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vol.3-3③Finger technic

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taka18r

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vol.3-3③Finger technic


「あ…っ、あっ…、…あっ…、く…ぅん」
 なにも特別なことはしていない。柔らかい、それでいて火照った肌に唇を押し付けるだけで、なつめはこらえきれないといった感じの熱い吐息を漏らし続けた。
 日が傾きだしたころに入ったホテル。部屋のドアが閉まると同時に、ぼくはなつめをきつく、きつく抱きしめ、唇を、口内をむさぼった。服の上から胸を揉みしだいた。
 濃厚なキスですっかり上気したなつめの柔肌を楽しむ。立たせたまま、頬に、耳朶に、首筋に、唇を押しつける。吸ったり、舌を這わせたりは、まだしない。それは、ベッドの上で全裸で絡みながら、と決めていた。
 カーディガンのボタンをゆっくりと外していく。
「…あぁ…、あ…あのぉ…、ここで…脱がすんですか?」
 頬の色を濃くしながら、恥ずかしげに声を振り絞ってなつめが聞いてくる。
「我慢できない。なつめが欲しい」
 言葉で愛撫する。本心は、どのタイミングで、なつめをベッドまで抱いていくか考えていた。
 しかし、ぼくの言葉になつめは想像以上の反応を示す。
「抱いてっ! 好きっ! だから…あなたの好きなように、わたしを抱いてっ!」
 普段のなつめからは考えられないほど、情熱的に飛びついてくる。ぶつけるように唇を合わせ、積極的に舌を入れてくる。
「ん…んんっ…」
 目の前にはなつめの顔。腕に力を込めて引き寄せ体を密着させる。同時に、入ってきたなつめの舌を思いきり吸い込んだ。
「ぢゅぅうぅぅっ」
 すき間から空気が入り込み、いやらしい音をたてた。なつめは目をぎゅっと閉じ、時折眉間を寄せて苦悶を表しぼくの行為に耐えている。
「ん゛…、ん──っ」
 なつめの小さな掌がぼくの背中をつかみ、それで苦しがっているのがわかった。舌を吸い込む力を弱めるが、なつめは放心してしまって舌はぼくの口内にとどまっている。
 顔を少し横にして唇をすぼめ、ゆっくりと顔を前後に動かす。なつめの舌を唇に強弱をつけて愛撫。
「ぁ…ふぅ…、んっ、ん──、ぅぅん」
 せつなげな息が漏れるごとに、なつめの唾液がこぼれ出た。なつめの舌を解放してやり、ぼくは丁寧に顔をつたう唾液を嘗めとっていった。


「…はぁ…、…はぁ…、ぁぁぁ…、あぁ…、わたし…、しあわせ」
 なつめの両頬に軽くキスをすると、なつめは目をとろんとさせてそうつぶやいた。
(そろそろ、ベッドに行こう。ここで立ったまま後ろからじゃ、なつめにはかわいそうだよね)
 ぼくはもう一度キスをして、なつめの唇を、舌を、口内を味わった。
「続きはベッドで、ね」
 目をじっと見つめてやさしく言うと、なつめは目じりを下げて、こくんとうなずいた。
 抱きかかえて、しっかりとした足どりでベッドルームを目指す。なつめはぼくの胸に顔をぴったりつけて、なにも言わない。
 ベッドになつめを横たえ、ぼくは着衣を脱いでいく。それを見ているなつめに気付き、
「そんなに見つめられると、なんか、恥ずかしいや」
 照れ笑いしながら言うと、
「ふふ。カイトさん、かわいい」
 と、いつものなつめらしくない言い方をする。これから自分がされることは、そんなことで恥ずかしがってはいられないのは間違いないが。
 パンツ一丁になって、なつめに覆いかぶさる。控えめに開かれた唇を素通りし、ぼくは閉じられたまぶたに唇を落とした。なつめの両手がぼくの腕をつかむ。
「ぁぁあ…、気持ち…いい…です」
 左右のまぶたに、チュっチュっと音をたててキスをする。それからぼくは、欲望に忠実にリクエストをした。
「ねぇ、なつめ。眼鏡、もってる? 眼鏡をしたなつめが…」
 なつめは黙って体を起こして言った。
「あの…、バッグを取ってください」
 ぼくは立ち上がり、ドアのところに置きっぱなしにしたバッグを取ってきた。それをなつめに渡すと、なつまは眼鏡ケースを取り出し、ふたを開けて眼鏡をかけた。
「これで、いいんですか。わたし、眼鏡かけるとかわいくないって、自分では思うんですけど…」
 なつめは自信なさげにうつむいてしまう。ぼくは微笑みながら、思いを込めて言う。
「かわいい。とてもかわいいよ、なつめ」
「ほんとに? ほんとですか、カイトさん」
「うん。ほんとうだよ。見てごらん、ほら」
 ぼくは腰を前に突き出す。怒張したムスコがパンツを押し上げているのが、はっきりわかる。


