識別:DWN.045
身長:143cm
体重:111kg
攻撃力:42
防御力:103
機動力:98
長所:繊細
短所:落ち込みやすい
好きなもの:日光浴
嫌いなもの:ミツバチ
「ふふっ。このお花、綺麗でしょ」
かつては植物園を管理するマスコットだったが、戦闘用に改造され、花弁の迷彩模様もその際に塗装を施された。
その後、度重なる
Dr.ワイリーの世界征服計画に対抗すべく結成された「世界ロボット連盟」主催のロボット選手権に参加。
参加者の中でも特に優れた8体のロボットの1体に選ばれるも、謎の男
(笑)ミスターXに捕らわれて世界征服に利用される。
特殊武器の「プラントバリア」は花弁形の圧縮エネルギーで一部の敵弾をかき消す事が可能だが、敵か敵弾に1度接触すると消滅する。
同じバリア系の武器「
スカルバリア」や「
汚パシージュエルサテライト」等に比べると耐久力はないものの、火力が高く、殆どの敵を一撃で倒せる。
盾なのに、至近距離用の武器としての使用頻度が多いという矛盾…。
また、攻撃パターン自体も「移動→ジャンプ→プラントバリアー発射→移動…」と
非常に単純ということから、ボスより
ステージの方が強敵とまで言われる事も。
倒すと「
ラッシュジェットアダプター」も手に入るので、優先的に攻略されやすいステージでもある。
植物系のボスなので炎系の武器「フレイムブラスト」が弱点かと思いきや、氷系の武器「ブリザードアタック」が苦手。
これはプラントマンが自然環境の急激な変化、特に寒さに弱いからと思われる。
とはいえ、フレイムブラストでも2ポイントのダメージを与えられる(『6』では弱点以外の特殊武器のダメージは1ポイント固定)。
ちなみに、フレイムブラストはブリザードマンの弱点武器である。
『パワーバトル』『パワーファイターズ』(略して『PB』『PF』)にも登場。
前者はバスター攻撃が追加されているものの、ほぼ本家と同様の攻撃パターンを持っているので、原作同様非常に弱い。
このため、攻略順については体力ゲージの回復も兼ねる形で一番最後に回されがち。
後者は前作の攻撃パターンに加えて、バスターが放射状に発射されるスプレッド型の物に変更されていたり、
地面にプラントマンの顔を模した小型の砲台を設置したり、攻撃判定のある花びらをまき散らすプラントマンの顔を模したビットを設置したりと、
原作及び『PB』から一転して中々の強敵へと変貌を遂げている。
上述の通り、前作では一番最後に回される事が多かったが、こちらでは一転し、攻撃が緩めかつ体力も低い前半で相手をした方が良いとされている。
一方で、ステージは前者がスラッシュマン、後者が
ファラオマン、
BGMがどちらも
クラッシュマンの使い回しとビジュアル面での扱いは良くない。
この作品では前者はジャイロアタック、後者は
アトミックファイヤーが弱点武器。
だが、前者では例によってバスターの溜め撃ちの方が有効だったりする。同作はチャージショットゲーですし
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われながら完全無欠の美しさだ… |
「はらはらと美しく散らせてあげよう。君の命という名の花を!!」
池原しげと氏の漫画版『ロックマン6』では 鏡に映った自分の姿を美しいと感じるほどのナルシストな性格になっている。
顔つきといい、後の『ロクロク』の エレキマンを彷彿させる。
花を汚されると怒るのは原作通りだが、この漫画では花瓶を破壊した部下をプラントバリアで破壊している。
ロックマンとの戦いでも同様で、至近から顔面にバスターを喰らった時も、 自身の顔に傷を付けられことで激昂。
美とパワーのハーモニー「プラントバリアカノンの舞」というオリジナル技をロックマンにお見舞いした。
ブリザードアタックで倒された後も「私に哀れみはいらない」と言って、最後は 自爆して果てている。
部下を破壊したことを知らないロックマンは花を愛する優しいロボとして説得を試み、
自爆後の頭部を花園に安置してこのような結末となったことを嘆いていたが、
後のボスラッシュでは「魂のない偽物」と見なされた事もあり、わずか1コマで瞬殺された。
「よくも私の美しい顔にきずをつけてくれたな!!
