電磁防御斥力場
元々は自由都市同盟の都市同盟軍研究所軍事工学研究部門にて開発された、防御用装備。大元の発想は、ロココ設計所の開発しているアクティブ・プロテクションから得られた物である。
これは機兵のフラタニティ・フレーム周りに装備される内装部である一次装甲の裏面に、ルーン文字で書き込まれた簡易術式が、その肝である。この簡易術式に操手が機兵のエーテル出力を流し込むと、機兵の機体外周に電磁気的な斥力場が発生する。これが敵機の金属製武器による、攻撃の威力を押し止めるのだ。金属製の武器であれば、剣であれ重棍であれ銃弾であれ、その威力を大きく削がれる事になる。
これは機兵のフラタニティ・フレーム周りに装備される内装部である一次装甲の裏面に、ルーン文字で書き込まれた簡易術式が、その肝である。この簡易術式に操手が機兵のエーテル出力を流し込むと、機兵の機体外周に電磁気的な斥力場が発生する。これが敵機の金属製武器による、攻撃の威力を押し止めるのだ。金属製の武器であれば、剣であれ重棍であれ銃弾であれ、その威力を大きく削がれる事になる。
これは元々、雷魔法デフレクションの応用強化型魔法として発案されていたシステムであった。しかしながら通常の機装兵ではエーテル出力がまったく足りず、それどころか魔装兵であっても稼働させると魔法に回すエーテル出力が少なくなってしまい、本末転倒な結果になるのだ。
そしてこの技術は、技術としては完成したもののお蔵入りとなってしまう。しかしただ死蔵するよりは、と同盟政府はカーライル王朝・聖王国への技術売却を決定。聖王国ではこれをアウトクルセイダー用専用魔装兵へ搭載する。この電磁防御斥力場を発生させるにあたり必要なエーテル出力も、高品質ブラッドグレイル搭載の魔装兵に加えて聖痕持ちのアウトクルセイダーが搭乗する事で、まったく問題にならなかったのであった。
そしてこの技術は、技術としては完成したもののお蔵入りとなってしまう。しかしただ死蔵するよりは、と同盟政府はカーライル王朝・聖王国への技術売却を決定。聖王国ではこれをアウトクルセイダー用専用魔装兵へ搭載する。この電磁防御斥力場を発生させるにあたり必要なエーテル出力も、高品質ブラッドグレイル搭載の魔装兵に加えて聖痕持ちのアウトクルセイダーが搭乗する事で、まったく問題にならなかったのであった。