 なつめはその部分を凝視したまま動けなくなってしまっているようだ。
「なつめがかわいいから、だよ。なつめをほしがっている」
 ぼくを見上げて、なつめが言う。
「抱いて、抱いてください」
 近寄って唇を吸い、体重をゆっくりとかけて、なつめを横にする。間近で見る眼鏡をかけたなつめに、たまらなく興奮してくる。
 ディープキスには移行せず、一度体を起こしてなつめの服を脱がすことにする。ボタンの外れたカーディガンを脱がし、ブラウスのボタンをゆっくり丁寧に外していく。
 腕をそっとつかんで袖を抜き、ブラウスも脱がせた。なつめはされるがままだ。
 なつめの背中に手を潜り込ませてブラのホックを解き、そのままブラを取りさった。
「あぁ…」
 胸を隠そうとする腕をつかむと、なつめは恥じらいの吐息を漏らした。
「かわいいよ、なつめ。もっとよく見せて」
「あぁ、恥ずかしい、です」
 腕を放すと、なつめは胸を隠してしまう。ちらちらとのぞく乳首がそそる。すぐにでもしゃぶりつきたくなる。そんな気持ちをぐっと押さえ込み、スカートに手を伸ばした。
「…ん、ぅぅん」
 思わず身をよじるなつめ。そんな反応もいじらしく思えるし、欲望に火をつけもする。
 自分でも驚くほど慣れた手つきでロングスカートを剥ぎ取ることができた。もちろん、なつめが恥ずかしがりながらも、お尻を浮かせてくれたせいもあった。
 ソックスを右、左と脱がし、小さい足の甲に軽く唇をつけた。びくっとするなつめ。
 寄り道はそれだけだった。パンティに左右の手の指をかけ、一気に引き下ろす。
「あっ、ぃやっ…、ぃぇ、ぁぁ、は…、はずか…しい…ですぅ」
 全裸になったなつめを見下ろす。眼鏡をすると中学生くらいにしか見えない顔、白く細い首、手にすっぽり収まる大きさながら弾力にあふれていそうなおっぱい、無駄な脂肪などいっさいないお腹。
 そこまで見てきて、ごくりとつばを飲み込む。アソコを覆っている柔毛は申し訳程度の薄さだ。ボリュームはないけど丸みがきれいな腰まわり、スリムな脚は乱暴に扱うと折れてしまいそうだ。
 頭のてっぺんからつま先まで、じっくり嘗めまわすように見つくすと、ぼくはパンツを脱いで全裸になった。ムスコがお腹にくっつきそうなくらい勃起している。