本気で私をおこらせたぜ!!」
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きっかないよーっ!!プラントバリアーッ!! |
有賀ヒトシ(現・ありがひとし)氏による漫画作品『ロックマンメガミックス』では、『史上最強の敵』で初登場。
外見が『PF』版並( アイスマンと同程度)に小柄になり、性格も子供っぽく描かれ、ナルシストな描写は無い。
プラントバリアの防御力はファラオウェーブとダストクラッシャーをまとめて防げる程に高いが、発動までに時間がかかるのが難点で、
コピーロックマンがロックマンとの一騎打ちで使用した際はそこを突かれた。
また急激な温度変化に弱い理由として、
「植物から生成した生体部品を試験的に用いていて、冷気や熱でそれが悪影響を受けるため」という設定が追加されている。
『暗黒の月』では他の『6』勢のボス達と共に世界強豪ロボットとしてスペースルーラーズ( 『ワールド5』のボス達)に挑むも、
ビーナスに破壊されてしまう(最終回『光る明日へ』では復活している)。
同氏による『ロックマンズサッカー』の四コマ漫画では原作通りの頭身で描かれている。
荒んだ心を癒す事をコンセプトにサッカーコート内に植えた花を カットマンが踏んでしまった事で激昂し、彼をハチの巣にしている。
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エグゼシリーズにおけるプラントマン |
『ロックマンエグゼ3』においてもリデザインされ登場。
性格は若干異なり、物静かで目的のためには手段を問わない冷酷さを持つ。
自然を愛する少女アネッタを唆し、各地の工場の電脳世界を破壊して回っていた。
WWWの手先として「テトラコード」を奪取するため、アネッタと共にデンサンシティの湾岸病院に潜入。
病院の電脳世界の中心部である「イノチの木」をジャック、暴走させて病院の電脳世界を植物まみれにし、
混乱を起こした隙に手術室のプログラムに保管されていた「テトラコード」の奪取を狙った。
手術中の友人を救う為にプラグインしてきたロックマンと戦闘、敗北するも「テトラコード」を持ったまま逃走。
最終章においてパルストランスミッションシステムを使いロックマンと再び対決するも、敗北しデリートされた。
シナリオ上はあくまで1ボスに過ぎない存在であったが、彼から得られるナビチップが同作の対戦バランスを完全に破壊する事となった事から、
プレイヤー間ではそちらの印象が強く、関連の話題でよく槍玉に上がる。
得られるナビチップの性能は、使用するとツタが地面から生えてきて相手を拘束するというもの。
表示されている威力は非常に低く、一見すると使いにくいチップなのだが、
その実 威力値の3倍に加え攻撃力30の追加攻撃を3回行うため、威力はそこそこ高い部類に入る。
さらにきっちり木属性が付加されており、電気属性の敵に対しては表示攻撃力の6倍のダメージをチップ一枚で確実に与える事となり、
上位版ともなると全地上に300以上のダメージを与えられるため、 実質的にエレキスタイルを対戦から駆逐する事となった。
そして更に本命とも言えるのがヒット時に与えられる絶大な拘束時間である。ヒットした場合はツタが絡みつき、相手を通常では有り得ない長時間拘束する
(拘束されている間はチップの使用は勿論の事、あらゆる行動をする事が出来ないので一方的に攻撃され続ける事になる)。
格ゲーだと 全ては塵と化す!+ ガー不+毒と言った感じだろうか。言うまでもなく主人公が使っていいような性能ではないだろう。
この特性に目を付けたプレイヤー達により、
大量にフォルダに投入する事で、相手に何もさせずターン終了まで一方的に攻撃し続ける用途の為に用いられた。
更に悪い事に、「通常状態では当てにくいが高威力の電気属性チップ」である「プラズマボール3」や「キラーセンサー3」なども、
