全国図鑑No.244(
強し)
分類:かざんポケモン(
火山噴火は恐竜絶滅の原因の一説)
タイプ:ほのお(人類は火を扱う事によって発展できた)
特性:プレッシャー(神に相応しい威圧感)
隠特性:
もらいびせいしんりょく(揺るぎ無い意志)
高さ:2.1m
重さ:198.0kg(圧倒的重量感)
かざんの マグマよりも あつい ほのおを ふきだしながら
だいちを かけめぐる たくましい ポケモン。
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担当声優 |
-
竹中直人
- 『結晶塔の帝王 ENTEI』
-
三宅健太
- 『幻影の覇者 ゾロアーク』
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HP:115
なんとほのおポケモンで1位!
防御も特防も低く、タイプ的にも耐久が低い部類だが。
攻撃:115
最強のポケモンミュウツーよりも力持ち!
しかし、エンテイの覚える技は攻撃力をまったく活かせないものであり、ミュウツーの方も攻撃より特攻特化である。
防御:85
御三家最強クラスのゴウカザルより高い!
ゴウカザルの耐久自体は並レベルである。
特攻:90
ライコウ、スイクンでは手も足も出ないヌケニンの3倍!
ただしタイプ一致技に限る。そもそもヌケニンの強みはその特性であり、特攻はかなり低い。
特防:75
あの対戦人気抜群のゲンガーと同じ!
ゲンガーの対戦人気が抜群なのは唯一神より豊富な技のレパートリーと、それらとかみ合った能力値が理由である。
素早:100
伝説最強の呼び声高いカイオーガを上回る!
カイオーガが伝説最強と言われるのは、強力な技と総合的な能力の高さに加え、最高クラスの特性が理由である。
種族値合計:580
ウインディより25も高い種族値!
三匹セットの伝説系でおなじみの合計値であるが、野生に更に上の600族などもいる。
唯一神強すぎだろ……。
唯一神弱すぎだろ……。
概要及びエンテイの歴史
任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。通称
「唯一神エンテイ」。
ジョウト地方に伝わる三匹の伝説のポケモンの一体だが、今のポケモン界では完全に
空気。というか
他の二匹が強すぎ。
ポケモンにおいては伝説のポケモンでありながらその
「弱さ」から一時期ごく一部でネタ人気があった。
上のコピペも凄そうに聞こえてくるが、実は
比較対象がショボかったり別の要素で駄目だったりする。
割とよく改変されるが、改変しても突っ込み所満載な所は変わらない。
だが、活躍の場を変えるや人気を博し
唯一神とファン(信者)から祭り上げられた。
その時できたと言われるのが
エンテイビーム。
ちなみに同じく初代で伝説三匹のほのおポジションであったファイヤー
(ポケモンスタジアム公式バトルで伝説系の癖に
大会出場経験が無かったおかげで唯一出場可能だった経験有り)は
「真・唯一神ファイヤー様」と呼ばれる。
…何故、ほのおタイプのポケモンってのはこうも優劣付けで
世紀末状態になるのだろうか。
しかしながら、今ではファイヤー、
バシャーモは十分に実戦レベルの能力を持っているし、
歴代御三家でも世代を追うごとに評価が増していったリザードンのほか、ゴウカザルや
ガオガエン、
エースバーンも強ポケとして評価されており、
ほのおタイプ自体が不遇である時代は過ぎ去っている。
エンテイも世代を追うごとに強化が重なり評価も上がったため、第8世代現在となってはネタ扱いを受けることはほぼなくなった。
第2世代(『金・銀・クリスタル』)
一応
エンテイ一弱。次点に初代から悲惨な弱体化を受けたフリーザーがいるが、それでもエンテイよりはいくらかマシ。
とは言えこの時代、
能力とタイプが噛み合っていないポケモンは特に珍しくもなく、ほのおタイプは当時最高クラスの火力を持つファイヤー一強の状態の中、
