グルエース
グル、化調、課長、グルソーとも。
二郎の丼にドバドバぶち込まれている白くてヤバい粉。
要するに化学合成されたグルタミン酸ナトリウム(グルタミン酸ソーダ)の事。
グルエースは三菱商事ライフサイエンスが販売している商品名であり、グルソーはグルタミン酸ソーダの略。
実際はグルエースではない全く別の製品であるらしいが、店主が「グル」と呼んでいた事で「白い粉=グルエース」という認識が広まった。
二郎ではこれを増す事は基本的には出来ないが、一部のインスパイア系では増量できる所もある。
二郎の丼にドバドバぶち込まれている白くてヤバい粉。
要するに化学合成されたグルタミン酸ナトリウム(グルタミン酸ソーダ)の事。
グルエースは三菱商事ライフサイエンスが販売している商品名であり、グルソーはグルタミン酸ソーダの略。
実際はグルエースではない全く別の製品であるらしいが、店主が「グル」と呼んでいた事で「白い粉=グルエース」という認識が広まった。
二郎ではこれを増す事は基本的には出来ないが、一部のインスパイア系では増量できる所もある。
化学調味料を目の敵にする人種が見たら泡を吹いて卒倒するくらいぶち込まれているが、ぶっちゃけ製法(グルテンの加水分解や石油からの合成、グルタミン酸精製菌による発酵法)がどうであれ、昆布など自然界に存在する旨味成分と構造は全く同一であり、生体に対する影響は自然由来の物と何ら変わらない。
特にアメリカではモノソディウム・グルタメイトの略であるMSGと呼ばれて忌避されており、パッケージに「MSG不使用」と記載するのが一種の標準にさえなっている。
ただしそういうMSG不使用の食品でも自然由来の旨味成分(グルタミン酸ナトリウム)は含まれており、冷静に考えれば不使用でも何でもない。
なぜアメリカでそれほど忌避されているかと言うと、1960年代に中華料理ばっかり食ってる偏食家が頭痛や発汗などの症状を訴え、これが中華料理に大量に使用されているグルタミン酸ナトリウムが原因の中華料理店症候群である、とセンセーショナルに報じられたため。
後の科学的な調査によってグルタミン酸ナトリウムが原因ではなく、ただの偏食や食後の諸症状に過ぎないと結論付けられており、1970年代からはそもそも中華料理店症候群自体がほとんど報告されなくなった。
だが妙に迷信深いアメリカ人は一種の人種差別感情もあって未だに中華料理店症候群を強く信じている向きが強く、そのためにアメリカで販売されている食品の多くはMSG不使用を謳っている。
ただしそういうMSG不使用の食品でも自然由来の旨味成分(グルタミン酸ナトリウム)は含まれており、冷静に考えれば不使用でも何でもない。
なぜアメリカでそれほど忌避されているかと言うと、1960年代に中華料理ばっかり食ってる偏食家が頭痛や発汗などの症状を訴え、これが中華料理に大量に使用されているグルタミン酸ナトリウムが原因の中華料理店症候群である、とセンセーショナルに報じられたため。
後の科学的な調査によってグルタミン酸ナトリウムが原因ではなく、ただの偏食や食後の諸症状に過ぎないと結論付けられており、1970年代からはそもそも中華料理店症候群自体がほとんど報告されなくなった。
だが妙に迷信深いアメリカ人は一種の人種差別感情もあって未だに中華料理店症候群を強く信じている向きが強く、そのためにアメリカで販売されている食品の多くはMSG不使用を謳っている。
ちなみに生体に対する影響が出たという研究結果もある事はあるが、ラットの食事の総量の10~20%という膨大な量を1~6か月与え続けるという無茶苦茶な方法で導かれたものである。
グルタミン酸ナトリウムに限らず、一つの成分を極端に多く摂取し続ければ大抵は健康への影響は出る。
食事の二割が砂糖とか、食事の二割がラードとか、そういう超偏食を続ければ悪影響が出るのと同じ事である。
グルタミン酸ナトリウムに限らず、一つの成分を極端に多く摂取し続ければ大抵は健康への影響は出る。
食事の二割が砂糖とか、食事の二割がラードとか、そういう超偏食を続ければ悪影響が出るのと同じ事である。
で、そのMSGは毒であるという根拠のない信仰が日本にも輸入されて、味の素は毒である、と信仰する人が日本にも少なからずいるわけである。
(アジア人に対する嫌悪から発生したMSG忌避をアジア人が輸入してありがたがっているわけである)
そういった人は味噌汁に頑として出汁を使わなかったり、味の素が癲癇の原因だと信じたりと、頭の中が面白い事になっている。
(アジア人に対する嫌悪から発生したMSG忌避をアジア人が輸入してありがたがっているわけである)
そういった人は味噌汁に頑として出汁を使わなかったり、味の素が癲癇の原因だと信じたりと、頭の中が面白い事になっている。
また悪質なデマを流す事で悪名高いビジネスジャーナルは2015年8月16日に発生した池袋での車両暴走事故の原因が犯人が直前に食べたラーメンに大量に含まれるグルタミン酸ナトリウムであるという旨のニュースを流した。
実際は犯人が当日夕方分の抗てんかん薬の服用を怠っていただけであった。
実際は犯人が当日夕方分の抗てんかん薬の服用を怠っていただけであった。
ちなみにグルタミン酸ナトリウムは入れれば入れるだけ旨味が強くなるというわけではなく、一定濃度以上は味覚が飽和する=どれだけ入れても同じレベルにしか感じないという特性がある。
そういう意味では入れ過ぎというのももっともである。
そういう意味では入れ過ぎというのももっともである。