プラントマンと同じくコードがPであった事から、アイスステージ(コードは*のためいつでも使える)を発動してから、
「プラントマン>高威力の電気チップのダメージがアイスパネルの効果により2倍×フルヒットにより1000ダメージオーバーの即死コンボ」
を生むに至った。
結果として、エレキだけでなく電気が弱点のアクアスタイルも対戦から駆逐される事に…。
一応プラントマン自体にはインビジブル(無敵)状態になると当たらないという弱点もあり、そこを突いて対策したフォルダも登場したが、
これに対する返し手としてエリア全体に相手の無敵時間中でも容赦なくヒット+麻痺状態を起こさせるフラッシュマンとの混成フォルダが登場。
アイスステージからの二倍ダメージを狙うという特性上、電気属性で二倍ダメージを与えられる上に、
無敵の相手を引きずり出して麻痺させられるフラッシュマンは非常に相性が良く、
「フラッシュマン使用>フルカスタムで相手が麻痺している間に次のプラントマンを選択>プラントマンの長い拘束時間中に電気属性チップをぶち当てて即死」
…というような戦法が対戦において大流行し、一種のテンプレートと化した
(更にフラッシュマンのコードであるFだが、なんとプラズマボール3にもコードFが存在。
これにより、スタッフはわざとこれらのチップを一連のコンボとして使えるようにわざと設定したのではないかという説もある)。
そのため、多くのファンに名作として語られる『エグゼ3』だが「ただしプラントマンとフラッシュマンはなしの話で」と注釈がつく場合が多い。
ちなみにプラントマン、フラッシュマンの両方が効かない無敵回避系チップには「カゲブンシン」(ソード系以外の攻撃を回避)があるのだが、
ご丁寧にFコードにはソード系チップ中最高クラスの性能を誇るバリアブルソードがあるためすんなり対策されてしまいがち。
そうでなくてもそもそもPコードに当てやすい「フミコミザン」「フミコミクロス」があるので…。
そのためか、一部の大会のローカルルールでは『2』のプリズム+フォレストボムコンボと同じく、
プラントマンはフラッシュマン諸共禁止チップに挙げられたり、フォルダに入れられる枚数を制限される場合もあった。
アニメ版では『AXESS』で初登場して以降ほぼ毎期登場している。
……が、アネッタとは無関係である上に、毎回登場したエピソードの内に倒されるという不遇な扱いであった。
一応属性的には不利な筈の ヒートマンを水属性の技を駆使してデリート寸前まで追い詰める等、決して弱くは無いと思われるのだが…。
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MUGENにおけるプラントマン
MUGENでは死門氏が製作したPB版とFC版が存在していたが、現在は入手不可。
前者はダメージを受けて怯んでいる間は無敵状態なので、連続して攻撃する事は出来ず投げ技も効かない。
更にプラントバリアを展開中は、発射しない限り一切の攻撃が効かなくなるという、原作での使い勝手の悪さが嘘のような鬼畜性能と化しているが、
流石にAIは自重している。
攻撃面においてはバリアと通常弾の2種類のみで、空中ではプラントバリアの発射しか攻撃手段がない。
通常弾は出が遅いうえに火力不足で連射もできないが、防御できないため、敵のガードを崩せる。
後者はファミコン版の
ドットで、他の『6』のボス達とセットで公開されていた。
アフロン氏の
トードマンを改変して作られており、『6』のボス戦の曲が専用の
BGMとして流れる。
プレイヤーが操作することはできず、プレイヤーに近付いて、至近距離でプラントバリアを出し、
後ろに大ジャンプして着地と同時にバリアを飛ばす、という行動を繰り返す。
また、専用の
ステージを柊・竹・梅氏が公開中。
出場大会
最終更新:2024年06月01日 00:38