フィリア

※このページでは『スカルガールズ』のフィリアについて紹介します。
『バトルブレイズ』のフィリアはフィリア(バトルブレイズ)へ。


"Let's go, Samson!"(いきましょ、サムソン!)



名前:Filia
性別:女性
生年月日:3月18日 うお座
血液型:AB
年齢:16
身長:163cm
体重:64kg
3サイズ:B86C・W66・H99
ブラジャーサイズ:34C
好きなもの:食べること、コーヒー、ミルクシェイク、読書、勉強、ラジオドラマ、漫画、ロマンス小説、犬
嫌いなもの:サムソンのはったりやギャンブル好きな性格、罪のない人が傷つくこと、髪がからまること、
      嘘をつかれること、サムソンが酒を飲んだ時に自分も酔っぱらってしまうこと

RevengeLabsが開発した対戦格闘ゲーム『スカルガールズ』シリーズの主人公。英語のスペルは『Filia』(以降フィリアと記載)。
CVは英語版が北米版『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどかも担当したクリスティン・マリー・カバノス氏*1
日本語版は 竹達彩奈 女史が担当している。

頭に寄生生物サムソンを乗せて戦う元女子高生。
記憶を無くしており、自身の記憶を取り戻すためにサムソンと協力し奔走している。
日本のファンからは愛称としてもっぱら「豚ちゃん」と呼ばれている。理由は後述。

+ サムソンについて

"Hell yeah!"(やってやろうぜ!)

フィリアのに寄生するパラサイト。
CVは英語版がデル・ステットソン氏。日本語版はファウストポチョムキンなどで知られる近藤隆氏。
いつの間にかフィリアに寄生しており、記憶喪失のフィリアに対して主導権を握りがち。
宿主を生かしておくのが非常に下手らしく、しょっちゅう宿主を取り替えている。
作中でもフィリアを守るためとはいえ、近寄ってきたギャングを滅多打ちにしており、敵を作って宿主達を危険に晒していたのではないかと考察されている。

フィリアに寄生している際の体表は基本的に髪と同じだが、その内側では筋肉質な体になっているようだ。
いつもは目と口を閉じることで隠れており、口をヘアバンドに擬態することも出来る。
彼が普段隠れているのは「パラサイトを所有していることは恥である」と知っているからである。
また、サムソンはフィリアが抱く感情を読み取ることも出来る。

名前は旧約聖書に登場する髪を切られないで伸ばし続ける限り無双の腕力を得られる怪力男サムソンから由来し、
前の宿主だった「デライラ」という女性もサムソンの妻から由来する。

彼女のストーリーは失った記憶を取り戻すためにサムソンと協力し、
スカルハートを追い求める過程で様々な人との出会いにより、自分の失われた記憶に関連付けられた数奇な運命に気付いていく…という内容となっている。

+ EDネタバレ
ラスボスのスカルガール・マリーとの会話で自分がメディチ(本作に登場するマフィア)の縁者であり、
フィリアも本来なら粛清対象だったが敢えて見逃されていた事を知る。

EDでは道中で出会ったペインホイールを思ってか、自身の記憶を取り戻すのではなく、ペインホイールに普通の生活をさせることを願う。
その結果、改造人間であったペインホイールは普通の生活を送れるようになり、フィリアと同じ学校に転校生として通うことになった。

+ ...
……が、元々ペインホイールは拉致された挙句無理矢理改造された女子高生であり、フィリアとも友達だった(本名はキャロル)。
本来なら元の人間に戻し、かつ普通の生活をさせるが正解とも言える。
しかしフィリアは記憶を失って彼女の事も忘れており、その辺りの事情を知らなかったため、
結局彼女は人間に戻れないままである(エピローグでもスカルハートから「その願いは純粋ではない」的な事を言われている)。
また、スカルハートで願いを叶えた者は次のスカルガールとなるため、フィリアもまたスカルガールとなり、
新たな争乱の切っ掛けとなる可能性が示唆されるという、どこか後味の悪い結末となってしまっている。


+ もう一人のフィリア

Fukua



"Here we come!"

 年齢:外見から16才と思われる
 誕生日:不明
 血液型:不明
 スリーサイズ:86C・66・99
 ブラジャーサイズ:34C
 好きな物:自分がフィリアだと認識されること
 嫌いな物:精神体と認識されること、フィリア、サムソン

