登録日:2025/11/10 Mon 20:48:49
更新日:2025/11/11 Tue 07:49:36NEW!
所要時間:約 20 分で読めます
◆概要
初出は2025年4月26日発売の『DUELIST ADVANCE』。
カードイラストから世界観やストーリーが読み取れる、いわゆるOCGオリジナルストーリーテーマの一つである。
ストーリーの主人公である《
無垢なる者 メディウス》が《神芸学都アルトメギア》の生徒の一人であり、メインデッキのリテラ、グラフレア、ファインメルトの三人とは仲良し四人組である。
三人がエリート生なのに対しメディウスは一般生徒であり別々の学科になっているが、仲は変わらず良好らしい。
リテラ、グラフレア、ファインメルトの三人は
光属性で統一されており、メインデッキのモンスターは全員異なる種族となっている。
◆所属カード
メインモンスター
下級モンスター
効果モンスター
星1/
地属性/
幻想魔族/攻 300/守 200
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、「アルトメギア」融合モンスターか「創獄神ネルヴァ」1体を融合召喚する。
(3):このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
同名カードが自分の墓地に存在しない「アルトメギア」魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
フクロウの姿をした神芸学都の学園長にして、「創獄」の名を持つモノ。
授業をサボりがちなメディウスをよく注意しているが、なんやかんや甘いのか、メディウスと一緒に昼寝してしまう姿を生徒に見られることも。
(1)の効果はEXから融合モンスターしか出せないデメリット効果。
自身がフィールドにいなければ制限は解除されるため、(2)の効果で融合素材にしてから他のモンスターを出すことも可能。
また、効果外テキストではないため、《
無限泡影》などで無効にされた後だと融合以外のモンスターも出せるようになる。
(2)の効果はフィールドに存在する自身を含むモンスターを素材に「アルトメギア」融合モンスターか「創獄神ネルヴァ」を融合召喚する効果。
自分自身がフィールドに存在している必要はあるが、《神芸学都アルトメギア》の効果でデッキから出せるため発動条件を満たすのはそれほど難しくない。
融合先は「アルトメギア」融合モンスターか「創獄神ネルヴァ」に限定されており、これに当てはまるモンスターは現状三種類。
EXから自己SSな《神芸なる知恵の乙女》と《創獄神ネルヴァ》よりは妨害効果持ちの《神芸獄徒 ディアクトロス》を狙うほうがいいだろう。
(3)の効果は手札かフィールドから墓地に送られた際に同名が墓地に存在しない「アルトメギア」魔法・罠をサーチする効果。
「アルトメギア」デッキの核となる《神芸学都アルトメギア》や幅広いサーチを可能とする《アルトメギア・バーニッシュ-改変-》あたりが狙い目となる。
攻撃力300、守備力200と《
クリボー》や《
ハネクリボー》と同じステータスであり、もしかしたらストーリーにおけるマスコット枠なのかもしれない。
巷ではやたらとラスボス疑惑がかけられてるけど
効果モンスター
星3/
光属性/
魔法使い族/攻 400/守1800
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「アルトメギア」カードが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分の墓地から「アルトメギア」カード1枚を手札に加える事ができる。
(2):このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(3):相手メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「神芸学徒 リテラ」以外の「アルトメギア」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、フィールドのこのカードを手札に戻す。
神芸学都アルトメギアのエリート生の一人で、ギターかハープに似た弦楽器を演奏していることから、どうやら音楽を専攻しているようだ。
彼女は「エルフェンノーツ」なる唄い手の隠れ里出身者らしく、里を離れて学園に通っているようだが…?
(1)の効果は獄神獣以外のメインの「アルトメギア」モンスターに共通する自己SS効果で、その後に墓地の「アルトメギア」カード一枚を手札に戻す効果も任意で使用可能。
モンスターだけでなく魔法・罠カードも戻すことができるので、《神芸学都アルトメギア》で落としたカードを戻すことも可能。
(2)の効果は自身の戦闘時のダメージを0にする効果。
ぶっちゃけほぼオマケだが、(3)の効果を使用するために場に残しておくこともあるのであって損は無い。
(3)の効果は手札か墓地から同名以外の「アルトメギア」モンスターを特殊召喚しながら自身をバウンスする効果。
相手ターン限定なのに加えて現状「アルトメギア」モンスターの中に特殊召喚時に効果を発揮するモンスターは《神芸なる知恵の乙女》のみなので、特殊召喚そのものよりは出したモンスターの効果で妨害を行うか、《創獄神ネルヴァ》で全体破壊効果に書き換えるのがメインとなるだろう。
上級モンスター
効果モンスター
星5/光属性/
ドラゴン族/攻2100/守1500
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「アルトメギア」カードが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、デッキから「アルトメギア」魔法カード1枚を自分フィールドにセットできる。
(2):このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(3):相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる
(自分フィールドのモンスターの種族が3種類以上の場合、この効果は相手ターンでも発動できる)。
そのカードを破壊する。
神芸学都アルトメギアのエリート生の一人で、銃のような大筒から花火を打ち上げていることから、花火を専攻しているようだ。
種族がドラゴン族な通り、頭から角、腰から尻尾が生えている。また、四人の中では一番身長が高い。
本来ならば特殊部隊「ドゥームズ」の竜人のみが持っているはずの量産型《獄神機Doom-Z》を所持していたり、《アルトメギア・マスターワーク-継承-》で一人だけ俯いて視線を隠していたりと何やら怪しげな空気を醸し出しているが……?