一応「ソーラービームを撃てる数少ないほのおポケモン」という特徴を持つ彼が特段ネタにされることは少なかった。
第3世代(『ルビー・サファイア・エメラルド』)
第3世代初登場作の『ポケモンコロシアム』にて、
「味方のじしんに巻き込まれて倒れることがある」という衝撃のデビューを果たし、
一躍ネタキャラとして注目を浴びる。そしてこれをきっかけに、
「こうげきの能力値が完全に無駄」「捕まえられる時期の関係で強い個体を手に入れるのが一際難しい」「そのくせ見返りが少ない」と問題点が一気に噴出。
タイプ一致物理技が貧弱、弱点が多いなど致命的な欠点の多いレジロック、
一撃必殺コンボを手に入れ反逆を狙うフリーザーとブービーレース
(ただし『FR・LG』でレジロックが教え技で「いわなだれ」を習得できるようになったことにより、
再び最弱へ)。
第4世代(『ダイヤモンド・パール・プラチナ』~『ハートゴールド・ソウルシルバー』)
「6ターン目から本気出す」なスロースターター・レジギガス、
悪い意味で相変わらずなエンテイ、
そして苦手ないわタイプ技強化の煽りを受けて
やっぱりダメだったフリーザーの三弱。
なお、GBAブービー賞のレジロックはトリパや砂嵐時の特防1.5倍や強力なタイプ一致技という追い風により、DS版では砂パのエース候補とまでなった。
同じような立場の
ブースターや
レントラー、他キャラのほぼ劣化のバシャーモなども取り込み、
一時期「唯一神」エンテイを筆頭とする唯一シリーズとしてネタキャラ群として権勢を誇った…が、
強力な物理攻撃わざであるフレアドライブ、神速を覚えた色違いエンテイが配布されたあたりで潮が引くように消滅。
元々弱くは無かったが習得技の関係で火力に難があったレントラーも自然離脱、後にバシャーモもチート級のとくせいを持つものが配布された。
第5世代(『ブラック・ホワイト』)
通常色も考察が進むにつれ、「まずまずの耐久、素早さを併せ持ち、相性的にはがねタイプに強いプレッシャー持ち」としてのニッチを確立。
相手の攻め手を封じるねちっこい戦い方で、ワンチャンあればガチの戦いにも食い込める強さという評価。
どのルールでも万遍なく弱いレジギガス、取り柄の一撃必殺コンボを封じるがんじょう強化により
順調に弱くなるフリーザーに差を付ける。
同世代初出ポケモンの中では
当初はタイプ的に相方のボルトロスの劣化臭いトルネロスが一番怪しいポジションだったが、
WCS2011以降ユーザーの考察が進み、普通にボルトロスと差別化できる強ポケ扱いになっている。
これを除くと相対的にコバルオンの評価が低めだったが、こちらはこちらで別の対戦ルール(ローテーションバトル)では強力な格闘タイプの1体であり、
新準伝に不遇無しという素晴らしい世代。
第6世代(『X・Y』)
話題となっていた念願の一致物理炎技の「せいなるほのお」(技の中でもトップクラスの使い勝手)がNPC専用ではないかとの不安もあったが、
ポケムーバー解禁後にてガチだったことが判明したため、大きく地位を挙げることが予想されている。
フリーザーはフリーズドライの習得で零度に頼らず殴る道が開け、(ルールを選べば)使い物にならない準伝説はほぼ無くなったと言える。レジギガスを除いて。
ちなみに同世代初出のポケモンに準伝説はいないので既存のポケモンのみの地位変動となっている。
第7世代(サンムーン)
VC版の登場により、隠特性が解禁されたが素早さは高めなためシナジーはいまいち。
しかし環境でミミッキュを始めとするフェアリーが増え、それに比例するようにはがねタイプも増えたことにより、それらの対策になるエンテイの使用率も増加。
ミミッキュに対しても「せいなるほのお」によって高確率で火傷に出来ることから、ミミッキュ対策として評価も上がった。
第8世代(『ソード・シールド』)
リストラ。
……されたかと思われたが、DLC『冠の雪原』においてスイクンやライコウ共々復活。
