リキ
とは、【ゼノブレイド】のキャラクター。
サイハテ村に住む【ノポン族】の今年の勇者。語尾に「も」をつけて喋る。
ノポン族を脅かす大恐竜ことテレシアを討伐するため、同じくテレシア撃破を目指していたシュルク達に同行することになる。
仲間のノポン達からは「勇者ツケ払えも!」「勇者グズグズだも!」などと手荒い歓迎と共に見送られたのがこの小さく幼いノポンということで一抹の不安を覚えたものの、その強さは勇者の名に恥じないもので、シュルク達の足を引っ張ることなく無事テレシア討伐に貢献する。
これによって勇者の任務からは解放された……と思いきや、長老のドンガから「お前が大恐竜討伐に行っていた間に面倒を見ていた子供の食費を返すためにまた戦いに行ってこい」と、再びシュルク達に同行することになった。
ノポン族特有のマスコット然とした可愛らしい容姿と舌足らずな幼い喋り方とは裏腹に、
実は年齢40歳で11人の子持ちというおっさん
であり、家族の食費のために多額の借金を重ねている苦労人。
勇者の肩書も選ばれし戦士のようなかっこいいものではなく、借金返済のために働かされる出稼ぎ労働者のようなものである。
家族からは慕われており、決して家庭環境が冷え切っているわけではないのだが、結婚相手のオカからは完全に尻に敷かれ、村からは上記のような扱いで……
という感じで、一貫してシリアスなシナリオにおける本作において、数少ないコメディリリーフである。
パーティメンバーの中では特にメリアに懐いて子供のように甘えており、メリアもまた彼のことをマスコットとして可愛がっているためパーティ内における掛け合いが目立つ。
メリアほどではないがフィオルンにも甘えることがある。
既婚者だろお前
その一方、「もう疲れたから休みたいも」と、あえて子供っぽく振舞うことで無理をしがちなメリアを休ませるなど、年長者としての気遣いを見せる場面もある。
キャラ性能としては徹底的なサポート要員で、敵に対する多種多様な状態異常の付与から味方の体力やパーティゲージの回復など幅広い効果のアーツを習得する。
瞬間的な火力は低いものの、状態異常による累計ダメージは中々のもので、攻撃要員としても見ても悪くない性能をしている。
ただし、体力こそやたらと高いものの、総合的な耐久力は並程度な上に、回復能力においては特化キャラのカルナには見劣りするため「自分で回復できるから大丈夫」と守りをおざなりにするようなパーティ構築だとあっさり散る。
組ませるなら脆さを補強してくれるようなシュルクや、ライン・ダンバンのタンク二人、同じ回復能力を持つカルナあたりと組ませたい。
前述した通りメリア・フィオルンのことを気に入っているのだが、3人で組ませるとかなり脆いパーティとなってしまう為、ひと工夫必要である。
最大の弱点はその体格の小ささで、水場の戦いでは他のメンバーなら問題なく歩けるような浅瀬でも彼だけが戦闘不能な泳ぎモーションに入ってしまう。
如何せん小柄且つ短腕短足なスタイルが災いして、遠目だと泳いでいるのか立っているのかわかりづらいのがネック。
それに気づかずいざ戦闘に入ってみると、彼だけ戦えず戦力ダウンで一気にピンチに陥ることもしばしば。
EDでは平和になった世界でラインやカルナ達と共に魚釣りに興じていた。
流石に勇者として働かされてはいないものの、嫁からは魚14匹を釣るよう命じられており、平和になっても尻に敷かれているのは変わらないようだ。
チャレンジバトル「今年の選ばれし勇者」で登場。
ラスボスであるモノポンの前座を務める。
このバトルではトラ単騎レベル60固定という縛りが設けられているのだが、その中でもリキはレベル70という先代勇者の貫禄と実力を見せつけてくる。
きちんと甲斐田氏のボイスも新録されており、撃破すると
「メリアちゃんごめん……ハナちゃんかわいい…も……」
と言い残しながらダウンする。まず嫁に謝れ。
本編シナリオではこれと言った変化はないが新シナリオ「つながる未来」では彼の子供であるネネとキノが登場する。
ネネは紛れもなくリキとオカの血縁だが、キノは血縁がない訳ありな少年ノポンだったのを自分の子供として育てることにした様子。
子だくさんで生活が苦しいにもかかわらず、キノに対しては分け隔てなく愛情を注いでいるようだ。
アシストフィギュアとして登場。
【シュルク】の最後の切り札にも登場。
アシストフィギュアとして登場。
シュルクの最後の切り札にも登場。