ノードパラメータのアニメーション化
パラメータを
アニメーション化するには、キーを設定する必要があります。ラメータのキーを設定するために
アニメーションボタンを使用します。新しいキーを作成する事で、現在のフレームに挿入されます。現在のフレームは、メインウィンドウ・タイムライン、
アニメーションパネル、プロジェクト設定で設定する事が出来ます。ベクトル(方向性)やカラーパラメータなど、複数の座標を持つパラメータは、各座標を個別に
アニメーション化する事が出来ます。
アニメーションボタンは、その都度、すべての座標または個々の座標のキーを設定するためのオプションを備えています。
- Set animation key:アニメーションキーを設定します。
- Remove animation key:現在のフレームのキーを取り除きます。
- Import animation key:サードパティなどで作成した外部ファイルをインポートします。主にシーケンスキーデータを取り扱います。
- Delete animation:全フレームからこのパラメータのキーをすべて削除します。
- Show in Animation Panel:アニメーションパネルで現在のフレームのキーを表示します。
- 「>」:ノードパラメータによって、すべてであったり単体であったりを選択する事が出来ます。
テキストフィールドの色が黒から緑または青に変わるため、パラメータがいつ
アニメーション化されるかを知る事が出来ます。
- テキストフィールドが緑色:パラメータはアニメーション化され、現在のフレームでキーが設定されている事を示します。
- テキストフィールドが青色:パラメータはアニメーション化されていますが、対象となるフレームにキーが設定されていない事を示します。
アニメーション化されたパラメータを持つノードは、
ネットワークビューで目印のアンコンが表示され差別化されます。ノードボックスの右側に「A」と書かれた緑色の円が描かれています。
アニメーションのプレビュー
メインウィンドウ・
タイムラインと
アニメーションパネルのタイムラインの再生コントロールを使用して、
アニメーションを再生する事が出来ます。
アニメーションはすべて3Dプレビューで表示されます。これは同時に複数の視点から
アニメーション再生を見る事が出来るのを意味します。メインウインドウ・
タイムラインのスライダを使用するか、アニメーションパネルビューでフレームカーソルをドラッグしてアニメーションのスクラブ(フレームを順行、逆行)する事も出来ます。
デフォルトでは、TG4はリアルタイムで毎秒24フレームで
アニメーションを再生しようとします。ただし、これを描画するのに時間がかかるフレームがあると、リアルタイム再生を維持しようと後続のフレームを省略する事を意味します。
アニメーションの各フレームを表示したい場合は、メインウィンドウ・タイムラインまたは
アニメーションパネルの
タイムラインの[Lock playback to frames(フレーム再生のロック)]ボタンを使用して、すべてのフレームを順番に表示させます。
アニメーションのレンダリング
『
Render』ノードの「Sequence/Output」タブのコントロールを使用して、
アニメーションをレンダリングする事が出来ます。"Sequence first / last / step"パラメーターを使用すると、
アニメーションのどの部分をレンダリングするかを設定する事が出来ます。[Render Sequence]ボタンで、
アニメーションの
レンダリングを開始します。
または、TG4の
コマンドラインインターフェイスを使用して、フレームをバッチレンダーするか、レンダーファーム全体でフレームをレンダーする事も出来ます。
最終更新:2020年04月28日 00:14