騎士アルトリウス

アルトリウスは、強靭な意志により決して怯まず
大剣を振るえば、まさに無双であったという

フロム・ソフトウェアが製作したアクションRPG『DARK SOULS(ダークソウル)』に登場するキャラクター。後のブリテン王ではない。
太陽の王グウィンの配下にあたる「四騎士」の一人。
かつては闇の眷属ダークレイスを狩る祝福された剣士だったが、「深淵の魔物」を狩るために敢えて魔物自身と契約を交わし、
呪いと引き換えに深淵を歩く力を得たという。そのため「深淵歩き」という異名を持つ。

孤独な人物だったようだが動物には好かれていたらしく、巨大な狼「灰色の大狼シフ」を相棒としていた他、
巨大な白猫「沈黙のアルヴィナ」とも友人関係らしく、両者は死後もアルトリウスの墓を守り続けている。
また、四騎士の紅一点「王の刃キアラン」はアルトリウスに密かな想いを抱いていたようだ。

ゲーム本編では彼に纏わる縁者や装備、アイテムが登場する程度だったが、
DLC『ARTORIAS OF THE ABYSS』で存在がクローズアップされ、追加ステージ「王家の森庭」でボスを務めた。

本編の数百年前、魔法王国ウーラシールを襲った深淵の魔物「深淵の主マヌス」に立ち向かったものの、
戦いの末に重傷を負い、彼自身も深淵に侵されてしまう。
時を越えて過去のウーラシールに引きずり込まれた主人公と対峙した際には完全に正気を失っており
動かなくなった左腕を引きずりながら襲い掛かってくる。

満身創痍の状態ながらその剣技は未だ衰えておらず、ゲーム中屈指の強敵として挙げられることも多い。
攻撃の頻度が激しい上に隙が少なく、盾ガード主体の戦術ではスタミナが持たない。
遠くに逃げても宙返りしながらのジャンプ斬り三連発か、ガード不能のジャンプ突きで追ってくる。
また、突進突きはホーミング性能が高い上に多段ヒットするので、直撃すると即死も有り得る。
反撃チャンスに欲張り過ぎると、異様に隙の少ないバックジャンプ斬りでごっそりとHPを削られてしまう。
また、砂かけのように深淵を撒いてくる他、ある程度HPが減ると深淵を纏ってパワーアップ。
しばらくの間、攻撃力が上昇して更に手が付けられなくなる。
防御面でも物理攻撃以外の属性全てに高い耐性を持ち、魔法攻撃や属性武器は威力を減衰されてしまう。
ただし、このパワーアップは怯ませる事でキャンセルできるため、深淵を纏い始めたら迷わず攻撃することを勧める。

手強い相手ではあるが、何のギミックも無い広いステージで戦えるので理不尽な印象は少ない。
むしろ真っ当な一騎討ちを味わえるため、シリーズ屈指の良ボスとして高い人気を誇る。



MUGENにおける騎士アルトリウス

海外製作者によって2体製作されている。いずれもMUGEN1.0以降専用。

+ Infernal Spectre氏製作 手描きドット
  • Infernal Spectre氏製作 手描きドット
手描きドットで製作されたアルトリウス。
本来はちびキャラ相当のドット絵を拡大表示しているが、モーションの再現度は高い。
ジャンプやしゃがみは無く、ハイパーアーマーを搭載しているので投げ技は効かない。
技も5つしかないものの、ゲーム中で印象深い突き、ジャンプ斬り、深淵纏いは再現されている。
AIもデフォルトで搭載済み。
参考動画

+ Desadaptado氏製作 CG取り込み
  • Desadaptado氏製作 CG取り込み
恐らくゲーム本編のCGを取り込んで製作されたと思しきアルトリウス。
上記Infernal Spectre氏製と同様、ジャンプやしゃがみは無く投げも効かない。
技に関しては通常技が弱・中・強の3種類に増えている他、
必殺技として突き、ジャンプ斬り、回転斬り、バックジャンプ斬り、飛び道具の深淵撒きを使用可能。
超必殺技は1ゲージ消費のジャンプ突きと、3ゲージ消費の深淵纏い。
AIもデフォルトで搭載されている。


深淵を狩ったというアルトリウスの伝説は
しかし道半ばで終わっていた

あるいは堕ちた彼を討ち、誇りを救った者が
実際の伝説の主、深淵を狩る者となるのだろうか

出場大会

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その他

ロックマン∞外伝 (アルトリウスマン)


最終更新:2024年03月25日 21:35