ケンタウロスマン






「私の悲しみは、あの太陽より熱い!!」

身長:155cm
体重:172kg
攻撃力:35
防御力:47
機動力:205
長所:思い切りがいい
短所:後悔が多い
好きなもの:ギャンブル
嫌いなもの:ムチ

CAPCOMのアクションゲーム『ロックマン』シリーズに登場する8大ボスの一体。初出は『ロックマン6 史上最大の戦い!!』。
神話でお馴染みのケンタウロスをモチーフにしており、後のミュートスレプリロイドの先駆けとも言えるロボット。
ケンタウロス(半分人間で半分は野獣)+マン(人間)で気持ち75%くらい人間よりな気がするが、ロボットなので細かい事はおいておこう。

○○マンという名前はロックマンシリーズでは恒例だが、ケンタウロスはラテン語。
海外版ではケンタウロスの英語読みで「Centaur-man(センタウルマン)」になっている。
エンシェントシティ(古代の都市)ステージでロックマンを待ち受けている。恐らくはギリシャ出身。
彼の本来の仕事は、古代の美術品を扱う博物館の案内ロボットだった。
ある時、すっかりオンボロになった博物館を改装するための資金集めを決意。
ロボット選手権という大会に、能力不明の選手という触れ込みで参加。
優勝して賞金を手に入れようと出場した……所をDr.ワイリーに操られてしまう。
生みの親は、正確にはワイリーではないのだが、ワイリーナンバーズ42に登録されている。
また、動力源はコース選択時に表示されるデータによると、信じられない事に乾電池(DRY BATTERY)である。
ロックマンの世界の未来では、乾電池はとても長持ちするらしい。
博物館の案内ロボットだった経歴を考えると、そこまで激しい運動は必要ないとは思うが……。
これを乾電池動力のまま戦闘用に改造したワイリーのガッツと根性は、推して知るべしである。

戦闘能力は多岐に渡り、壁に当たると分裂して跳ね返る弾やテレポートを使いこなす。
必殺技は、空間をねじ曲げる全画面技「ケンタウロスフラッシュ」。
ケンタウロスマンに限った事ではないのだが、本人とロックマンが使った場合とで大幅に効果が違い、
本人が使用した場合は「ダメージはないがロックマンの動きを停止させる」というもので、これと同時に前述の分裂弾を撃つので回避がほぼ出来なくなる。
ロックマン側が使った場合は、画面全体にダメージを与える(弱点ボス以外のボスには無効)というもので性能は高いが、全画面技の宿命か燃費が悪い。
また体形が特殊なためか、ジャンプが出来ないという、シリーズのボスの中でも珍しい弱点がある。
まあロックマンより身長がでかいので、突進攻撃を飛び越えるのがやや難しい。
むしろワープさせるようにケンタウロスマンを誘導させないと逃げ場が無くなる。
弱点はナイトマンのナイトクラッシャー。リーチが短いので当てにくい。

『ロックマン2 ザ・パワーファイターズ』でも再登場。
ケンタウロスフラッシュはリストラされた代わりに、多彩な攻撃バリエーションが追加。
新・特殊武器「ケンタウロスアロー」は腕を弓の形に変形させて、矢の形をしたエネルギー弾を撃つ。
ケンタウロスアローは、発射した時の相手の位置を目掛けて飛んでいく。
体当たりは、かがんで頭の角を先頭に突き出すようなモーションに変わった。
また、雑魚キャラを召喚したり、体力が残り少なくなってくると長刀で斬りかかってくる。
倒すのを後半に回せば回すほど厄介な難敵と言える。しかしジャンプは出来ない
これで空中をカバー出来るケンタウロスフラッシュも使えたら間違いなく最強だっただろう。
この時の弱点はジャイロマンのジャイロアタック。
ライト博士からの弱点のヒントは「ケンタウロスマンはジャンプできない、そこを狙うのじゃ」といまいち分かり難いものになっている。

さて、ケンタウロスマンと言えば、
当時コミックボンボンで読んだ人もいれば「ケンタウロスマン 」でググった人もいると思うが、
池原しげと先生が描いた漫画では女性型ロボットでナイトマンと恋愛関係だった。
それなら「ケンタウロスウーマン」という名称じゃないかって?気にするな!
初登場でいきなり女言葉で喋り出すケンタウロスマンに「え?」と驚かされた読者もいるはず。
一つ気になるのは、直接ケンタウロスマンと戦ったロックマンが「お前女だったのか!?」と気が付いたのは、
彼女のヘルメットが破壊されて金髪ロン毛が露になってからなのだが、
声を聞いても何とも思わなかったのだろうか。女言葉も使っていたというのに。そこは漫画である
当時のボンボンではニューハーフが主人公の漫画が連載されてたり、
女言葉で話す無精髭を生やした町娘が出てきたりオカマで同性愛者の牛が登場する漫画も連載されていたため、
一部の読者にも正体が判明するまでオカマ(つまりナイトマンに対してガチホモ)だと思われていた。
ちなみに、後の作品では公式でオカマのロボットが登場した。

