オリー王 とは、【ペーパーマリオ オリガミキング】のキャラクター。
オリー王 |
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他言語 |
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ふりがな |
おりーおう | |
別名義 |
オリー オリガミキング |
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性別 |
男 | |
職業 |
【王様】 | |
出身 |
キノコ島 | |
初登場 |
【ペーパーマリオ オリガミキング】 |
オリビアの製作者・兄であり、オリガミの王を名乗るオリガミ。一人称は「わたし」。
【キノピオ】を憎み、ペラペラを折ってオリガミに変え、オリガミ王国を建国しようと企む。
王冠と紫の服を纏い金髪で右目を隠した、デフォルメされた人間の王のようなデザイン。
自身が多彩な能力を有す他、【ブンボー軍団】・【オリガミ兵】・【ハリボテ兵】と豊かな戦力も持つ。
本作のラスボス。ゲーム開始前からピーチ城を制圧。【ピーチ】姫をオリガミにし、【クッパ】は折りたたんで針止めした上で反抗できない姿にしていた。
さらにはカミさま達をもオリガミにして無力化させている。
各地を数多くの配下で侵略し、ピーチ城を5本のカミテープで覆って時間稼ぎしつつ、禁断のオリガミと称される千羽ヅルを折り、キノピオの白紙化を企む。
使えないと判断したオリガミ兵はもちろん、造反したオリビアに対しても未練を残しつつも岩や配下で処分しようとする冷酷さを見せる。
ラストバトル後は冷静になり、憎しみも失って改心。オリビアに完成間近の千羽ヅルを託して絶命し、ただのオリガミに戻った。
【マリオ】の事は、この世界のヒーローであるからか敬意を表しており「マリオくん」と呼んでいるが、最終決戦では怒り心頭なのもあって呼び捨てにしている。
なお、クッパについては眼中に無いようで最終決戦にてクッパと紙相撲する場面を含めても、オリー王がクッパの事を名前で呼んでいるシーンは無い。
キノピオを憎む理由は「【オリガミ職人キノピオ】にメモ書きの紙から作りだされたと思ったから」。
所業に対して幼稚と言えるが、一方で親からわざと体をいじられて生み出され、生まれつきその影響を受けていたと考えると、他者には推し量れないものがある。
書きこまれた内容自体は、皮肉にも「カッコよくて心の優しい素敵な王様になりますように」と、少なくともペラペラにとっては真っ当であった……はずだが、後から考えれば誰に対しての友好的な態度か何も確約されてない、危ういものでもあった。
ラストバトルとしては、オリガミ城最奥で三段階に渡って繰り広げられる。
360°バトルとなるのは第一段階のみで、後はミニゲームのような形式。
なお、マリオファミリーを誰も利用しない新キャラのラスボスとしてはペーパーシリーズ初となる。
スピリッツとして登場。バトルには【ホッチキス】に見たてたであろうメタルパックマンが登場する。
第57巻から第58巻に収録された「ペーパーマリオ オリガミキング編」に登場。原作と似た口調だが中身は別物で、勝つためには卑怯なことをしたり、怒ると口調が乱暴になるなど独自のキャラ付けがされている。また自分から軽くボケたりとどこか憎めない悪役となっている。