金太郎 とは、歴史上の偉人、及びそれを元とした空想のキャラクター。
きんたろう |
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他言語 |
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本名 |
坂田金時 | |
種族 |
【人間】 『新・鬼ヶ島シリーズ』:竜宮人 |
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性別 |
男 | |
所属 |
『新・鬼ヶ島シリーズ』:竜宮 | |
初登場 |
【ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島】 |
平安時代、源頼光に仕えていた「頼光四天王」の一人、坂田金時(坂田公時)の幼名。
江戸時代の1670年頃から金平浄瑠璃が流行し、金時の幼い頃の伝説を謳った物語が作られていき、それが後に『金太郎』と呼ばれる昔話となっていった。
その『金太郎』では主役を務めており、赤井原かけをしたおかっぱ頭の少年として描かれる事が多い。
まさかりをよく担いででおり、【クマ】相手に相撲で勝ち取って手懐ける程の怪力を持つ。
基本的に「金太郎」としての話が描かれるため、坂田金時として源頼光に仕えるエピソードは後日談的に付け加えられることがほとんどである。
日本の昔話の中でも有名なため、桃太郎や浦島太郎と並んで様々なキャラクターのモチーフとされる事が多い。
作品によっては金太郎当人が出てくるものもいくつかある。
モデルは童話の『金太郎』のテンプレートそのものだが、なぜかサングラスをかけ、英語をしゃべる謎めいた人物。(セリフ自体は基本的に珍妙なニュアンスのひらがな英語だが、ナレーションで日本語による補足が挿入される)
実は竜の宮に住む竜宮人で、どんべとひかりの前世・過去について知る数少ない1人。
第1章では芝刈りに出かけたおじいさんの前に姿を現し、くまから【おじいさん】を守って【ひかり】の生まれる竹藪に無事到着できるようさりげなくサポートし、【どんべ】とひかりが8歳になった時におじいさんたちの子ではないことを知らせた上で重要なアイテムが隠された裏山に向かうよう誘導する、奪われたおじいさんとおばあさんの魂の行方を伝えて2人を本格的な旅立ちに導くなど、重要なサポート役として立ち回る。
その後は五章の荒れ果てた都で再会、どんべにひかりの居場所を教えてくれる。
エンディングで【乙姫】として海に戻ることになったひかりとどんべの別れに立ち会い、ともに海へと帰っていった。
余談だが、同じ竜宮人であるいったいさんは日本語しかしゃべっていない一方、エンディングでひかりがどんべのことを「みすた~うらしま」と呼んでいたことから推測すると、竜宮人の公用言語は日本語ではなく英語である模様。
『りんごの巻』の最終話で、故郷の村を鬼に蹂躙され、紆余曲折の末に旅立ちを迎えたりんごを、ひかりと逸れたばかりで孤立していたどんべに引き合わせた。
『おはなの巻』第三章では、暗黒の化身にそそのかされて玉手箱をあけてしまった太郎(どんべの前世)に激怒しつつ、彼を乙姫に引き合わせるために動いた(この流れ自体はBS版独自のもので、SFC版では全く異なる展開となっている。)
役割はBS版と同じだが、『おはなの巻』第三章における展開がBS版から変更されているためそちらには登場しない。
日本を支配する牛魔王に反抗した咎で地下牢に幽閉された人々の1人として、『ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島』からどんべと天狗と共にゲスト出演。
当初こそ『新・鬼ヶ島』本編と同様の喋り方をしていたが、途中で「日本語で喋れ!」という無体なナレーションのツッコミを受けて、普通に流暢な日本語で喋り出す。