+ナイトマンとケンタウロスマンのストーリー ネタバレ
ヤマトマンに勝利するも重傷を負ったロックマンは、帰り道にナイトマンに決闘を申し込まれる。
満身創痍のロックマンに対し、ナイトマンは「今のお前を倒してもつまらない。ダメージが回復したら私の城にこい」と告げる。
ナイトマンの騎士道精神は、ケンタウロスマンもよく理解していた。
ケンタウロスマンはナイトマンの城まで応援に行くも、彼女が直接、手を貸す事はなかった。
やはりというか、なんというか、ナイトマンはロックマンに敗北し死亡。
彼女は正々堂々たるナイトマンの騎士道精神を尊重したせいで、彼を見殺しにしてしまった。
悲しみに狂った彼女(項目冒頭はその際の台詞である)はロックマンに仇討ちをするために、様々な復讐を味わわせる。
だが、結局は弱点の特殊武器ナイトクラッシャー(ナイトマンの武器)をお見舞いされて死亡した。

「カップルの男を殺し、彼の愛用の武器を使って、敵討ちにきたカップルの女を殺した」
……と書くとロックマンが物凄く鬼畜に思えるが、
彼はケンタウロスマンに和解と説得(共に黒幕を倒そうと持ちかける)を持ちかけており、
聞く耳を持たなかった彼女をやむを得ず倒した、という経緯がある。
ナイトマンとの関係を知ったロックマンも、最後は涙を流し彼女を破壊した。
戦闘不能にすればいいだけで、別にケンタウロスマンを粉々に破壊する必要はなかったんじゃないのか
しかし、池原しげと氏版ロックマンと言えば何かと鬼畜な言動が目立ち、
「ごちゃごちゃうるさいんだよ!」や「パワーはあるが脳みそはゼロだぜ!」
「空さえ飛べなければお前なんかゴミ同然だ!」「雑魚はひっこんでろ!「二度とこんなことをしないようにころしてやる」etc...
ケンタウロス戦のロックマンは、シリーズの中では優しい部類に入るのだ。
まあ敵と割り切った相手には容赦しないが、倒した相手には慈悲を持っているということなのだが。
ワイリーステージのボスラッシュではコピーが登場するが、これをロックマンは「魂のない偽物」と一コマで粉砕している。
(なお、ケンタウロスマンステージに当たるパートでも上述の会話の前に別のケンタウロスマンと戦っている
 これもボスと再戦ラッシュ同様に原作再現で、本作では同一ステージにボスが2体いる場合がある*1事へのリスペクト)。
最終話ではライト博士によって「ロックン回路」を搭載されて復活し、平和に役立つ研究を促している。
彼女を修理した際のノウハウを元にスプラッシュウーマンが製作されたのは言うまでもない。

ありがひとし氏の漫画『ロックマンメガミックス』及び『ギガミックス』では、『6』を再現した『史上最強の敵』から登場。
当然ながら性別は男である。
ナイトマン同様にマントをまとった西洋風のアレンジが特徴的で、エネルギー消費が激しいケンタウロスフラッシュに代わって、
『パワーファイターズ』のケンタウロスアローがメイン武器となっている(ありが氏によると『6』しか知らない人向けの話題作りとの事)。
またMr.X(ワイリー)の洗脳を受けて暴れ回る際、1コマだけ長刀を使うシーンがある。
『ギガミックス』の『暗黒の月』では、人々が避難するまでの時間稼ぎとしてスペースルーラーズに挑むも、
サターンのブラックホールで破壊されてしまった(その後、最終回の『光る明日へ』にて修復された)。

余談だが、コピーロックマンを糾弾するシーンのセリフが出版社ごとに異なっていたりする(現在は下記のバージョンで統一)。


「ふざけるな!!おかしいのはお前の方だ!!
 偽物ロックマンめ!!」


MUGENにおけるケンタウロスマン

死門氏が製作したものが存在していたが、現在は入手不可。
ドットは『パワーファイターズ』のものが流用されている。
体当たり、ケンタウロスアローの上段下段、長刀による3種類の攻撃の6ボタン式。
原作同様、ジャンプが出来ない仕様となっている。
また、原作で投げが存在しないせいか、ケンタウロスマンを投げる事も出来ない。
とくに体当たりが使いやすい。足がそこまで速くないケンタウロスマンの機動力の生命線。
攻撃判定が横に意外と広く、ジャンプで避けられたと思っても引っかかってくれる。
単発ヒットなのでブロやガーキャンには弱いが、投げられない強みが生きる。
画面端で2回繋がるので、相手を端に追い詰めたらガンガン体当たりしよう。
プレイヤー操作

出場大会

  • 「[大会] [ケンタウロスマン]」をタグに含むページは1つもありません。

プレイヤー操作



*1
ボスが2体いると言っても両方ステージ開始時に表示されるボスのロボットで外見や能力は同一。どちらか片方でも倒せばコースクリアになる。
これで「同一個体が違う部屋に出現」ではないと言えるのは、クリア後に同じステージに再挑戦すると通常はボス部屋到達と同時にゴールになるが、
この仕様のボスは「ビート使用に必要なアイテムを持ってない方撃破時に限り」もう一方のアイテムを持っているボスの所に行くと再戦ができる
(アイテムを持っている方を先に倒してしまうともう一体も消滅)。
この2体×4組がどういう関係なのかは謎だが、池原しげと氏版では先に倒された方を「影武者」としていた。


最終更新:2021年08月05日 22:56
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