のハンターであることを教え、彼がハンターを志すきっかけとなった。
本編ではグリードアイランドを制覇したゴンとカキン国で再会し、ジンの試験をクリアして一人前のハンターとなっていたと判明。
アマチュアハンター達と調査チームを組み、生物調査の活動をしており、
調査終了後、巨大キメラアントの話を聞きゴン・キルアと共にNGLに入国して調査を開始するが……。
+ キメラアント編ネタバレ注意
調査の過程で女王の巣の目前に迫った所でネフェルピトーの強襲を受け、
ゴンとキルアを逃がして単身戦うも戦死。
その後はネフェルピトーの念能力「玩具修理者」で肉体のみを修復され、
操り人形の能力で操作され魂が無いままキメラアントの訓練相手として利用されていた。

ナックルとシュートに身柄は奪還され、ゴンはカイトの生存を信じてキメラアントと戦ってきたが、
終盤にてメルエムが目をかけていたコムギの治療を待ってくれたゴンへの義理から、
せめて最後くらいは正直でいたいと考えたネフェルピトーによりカイトは肉体のみを修復され、
既に死んでいて蘇生できない事実がゴンに告げられ、カイトの死に直面したゴンがゴンさんと化すきっかけとなった。

ところが、キメラアント編終了後に、
カイトの魂はメルエムの双子の妹と思われるキメラアントの子供に生まれ変わっていた事が判明したのだった。

元々は孤児だったようで出身地はカイト自身も知らず、ジンに出会っていなかったらスラム街で野垂れ死んでいただろうと語っている。
不用心にキツネグマのナワバリに入った幼いゴンを容赦無く拳で殴り飛ばして迂闊さを叱責するなどシビアな部分もあるが、
子のキツネグマの前で親の個体を駆除したのを「胸クソ悪い殺しをやっちまった」と吐き捨てたり、
お前の親父はそんなことも教えていないのかと叱責したゴンに両親とは幼い頃に死別したと返されて、バツが悪そうに謝罪するなど根は善人。

+ 戦闘能力
具現化系能力者で、1から9までの目があるルーレットにより、
出た目に応じた武器をランダムに具現化する能力「気狂いピエロ(クレイジースロット)」の使い手。
ルーレットのピエロは独立した自我を備えており、喧しく喋りる。
出現した武器は最低一度使うまで、他の武器に変更することも消すこともできず、
使い手であるカイト自身も使い勝手の悪さに「全くもってうっとうしい」と不満を漏らしているが、
これらの制約の賜物か、複数の存在を具現化するという具現化系能力者の使い手の中でもそういない高等技術を実現しており、
さらに具現化した武器はいずれもかなり強力。
劇中では鎌(2番)、ロッド(3番)、銃(4番)が判明している。
また、師であるジン曰く「ゼッテー死んでたまるかと本気で思わないと出ない番号」が奥の手としてあるらしく、
詳細は不明だがキメラアントに転生したのはその効果によるものらしい。

念の高等技術である「円」を45m程展開できるなど、「発」以外の念の練度も高い。
この他、第1話では上記の「気狂いピエロ」の産物ではないと思われる刀を武器にしてキツネグマを狩っていた。


MUGENにおけるカイト

Jhon-X氏による、『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0専用のちびキャラが公開中。
近接攻撃では上記の刀、飛び道具には「気狂いピエロ」の銃を用いて攻撃するオールラウンダーな性能をしている。
超必殺技では連続で斬り付けたり、鎌で広範囲攻撃を行う。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画(DLリンクあり)

出場大会

  • 「[大会] [カイト]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2025年06月06日 04:30
添付ファイル