本作では自力で「しんそく」を習得し、わざレコードを使用することで「フレアドライブ」も習得可能となった。
また、せいしんりょくが相手のいかくを無効化するようになり、
「やけどといかくを両方無効化し、高頻度のやけどをばらまく物理アタッカー」という新たな個性を獲得。
総じてエンテイ自体はかなり強化された。
しかし、ほのおタイプには使用率ぶっちぎり1位のエースバーンや、
『冠の雪原』で復活したバシャーモ等ライバルが多い。
対戦環境においてそれらのポケモンと比較して強みが活かせる場面が少ないことから、使用率は伸び悩み気味。
とはいえ、スペックそのものは高いためルール次第では活躍の場もあり、詳細は割愛するがランクバトル(ダブル)の使用率で5位に入ったこともある。
第9世代(『スカーレット・バイオレット』)
今回もDLCで復活。更にはエンテイに似たパラドックスポケモン「ウガツホムラ」が登場。
任天堂でホムラと言っても『カスタムロボ』の
陰気眼鏡異端の闇軍師でも
天の聖杯でも同じ『ポケモン』のマグマ団幹部でもない。
穿つならスティンガーヘッドかシンである
外見はウネルミナモやタケルライコと比べるとオリジナルに近い印象がある。
ちなみにウガツホムラは「せいなるほのお」を使えない。
原作中の性能
初登場は『ポケットモンスター金・銀・クリスタル』。イベント後に各地を徘徊するポケモンの一匹として登場するが、
「やけたとう」にて一度死んで
ホウオウによって生き返ったという伝説がある。
みずタイプのスイクンも大概だが、
ほのおタイプなのに火事で死亡という、出だしからネタポケとして一線を画している
(ただし、ホウオウは蘇生の際それぞれに塔に落ちた雷、塔を焼いた炎、塔の炎を消した雨の力を与えたとされており、生前は別タイプだった可能性がある)。
また、図鑑によっては火山の噴火から生まれたポケモンともされていて、
同じようにスイクンは北風から生まれ変わり、ライコウは雷と共に落ちてきたとも言われている。
バトルの面では、金銀の伝説のポケモン、ライコウ、エンテイ、スイクンで形成される通称・三犬
(ただしモチーフはそれぞれ虎・ライオン・豹でありどれもイヌ科ではないため、三獣とも呼ばれる)の一角。
だが、ライコウは「すばやさ」と「とくこう」、スイクンは耐久力が高く、
それぞれの一般的なタイプの特性や用途に合ったステータスなのに対し、
エンテイは一般的に特殊技が軸となる「ほのお」タイプなのに、「とくこう」が「こうげき」よりより低い上、
HPこそ高い物の、能力値(特に特防は伝説ポケモンの中でも最下位クラス)、およびタイプ相性の面から多少打たれ弱く、
この三犬の中で唯一、方向性の定まらないちぐはぐなステータスを有している。
しかも、エンテイのとくこうは耐久型ポケモンであるはずのスイクンと同値なのでバランス型とも言い難い。
器用貧乏どころか器用ですらないのかもしれない。ステータスの話だけでここまで不遇さが垣間見られる。
これらを受け入れたとして、バトルをする際に特に問題なのは「わざ」である。
四足のポケモンは基本的に手を使うわざが使えないため、二足歩行のポケモンに比べて、覚えられる物理技が少ない。
強力なタイプ一致の物理技や「じしん」を覚えられればかなり違うが、エンテイはどちらも覚えない物理向け四足の一匹である。
その不遇っぷりは尋常ではない。
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わざ詳細 |
GBAまではタイプごとに物理、特殊が設定されていたため、
エンテイは「アイアンテール」「あなをほる」「おんがえし」「 めざめるパワー」その他追加効果を期待するわざしか覚えられなかった。
これらは、おんがえし以外は使いやすいとは言えないものばかりである。
一応めざめるパワーはタイプと威力さえよければ使いやすいが、選別する作業に手間がかかるのは辛い。
