図鑑No:379
分類:くろがねポケモン
タイプ:はがね
高さ:1.9m
重さ:205.0kg
特性: クリアボディ(相手のわざによって能力を下げられない)
隠れ特性:ライトメタル(自重が半分になる)
「じ・じ・ぜ・じ・ぞ 」
+
|
各バージョン毎の解説 |
どんな きんぞくよりも がんじょうな からだは なんまんねんも ちていの あつりょくで かためられて できた。
どんな きんぞく よりも かたいと いわれる からだ。ちょうさの けっか からだの なかは くうどう だった。
どんな きんぞくよりも かたい からだを もつ。からだの なかは くうどうに なっているらしく たべている ものも わからない ポケモンだ。
むかし ひとによって ふういんされた ポケモン。からだを つくる きんぞくは ちきゅうじょうに そんざいしない ぶっしつと かんがえられている。
あらゆる きんぞく よりも かたい からだ。からだの きんぞくは かたい だけでは なく のびちぢみする しょうたい ふめいの ぶっしつ。
なんまんねんも ちかの あつりょくで きたえられた きんぞくの ボディは きずひとつ つかない。
|
+
|
担当声優 |
-
宮下栄治
- 『アドバンスジェネレーション』(ジンダイの手持ち)
- 梯篤司
- 『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』
-
三宅健太
- 『ピカチュウたんけんクラブ』
-
|
任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第3世代『ルビー・サファイア・エメラルド』。
ホウエン地方にいる伝説のポケモン「レジ系」の3体のうちの1体であり、「こだいづか」に生息している。
『ダイヤモンド・パール』ではレジギガスを目覚めさせるのに必要なポケモンでもある。
また映画『ギラティナと氷空の花束
シェイミ』の前売券に付属した引換券で受け取ったレジギガスを、
『プラチナ』に送ると「こうてつじま」の遺跡で入手できる。
ちなみにその「引換券付属レジギガス」は、プレシャスボール入りで親:テンイむら・LV:100という特別仕様。
今でもGTSで出している人がいるので、欲しい人は狙ってみよう。努力値が振りにくいため戦力としてはあまり期待できないが
初代における「3鳥」や『金銀』での「
3獣」等でお馴染みの所謂“三体伝説”シリーズであるが、
『ルビー・サファイア・エメラルド』でのレジスチル含むレジシリーズ達は手に入れるために少々特殊な方法が必要である。
まず134番水道 にある「おふれのせきしつ」に辿り着き、
そこの謎を解いて初めて3体のいる遺跡(レジスチルの場合は「こだいづか」)に入る事が可能となり、
そしてさらに各所の謎もクリアして初めてレジシリーズと戦える。
彼らの謎を解くためのヒントとなる文は全て点字で書かれており(作中では古代文字と解釈されている)、
『RSE』本体付属の点字表と照らし合わせて解く仕掛けになっている(ちなみに日本点字図書館監修)。
今では攻略本やインターネットの攻略サイトが充実しているので、そちらで確かめた方が良いだろう。
第8世代『ソード・シールド』ではDLC第2弾「冠の雪原」のシナリオ中でレジ系3匹と遭遇、捕獲できる。
また、ここに来て
でんきタイプのレジエレキ、
ドラゴンタイプのレジドラゴという2体の新顔が登場を果たした。
これらは従来のレジ系よりも格段に防御や特防が低いが、その代わりにレジエレキは素早さ、レジドラゴはHPがべらぼうに高くなっている。
その数値はいずれも
驚きの200で、前者はそれまで最速だった
デオキシス(スピードフォルム)を抜き、
レジドラゴも一番でこそないものの上から5番目である。
原作での性能
HP:80
攻撃:75
防御:150
特攻:75
特防:150
素早さ:50
防御、特防が非常に高いが、防御はレジロック、特防は
レジアイスの方が高く、両者を足して2で割ったような能力値となっている。