(1)の効果は獄神獣以外のメインの「アルトメギア」モンスターに共通する自己SS効果で、その後にデッキから「アルトメギア」魔法一枚をデッキから直接セットすることができる。
デッキから直接セットするため《
灰流うらら》や《
ドロール&ロックバード》をすり抜けることができる。
ただし速攻魔法の《アルトメギア・マスターワーク-継承-》はセットするとそのターンでは使用できなくなるため注意。
(2)の効果は1ターンに1度の戦闘破壊耐性。
妨害効果持ちなので下手に殴り倒される可能性が減るのは嬉しいが、効果による除去には無力なうえにターン1なので過信はできない。
(3)の効果はシンプルな《
サイクロン》効果で、自分フィールドに三種類以上の種族が揃っているとフリーチェーンの妨害効果として使用可能になる。
「アルトメギア」モンスターの多くは種族がバラけており、SSも容易なので条件を整えるのはそれほど難しくはない。
最上級モンスター
効果モンスター
星7/光属性/
戦士族/攻2400/守1500
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「アルトメギア」カードが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分は1枚ドローできる。
(2):自分フィールドのレベル6以下の「アルトメギア」モンスターを相手は効果の対象にできない。
(3):自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドのモンスターの種族が3種類以上の場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化され、その攻撃力はターン終了時まで半分になる。
神芸学都アルトメギアのエリート生の一人で、インクカバンや
剣にもなるガラスペンソードを所持していることから、イラストや絵画を専攻しているようだ。
メディウスを含む四人の中ではレベルも攻撃力も一番高いので、一番の年長者ではないかと思われる。
(1)の効果は獄神獣以外のメインの「アルトメギア」モンスターに共通する自己SS効果で、その後に1枚ドローできる。シンプルなアド稼ぎができるのが非常に便利。
(2)の効果はレベル6以下の「アルトメギア」モンスターに対象耐性を付与する効果。
リテラやグラフレア、獄神獣を守ることができるが、ファインメルト自身はレベル7なせいで耐性がつかないので注意。
(3)の効果はフリーチェーンで相手モンスター全ての効果を無効にし、さらに攻撃力を半減させる効果。
自分フィールドに三種類以上の種族が揃っていなければ発動できない条件はあるものの、対象を取らない無効効果という非常に強力な妨害を仕掛けることができる。
X(旧Twitter)にて設定画が公開されており、メディウスたち三人以外の前ではキョドりだす人見知りであるらしい。
メディウスの前ではお姉さんぶるが、肝心のメディウスのほうはそれを察してあえて合わせてあげている。
ちなみに料理が趣味のようだが、作る料理はスープもスイーツも何故かゲーミング発光している。あばんぎゃるど!
