DCコミックに登場するヴィラン。
初出は1985年の『CRISIS ON INFINITE EARTHS #2』におけるカメオ出演で、同年の『CRISIS ON INFINITE EARTHS #6』で本格的に登場。
DCコミック50周年記念で行われた一大
クロスオーバー『クライシス・オン・インフィニット・アース』の大ボスである。
だが外見は幼児向けの玩具みたいな全然迫力の無いデザイン。あと歯が汚い
本名は
メビウス。
ウルトラマンではない。
身長・体重は不定。自在に変化できるという事もあるが、上の画像の通り超巨大サイズで現れる事が多く、
そういうキャラは
その場その場で適当に描いてる厳密な設定が用意されないアメコミの作風という事情もある。
アンチマター・ユニバースからやってきたヴィラン。
アンチライフ・イクエーション(反生命方程式)と融合した結果、激痛が走り、全宇宙の破壊を目論む残忍な破壊者へと変貌。
ダークサイドの娘、グレイルから地球でダークサイドを殺せば反生命方程式から解放されると教えられ、ダークサイドを地球へ誘き寄せる。
死闘の末にダークサイドを殺害し、メビウスへ戻るが、それはグレイルの罠であった。
反生命方程式をスティーブ・トレバー(
ワンダーウーマンの彼氏)へ移された後、アンチライフ・エネルギーで殺害された。
元々超人的な身体能力を備えていたが、アンチモニターになった事で想像を絶する破壊力を獲得。
また、装備したアーマーへ破壊した対象から
エネルギーを吸収して蓄える事ができる。
アンチライフ・エネルギーは生ける者全てを洗脳し、戦わせる事を可能とする。
(参考資料:『DCコミックス アルティメット・キャラクターガイド』)
その強さから創作物における最強キャラ議論で、頻繁に名を挙げられる。
ゲーム情報サイト「IGN」のコミックヴィランランキング「The Top 100 Comic Book Villains」では、
メタロや
クレイヴン・ザ・ハンターを抑えて49位になった。
MUGENにおけるアンチモニター
Bambulin 氏(Bam77氏)によるキャラが存在。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
一般的なキャラの2倍近いサイズを誇り、大物ヴィランの貫禄十分。
ダッシュが完全無敵のワープになっており、相手すり抜けて反対側へ回り込めるなど、巨体ながらも機動力が高い。
……が、能力値は普通でアーマーの類も持っておらず、この手の大物ヴィランとしてはかなり控えめな性能となっている。
まぁ、原作通りのスペックを発揮されると試合にならないので、そこは所謂
格ゲー補正と言う奴であろう。
操作方法は『
MVC』風の6ボタン方式で、チェーン
コンボやエリアルレイヴが可能。
ただし、相手を打ち上げてからホーミングジャンプへの移行が若干遅いので注意。
必殺技は目から光線を放つ
飛び道具「Anti-matter Rays」、相手を引き寄せて吹っ飛ばす「Black Hole Energy」、
腕からエネルギー波を放つ飛び道具「Anti-matter Blasts」の3種。
超必殺技は
全画面判定の「Cosmic Energy」と「Energy Sweep」、極太ビームを放つ「Double Gust」、影で一斉攻撃する「Shadow Demons」の4種。
いずれも派手かつ強力なのだが、何故か
通常技と「Black Hole Energy」以外の必殺技・超必殺技に
削り効果が無い。
そのため、豊富な飛び道具で猛攻を仕掛けようともガードの上からでは1ミリたりとも削れないという哀しみを背負っている。
格ゲー補正とはいえ流石に
有情過ぎるのではなかろうか。
また、「Shadow Demons」は調整ミスなのかフルヒットせず、上記の仕様もあって実質
死に技に近い。
AIは
並程度の強さのものがデフォルトで搭載されている。
かつては
アポカリプスのガワ替えキャラも存在したが、現在は入手不可。
出場大会
最終更新:2023年07月08日 02:58