牛頭


 「炎を使わせれば、
    俺の右にでる者はいない…。」

 格闘スタイル:邪呀殺法「焔(えん)」
 使用武器:カギ爪
 誕生日:不明(捨て子だったのを邪呀に拾われる)
 年齢:不明
 出身:不明
 職業:闇のテロリスト
 血液型:O(『黙示録』)、A(『STB』)
 身長:190cm
 体重:85kg
 家族構成:「邪呀」全員が家族
 趣味:爆破
 大切なもの:邪呀の絆、弟のメズウ
 好きな食べ物:サルノコシカケ
 嫌いなもの:獅子王
 特技:1m四方の箱にすっぽり入れる
 得意スポーツ:100mダッシュ
 自分を動物にたとえるなら:蜂
 大会参加目的:獅子王を葬り去る



 「おまえをたおせば
      血の恨みははらされる…!」

SNKの格闘ゲーム『風雲黙示録』と続編『風雲スーパータッグバトル』(STB)の登場人物。
名前は「ゴズウ」と読む。オッス! オラ、ゴズウ!
テロリスト集団「邪呀」に所属する忍者の一人で、炎の忍術の使い手。
三つ子の弟に馬頭(メズウ)、鹿頭(カズウ)がいる。
弟の馬頭含め、地獄の獄卒である「牛頭鬼」「馬頭鬼」から来ていると思われる。
鹿頭まで加えると「牛馬鹿」と並び、ジャンプのプロレスギャグ漫画『THE MOMOTAROH』の名物キャラクター「牛馬鹿丸」を連想させる。
流石に単純に「馬鹿」と並べただけではないのだろう、多分。それだと牛が余っちゃうし。
「兄弟全員揃えて牛バカ」扱いされるのとどっちが悲惨なのかはあまり考えたくないが

忍術(火遁)とカギ爪を組み合わせたまったく新しい「邪呀殺法」で戦う。
キャッチコピーは、「火流忍法を操る暗殺マシーン」「炎獣」。
担当声優はショー・疾風や弟の馬頭と同じ 林健一 氏。

弟とは対照的に赤い装束を身に纏い、牛にも取れるガスマスクタイプのマスクで素顔を隠している。
弟同様に凶悪な見た目をしているが、弟とは違い冷静な性格。
実力も邪呀の中でトップクラスであり、分かりやすく言えば、チンピラの兄貴分と言った所だろうか。
『STB』で一卵性ではないという設定が追加されたのか、『黙示録』では弟と同じ血液型だったのが、『STB』では別の血液型に変更されている。
もしかして仮面の下は別じ…

『風雲黙示録』では弟であるカズウが獅子王に殺された事を組織から聞かされ、
弟のメズウと共に獅子王の開催した「獣神武闘会」に参戦。カズウの仇を討つべく獅子王の命を狙う。
エンディングでは見事弟の仇を討ち、メズウと共に帰路に着く。

『風雲STB』では前回で失敗した獅子王打倒を今度こそ成し遂げるべく、獅子王が新たに開催した「裏獣神武闘会」に再び弟と共に参戦。
別行動中の弟との合流も目的の一つ。
しかし、真獅子王を倒した後で目の前に邪呀の首領・邪頭が現れ、
彼からカズウを殺した張本人が獅子王ではなく自らである事を聞かされる。
EDではメズウ同様に弟の仇を取るが、弟とは違い邪呀の掟に従うような、人により違う取り方の出来るEDとなっている。
ゴズウたちの弟を殺したのは同じ邪呀の者だった。

だが、同族の死は血の恨みとしてはらすのが邪呀である。
ジャズウ。
彼の死をだれにつぐなわせるのか。
ゴズウにはわかっていた。



 「バカなヤツらよ…
     これがヤミにいきる邪呀の力よ。」


MUGENにおける牛頭

馬頭はDOS版の頃から存在するのに、何故かやけに長い間MUGENで彼の存在を確認出来なかったのだが、
2013年になってようやくIronjw氏の牛頭が公開された。
馬頭の方のreadmeには2001年とあるので12年越しの兄弟タッグ結成の瞬間である。もちろん邪頭も加えて邪呀チームの結成も可能だ。
WinMUGEN対応版とMUGEN1.0以降専用版の2種類が公開されているので、使用しているMUGEN本体に合わせたバージョンを入手しよう。

『STB』版準拠で必殺技も全て揃っているが、原作のスウェー(避け)や回り込みといったシステムは再現されていない。
操作方法はパンチ・キックの4ボタン方式で、回避手段として前転が追加されている他、
武器攻撃が原作で言うラッシングコンビネーションにあたる「AUTO SLASH COMBO」に割り当てられているのが特徴。
リーチ・判定に優れる武器攻撃が単体で使えなくなっているのは痛いが、その分使い勝手は良いのでザクザク切り刻んでやろう。
ちなみに立ち・しゃがみの2種類が存在するが、前者はReadmeに載っているコマンドが間違っているので注意(正しくは弱P→弱K→強P→強K)。
……一応、立ち武器攻撃は弱→強をセットで繰り出すオリジナル技「Overhead Double Slicer」としても採用されているのだが、
こちらはやたらと発生が遅い上に連続ヒットしないという死に技だったりする。
この他にも連打技の「陽炎拳」、飛び道具の「三日月」「豪炎弾」「獄炎界」が原作同様にコンボや牽制で活躍してくれる他、
原作では発生が遅すぎて使えなかった奇襲技の「滅殺爪」が強化されているので、これらを上手く使いこなせば十分戦っていけるだろう。
「アァ~タタタタタタッ!」というボイスが素敵な逆転技の「邪呀乱撃掌」も強力だが、
使用条件が「ライフ50%以下かつ1.5ゲージ消費」と原作よりも厳しくなっている点に注意。

AIはデフォルトで搭載済み。
飛び道具による牽制と滅殺爪による奇襲を得意としているが、AIならではの超反応でタメ技を繰り出してくる上、
稀にゲージが溜まっていない状態でも逆転技を使うというインチキ臭い挙動を見せる等、侮れない強さを誇る。
なお、WinMUGEN対応版のみcmdファイルの一番下に「強力AI発動」という項目があり、敵が強かったらAIを強化するというシステムがあるが、
対凶悪キャラ用の超強化という感じではなく、行動の精度が変化するのみ。
ニコニコの大会では「AIレベル・強」という感じで常時発動させてしまっても構わないかもしれない。




 「我らの血の恨み……
      思い知ったか! 」

出場大会

削除済み


最終更新:2025年01月28日 20:28