物理、特殊の依存がわざごとに変更され、新たなわざも増えて一躍活躍を期待された『ダイヤモンド・パール・プラチナ』だったが、
120もの威力をもつ物理炎の大技「フレアドライブ」が出てきたもののそれを覚えてくれず、
攻撃力依存の炎技は威力 65しかない「ほのおのキバ」のみなど イジメとしか思えない仕打ちである。
そもそも『DP』の炎タイプは「おにび」(あいてをやけどにするわざ)のわざマシン登場、
「オーバーヒート」 *1を覚えるポケモンの範囲拡大の恩恵を全ての炎ポケモンが受けられる上に、
ほとんどが総合的に強化されており(同じく四足じしん無しのポケモンの殆どはフレアドライブを覚えられる)、
どいつもこいつも強豪ばかりであるが、 唯一神は伝説のポケモンのくせになぜかほとんど強化されていないため
(一応されてはいるが、他の炎タイプと違って満足に強力な物理技を覚えられない)、対戦で使う人は圧倒的に少ない。
余談だが、初代において「自力で覚える技が非常に貧弱」「出番も遅く使う気にならない」「経験値が高めなので稼ぎとして倒すのが一番」
などの理由で誰からも使われなかったポニータ及びギャロップはフレアドライブを習得する上、
「つのドリル」「メガホーン」「さいみんじゅつ」などの有力な技が増え、現在は実戦レベルまで強化されている。
また、『ダイヤモンド・パール』では最初にヒコザルを選ばなかった場合、
クリア後の全国図鑑にバージョンアップまでは、猿以外にはポニータ系列しか炎タイプがいないため、相対的な地位向上があった。
シンオウ地方の野生ポケモンの生息と図鑑内容が変更された『プラチナ』でその地位はすぐに落とされたけど。
種族値は良いのだが、それだけを見て普通の物理アタッカーとして育てると、
珍しくも何ともない、普通にゲットできるガーディから進化したウインディの 劣化版とまで言われてしまう。
ウインディと比べれば、 唯一神はすばやさの面、対ほのおタイプ等に便利な ストーンエッジを使えるという点では有利なのだが、
それでも『DP』切ってのインフレキャラであるゴウカザルの存在がちらついてしまう(弱点タイプが少ない点では勝るが)。
一応耐久や補助として使えばそれなりに戦えるが、こうげきの種族値をかなぐり捨てることになる。
なお、でんきタイプではあるが、『DP』から登場したレントラーも同じ境遇であった。
ただしレントラーは無条件で相手のこうげきを一段階下げる特性「いかく」が非常に優秀で、
威力では劣るが、 唯一神の「ほのおのキバ」にあたる物理技、「スパーク」が3割で相手を麻痺にさせるという中々おいしい効果を持つ上に、
前述の特性と電気タイプの弱点の少なさが相乗して耐久力が高い、等の長所があるため、
冷遇されていると言うより「高い能力値が少し勿体ない」程度の認識である。
「ほのおのキバの威力が低くとも、 唯一神の攻撃力そのものが高いんだからそれなりの威力になるのでは?」
という考え方もできるが、実際に単純な威力のみで考えても、彼の「ほのおのキバ」は先ほど引き合いに出したウインディどころか、
その進化前のガーディのフレアドライブにすら劣る威力である。
実を言うと無理に高いこうげきの種族値を生かそうとするより「 かえんほうしゃ」「だいもんじ」等の特殊技で戦った方が火力は上なのだが、
とくこう90以上の種族値の炎タイプなんぞゴロゴロいるため、彼を特殊アタッカーとして活かすとなると、
「めいそう」が使えて素早い割には、耐久もそれなりにあるということがカギとなる。
ただ、これで強いかと言うとほのおタイプの耐性の酷さと特殊技の少なさから、あくまで「戦えないこともないレベル」である。
『プラチナ』や『金・銀』のリメイク『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、教え技やレベル技が増えたことによって、
多くのポケモンの強弱関係が変動した。
唯一神はほのおタイプ最高クラスの破壊力を持つ「ふんか」を習得!