2014年のエイプリルフールにて突如出現した隠しキャラクター。フクアと読む(以降フクアと記載)。
当初はジョークキャラとして扱われていたが、ファンの熱望もあり、4月8日に公式から「調整次第、全ての製品版に追加予定」とアナウンスされた。
そして2014年の5月13日に製品版に実装された。
ブレイン・ドレインが作ったフィリアのクローンであり、緑色の髪をはじめ、
外見は全体的に緑色を基調として褐色肌であり、彼女の髪にもサムソンによく似た「シャモーン」という名前の生物が寄生している。
所謂フィリアのコンパチキャラとなっており、CVもフィリアと同じである。
名前の元ネタはフィリアのiとlのタイプミスから(キーボードでiの隣がu、lの隣がkとなっているため)。
彼女のストーリーではフィリアに成り代わるために、なんとスカルガールズに登場する全てのキャラクターを倒さなくてはならない。
ラスボスも彼女のストーリーではマリアではなくフィリアが務めている。
EDではフィリアの被り物を被り、得意気にガッツポーズを取ってご満悦(日本語版では「これで私がフィリアよ!」というセリフが追加されている)。
……という流れの後、実はフィリアの夢オチだった、というオチが付いた。

…とでも思っていたのか?寝起きのフィリアが鏡で自分の姿を確認すると、鏡の中にフクアがニタリと笑いながら姿を現す。
…というプレーヤーを驚かせるEDとなっている。
ちなみに、彼女にも「河豚ちゃん」という愛称が存在する。……安直すぎない?

ED

+ 紳士的余談かつ豚ちゃんの秘密
上記にあるプロフィールを見ても分かる通り、身長が163cmなのに対して体重が64kgもある。
BMIで換算すると約24もある。日本の萌え格闘ゲームのキャラのBMIがもっぱら10台、
多くてもギリギリ20が関の山なので彼女のふとましさがよく分かるだろう。
ぶっちゃけ画像を見れば明らかに太い下半身、16歳という年齢に加え、好きな物に「食べること」。
そしてトドメと言わんばかりに開発チームのサイトに製作者がホワイトボートに落書きした彼女の太った絵まで掲載され、
アメリカのファンと日本のファン双方からぽっちゃり扱いをされており、そこから日本では愛ゆえに「豚ちゃん」と呼ばれるようになった。
……尤も、画像を見れば中々な戦闘力の持ち主でもあるので、そんなに気にする程の体型というわけでもないのだが。
ちなみに体重に関してはサムソンの重さも入っているのでは?という推測もある。
でも髪の毛のみの存在だからそんなに変わらない気もするし、そもそも同作の他の生体兵器装備キャラであるセレベラやペインホイールなどは、
明確にその生体兵器を外した状態の体重が書かれていたりするので…

そもそも日本版声優に竹達彩奈氏が起用されたのは、氏が激太りとダイエットを繰り返したり、
やたら食いしん坊な女の子キャラをキャスティングされている所から来ている節があるので、多分日本版移植スタッフも確信犯。


原作での性能

主人公なので取っ付き易いかと言えばそうでもなく、実際は癖のあるキャラ。
低空ダッシュを生かした下段の揺さぶりが強く、さらに全体的にヒットスタンが短い上に空中での補正切りも強く、
一度攻め始めれば相手をKOするまで止まらないことも多い。
飛び道具などがほぼ無いため近距離戦を得意としているが、逆に言えばリーチが短く近付かないと真価を発揮出来ないキャラでもある。
また、補正切りは強いがコンボ火力自体は低めで、
3ゲージ技の「トリコベゾアール」が斜め上に飛び道具を発射する技のため、しゃがまれるとほとんどのキャラに当たらず使い勝手が悪い。
使いこなすには少々時間がかかるという、どちらかと言えば上級者向けのキャラと言えるだろう。

その反面、コンパチキャラのフクアは基本コンセプトはそこまで変わらないが、
コンボに難しい技術が必要ないという性能をしているため、初級者向けとなっている。

(以上、「スカルガールズ2ndEncore+ wiki」より、一部加筆、改行)



"They look nice..."(あなた素敵ね…)


MUGENにおけるフィリア

Dronekiller氏製作のフィリアが存在する。MUGEN1.0以降専用。
挙動はほぼ原作通りだが、ヒットエフェクトSEがMUGENデフォルトのままな他、原作にあったアドバンシングガードが未実装。
また、何故か通常技にも削り能力があったりと、完全な原作再現というわけではない。

ホルン氏による外部AI&改変パッチが公開されており、コンボ・立ち回り・反応・ガードレベルの設定に加え、
アシスト機能やアドバンシングガード擬きなどが追加されている。
ホルン氏曰く「全く別物と思ってください」とのことだが、より原作に近い仕様になるため搭載することをお勧めする。
想定ランクは強~凶中位。しかし元々のシステムが強いこともあってかもうすこし上のランクでも強さを遺憾なく発揮する。
今後の活躍に期待したい。
紹介動画(公開場所へのリンク有り)
不定形生物同士の争い

出場大会

その他



*1
更にフィリアのカラーパレットにはまどかを模したそのまんまなものも存在する。
彼女のみならず、青いピーコックや黒と紫のセレベラ等、
他のキャラにも声優ネタなどの特定のネタや容姿・性格・雰囲気が似ているキャラのカラーネタがあったりするため、
正に公式が病気と言っても過言ではない。


最終更新:2021年12月18日 17:17