 なつめとのこの日最初のセックスは、ただ自分の欲望をぶつけようと考えていた。ただし、なつめの嫌がること、痛がることはしないと心に決めていた。恥ずかしがることは大いにしようと思っていたが…。
 左膝をなつめの両足の間に割り込ませ、それから体を合わせる。もちろん体重をかけるなんてことはしない。しっかり肘で自分の体重を支え、適度な密着感をなつめに与えた。
「あぁ…、あなたと抱き合える…。わたし、もう死んでもいい…」
 ぼくの背中に両腕をまわし、しがみついてくるなつめ。
(死にたくないって思えるほど、なつめを感じさせてあげるよ。ぼく、頑張っちゃう)
 髪を撫でながら、そっと唇を重ねていく。待ちきれない、といったふうに唇を開き、ぼくの舌を迎えいれるなつめ。じっくりとねぶる。ぼくの舌が、唇が動くたび、背中にまわされたなつめの手に力が入る。
 キスを中断し、ぼくの右手はなつめの左手をそっとつかみ、指を絡めてベッドに押しつける。そうしてから、ぼくはギリギリの言葉を口にした。
「離したくない」
 愛してる、とは断じて言えない。愛しているのは晶良だけだ。好きだ、と言ってしまうのは簡単だが、言えない。LIKEもLOVEも、日本語にすればどちらも「好き」だからだ。
「うれしい」
 なつめは目を閉じて、ぼくの言葉をかみしめている。
 静から動へ。ぼくは荒々しくなつめに性欲をぶつけることにした。
「あっ!」
 左手をおっぱいにあてがい、ゆっくりと揉んでいく。たまに指で乳首をはさんであげると、なつめの1オクターブ上がった声がよく響いた。
「あっ、んっ…、くふぅっ」
 横を向いたなつめの耳を唇ではさみ込み、舌を這わせ、甘噛みする。熱い息を吹きかける。
「ぅぅん、くぅん…、ぅん…ぅ~ん」
 左手の指は乳首に狙いを定め、つまみあげるように愛撫を繰り返す。右の乳首だけ次第に硬さを増していく。
「はっ! はぅっ…あぅぅっ、く…ぅ…」
 素直にぼくのすることに反応するなつめがかわいく思える。愛撫の仕方によって変わる喘ぎの発音、大きさ、トーンをじっくりと楽しむ。
 首筋に唾液をすりつけ、それを皮膚ごと吸い込むようにする。うっすらと痕がついてしまうが、それを心配するより、もっと強く吸ってキスマークを刻みたい欲求を押さえ込むのに苦労する。


「ぁあ───っ、…あっ! …あっ! …く…ふぅぅ…、あっ!」
 左の乳首を口に含む。右の乳首は勃起しきって、ぼくの左手は乳房をもてあそぶのに夢中だ。
「ぅふうぅ…、あっあっあっあっあっ、あ─────っ! あっあっあっ、あ───っ!」
 舌と唇を駆使して乳首を攻めると、なつめはのけぞって喘ぎ続けた。
「気持ちいい? …ねぇ、なつめ。ほんとに、死んじゃってもいい? いいの?」
 セックスを中断し、なつめの目を眼鏡越しにじっと見つめて、ぼくは聞いた。なつめが答えられる状態になるまで、しばらく時間がかかった。
「…、いや、…です。…、いやっ! 死んでもいいなんて、うそっ。…ずっと、カイトさんと抱きあっていたいです。なんどでも、いつまでも…」
 涙をにじませて訴えるなつめにひるんでしまう。
 言葉の愛撫のつもりだった。いやらしいこと、いっぱいしてっ、と言わせたかった。でも、それは自分に、自分だけに都合のいい考えだと、遅まきながら気が付いた。
「ご…ごめん」
 目をそらし、なぜかわからなかったけれど、なつめに謝っていた。なつめは涙声を深くして、
「ぃ…、ぃぃの…、いいんです。…わたし、わかってるから…。…いいんです」
「なつめ…」
「このままでいいっ! いいのっ!」
 堰を切ったように涙がこぼれ落ちていく。なつめの頬を大粒のしずくが流れていく。
(こんなはずじゃなかったのに…。楽しくて、気持ちいいセックスがしたかっただけなのに…)
 軽はずみな自分の言葉に、激しく後悔していた。すると、
「だめ…じゃないかっ、なつめっ! もっと、もっとカイトさんに愛してもらうんじゃ…なかった…の」
 声を震わせて言葉を天井にぶつけるなつめ。その天井は、あとで気がついたのだが、鏡張りだった…。
「なつめ…。ぼく、なつめのこと…」
 なつめはぼくの次の言葉を目を閉じてじっと待つ。言ってはいけない言葉がこぼれ出る。
「好きだっ! なつめ…、好きだっ! ぼくの…なつめ」
 なつめの答えはあふれ出る涙だった。
 ぼくにできることは、なつめのなみだを吸い取ることだけ。そんなぼくになつめはしがみついてきてくれた。はっとしてなつめを見るぼく。
「抱いて。お願い。抱いてください。やさしくなんて、しなくていいです。ただ、あなたのお好きなように…して。…抱いてっ!」