これによりアタッカーとしてならウインディとの完全な差別化に成功!でもふんかに特化すると 劣化バクフーンと化す。
ふんかを選択肢の一つとしてしか見なければサブウェポンはそう悪くないので差別化はいくらでも可能なのだが。
更にもう一つ、「ふんえん」というわざ *2も得たが、
シングルでも、やけどを期待する意図があるなら「おにび」を、攻撃手段なら「 かえんほうしゃ」の方が有効で、
持久戦やほのお技読み交換をされてもほんの少し有利という比較的微妙なわざなので、こちらはあまり変動する要因にはならなかった。
『ブラック・ホワイト』では後述の色違いエンテイの存在のおかげで通常色の強化は期待されていなかったが、
炎タイプの物理技として「ニトロチャージ」(威力50、ヒットすると50%ですばやさ1段階アップ)を覚えることができるようになった。
正直「ほのおのキバ」とどっちがマシかと言えば、命中率と回数の差が多いくらいでむしろ地面物理の「じならし」の方がマシかもしれない
(威力60、自分以外必ずすばやさ1段階ダウン)。
その他の炎技は相手のきのみをもやす「やきつくす」があるが特殊な上に威力が30しかなく、きのみ以外には効果がないためまず使うメリットがない。
新特性の「こんじょう」もかえんだまが使えないため使いづらい(一応どくどくだまでも代用可能だが、体力の減りが早い)。
ちなみにウインディは「インファイト」・「ワイルドボルト」といった優秀な物理技を習得した。
これにより苦手タイプへの牽制が広がり、三つの優れた特性をもつ優秀なアタッカーへとさらに高みに登った。
レントラーも「ワイルドボルト」の習得で火力が大幅にアップし汚名を返上した。
そんな中、フレアドライブ前提でないエンテイの利点も見出されている。
それは「おにび+リフレクター戦術に適したステータス」であることと、
「一致ほのお技のおかげではがねタイプやくさタイプを起点に出来る唯一の身代わり+守る+プレッシャーの使い手」であること。
それは技の併用可能というだけでなく、次点レベルの素早さと、特化すれば案外硬くなる水準の耐久を併せ持つエンテイだからこその強みであり、
例えトップには届かずとも決して馬鹿にはできないエンテイのアイデンティティでもある。
ちなみにライコウは補助技を優先的に出せる特性「いたずらごころ」を持った、
でんき・ひこうの伝説ポケモン「ボルトロス」という強力なライバルの登場により、補助役としての肩身が狭くなる
(素早さはライコウが115、ボルトロスは111。ちなみにこのボルトロスも 徘徊型伝説)。
エンテイだけでなく、ライコウも配布色違いのかみなり技が「でんじほう」だわアニメでは空気もしくは 攫われ役だわ 最初のドット絵がブサイクだわ、
そして『ブラック・ホワイト』でのボルトロスの登場……。ライコウもエンテイとは別の意味で不遇かもしれない
(念のため補足しておくと、ライコウはボルトロスよりも耐久力に優れ、「ひかりのかべ」「リフレクター」といった後続補助技の存在や、
三犬最速のプレッシャー使いという特長で容易に差別化できるため、ボルトロスの劣化というわけではない
…というより使い心地は全く別のポケモンである)。
えっ?もう一匹?相変わらずの好待遇ですよ。イケメンOR美女だから仕方ない
第6世代(X・Y)ではなんと自力で「せいなるほのお」を習得できるようになった。威力100の5割やけどで反動無し。
使用回数が5しかないのが欠点とはいえ、ノーリスクの一致物理の習得である。
これにより相手をやけどにし守る+身代わり+プレッシャーにたべのこし装備の耐久型も出て来ている。
やけどを負わないほのおタイプには「ストーンエッジ」もしくは「どくどく」で対処可能。
エンテイの高い耐久とやけどによる攻撃低下もあり優秀な物理受け要因として評価されつつある。
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『金・銀』以降メインのシリーズでは基本的に通常のプレイでは出現しない。
本編との互換性のある作品の一つで登場したのは『ポケモンスタジアム金銀』、そして問題の『ポケモンコロシアム』である。
こちらは上記三匹のポケモンの伝説性は共通して微塵も無く、
敵の四幹部が繰り出してくる「ダークポケモン」(心を閉ざしているため、主人公が奪い、心を開く必要があるポケモン)の一匹である。
その中でエンテイは一番最初に出てくるが、問題なのは全編通してダブルバトルのこの作品で、
この幹部はバクーダなどにエンテイを含めた味方ごと巻き込んで
全体対象技である「じしん」を使わせるのである。
他のポケモンは、「まもる」を使って普通に防ぐことができる戦法なのだが、肝心のエンテイはダークポケモンなので「まもる」を覚えておらず、
