夜天皇(やてんこう)


[解説]
長く生きているだけあって魔獣や様々な魔族、さらには人間社会を含む世相や歴史等に関する深い知識を持つ。
その実力や200年前の魔族との戦で見せた勇猛な戦いぶりから悪鬼の中でも一目置かれる存在で、その名を聞いただけで震え上がるカナド人も多い。
その実力や200年前の魔族との戦で見せた勇猛な戦いぶりから悪鬼の中でも一目置かれる存在で、その名を聞いただけで震え上がるカナド人も多い。
荒事を好み、暴れることに愉悦を感じる凶暴な性格をしているが、何処か子供っぽい所があり、心理や行動パターンは、そこらの不良少年とさほど変わらない。
悪鬼の中では珍しく人間を食べることを好まない。魔獣を主食とする。
単純に魔獣の方が食いでがあるのに、何故ちっぽけな人間を食べるのかが分からないというのが本人の談。
悪鬼の中では珍しく人間を食べることを好まない。魔獣を主食とする。
単純に魔獣の方が食いでがあるのに、何故ちっぽけな人間を食べるのかが分からないというのが本人の談。
一人称は『わし』、不良少年のように口調が荒い。
羅刹鬼としての夜天皇
夜天皇は後に防神族に討伐され、その魂には封印処置が施され、生きる屍と化した。
その骸は防神族によって狩装兵・羅刹鬼に改造された。
(改造したと言っても人が乗りこめるように胴体部分をくり貫いて、祭壇を設置しただけなのだが)
その骸は防神族によって狩装兵・羅刹鬼に改造された。
(改造したと言っても人が乗りこめるように胴体部分をくり貫いて、祭壇を設置しただけなのだが)
死霊術によって、夜天皇の骸と意識同調を行うことで羅刹鬼は動くのだが、この同調を行う際に、封印されている夜天皇の魂が操手に干渉してくるため、長らく扱える者がいなかった。
その後、防神の里で保護され防神・希紗羅が同調に成功で無事に起動を果たすことができた。
その後、防神の里で保護され防神・希紗羅が同調に成功で無事に起動を果たすことができた。
元々はキサラを取りこむことで魂の封印を破ろうと考えていたようだが…。