ゾロアーク



     
分類:ばけぎつねポケモン
タイプ:あく
高さ:1.6m
重さ:81.1kg
特性:イリュージョン(最後尾の控えのポケモンに化ける。攻撃を受けると元に戻る)

「こきゅきゅきゅきゅーんっ!!」

+ 担当声優
朴璐美
『幻影の覇者 ゾロアーク』
相馬幸人
『ポケモンスマッシュ!』
生天目仁美
『スマブラ』シリーズ

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第5世代(『ブラック・ホワイト』)。
名前の由来はスペイン語でキツネを意味する「zorro」と思われる。
ソロアの進化形態だが、二足歩行になっており、姿もキツネと言うよりオオカミのような外見となっている。
幻覚を見せる能力を持ち、一度に大勢の人を化かす程の規模で行使できるとされている。
この能力で他のポケモンに擬態するだけでなく、自分達を捕らえようとした人間を幻の景色の中に閉じ込め、懲らしめた実例があるという。

+ ネタバレ注意
なお、ゲーム内において一部のゾロアークは人に擬態して人間社会に溶け込んでいると思われる描写が存在する。
しかも下記のイベントの際に現れるゾロアークは無口だが、バックパッカーに擬態したゾロアークは流暢に人の言葉を用いている。


アニメでは劇場版『幻影の覇者 ゾロアーク』で主役として登場している。
前売券の特典として配布された、色違いのライコウエンテイスイクンのいずれか1匹を特定の場所に連れて行く事で、
ゾロアークとの特別なバトルが発生し、捕獲可能となる。
このため『BW』当時は野生では登場せず、伝説または幻のポケモンであるかのようなイメージを持たれていたが、
実際には孵化増殖が可能など、通常のポケモンであり、後の世代ではゾロア、もしくはゾロアークが野生で出現する場所がきちんと用意されている。


なお、『BW』でもシナリオ内でNが戦闘で使用するため、図鑑に載せる事は可能である。

『BW2』ではエンディング後に、チャンピオンロードでNの城に案内してくれる(ついて来いと言わんばかりに先行して進む)ゾロアークがいるのだが、
ゾロアークを追ってNの城手前の洞窟まで行き、ゾロアークに近づく前に洞窟を出てマップを切り替えると、
ゾロアークが最初にいた崖上の位置に固定されて通れなくなるという有名なバグが存在する。
「そらをとぶ」などを使えば外に出られるが、その場合再びその場に来てもゾロアークは動かず、いでんしのくさび入手イベントが発生しなくなる。
Nの城でNを倒す事でゾロアークはいなくなるが、逆にNに負けてしまうと自動的に外に出てしまい詰む事になるので注意。

なお、奇妙なことにこのゾロアーク、上述のようにNの城に案内してくれるのだが、先についたはずなのに中に入るとNだけでゾロアークはいくら探しても居らず、
N自身も一切ゾロアークの存在に触れないので、まるで最初から居なかったかのような扱いをされる。
これについて「あのゾロアークは幽霊」「逆にこのNはゾロアークが変身した存在」というような説が出たが未だに分かっていない。

『Pokémon LEGENDS アルセウス』ではリージョンフォーム「ヒスイゾロアーク」が登場。
幻影を見せる能力により当時は人間達から疎まれていたため、イッシュからヒスイまで追いやられたゾロア・ゾロアークの一団が、
環境に適応できなかったり生存競争に敗れるなどして絶滅した末に、怨霊化して蘇った姿。
そのため、従来と異なりノーマル・ゴーストの複合タイプとなっている。

第9世代では技術の進歩とシンボルエンカウント形式の仕様を活かして、
別のポケモンに擬態している野生の個体が登場する(ロックオンすれば判別可能)。
被害者の反応


原作中の性能

HP:60
攻撃:105
防御:60
特攻:120
特防:60
素早さ:105
合計:510

特殊寄りの高速アタッカーな種族値を持つ。
メインウェポンは「あくのはどう」を上回る威力85で、40%の確率で相手の命中率を下げる元専用技「ナイトバースト」。
第7世代でルナアーラも取得したが、こいつは禁止級なのでレート戦では実質ゾロアーク専用である。
サブウェポンは「かえんほうしゃ」「きあいだま」「くさむすび」「ヘドロばくだん」、
その他、低耐久を逆に利用できる「カウンター」や積み技の「わるだくみ」などがある。

しかし最大の特徴は固有特性「イリュージョン」。
後衛のポケモンに変身して対戦相手を欺くという類を見ない能力を備えている。
ゾロアークを先頭にして出した際に、最後尾の後衛の性別、外見 、色違いの有無、技選択画面におけるタイプの相性の判定を全てコピーして出現する。
あくまで見た目と名前が変わるだけで、ステータスやタイプ、覚えている技などはゾロアークのままで、攻撃を受ければ元に戻る。