しかも「じしん」はエンテイに効果抜群なため、一歩間違えれば
バクーダの「じしん」で相手のエンテイが瀕死状態になる。という、なんとも酷い扱いを受けた。
このあまりのマヌケっぷりから、いつしか
「唯一神」という称号が与えられるようになった。
ちなみにコロシアムで準伝説の三犬を厳選しようとした場合、ぶっちぎりでエンテイが最難関だったりする。
続編の『
XD』で
サンダーが最速個体厳選の最難関として有名だが、エンテイはサンダーと違って戦闘前での「マスターボール」の調達がほぼ不可能なこと
(予約限定特典ディスクが必要、あっても手に入れるまでがマゾってレベルじゃない。
エンテイ戦後はバトル山が使えるのでスイクンとライコウ前のマスターボール入手はまだ可能と言える)、
最速個体チェックがサンダーより面倒なこと(同速個体同士で何度か技を出し合うしか比較できない)、
そもそもサンダーがラストバトルなのに対しエンテイはまだ中盤とも言い難いシナリオ部分で準備をするのが厳しいなど、
もしかするとサンダー以上に難しいのかもしれない。
そこまでして唯一神を厳選しようとするメリットは何もないけど
派生作品では『ポケモンレンジャー』シリーズの第1弾の無印版での2戦目では
ラスボスを務めており、
本編におけるネタっぷりを感じさせない凶悪な
設置技などを駆使してプレイヤーを苦しませた。
それを上回る存在が複数存在するが…
第2弾である『バトナージ』には他の三犬共々出演していないが、
第3弾である『光の軌跡』では他の三犬と共に再登場を果たし、レンジャーサインを描くことで主人公を助けるというポジションとなった。
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アニメ媒体におけるエンテイ様と吉報 |
-誰も知らない、金と銀の世界を駆けろ!-
映画版第3作目『結晶塔の帝王』で主演として登場。3犬の中で映画主役を張ったのはエンテイ様だけ!凄いぞエンテイ様!
しかしその正体は「ミィ(この映画での重要人物)の思い描くエンテイの姿を アンノーンが作り出した姿」であり、
正確にはエンテイではないという説(作中でも サトシが同様の発言をしている)も有る。
外見は完全にエンテイであるので、問題ないという見方も有るが、サトシの母・ハナコを誘拐するなど問題行動も見られた。
というか特に理由もなく出会って間もない幼女の父親になりたがり、 「私はこの子の父親だ!」を連呼している姿はどう見てもロリコ(ry
…これについてはミィの理想とする優しい父親像がエンテイの姿をもって具現化した、とも取れるが。
しかし、この映画の見所であるVSサトシのリザードン戦は、ファンの間でも屈指の名バトルとして語られている。
ちなみに、アニメ本編でエンテイが登場した時も『結晶塔の帝王』で登場したエンテイとの関係が示唆されたことがあるが、全くの別物である。
また、映画版第13作目『幻影の覇者 ゾロアーク』では他の3犬と共に色違い及び町の守護神として再登場。
最初はゾロアークを町を破壊した張本人と勘違いしたが、町民や町のポケモンとの説得で和解し、
サトシ達と共に町の破壊を偽装した真犯人、コーダイを懲らしめた。
そして、『ダイヤモンド&パール』の第3期OPにおいては他の三犬を差し置いてソロで出演した。
しかも特別前売り券の付属ポケモン引換券で色違いのライコウ・エンテイ・スイクンが登場。
この3体は先制技の「しんそく」とそれぞれ固有の追加技を習得しており、エンテイに追加された技の一つは念願の「フレアドライブ」!
性格は最も相性のいい「いじっぱり」(こうげき×1.1倍、とくこう×0.9倍)固定で個体値厳選可能となった。
また、他の2匹はライコウの「でんじほう」以外は強力で利用価値の高い技が追加されているのに対して、
エンテイは 貧弱な死に技が半分を占めている点で不遇である
(攻撃力が1段階上がるのみの空気技「とおぼえ」・防御ダウンの効果はあるものの威力が75と低く、
威力80の先制技「しんそく」とタイプが被ってしまっている「ブレイククロー」)。
タイプ一致の追加技が最も使いにくいライコウとどちらがマシかは微妙な所ではあるが。
ただしライコウは元々強力なタイプ一致技を持っていたため、そこまで強化する必要はないのは秘密。
しかし全員共通で覚えている先制技の「しんそく」は、攻撃種族値が3犬の中で一番高いエンテイが最も活かせるのも事実。
「フレアドライブ」「しんそく」という2つの強力な技を覚えることで多くのトレーナーが望んだであろう物理特化が可能になるのもまた事実。
