レントラー

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レントラー - (2017/04/19 (水) 01:32:30) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/09/04(土) 16:12:46
更新日:2024/01/29 Mon 10:49:05
所要時間:約 9 分で読めます






・データ


図鑑No.405
分類:がんこうポケモン
英語名:Luxray
高さ:1.4m
重さ:42.0kg
タマゴグループ:陸上

タイプ:でんき
特性:とうそうしん(相手の性別が同性だと技の威力1.25倍、異性だと0.75倍、不明だとそのまま)
   いかく(繰り出した時に相手の攻撃を一段階下げる。先頭にすると自分よりレベルが5以上低いポケモンの出現率が半分になる)
隠れ特性:こんじょう(状態異常の時、攻撃が1.5倍になる。火傷による物理技のダメージ半減も無効)

HP:80
攻撃:120
防御:79
特攻:95
特防:79
素早:70

コリンクがレベル15でルクシオに進化
ルクシオがレベル30で進化する。


・概要


黒と青色の虎やライオンみたいな姿をしたポケモン。
進化するにつれて黒色の部分が多くなる。

主に群れで生活し、互いの電流を感じとってコミュニケーションを取る。
身体の筋肉を伸縮させて電気を作り出しその雷を纏った爪は一撃で相手を気絶させるという。

「がんこうポケモン」の名の通りとても鋭い目付きをしており、その眼を金色に光らせあらゆる物を透視するという羨まし…いやすごい能力を持つ。
この能力で隠れた獲物を追い詰めたり、危険物を発見したり、迷子の子供を探したりする。
ぶっちゃけガーディよりも警察が持つポケモンとして優秀かと思われる。

名前の由来はレントゲンから。


・ゲームでのレントラー


進化前のコリンクはマサゴタウン周辺の202番道路というかなり序盤に登場する。

割りと能力も高く、その登場時期の早さも相まってストーリー中はかなり頼もしい。シンオウは捕まえやすい電気タイプが少ないのもポイント。

ただし電気技を覚えるのが少し遅く、育て始めは火力不足。
また自力の一致技が微妙な為終盤は「10まんボルト」の技マシン等で強化しないと力不足…と思って終盤にさしかかる頃に技マシンを使った直後に、
ストーリー攻略には充分な性能の「ほうでん」を自力で覚えやがるというプレイヤー泣かせなところがあるので要注意。

トレーナーではダイヤモンドパールで我等が自称最強(笑)のナギサシティジムリーダーデンジが切り札として使用する。
……のだがオクタンのインパクトがデカ過ぎた為かどうにも切り札としての印象は薄い…
更にプラチナではエレキブルに切り札の座を奪われてしまった…


・対戦でのレントラー


電気タイプにしては珍しく素早さは低めだが、攻撃はかなり高く耐久も電気タイプの割にそこそこ。
特攻も攻撃程じゃないがまあまあ高い。

しかし攻撃力こそ高いものの、タイプ一致の物理技は威力たった65(笑)の「スパーク」「かみなりのキバ」止まりという不遇だった。

幸い他に覚える攻撃技は三色牙や「かみくだく」等、電気タイプにしては豊富だが、
同じ物理型電気タイプであるエレキブルは「じしん」や三色パンチ等のレントラー以上に豊富な技バリエーションを持ち更にエレキブルのほうが素早い…
単純なアタッカーとしてはエレキブルの完全劣化である…

そのタイプ一致技の不遇さや劣化具合はあの唯一王やかつての唯一神を彷彿させ、まさに電気版唯一王。
一部では彼らにあやかって「唯一獅子」や「唯一獣」とか呼ばれたりしている…
当然、唯一王・唯一神の例に漏れず攻撃特化「スパーク」より無振り「10まんボルト」ほうが威力が高い…
あの電気タイプ版「すてみタックル」である「ボルテッカー」さえ覚えたら良かったのだが、「ボルテッカー」は現在あのピカチュウ一族が大絶賛独占中。