融合モンスター
融合・効果モンスター
星10/地属性/幻想魔族/攻3300/守3300
「アルトメギア」モンスター×3
自分は「創獄神ネルヴァ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
●種族が異なる自分フィールドのモンスター3体をリリースした場合に守備表示で特殊召喚できる。
(1):フィールドゾーンにカードが存在する限り、このカードは効果で破壊されない。
(2):1ターンに1度、自分が「アルトメギア」モンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果は「相手フィールドのカードを全て破壊する」となる。
霊界の神の一柱にして《神芸学都アルトメギア》の根幹。
学園で教えられる神芸術はネルヴァの魔力を引き出すためのものである。
異なる種族のモンスター三体をリリースして自身をEXデッキから特殊召喚する効果外テキストを持っており、融合召喚せずとも出すことが可能。
《無垢なる者 メディウス》がいる関係か、リリースするモンスターは「アルトメギア」モンスターに限らないので、種族さえ異なっていればテーマ外のモンスターでも問題なく素材にできる。
《アルトメギア・ペリペティア-激動-》で洗脳したモンスターを使用するのも手。
(1)の効果はシンプルな効果破壊耐性。
打点も3300と十分な高さであり、単純な壁としても中々の硬さを誇る。
(2)の効果は「アルトメギア」モンスターの効果を《
サンダー・ボルト》に変換する効果。
「アルトメギア」モンスターの効果であればどれでもサンボルに変換できるが、変換のためには「アルトメギア」モンスターの効果にチェーンしてこの効果を発動する必要があるため、間に相手が効果をチェーンしてくると使用できないという弱点がある。
名前の由来はローマ神話において知恵を司る女神「ミネルヴァ」。
ミネルヴァは知恵以外にも音楽や工芸を司る一面も持っており、《神芸学都アルトメギア》で芸術を教えているのはその側面からだと思われる。
融合・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2500
「無垢なる者 メディウス」+「アルトメギア」モンスター
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
(2):自分フィールドのモンスターの種族が3種類以上で、相手が魔法・罠・モンスターの効果をフィールドで発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):融合召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・除外状態の「無垢なる者 メディウス」1体を特殊召喚する。
《アルトメギアの獄神獣》と契約したことで《創獄神ネルヴァ》の力を継承した《無垢なる者 メディウス》。
(1)の効果はフィールドのモンスターの表示形式の変更効果。
フリーチェーンではないため妨害に使えないのでぶっちゃけ地味。自己SS時に守備表示でしか出せない《創獄神ネルヴァ》を攻撃表示にするぐらいの仕事しか無い。
(2)の効果はフィールドで発動した相手の効果を無効にして破壊する妨害効果。
自分フィールドに三種類以上の種族が揃っていないと発動できないのはファインメルトと共通であり、向こうは複数のモンスターの効果を無効にできるのに対してこちらは魔法・罠カードも無効にできる相互互換効果となっている。
(3)の効果は破壊された時に《無垢なる者 メディウス》を特殊召喚する効果。
特殊召喚した後にメディウスの効果で任意の「獄神」モンスターを特殊召喚し、さらにそのモンスターの効果で融合やシンクロ、エクシーズに繋げることができる。
自身の効果で特殊召喚された場合のデメリットで除外されたメディウスを回収することができるのも嬉しいポイント。
《アルトメギア・マスターワーク-継承-》などのイラストから、本来はファインメルトが継承するはずだったが、不吉な未来を予幻視したメディウスが未来を変えたためにメディウスが継承することになったようである。
- 《神芸なる知恵の乙女》
融合・効果モンスター
星7/地属性/幻想魔族/攻2400/守1500
「アルトメギア」モンスター×2
「神芸なる知恵の乙女」は1ターンに1度、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●手札の魔法・罠カード1枚を捨て、自分の手札・フィールドのレベル7以上の「アルトメギア」モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「アルトメギア」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
(2):相手ターンに1度、発動できる。
自分フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
《アルトメギアの獄神獣》と不完全な契約を果たした《神芸学徒 ファインメルト》。
不完全なせいで力が制御できておらず、両目から常に虹色の涙を流している。
魔法・罠カードとレベル7以上の「アルトメギア」モンスターをコストに自身をEXデッキから特殊召喚する効果外テキストを持っている。
レベル7以上の「アルトメギア」モンスターは《神芸学徒 ファインメルト》以外全員融合モンスターであり、基本的にはファインメルトを素材にすることになる。
(1)の効果は特殊召喚時に「アルトメギア」魔法・罠カードをデッキから直接セットする効果。
グラフレアと違い罠カードも持ってこれるが、「アルトメギア」罠カードは妨害力が弱いので、どちらかというと展開を伸ばすために使われる。
(2)の効果は相手ターンに融合を行う効果。
融合先の指定が無いうえに相手ターンに使用する関係上《神芸学都アルトメギア》の制限も無いので《背信聖徒シルヴィア》などのテーマ外の融合モンスターで妨害を構えることができる。