この特性により、ゾロアークほど対人戦で厄介なポケモンは存在しない。
無暗に戦えば、本来絶対先制など出来ないような鈍足ポケモンの姿で先手を取られたり、
コピー先が覚えられない技を使われ、予期せず弱点を突かれたりするためである。
コピー対象としては、特にゴーストタイプやどくタイプがお勧め。
あくタイプ故に、どくに有効なエスパー技は無効化し、本来ゴーストが苦手なあく・ゴースト技を受けても半減させるだけでなく、
ゾロアークの苦手なかくとう・むし・フェアリー技の使用を躊躇させられるため、相性補完がバッチリである。
もしくは特性「ムラッけ」の持ち主や「ちょうのまい」「からをやぶる」の使い手のように、
一度の見逃しが大打撃となるポケモンと組ませる使い方もできる。
敵が短期決戦を試みて放った「りゅうせいぐん」「オーバーヒート」等の大技を無駄撃ちさせて後衛の起点に繋げるだけでなく、
敢えてゾロアークではなく本当に上記の連中を先手で出して、対戦相手がゾロアークと誤認している隙に積むという戦法も可能。
思い通りにブラフにかけられれば、アドバンテージを取れるだけでなく、相手のメンタルにこうかばつぐんなダメージを与える事間違いなしである。

ただし欠点として、特性はコピーできないため「いかく」「きんちょうかん」「かたやぶり」等、
場に出た時点でメッセージに表示されるポケモンに変身すると見破られるという弱点がある。
当然、天候を変化させる特性の使い手達とも噛み合いが悪い。
また、大きなデメリットとしてシングル(3vs3)ではゾロアークだと見破られた時点で3体の内2体が自動的にばれる、
つまり手の内をほとんど晒してしまうという点が挙げられる。
原則としてソロアークが先発として使われるのは、この欠点によるリスクを可能な限り減らすためであり、
シングルで1体は「何を選出したかまだ不明な控え」を残したほうが基本的に有利になるからである。
(ゾロアークを2匹目以降に選出するパーティはできなくはないが、相手にもよるが情報アドバンテージ的に制約が多い)
また、注意点として前述の「ナイトバースト」も現時点ではほぼゾロアーク専用の技なので、
1ターン以上欺きたい方であれば、メインウェポンは威力はやや劣るがバレにくい「あくのはどう」の方が望ましい。
ゾロアーク自身の戦闘力は高めだが、苦手な部分はとことん苦手な方なので、
「イリュージョン」でアドバンテージを取らないままゾロアークが脱落すれば、後衛まで一気にジリ貧になる可能性がある。
ゾロアーク単体の運用だけでなく、制約の多い高度なパーティ構成を強いて、さらにパーティ全体に精密かつ臨機応変な立ち回りを要求する、
プレイヤー自身のセンスが非常に問われるポケモンと言える。

第8世代では一時期はリストラ枠に入れられていたがDLC枠で復帰。
ダイマックスしても「イリュージョン」は維持されるという無二の強みを獲得し、
これにより攪乱要員としてさらに厄介さが増した。

第9世代では新要素のタイプを変更できる「テラスタル」とは適正は微妙。
「イリュージョン」との噛み合いが悪いだけでなく、その気になれば誰でも耐性を変化できる環境が、
特性の最大の強みであった耐性の擬態の価値を低下させている。
とはいえ、テラスタルはイリュージョンのように手の内を晒すリスクがないため妥当な評価ではあるが、
一方で手の内を暴かれてもテラスタルで意表を突けるという、これまでの欠点を補えるメリットもある。

+ 外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズ』では、『3DS/WiiU』からモンスターボールから出てくるポケモンとして登場。
先述のように一般ポケモンなのだが、映画での活躍か伝説のポケモン達と同じくマスターボールからも出てくる仕様となっている。
1人のファイターに一瞬で近づいて打ち上げると、「みだれひっかき」による連続攻撃を食らわせ、フィニッシュで真下に叩き落す。

『ポケモン+ノブナガの野望』ではコタロウ(風魔小太郎)のベストリンクポケモンとして登場。


MUGENにおけるゾロアーク

Dan Hollandsworth氏の製作したキャラが公開中。
ばけぎつねポケモンらしく一瞬消えて遠くに現れる移動技がある他、
「あくのはどう」で攻撃したり、スバメやベトベトンストライカーとして呼び出すなど遠距離攻撃が豊富。
また、劇場版を意識したと思われる、ライコウ・エンテイ・スイクンに擬態した攻撃は、高火力かつ演出が非常に派手である。
ただし、その分データのサイズがかなり重いので注意。
AIもデフォルトで搭載されている。

また、Sonicadam2氏の製作したキャラも存在していた。

出場大会

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最終更新:2022年12月05日 22:45