軽機兵 ディナイド


[解説]
また聖華暦800年代シューヘンベルク社ではオートクレールを参考にしたフラタニティ・フレームが開発され、外見はそのままにディナイドは純正の第六世代機兵として生まれ変わっている。
この機体が現在聖導教会の私兵騎士団である十字騎士団を中心に配備されている。
この機体が現在聖導教会の私兵騎士団である十字騎士団を中心に配備されている。
本機は構造材に通常第五世代機兵に使われる物以外に、国内で製造されたイシルディンも使用することで、機体の耐久力を第六世代の水準まで向上させている。
これは近い構造を持つアルカディア帝国の第五世代軽機兵であるアイリス=フラーゴと比較すると大きな差であり、通常の第六世代機兵が装甲を纏ったフラタニティ・フレームであることに対し、ディナイドが装甲化されたフラタニティ・フレームであると呼ばれる所以にもなっている。
これは近い構造を持つアルカディア帝国の第五世代軽機兵であるアイリス=フラーゴと比較すると大きな差であり、通常の第六世代機兵が装甲を纏ったフラタニティ・フレームであることに対し、ディナイドが装甲化されたフラタニティ・フレームであると呼ばれる所以にもなっている。
武装は機体固有の物は存在しないが、既存の装備は基本的に全て装備する事が可能であり、高い汎用性も持ち合わせている。
この高い機動性と機体出力を活かした近接戦闘に置いては当時の聖王国の量産機兵においてはトップクラスの性能を誇った。
その近接戦闘の為に頭部にはバイザー型の装甲が取り付けられており、まさに十字騎士団の顔となった。
その近接戦闘の為に頭部にはバイザー型の装甲が取り付けられており、まさに十字騎士団の顔となった。
ここまでは本機の特筆すべき優れた点について記述してきたが、このような仕様になったのにはいくつかの理由がある。
第一に聖華暦700年代で既にアレクサンドリア社の経営は綱渡り状態であったことである。
本機がフラタニティ・フレームを搭載出来なかったのもアイオライト・プロダクションからフレームのライセンスを購入する事が出来なかった為である。
そして軽機兵規格であるのもイシルディンの費用を節約するための苦肉の策であった。
だが開発当初は同社製品の魔導炉では良い結果を出せず、イオリア社のスコーチ用高出力魔導炉のライセンスを購入し搭載した。
結果的にディナイドは優れた機体に仕上がったが、あまり業績は伸びず最終的にアレクサンドリア社はイオリア社に吸収合併され、シューヘンベルク社となった。
ディナイドの名にはアレクサンドリア社一同の滅びの運命を拒絶する思いが込められていたのであった。
第一に聖華暦700年代で既にアレクサンドリア社の経営は綱渡り状態であったことである。
本機がフラタニティ・フレームを搭載出来なかったのもアイオライト・プロダクションからフレームのライセンスを購入する事が出来なかった為である。
そして軽機兵規格であるのもイシルディンの費用を節約するための苦肉の策であった。
だが開発当初は同社製品の魔導炉では良い結果を出せず、イオリア社のスコーチ用高出力魔導炉のライセンスを購入し搭載した。
結果的にディナイドは優れた機体に仕上がったが、あまり業績は伸びず最終的にアレクサンドリア社はイオリア社に吸収合併され、シューヘンベルク社となった。
ディナイドの名にはアレクサンドリア社一同の滅びの運命を拒絶する思いが込められていたのであった。
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