防御面の能力値は優秀で、抵抗が多く、毒に耐性のある鋼タイプという事もあってかなり硬い。
しかし前述の二体はそれぞれ攻撃、特攻も数値がそれなりに高く、もう一方が低いという攻撃性能だが、
レジスチルの場合は攻撃、特攻が同数値でどちらも中途半端に低い。
また、鋼タイプは防御面では優秀だが優れた攻撃技が少ないため、タイプ一致で打てる強力な技が少ない事も攻撃面の貧弱さを際立たせている。
よって、基本的に「のろい」をはじめとする豊富な補助技を駆使して戦う。
挑発やほえるでの交代が怖いため、基本的に最後で出すケースが多い。
ゲーム・アニメにおいてはフロンティアブレーンである、
探検隊隊長ピラミッドキング・ジンダイが
銀シンボル時に使用してくる。
余談だが、このレジ系伝説ポケモンにはちょっとした噂がある。
+
|
実は謎が多いポケモン世界 |
その噂とは、レジ系が「戦争」をモチーフとしているのではないか?というもの。
公式設定にはこの説を裏付けるものはなく、あくまでも仮説の域を出てはいない。
だが、偶然で片付けるにしてはそういった要素が多いのも事実である。
- ホウエン地方は九州地方をモチーフに作られているが、レジ系が封印されている場所は全て第二次世界大戦中に大規模な空襲の被害に遭っている。
(レジアイス→長崎。レジスチル→宮崎。レジロック→大分)
- レジ系の長、レジギガスが眠っている場所(キッサキ神殿)は稚内に当たる。そこには戦没者の慰霊碑がある。
- レジ系全てがハートのうろこ(忘れた技を思い出させてもらう為に必要なアイテム)を使うと「だいばくはつ」を思い出す。
- レジ系の「レジ」の元となった単語と思われる「raze」。
その意味が「町・家・森などを徹底的に破壊する」。また米軍の隠語では「核」をも意味するらしい。 "radiation"(レディエーション、英語で「放射能」の意味)説もあり。
- レジ系に会うために解かなければいけない暗号が点字(説明では視覚障害者への理解を啓蒙するとされている)。
- レジギガス以外のレジ系の容姿→原爆で手足を失った人々の象徴か。
- レジ系は全員「かくとう」タイプが弱点→暴力・武力に苦しめられた歴史を示している?
- レジギガス以外はとくせい「クリアボディ」を持つ→"nuclear"(英語で「核」の意味)との語呂合わせ?
- レジギガス以外はレベル89という異様に遅いタイミングで「はかいこうせん」を覚えるが、
これは長崎に原爆が落とされた8月9日を示しているのではないかと言われている。
…など、戦争や原爆との関連性が一部のファンの間で推測されている。
この他にも意外とポケモンには謎が多いので気になった方は調べてみるのもいいだろう。
なお、第8世代時点では「はかいこうせん」の習得レベルが72、先述のレジエレキやレジドラゴの登場により全員が格闘弱点ではなくなるなど、
上記の要素の中には当てはまらなくなったものもある。
ちなみに『RSE』の「御触れの石室」には条件のヒントになる点字文以外にも
点字による長文が刻まれており、その文章を直すと以下のようになる。
私達はこの穴で暮らし生活し そして生きてきた
全てポケモンのおかげだ
だが 私達はあのポケモンを閉じ込めた
恐かったのだ
勇気ある者よ 希望に満ちた者よ
扉を開けよ そこに永遠のポケモンが居る
|
コーエーとのコラボ作品である『ポケモン+ノブナガの野望』にもレジギガスを含めた他のレジ系を差し置いて参戦。
条件を満たすと出現し、イエヤス(徳川家康)とリンクできる。
MUGENにおけるレジスチル
MUGENでは、Claymizer氏製作の手描きのものが「Infinity Mugen Team」で代理公開されている。
同氏製作の
バシャーモ同様、Youtubeでよく見かける。
攻撃のリーチが長いので、遠くの敵に攻撃をヒットさせる事ができる。
また、レジアイスとレジロックは
ストライカーや
超必殺技、勝利ポーズなどに登場している。
並程度の強さを持つ
AIがデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年05月13日 23:11