 救い(?)は勃起したままのノーテンキなムスコだ。メンタルが落ち込んでも、こいつだけはひたすら快楽を求めている。射精のときを待っている。いや催促している。
(一からやり直し。楽しもう、いまを。楽しもう、なつめを)
 切り替えの速さは性格だ。いいとか、悪いとかいう問題ではない。
「ごめんね、なつめ。ぼく、なつめと一緒に気持ちよくなりたい。…していい?」
 なつめのほうが切り替えは速かった。うれしそうに艶っぽく微笑み、
「もちろんです。わたしのこと…、あの、その…」
「ん? なに?」
 なつめの答えがまったくわからず、思わず聞き返した。
「わたしのこと、楽しんで。気持ちよくなって、ください」
 真っ赤になって小さくなるなつめ。ぼくは無言でキスを求め舌をなつめの口内の奥深くに挿し入れた。
 キスをしながら、右手がなつめの体を滑るように這っていく。スピードに緩急をつけて、すべすべとした肌理の細かい柔肌を掌に堪能させる。
 刺激の強い部分を愛撫する前に、キスをやめて口を解放してあげる。どんな音色が吐き出されるか、それも楽しみだ。
 なつめは唇をかみしめ、たまに顔を小さくのけぞらせたり、いやいやをするように左右に振ったりして、掌による愛撫に反応する。気持ちよさに溺れてしまうのに抵抗しているみたいだ。
 右手が太腿に到達すると、なつめはたまらず熱い吐息を漏らした。
「はぅ…、あぁぁ…」
 膝の後ろに手をまわし、足を開かせる。軽い抵抗の後、なつめの足からすっと力が抜けた。
「さわってほしい?」
 耳元でわざと意地悪な質問をする。
「は、はい」
 なつめは健気に律儀に返事をする。
 掌で太腿の裏をやさしく、やらしく撫でていく。すぐに掌が陰部全体を覆った。柔らかい毛の感触をしばし楽しみ、おもむろに中指を折り曲げていく。
「ぁ…あっ! く…ぅぅ…、んっ! んんっ!」
 アソコの中は十分に潤っていた。挿入した中指をきつく握ってくるようななつめのアソコ。回すように動かして少しずつ奥に埋没させていく。
「熱い、とっても熱いよ。なつめの中」


「ぁっ…、ああっ! はぅっ、あぁ…、くふぅ」
 中指を出し入れする。くちゅ…、ぴちゃ…という音が遠くに聞こえてくる。いったん中指を後退させ、今度はより器用に動かせる人指し指でアソコの中をまさぐる。
「あっ! あぅっ! はっ! はぁっ! あっ、あっあっ、あ──っ!」
 なつめの愛液で濡れた人差し指をクリトリスに押しつける。すでに硬くしこった肉芽をぐりぐりとこねくりまわす。
「はぅっ! はっ! はぁ…あ────っ! あ────っ!」
 強い刺激がなつめに大きな声をあげさせた。なつめは左手でぼくの右手をつかんでくるが、握る力は弱弱しく愛撫の妨げにはまったくならない。
「く…ぅ…んっ…、くふぅ…、ぅん…、あっ! あふっ! あふぅっ! い…いいっ!」
 自分で出したはしたない大声に恥じらったなつめは、右手を口にあててこらえようとする。しかし、それは無駄な努力だった。
 ときには軽く指の腹で撫であげ、ときには強く押すようにこねまわし、それから中指を膣に侵入させると、なつめは再び大きな声をあげていた。
「あぁぁぁっ! ぃ…いいぃぃ、いいっ! あひぃ…、ひぃぃぃ」
 ぎゅっと目を閉じ、顎を上げて喘ぐなつめ。その表情をじっくりと楽しみ、苦悶する顔に舌をいっぱいに伸ばし嘗めまわした。
「あぁぁぁっ! んんっ! んあ──っ!」
 ピンと立った乳首に歯を当てる。また、なつめの喘ぎのトーンが変わった。
「いい? いいの? 気持ちいいの?」
 わかりきったことをあえて聞く。なつめは目を開けることもできず、くいしばる歯をなんとか離して、絞り出すように答えた。
「は…はいぃぃ、うあっ! あっあっあっ、あぅっ…、いいっ! 気持ち…いいっ!」
(指だけでイかせられるかな)
 なつめの反応を見て、そんなことを思いついたぼくは、指に最大戦速を命じた。指がつりそうになるくらい激しく動かし、クリトリスをねぶった。
「ひあぁぁあっ! あっあっ! あ──っ! あぁっあぁっあぁぁっ、ん…あっ!」
 なつめが暴れる。両手でシーツを握りしめ背中を大きく浮かせて、イった。
「はぁ…はぁ…はぁ…、はぁぁぁ」
 指の動きを止め、なつめの息が落ち着いてくるのを待つ。

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