さらに残りの二体の固定性格だが、スイクンは防御が高くなるが素早さの下がる「のんき」こちらはまだマシだが、
ライコウは特殊攻撃が高くなるが特殊防御が下がる「うっかりや」……素早さの上がる性格が選べないため、
三犬中最速という利点を生かすことができないでいる。
この配布以降唯一神の新たな伝説が始まる…のかもしれない。ぜったいれいどスイクンの方がいいとか言うな
ただし、配布された3犬の入ったボールは「プレシャスボール」という代物で、
限りなく限定的なボールのため、グラフィックでバレてしまい奇襲には向いていない。
配布されたポケモンは本来覚えないはずの技を覚えているため、改造ポケモンとみなされランダムマッチでは使用不可能、
という異常事態も起こっていたが、後に仕様修正されランダムマッチで色違いポケモンが仕様可能になった。
劇場版『キミにきめた!』ではホウオウに見定められたサトシの前に現れ圧倒的な力を見せつけた。
恐らくは他の2匹共々選ばれた者であるサトシが本当にホウオウに会うに相応しい者かどうか計りに来たと思われるが、
エンテイは1シーンのみだったライコウやスイクンよりも出番が優遇されている。
アニメ第8シーズンでは、キーパーソンデある古の冒険者ルシアスが所持していたポケモン「六英雄」の中に、
黒い レックウザやガラルファイヤーなどと並んでエンテイがいたことが語られている。
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その他作品における唯一神 |
任天堂キャラのお祭りゲーム『 大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおいて、
『DX』からアイテム「モンスターボール」から出現するポケモンの一体として参戦。ほのおのうずで援護してくれるぞ!
上方への判定が広く、一度捕まるとほぼ抜け出せない上拘束時間も長いと伝説に見合う性能をしている。
……が。
『X』では拘束時間で言えばアチャモに劣る、横方向への判定が狭すぎる、吹っ飛ばし能力も低いというそこはやはり唯一神。
おまけに3犬の内の1匹スイクンは当たれば即死、しかも 発生も範囲も良好という鬼性能。
ほ、他の媒体でも手加減とか 謙虚だな流石唯一神けんきょ
え?もう1匹?リストラ喰らってますが何か?
唯一神を怒らせてはいけない…。
|
MUGENにおけるエンテイ
翡翠の夫(萃香の夫)氏によって製作されている。
原作での元・最弱伝説は
完全に無かったことになり、
最強伝説を築いている。
その攻撃は
原作を完全に無視して、上記の「エンテイビーム」など好き勝手やっている。
その他にも技の名前には全て「エンテイ」がついている点から、製作者の愛(?)が窺える。
また、
AIがデフォルトで搭載されているので、最初から強い
唯一神を拝むことが出来るだろう。
移動できないというデメリットがあるが、それは
唯一神ともなれば動かずとも敵を殲滅できるが故のこと。
言うまでもなく
唯一神は
狂キャラ故に取り扱い注意。
ちなみに勝利時にはポケモンの勝利
BGMが流れ出す。
劇場版で共演した
アンノーンとタッグを組むと、登場時
特殊イントロが発生する。
11Pカラーでは常時回復と全てを薙ぎ払う劫火、さらに二分の一の確率で攻撃無効化など、死神の如し。
12Pカラーになると、回復量アップや火柱を立たせるなどの力をも身に付ける。
その美しい金色の姿は正に唯一神!皆の者ひれふせい!
ドット絵や
エフェクトを『ハートゴールド・ソウルシルバー』版のものにするパッチがニコロダにて公開されていたが、閉鎖に伴いDL不可。
ぼくは きれいな エンテイ。
また、
暁さんのイラストを描けていたFUSHIGIDA氏によって、
CVが竹中直人になるボイスパッチが氏のOneDriveにて公開されている。
そして、深山氏によって遂に本当の
神となった。その名も
「Entexi」。
10Pと12Pだけ回復があり、12Pのランクは
殺傷力だけで言ったら下位神であり、耐性面は
なんと準論外。すごいぞ!強いぞ!エンテイ!
……が、現在は公開停止。エンテイ……。
出場大会
+
|
一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
|
出演ストーリー
*1
特殊技。使用後に特攻2段階ダウンのコストがあるが威力が高い。
物理特化でも技の威力のおかげで高ダメージが期待できる。所謂「役割破壊わざ」の代表格。
*2
特殊技、威力80、命中100、火傷率3割、ダブルで
全体攻撃と言うとスゴイが
味方殺し技であり、
味方に当てる意図が無い限り正直「ねっぷう」の劣化版でしかない。
最終更新:2024年07月03日 17:46