弾道について


ゼロイン

ゼロイン(ゼロイン距離)とは「スコープの視線と弾道が交差する点」を指します。
スコープを覗いた際の視線(サイトライン)は常に一直線ですが、銃口(バレル)から発射される弾の弾道は直線ではありません。
弾道はある地点を境に放物線を描きながら、地面に向かって落下を始めます。
多くのライフルは直進性が高く有効射程内の射撃距離でスコープとの大きなズレは発生しません。
このゲームは基本的に弾丸スペックに表示されている有効射程が通常(中距離)のゼロイン距離になっています。
(一部で表示とゼロインが違う場合が有る)
スキルを使用することでゼロインを通常(中距離)から近距離と遠距離に調整することができます。

遠距離にゼロインした場合
遠距離にゼロインする場合は銃口を上向きにし、弾道がスコープの視線(サイトライン)と遠距離で交差するするように調整します。
この際ゼロイン設定した距離より目標が近い場合は着弾位置は照準よりやや上寄りとなります。


初めに交差する点を第一ゼロイン、次に交差する点を第二ゼロインという場合がありますが第二ゼロインが調整された遠距離のゼロインです。
この落差は弾薬の種類によっても異なります。
スコープでズームしても中心のゼロイン距離は変わりませんが、"遠近に対してどの程度ずらすか"はズーム倍率によって変わります。

※この他に高低差によっても着弾点はズレます。
弾頭に対する重力は地面と平行の時が一番大きく、斜めになると少なくなるため同じ角度をつけて上下に撃った場合に着弾点は同じ量だけ上にずれます。

日本語でゼロインを調べた場合にエアソフトガンや空気銃を基準に説明されている場合があります。
そのためこのゲームで一般的な火薬を使用するライフル銃よりも山なりな弾道で説明されている場合があります。

ゲーム内の弾道

ライフルやハンドガンは有効射程内では弾丸の直進性が高く照準中央に着弾する。
射程を超えると弾丸が落下しはじめるが、この落差はライフルよりもハンドガンの方が大きい。

ライフル弾は弾丸初速が高いので直進性が高くスコープの十字線中央に弾着しやすい
また、アイアンサイトの場合は適正距離ならフロントサイトの凸真上に弾着する
ライフル弾は秒速800㍍前後と非常初速は高く、低伸弾道(撃ってから弾丸が下に落ちにくい)となる
有効射程(パークのゼロインを含む)は実質的にゼロインであり、設定した数値を超えると弾丸がドロップ
(狙った所より下に落ちていく)していくが、弾薬や銃の種類によってそれぞれ異なる(要検証)

ハンドガン等初速が低い弾薬は比較的ドロップが強い傾向にあり、特に矢やボルトは風の影響も受けやすい。

ライフル弾等は初速が800㍍/秒と高いが、移動目標に対しては偏差射撃が必要となる
ハンドガンの場合はライフルに比べ約半分程の初速なので獲物に当てるのが難しくなる
獲物との距離は測距付き双眼鏡で調べるのが良いが、大雑把な距離であれば様々な方法があるのでレッツトライ

難しく考えずにパークがないのであれば弾薬の有効射程をを基準に上下を調整すれば大体当たるので、
愛銃の弾道をシューティングレンジでよく確認してみよう。
また、パークに関しては好みや環境があるので取る取らないはプレイヤーの好みで選ぶといい。

ライフル

初期ゼロイン150m

一般的なライフル弾
短距離は75m、中距離は150m、長距離は300m
初速は約750m/Secとかなり早いので弾着までの時間が早い
このように初速の早い弾薬はドロップ(弾丸の弓なり弾道)が小さく、多少距離が前後しても大体狙った所に当たる。
ただし、同じ有効射程でも弾薬ごとに多少の違いがあるので過信は禁物

各弾薬のうち、
.22-250弾(ザガン ヴァーミンター.22-250)、
.303ブリティッシュ弾(F.L.スポーター.303)、
.300マグナム弾(.300口径キャニングマグナム&アルジナ.300タクティカルマグナム)
はライフル弾の中でも特に初速の設定が大きいのか、ドロップが小さめな傾向にある(長距離でも弾丸がまっすぐに飛びやすい)。
これらの銃であれば、中距離の設定でも200mを超える長距離狙撃を充分狙える。

その他
  • 223弾(.223ドーセント及びザルザ-15.223)は同クラス帯の.243弾よりも若干落ちづらい
  • 7mmマグナム弾(7mmリージェントマグナム&マルメル7mmマグナム)の弾丸もやや落ちづらい(?)フラットな特性を持つとされている


初期ゼロイン100m

下記クラス1対応ライフルとレバーアクションライフルの初期ゼロインは100mとなっている。
ヴァイラント.22LR、ザルザ-15.22LR、クルマン.22H、ウィットロック・モデル86、コーチメイト・レバー.45-70、モラディーモデル1894
短距離は50m、中距離は100m、長距離は150m

同じクラス1対応ライフルでも、ヴァイラントとクルマンでは弾の落ちやすさが異なりヴァイラントの方が落ちやすい模様。
クルマンは比較的落ちづらく、少なくともゼロイン指定した距離であればほぼまっすぐに着弾する。

その他

上記2種類に当てはまらないライフルは以下がある。
バスケズ・サイクロン.45、キング470DB
短距離は25m、中距離は50m、長距離は100m

ハジック.50 キャップロック
ハジックは使用する弾丸の違いで2種類のゼロイン調整がある。
ラウンドボール
短距離は50m、中距離は75m、長距離は100m
ミニエー
短距離は100m、中距離は150m、長距離は200m

クーマン.50インライン
短距離は75m、中距離は100m、長距離は150m

ハンドガン

初期ゼロイン50m

一般的なハンドガン
短距離は25m、中距離は50m、長距離は75m

アンダーソン.22LRはライフル弾(.22LR弾)を扱うが、ゼロイン設定はこのグループに入る。

初期ゼロイン100m

ライフル弾を使用できる以下ハンドガン
.243R.クオモ、.45-70イェルンペリ・スペリオル
短距離は50m、中距離は100m、長距離は200m

ショットガン


バードショット
初速は155m/sと非常に遅く、100メートル先に着弾するまで0.6秒程掛かるという遅さ(要検証)
もちろん初速が遅いので弾道は激しくドロップ&拡散するのでかなりの慣れが必要
他にも銃・弾薬によって散布界が変わる(例・12ゲージスチール)

通常矢

トレーサー


スコープ上における計算

「射撃練習場でXX点」という情報からスコープ上でどこに飛ぶかを求める計算式。
照準の種類、スコープの倍率、そして銃によって各数値が変わるため、自身が使う条件を当てはめること。
同じスコープでも銃によってスコープ1目盛の(画面上での)サイズが微妙に変化する点には注意。(.44パンサー・マグナムとライノ454を比べると分かりやすい)

R = Y × (T × 50 / L) / 20 / S

R ... スコープ上で何目盛ずれるか (例えば0.5だと目盛の半分ずれる)
Y ... 射撃が何点分ずれるか (例:10点と9点の境界だと1、9点と8点の境界だと2)
T ... 50mの的の上端から下端までの画面上でのドット数 (20点の距離に相当)
50 ... 基準とする的までの距離
L ... 対象の的までの距離(m)
20 ... 基準とする的の点数
S ... スコープ1目盛の画面上でのドット数

便宜上50mの的を基準としたが、数式の50の部分を変更すればどの距離を基準にしても構わない。
また、同じようにボウサイトやトラディショナルアローについても射撃のずれを計算することができる。

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最終更新:2025年02月19日 01:12