【ザント】

ザント とは、【ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス】のキャラクター。

プロフィール

影の世界『トワイライト』の支配者。

作品別

【ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス】

本編が始まる前に大軍を率いてハイラルを侵略。圧倒的戦力差を見せつけゼルダを降伏に至らせ、ハイラル城一帯をトワイライトに取り込み、その後はハイラル全土をすべて支配下に置くことを画策する。
【ミドナ】の当初の目的は彼に対抗するための古代の魔力「影の結晶石」を集めることにあったのだが、リンクとの冒険を経てそれらを全て集めた直後にザント自身が急襲。
その強大な魔力でリンクとミドナを蹴散らすなど、当初は底知れない実力者のように描かれていた。

その後、影の宮殿で初めて対面し、その素顔が明らかになるが……ものすごくのっぺりとしたモブ顔であった。
しかもハイリア湖でリンクと出会ったころのミステリアスさはどこへやら、その本性は甲高い声で叫びながら奇怪な行動で回りを惑わすヒステリックな性格である。
元はトワイライトの王家に仕える臣下だったが、穏健派であったトワイライトの王に不満を持っており、いつかは自分がトワイライトの王の座を奪う野心を抱いていたが、その野心を見抜かれて失脚させられる。
そして絶望の淵に立って泣き叫んでいたところで、六賢者達によって追放された【ガノンドロフ】と出会い、彼から強大な魔力と怨念を与えられ、その力を持ってトワイライトの支配者になったことが明かされる。
ここにきてようやく彼と直接対決することになり、これまで戦ってきたボス達を模倣した戦法で挑んでくるが、魔法弾を連打して息切れしたり、アタックで足場を揺らされてずっこけたり、足がチェーンハンマーに当たり体が小さくなるなど間抜けなところが多い。
追いつめられると二本の曲剣を取り出して剣の勝負に持ち込んでくるが、素人感あふれる滅茶苦茶な太刀筋で剣を振り回して来るだけなのでまず負けない。
リンクに敗北した後はガノンドロフにも見限られてしまい、結晶石の力を引き出したミドナの魔力によって消滅した。
……のはいいのだが、最終決戦でガノンドロフが敗北した際に、なぜか等に消滅したはずの彼がグキッと音を鳴らして首を曲げるとガノンドロフも同時に息絶える、という意味深な演出がある。

【ゼルダ無双】?

『トワイライトプリンセス』編の影の宮殿ステージのボスの他、プレイアブルキャラとして登場。
武器はトワイライトプリンセス本編同様曲剣で、原作さながらの狂気的なモーションは非常に再現度が高いが、太刀筋は原作より少し様になっている。
他のキャラとの掛け合いではカッコいい声でかっこいい台詞を喋ったかと思うとその直後に「いた… 痛い!痛いー!」「だ 誰でもいい!助けて―!」等と何とも情けない台詞を吐くなど、原作の二面性あったキャラクター性を使い分けずに同居させている。
強攻撃を使うごとに専用ゲージが溜まっていき、溜めた専用ゲージを開放すると仮面を外して強烈な特殊攻撃を連打することが可能。
ただしゲージが完全にたまった状態で特殊攻撃ではなく強攻撃を使おうとすると、オーバーヒートを起こし一定時間行動不能になってしまうデメリットを持つ。

シナリオ上ではリンクを我がものにせんと勢力拡大を図っていたシアと対決。力及ばず敗北し彼女の軍門に下り、魔女の勢力として活動し、ミドナを追い詰める。
その後、ラナとミドナによって敗北した後は闇の世界を彷徨っていたが、ギラヒムと共に完全復活したガノンドロフによって救われ、以後彼を主と崇めながらハイラル侵略を開始する。
完全にハイラル征服を成し遂げるも、最後は異世界の仲間達を味方につけたハイラル軍との全面戦争に敗れ、没する。

【大乱闘スマッシュブラザーズX】

フィギュアとして登場。

【大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U】

前作同様フィギュアとして登場。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

スピリッツとして登場。
アドベンチャーにおいて「"影の世界の王"は どのスピリット?」というクイズが登場し、
【アグニム】
・ガノンドロフ(トワイライトプリンセス)
・ザント
【ギラヒム】
の4つのスピリットが出される。
「ザントは称号からして僭王だし、真の支配者はガノンドロフなんだからひっかけ問題でガノンドロフ(トワイライトプリンセス)が正解なんじゃないか?」
と言う風にも見えるが、あくまでも正解はザントである。

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最終更新:2023年11月09日 23:55