ブルービートル


"Blue Beetle, at your service!"

(ブルービートル、只今参上!)

+ 日本語吹替声優
  • セオドア・スティーブン・コード
近藤孝行
『バットマン:ブレイブ&ボールド』

  • ハイメ・レイエス
代永翼
『バットマン:ブレイブ&ボールド』
祐仙勇
『ヤング・ジャスティス』

DCコミックに登場するヒーロー。初出は1964年の『BLUE BEETLE #1』。
カブトボーグでもメタルヒーローでもない(後者は「ブルービート」)。
本稿ではMUGEN入りしている二代目と三代目を主に解説する。

二代目の本名はセオドア・スティーブン・コード通称テッド・コード。初出は1966年の『Captain Atom #83』。
初代ブルービートル「ダニエル・"ダン"・ギャレット」の生徒だった。
ある日、叔父であるジャーヴィスがアンドロイドの軍隊で世界征服を企んでいる事を知り、ギャレットはジャーヴィスと戦うも戦死してしまう。
テッドはブルービートルを襲名するも、ギャレットに超能力を与えていた「スカラベ」は引き継ぐ事が出来なかった。
ヒーローとしての特殊能力は無いが、192というIQを持ち、化学・物理等数多くの学問に精通している。
デスペロ曰く、マーシャン・マンハンターに次ぐ知性らしい。
また、オリンピックのアスリートに相当する身体能力を持ち、特に空手と合気道を得意とする。
ディック・グレイソン曰く、両利きとの事。
主な装備は昆虫型の飛行機「バグ」(左画像上部)で、ケーブルを垂らして乗降する。太陽光で動き、時速965km以上で飛行出来る。
また、磁力波ビームや電撃発生装置を装備している。
自身の武器は閃光弾を放つ拳銃とエアブラストのみ。
25世紀から来たヒーロー、ブースターゴールドとは親友の間柄である。

三代目の本名はハイメ・レイエス(発音違いでジェイミー・レイズとも)。初出は2006年の『Infinite Crisis #3』。
テキサス州在住でラテン系アメリカ人の家族思いな高校生でヒーローオタク。
ある日、スカラベを何も知らずに拾い、自身と融合してしまう。
強大な力を手に入れたハイメは十代の少年にはあまりにも重い責任を背負い、ヒーロー達との戦いに飛び込む。
ティーン・タイタンズの一員でもあり、第2の家族と呼べる存在になっている。
スカラベによって全身にパワードスーツを纏って戦う。
推進装置で飛行する他、数多くの武器や防御機構を備えている。
アニメ『バットマン:ブレイブ&ボールド』では1話からバットマンと共闘しており、出番は多い。

人気は高く、ゲーム情報サイトIGNが開催した「Top 100 Cmoic Book heroes」では、
ブレイドブラック・ウィドウを抑え、61位となった。

+ スカラベについて
エジプト遺跡から発掘された甲虫型の人工物。
当初は魔法によって作られた道具と思われていたが、実際は宇宙を脅かす侵略者・リーチが開発した兵器だった。
数千年前にガーディアンズ・オブ・ザ・ユニバースに敗れて沈黙しているが、発展途上の惑星に善人を装って接触し、
その星で最も強い者にスカラベを授け、搭載された人工知能で徐々に装着者を洗脳して水面下で戦力を増やしている。
幸い、ブルービートルのスカラベは損傷していた為、宿主を洗脳せずに共生している。

2011年に行われたリランチ「New 52」以降はリーチが大胆な行動に移し、スカラベの装着者が即座に洗脳される様になった。

ちなみに、初代及び二代目は『ウォッチメン』に登場する初代ナイトオウルとナイトオウル二世のそれぞれモデルの一人でもある。


MUGENにおけるブルービートル

いずれも海外サイト「The Mugen Multiverse」で代理公開されている。

+ Anarky氏 & Pseudoingles氏 & cormano氏製作 テッド・コード
  • Anarky氏&Pseudoingles氏 & cormano氏製作 テッド・コード
     
Buyog氏による「DC vs MARVEL」テンプレートを使用して作られた二代目ブルービートル。
ドットのベースはスパイダーマンと思われる。
なお、現在入手可能なものはcormano氏がカラーパレットの調整とバグ修正を施したバージョンである。

操作方法は『MVC』風の6ボタン方式。
ただしチェーンコンボが繋がらず、エリアルレイヴも空中強攻撃でダウンを奪えないので実質不可能となっている点には注意。
スクーターで轢き逃げする「Motocicle run」や閃光弾で相手を気絶させる「lightgun」、爆弾を設置する「bug bomb」といった様々な装備を駆使して戦う他、
超必殺技ではバグや相棒のブースターゴールド、三代目ブルービートルを呼び寄せる。
これらの技の中でも「lightgun」が凶悪で、気絶した相手を更に気絶させられる上に、ほぼ全画面をカバーするという鬼畜仕様。
加えてガードされた場合でも削りダメージが大きい上に、ガード硬直も妙に長いというおまけ付き。
ヒット時にダメージを与えられないのでこれ一つでハメ殺すという事は出来ないが、それでも相当なぶっ壊れ技である。
更に上記のブースターゴールドを呼ぶ超必でも援護射撃でこの技を使うので、当然そのまま気絶ループが可能。
なお、空中の相手に「lightgun」を当てるとそのまま浮いてしまう不具合がある。

AIはデフォルトで搭載済み。
流石に「lightgun」の気絶ループは使ってこないようで、強さは程度。
参考動画(旧バージョン)

+ Blagoy氏 & Pilgrim氏 & Chimoru氏 & Colosse氏製作 ハイメ・レイエス
  • Blagoy氏 & Pilgrim氏 & Chimoru氏 & Colosse氏製作 ハイメ・レイエス
MUGEN1.0以降専用。
こちらも『MVC』風の仕様となっており、ボイスは『ヤング・ジャスティス』の物を使っている。
AIがデフォルトで搭載されている他、Colosse氏によるAIが同梱されている。

Mammalman氏によるAI+改変パッチも公開されている。
「Scarab Shield」や「Blue Bomber」の射程が伸びる他、「Charging Uppercut」の始動に無敵が追加される等、アッパー気味の調整が施される。
紹介動画(リンクは古い物なので注意)
Mammalman氏パッチ。
お相手はMarvelvsdcu氏&fron氏のビーストボーイ

出場大会



最終更新:2023年01月04日 14:05