魔法カード
フィールド魔法
(1):自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「無垢なる者 メディウス」1体を召喚できる。
(2):手札から魔法・罠カード1枚を捨て、同名モンスターが自分フィールドに存在しない「アルトメギア」モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる(このターン、このカード名のこの効果を発動するために同じカード名を宣言できない)。
宣言したモンスター1体をデッキから手札に加える。
このターン、自分は「アルトメギア」モンスター及び「無垢なる者 メディウス」しか特殊召喚できない(EXデッキからの特殊召喚は除く)。
メディウス、ファインメルト、リテラ、グラフレアの四人が通う学園。学園長は《アルトメギアの獄神獣》である。
(1)の効果は《無垢なる者 メディウス》限定の召喚権の追加。
メディウスはとりあえず出しておきたいモンスターの一体なので、メディウスを出しつつ他のモンスターを召喚できるのは便利。
(2)の効果は魔法・罠カードをコストに「アルトメギア」モンスターをリクルートする効果。
ターン1制限が無いため、手札に魔法・罠があればそのぶん「アルトメギア」モンスターを出すことができる、このカードがアルトメギアデッキのキーカードである所以。
ただし、同名カードを二度宣言できないこと、使用した後はEXデッキ以外からは「アルトメギア」モンスターと《無垢なる者 メディウス》しか特殊召喚できなくなることの二種類の制限があり、特に後者はメインデッキの幅がかなり制限されてしまう。
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のデッキ・墓地から「神芸学都アルトメギア」1枚を自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
自分フィールドに「神芸学都アルトメギア」が存在する場合、代わりにデッキから「アルトメギア・バーニッシュ-改変-」以外の「アルトメギア」カード1枚を手札に加える。
(2):自分の「アルトメギア」モンスターが攻撃対象に選択された時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その攻撃を無効にする。
その後、手札から「無垢なる者 メディウス」1体を特殊召喚できる。
何者かの襲撃を受けたファインメルトを守るメディウス。カード名から、メディウスが《無垢なる予幻視》で見た未来を改変するために行動した場面と思われる。
(1)の効果は《神芸学都アルトメギア》を直接フィールドに置く効果。
既に《神芸学都アルトメギア》が存在していれば万能サーチ効果として使用可能で、腐る場面の少ない効果となっている。
(2)は「アルトメギア」モンスターを攻撃から守りつつ《無垢なる者 メディウス》を手札から特殊召喚する効果。
攻撃を無効にするだけでなく、手札にメディウスがいれば特殊召喚して「獄神」の展開に繋げることができる。
「アルトメギア」名称を持たない《無垢なる者 メディウス》や《創獄神ネルヴァ》は守れない点は注意。
ストーリー的には上記の場面の再現効果となっている。
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合に発動できる。
同名カードが自分フィールドに存在しない「アルトメギア」モンスター1体をデッキから守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが「神芸学都アルトメギア」の効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地・除外状態の「アルトメギア」罠カード1枚を手札に加える。
襲撃をかけてきた《終獄龍機XII-ドラストリウス》と対峙する《神芸学徒 グラフレア》。
グラフレアが手にしている剣はドゥームズのものと酷似しているが……?
(1)の効果はフィールドに同名が存在しない「アルトメギア」モンスターをデッキから特殊召喚する効果。
ただし相手フィールドのモンスターが自分フィールドのモンスターより多い場合でしか使用できないのがネックで、先攻ではほぼ発動できない。
(2)の効果は《神芸学都アルトメギア》のコストとして使用された際に墓地・除外状態の「アルトメギア」罠カードをサルベージする効果。
発動する場面には事欠かず、サルベージした罠をさらに《神芸学都アルトメギア》のコストとして使用して「アルトメギア」モンスターの展開を行うことができるので、(1)の効果よりはこちらのほうが使う状況は多い。
《アルトメギア・ペリペティア-激動-》は同様の効果で「アルトメギア」魔法をサルベージできるので、このカードと組み合わせれば互いをサルベージすることで二枚だけで《神芸学都アルトメギア》の効果で最大4体の「アルトメギア」モンスターを展開できる。
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「無垢なる者 メディウス」1体を手札に加える事ができる。
(2):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターを融合素材とする場合、「アルトメギア」モンスターとして扱う事ができる。
(3):自分フィールドの「神芸学都アルトメギア」が効果で破壊される場合、代わりにフィールドのこのカードを墓地へ送る事ができる。
《アルトメギアの獄神獣》と《神芸学徒 ファインメルト》が契約を行っている最中、突如天井を突き破って機械の腕がファインメルトを襲う。
機械の腕はデザインから《終刻竜機V-アマルテ》のものと思われる。
(1)の効果は発動時にメディウスをサーチする効果。
とりあえず感覚でサーチできる効果で、場合によっては《無垢なる者 メディウス》を使用する他のデッキでも採用が検討できる。
