キャプテン・アトム


DCコミックに登場するヒーロー。手塚作品の主人公ではない。
また若干ややこしいが、同じDCコミックのヒーローである原子力ボクサーの「アトム」や『アローバース』にも出た縮小能力を持つ「アトム」とも別人。
初出は1987年の『Captain Atom vol.3 #1』。
クエスチョンブルービートルと同様、元々はチャールトン・コミックのヒーローだった。

本名はナザニエル・クリストファー・アダム。別名キャメロン・スコット
身長193cm。体重90.7kg。
元々はアメリカ空軍大尉のパイロットであり、ベトナム帰還兵だったが、
濡れ衣を着せられ、軍法会議において冤罪で死刑を言い渡される。
容疑を晴らすために、政府の極秘計画「キャプテン・アトム・プロジェクト」に参加。
上官達は未知の地球外合金がアダムを原子ブラストから守ると考えていたが、
その予想は外れてアダムと融合し、18年後の未来へ飛ばしてしまう。
量子の力で復活した後、米政府公認のヒーローになる事と引き換えに無罪放免となった。
政府の命令でジャスティス・リーグ・インターナショナルに加入し、
攻撃部隊エクストリーム・ジャスティスを結成するも、長続きしなかった。
「インフィニット・クライシス」の最中、パラレル・アースを巡ったキャプテン・アトムは、
その情報を活かしてマルチバースからスーパーヒーローを集め、多元宇宙の破壊者である強大なヴィラン・アンチモニターと戦った。

一時期、巨大なクリプトナイト隕石と衝突して大量の放射線を浴び、クリプトナイトマンというヴィランになった事もある。
後に3代目トイマンである岡村ヒロに放射能を除去してもらい、ヒーローに戻った。

(参考資料:『DCキャラクター大辞典』)

『キングダム・カム』では新世代ヒーロー代表のマゴッグ率いる「ジャスティス・バタリオン」の一員として登場するが、
パラサイトというヴィランとの戦いの中で暴走して核爆発を起こしてしまい、カンザス州一帯を滅ぼして死亡。
当時、ヒーローを引退して世間から距離を置いていたスーパーマンは、ワンダーウーマンからこの事件を知らされた事により、
過剰な暴力を振り回す新世代ヒーロー達を叩き直すべく再起する……というように、
同作のキャプテン・アトムは物語中でマクガフィン(舞台装置)としての役割を果たしている。

ウォッチメン』のヒーロー、Dr.マンハッタンの元ネタでもある。


MUGENにおけるキャプテン・アトム

Logansam氏が製作したキャラが存在。ドットのベースはユリアンと思われる。
現在は氏のサイトの他、海外サイト「The Mugen Multiverse」で代理公開されている。
ALEXZIQ氏、aa250氏、bdc氏らによる「CVG TEMPLATE BETA 4」のテンプレートを用いて製作されており、
射撃中心に攻めてくるAIがデフォルトで搭載されている。
参考動画。
お相手はAcey氏&Iron Fist氏のキャプテンマーベル

出場大会



最終更新:2023年07月07日 20:51