しかし技こそ不遇なものの特性はなかなか特徴的で、特に「いかく」はそこそこの耐久と合わせて使いやすい。
なんと「いかく」込みならHP振りだけでガブリアスの「じしん」をギリギリ耐える物理耐久を持つ。
この耐久を活かす事が劣化を逃れる最大の道である。

もう一つの特性「とうそうしん」は相手の性別に左右される為扱い難いが同性相手への火力はなかなかの物。
特にプラチナからは強力な格闘技である「ばかぢから」を習得し「とうそうしん」込みでハピナスを確一にする事が可能。
もちろんタイプ一致物理技は技相変わらずな為上手く活用するなら特殊メインの二刀流型がオススメ。
ただし異性相手の火力は完全にカス。
またエレキブルも「けたぐり」や「クロスチョップ」等の強力な格闘技を習得するのも頭に入れておきたい。


その後、ブラック・ホワイトではついにねんがんの電気タイプ版「とっしん」の「ワイルドボルト」をてにいれたぞ!
ついでに夢特性こんじょうで、火傷も怖くない!
ワイルドボルトは状態異常時のからげんきに僅差で威力が負けているがな!


レントラー始まったな


しかし実際は、いかくを活かした物理受け型の方が使いやすいようだ。
XYから先制で相手の攻撃を下げる「つぶらなひとみ」が登場したのも、それに拍車をかけている。
事実、防御特化なら攻撃2段階ダウンのガブリアスの地震を2発耐えられるほどの硬さに。
同じ電気タイプではメガライボルトがいかくを持っているが、シュカやオボンなどの持ち物で十分差別化可能。 
その他にもバークアウト、かいでんぱ、ボルトチェンジなど優秀な小技が揃っているので、パーティの潤滑剤として活躍してくれるだろう。

一方比較対象のエレキブルは火力、素早さ、耐久のどれもが中途半端なことから今ではかなり評価を落としてしまった。
そういうわけで、かつてエレキブルの劣化と呼ばれていた状況からは見事に脱出したと言える。


・ポケモン不思議なダンジョンでのレントラー


時・闇の探検隊ではエレキ平原のボスで縄張りに侵入した主人公達を話も聞かず群れのルクシオ達を引き連れて襲いかかってくる。
初めての集団ボス戦なのでレベルが足りないとボコボコにされる事も。

空の探検隊では進化前のコリンクが新主人公ポケに追加され、それに伴いエレキ平原のボスはライボルトとラクライに変更された。

同じ電気タイプの主人公であるピカチュウと比べて特性「いかく」のおかげで硬く、PPの多い技も多く、強力な全体技「ほうでん」を覚えるのが早いのが利点だが、
特性「とうそうしん」のおかげで攻撃力が安定せずかしこさタイプも使い勝手が悪いCな為主人公の中ではイーブイに次いで扱い難い部類とされている。


・アニメでのレントラー一族


序盤の電気ということもあり、わりと登場回数は多め。
デンジは原作(ダイパ)通り切り札に抜擢。
映画にも「ディアルガVSパルキアVSダークライ」にコリンクやルクシオ、昔はレントラーもいた。


そしてXYの47話でルクシオがシトロンの手持ち入りと初登場から8年越しにレギュラー入りとなった。
CV:寺崎裕香

シトロンが幼少期に学校に通っていた時にコリンクと仲良くなり卒業後連れていく約束をしていたが諸事情により約束が果たせず、
月日が流れコリンクは自力で進化してサトシ達の旅の途中でシトロンが通っていた学校に来た時に再開を果たす。
約束を守らなかったこともありルクシオはあまりよく思ってなかったがロケット団との争いで信頼が回復。
再び仲間にならないかとシトロンが誘い翌朝やってきて仲間になった。シトロンがジムのポケモン以外で初めてゲットした電気タイプのポケモンである。

その後62話でロケット団との戦いの中、レントラーに進化。
CV:佐藤健輔
同話の最後、メンバーを一時離脱するシトロンに同行する。

67話のジム戦ではエレザードが先に倒れたため、実質シトロンの切り札。
最後の一匹ながらサトシのルチャブルピカチュウに連勝し一気に巻き返すもサトシ最後の一匹ヌメルゴンとの激闘の末敗北した。



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