(2)の効果はテーマ外のモンスターを「アルトメギア」モンスターとして融合素材にできる効果。
《神芸獄徒 ディアクトロス》をはじめとする融合モンスターたちが出しやすくなるだけでも有用だが、「融合召喚の素材」ではなく「融合素材」なのが地味に優秀なポイント。
この効果を適用したモンスターがレベル7以上の場合、《神芸なる知恵の乙女》のリリース要員として活用できる。
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
「アルトメギア」モンスターを含む自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
フィールドゾーンにカードが存在する場合、さらにこの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は500アップする。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「アルトメギア」カード3枚を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのカードをデッキに戻す。
《アルトメギアの獄神獣》と《神芸学徒 ファインメルト》が契約を行い《創獄神ネルヴァ》の力を継承する場面。
(1)の効果は手札・フィールドのモンスターを素材に融合を行う効果。
「アルトメギア」モンスターを素材に含む必要はあるが、融合先のモンスターには特に制限は無いのでテーマ外のモンスターも融合召喚可能。
速攻魔法という性質上、相手が発動した効果に対してサクリファイス・エスケープとして使用することもできるのが便利。
(2)の効果は墓地の「アルトメギア」カードを墓地からデッキに戻す効果。
同名カードが存在するとサーチできなくなってしまう《アルトメギアの獄神獣》のサポートとして使用できるが、戻すカードは必ず3枚でなければならない点は注意。
罠カード
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの「アルトメギア」モンスター1体を手札・EXデッキに戻し、対象のモンスターの効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する。
(2):このカードが「神芸学都アルトメギア」の効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地・除外状態の「アルトメギア」魔法カード1枚を手札に加える。
背後で今まさに自爆せんとする《終獄龍機XII-ドラストリウス》と魔術を行使する《神芸学徒 リテラ》。
(1)の効果は自分フィールドの「アルトメギア」モンスターをデッキバウンスすることで相手の墓地のモンスターのコントロール奪取を行う効果。
相手が墓地のモンスターを使おうとするのを止めたり、自分のモンスターをサクリファイスエスケープさせたりするのに使う。
相手の墓地のモンスターを特殊召喚する効果は《アルトメギア・ヴァンダリズム-襲撃-》で「アルトメギア」モンスターとして融合素材にする使い道はあるが、正直使いづらいのでオマケと割り切ってしまうのも手。
(2)の効果は《アルトメギア・ムーヴメント-血統-》の魔法版。
《神芸学都アルトメギア》のコストとして使用しても手札の枚数を減らさずに済む。
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):デッキから「アルトメギア」モンスターか「無垢なる者 メディウス」1体を特殊召喚する。
このターン、融合モンスターを融合召喚する効果を含む効果を自分が発動した場合、その発動は無効化されず、その融合召喚成功時に相手はカードの効果を発動できない。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「アルトメギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札・EXデッキに戻し、相手フィールドのカード1枚を破壊する。
力無く倒れるメディウスと、その上で紅く輝く《アルトメギアの獄神獣》。
《アルトメギア・バーニッシュ-改変-》にて未来を改変したことで獄神獣と契約することとなり、《神芸獄徒 ディアクトロス》へと変化するものと思われる。
(1)の効果は「アルトメギア」モンスターかメディウスのリクルート。
さらにターン中は融合効果および融合召喚を保護する《
暴走魔方陣》効果も付属してくる。
効果で特殊召喚した《アルトメギアの獄神獣》の効果を邪魔されなくなるのがありがたい。
(2)の効果は「アルトメギア」モンスターをコストとしてバウンスすることで相手フィールドのカード1枚を破壊する妨害効果。
対象にとっているのはあくまで自身の「アルトメギア」モンスターだけであり、相手のカードは一切対象にとっていないのが地味にいやらしい。
罠カードなので相手のカードにチェーンして妨害を仕掛けることができ、墓地効果なので意識が反れやすいのもポイント。
◆相性のいいカード
自身をリリースすることでモンスター・魔法・罠カードの効果を無効にする妨害効果を持つ。《アルトメギア・マスターワーク-継承-》や《神芸なる知恵の乙女》の(2)の効果で出すモンスター候補。
幻想魔族に加えて光属性・魔法使い族を要求してくるため、《神芸なる知恵の乙女》と《神芸学徒 リテラ》の二体を素材にして出すのが基本。
カード名の異なるモンスター三体を素材に出すことができ、ドローと破壊効果を併せ持つ。《アルトメギア・マスターワーク-継承-》や《神芸なる知恵の乙女》の(2)の効果で出すモンスター候補その➁。
《神芸なる知恵の乙女》はフィールドのモンスターしか素材にできないのが地味に重いため《アルトメギア・マスターワーク-継承-》で出すほうが楽。
フィールド魔法使い御用達のサーチ魔法。
とりあえず感覚で刺しておいていい。
追記・修正はネルヴァの力を継承してからお願いします。
最終更新:2025年11月11日 07:49