ギラヒム
とは、【ゼルダの伝説 スカイウォードソード】のキャラクター。
プロフィール
自らを「魔族の長」と名乗る人物。ナルシストな性格だが物事が上手くいかなくなると粗暴な本性を見せる。
顔がオネェ系っぽかったり、全身ピチピチ白タイツだったり、舌がやたらと長かったり、凄まじいリアクションを見せる事があるなどネタ要素が多い。
作品別
初登場。一人称は「ワタシ」だが、キレて以降は「俺」になる。
【リンク】の事は「名前+君付け」で呼ぶが、キレて以降は「小僧」と呼んでいる。本人は【バド】や雷龍【ラネール】?から「野郎」呼ばわりされている。
-
主な活躍
最初は「大空」に竜巻を起こして【ゼルダ】を地上へふっ飛ばしたが、ゼルダは老人の【インパ】に救出され捕まえるのに失敗する。
「天望の神殿」のボス部屋で初めてリンクと会う事になり、機嫌が悪かった彼はリンクに戦いを挑む。
次に会うのは「大地の神殿」で、【ボコブリン】にゼルダを捕まえさせたが今度は若い方のインパに救出された為、八つ当たりとして大岩に自身の魔力を吹き込んで【ベラ・ダーマ】として、リンクと戦わせた。
「時の神殿」にいたゼルダと「ラネール錬石場」を抜けて時の神殿にやって来たリンクを見つけて障壁を張りつつ襲い掛かるが、若インパがバリアを張ってリンクが反撃に転じ、若インパが時の扉を破壊したので撤退する。
「古の大石窟」では【ダ・イルオーマ】を起動させ、リンクと戦わせている。
「古の大祭殿」では時の扉について調査しており、そこへやって来たリンクに再び戦いを挑む。彼を倒すと本性を見せて何処かへ去っていった。
その後は暫く姿を見せないが、リンクがトライフォースに願って封印されしものを消滅させて、「封印の地」の神殿で眠っていたゼルダが目覚めた時に突如現れてゼルダを連れ去り、彼の計画を阻止しようと立ち塞がったバドと老インパを回し蹴りで蹴り飛ばし、時の扉をくぐり抜ける。そして過去の封印の地の神殿にいた若インパを負傷させ、過去の「ハイリアの地」へ向かった。
彼の目的は【終焉の者】?(【封印されしもの】?)の復活であり、ゼルダを生贄にして復活の儀式を始め、時間稼ぎの為にバリアを張ってボコブリンなど魔物の大群を差し向けリンクを足止めする。
それらを突破してきたリンクに儀式素人だと怒りを見せ、引き続き時間稼ぎの為に彼自らがリンクと3度目の戦いを仕掛ける。
リンクには敗れたが終焉の者は復活し、剣の精霊として終焉の者の剣になった。終焉の者がリンクに敗北した後、終焉の者と共に消滅した。
-
ボスとしてのギラヒム
ここからは彼との戦闘について解説する。
彼はどの戦いでも前半戦は素手、後半戦は剣を使って戦っている。彼に対して剣以外の攻撃は通用しない。
ちなみに黒剣と大剣は自らの魔力で作り出しているらしく、集中力が切れると脆くなるようだ。
天望の神殿での戦いは、最初の段階は様子見と言ったところであり、右手ではたく攻撃しかしてこない。但しリンクの剣先に合わせて右手を動かしており無闇に剣で攻撃しても剣を掴まれてしまう。
剣を掴まれた場合は抵抗して振り払おう。振り払いに失敗すると剣を奪われてしまう。剣を奪った彼は斬り付けてきたり投げてくる。投げられた剣は回収できる。
彼にダメージを与えるにはフェイントを利用しよう。例として剣を一方向に数秒間固定し、素早く別の方向から攻撃する。はたく攻撃の頻度も少ないので方向を考えてみよう。
ある程度ダメージを与えると黒い剣を出す。この時も無闇に剣で攻撃すると、彼の黒剣でガードされて斬り返されてしまう。構え方をよく見て斬り付けよう。
他には盾アタックで彼の攻撃を弾いたり、ダッシュ斬りをカウンターしたり、背後へワープした時に回転斬りを繰り出すとよい。
短剣を飛ばしてくる事もある。盾で防いだり弾き返すか、剣で打ち返せる。
ちなみに、この戦いをテストプレイした宮本氏は「こんなん倒せるかっ!」とスタッフへ彼の弱体化を指示したようだ。
古の大祭殿での戦いは本気を出しているという事もあり、短剣を前方に浮かばせていたり、剣を掴まれた時により多く抵抗しないと振り払えなくなっている。
短剣はガードに使う他、出した後に放っておくと飛ばしてくる。これによって彼にダメージを与えるのが難しくなっている。
ある程度ダメージを与えると2本の黒い剣を出す二刀流になる。リンクが近くにいる時は本作の【スタルフォス】のような構えをとり、少し経つと斬りかかる。今回も構え方をよく見て斬り付けよう。
短剣5本を3回連続で飛ばしたり、リンクの周囲に複数の短剣を浮かばせる事もある。短剣に囲まれたら方向を合わせた回転斬りで弾き返すか、タイミングよくバック宙をすれば避けられる。
彼が声を出さずにワープした場合は、リンクの背後に現れる。声を出してジャンプしながらワープした場合は、リンクの頭上から現れて下突きで攻撃してくる。下突きはダッシュなどで避ける事が出来、黒剣が床に刺さって大きな隙が生まれるので近付いて連続で斬り付けよう。
過去のハイリアの地での戦いでも、最初から本気を出している。
第1段階は彼が魔力で作成した浮遊足場の上で戦う。マスターソードでの攻撃を彼に当て続けると押し出せるので彼を足場から落とし、別の浮遊足場でダウン状態になっている彼に対してとどめを繰り出せばダメージを与えられる。とどめで合計3回攻撃すると次の段階へ移る。
この段階では最初はパンチを使用、1回ダメージを与えると回し蹴りも使用、更に両拳でガードするようになる。
第2段階からは地上戦になる。お馴染み黒い剣を出す。とどめを受け続けた事により胸に宝石が出て、以後はそこが弱点になる。7回攻撃すると最終段階へ移る。
黒剣を同じ方向から3回連続で斬って落とさせるか、彼が放った剣ビームを斬り返してラリーを成功させるか、盾アタックで彼の攻撃を弾くと隙が出来る。
この段階では短剣飛ばし、横斬り、縦斬り、突き、剣ビームを使う。
最終段階は大剣を作成して装備する。この大剣で攻撃や防御をするようになる。
横斬りや縦斬りは盾で防いだり、盾アタックで弾いたり、タイミングよくバック宙をすれば避けられる。
マスターソードで攻撃すると大剣でガードするので、大剣の向きをよく見て垂直方向に斬り付け、4回連続で斬ると大剣が破壊されて隙が出来る。大剣の破壊に時間を掛けたり斬る方向を間違える/突くと大剣を修復されてしまう。
胸を2回攻撃すれば倒せる。
剣の精霊ということは終盤まで明かされていないが、彼を攻撃した時のダメージ音が「キンキン」と剣同士がぶつかったような音がしている。
終盤のシーンでは大剣に変形する姿を見せている。
社長が訊くではこのようなキャラクターになった理由が述べられており、みんなでアイデアを出し合ってイメージを固めていき、更にシネマシーンやシナリオ担当の人たちも乗っけられるだけ乗っけていった結果、舌に関節を入れる等の工夫により奇抜なモーションを行う濃いキャラクターへと仕上がってしまったとのこと。
こうしたみんなで作って育て上げた経歴や濃すぎるキャラクターから、開発スタッフのなかには「ギラ様」と呼ぶ人もおり、大人気の愛されキャラになっていたらしい。
プレイアブルキャラとして登場。
アシストフィギュアとして登場。飛び道具を反射する。素手で戦わず、黒剣で斬ったり短剣を投げる。
倒す事も可能だが、飛び道具系の攻撃や投擲アイテムでの攻撃は跳ね返せるため効かない難敵。
両機種に普通のフィギュアもある。
引き続きアシストフィギュアとして登場。行動パターンなどは『for』と同じ。
スピリッツもある。アタッカースピリットで、アートワークは『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』のもの。
関連キャラクター
コメント
全てのコメントを見る?
最終更新:2025年04月06日 10:04