クリボー(遊戯王)

登録日:2010/02/08 (月) 18:53:19
更新日:2019/11/23 Sat 19:55:24
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「クリボー」とは、遊戯王OCGに存在するカードの1つである。


クリボー/Kuriboh
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻300/守200
相手ターンの戦闘ダメージ計算時、このカードを手札から捨てて発動する。
その戦闘によって発生するコントローラーへの戦闘ダメージは0になる。

【概要】

Vol.7で登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
相手ターンダメージ計算時に手札から捨てることで、プレイヤーのライフを戦闘ダメージを0にする誘発即時効果を持つ。

オネスト》《エフェクト・ヴェーラー》《増殖するG》《幽鬼うさぎ》《灰流うらら」》などに代表される、
「手札誘発」カードの元祖としも有名。

悪魔族だが、マスコット的な姿をしたかなり愛らしいモンスターである。

昔は「デビル・フランケン」→「青眼の究極竜」+「巨大化」のワンキル対策によく使われた。
現在では「バトルフェーダー」等の方が使われているが、「クリボーを呼ぶ笛」や「機雷化」、
「増殖」等サポートが豊富なこと……そしてなにより、可愛いので活躍の機会はまだまだある。

可愛いので活躍の機会はまだまだある!

……大事なことなので2回いいました。

サポートやステータスには恵まれているので、専用デッキを組む価値は十分。

遊戯王の歴史を語る上で欠かせないカードである。

【本編での活躍】

原作においてはインセクター羽蛾戦で遊戯が初使用。
羽蛾が仕掛けた罠(ダメージ付きミラーフォースみたいなカード)を解除する為に攻撃し、犠牲になるという地味な役目だった。

しかし、海馬戦で魔法カード『増殖』とのコンボと、
チャンピオンの海馬ですら知らなかったこのカードの隠された能力「機雷化」によって、青眼の究極竜の攻撃を防ぎ、遊戯を守った。
機雷化とは、このモンスターが何かに接触した時、爆発するような能力である。
これによって、アルティメット・バーストの射程が短くなってしまい、究極竜の攻撃は無力化された。

ちなみにこの時の増殖数は遊戯曰く「無数」であり実際にとんでもなく増殖していたため、
守備表示で増殖されたらごり押ししか出来ないデッキでは魔法解除でも入れてない限りほぼ詰みになる。
そしてこの時期の原作ではまだ除去系のカードなどはほとんど出ていなかったため(通常の相手なら青眼が場に出ている時点でとんでもなく優勢な環境)、
カードを二つ引く運さえあれば凶悪なコンボである。

なお社長はこのモンスターのことを「クリボー」と呼んだ回数より「ザコモンスター」と呼んだ回数の方が多い。
「ザコモンスター」の方が字数が多いのに……。

さらに孔雀舞戦でも登場。
遊戯最強のしもべ、「カオス・ソルジャー」召喚の生贄になるという重要な役割を果たした。

この時、原作効果の誘惑のシャドウによって攻撃表示になっていたことから、このモンスターはおそらくオスである。メスもいるかもしれないけど。
5D'sでは、クリボーの女の子版ともいえるクリボンが登場した。


そして王国編のラスボス、ペガサスとの決闘でも大活躍する。

ペガサスの真の切り札、サウザンド・アイズ・サクリファイスは、
その体の眼の力で相手のモンスターを行動不能にする能力と、相手モンスターを吸収し、その攻撃力を得る能力を持っていた。

この能力の前に遊戯のマジシャン・オブ・ブラックカオスは行動を封じられ、吸収されるのを待つだけになっていた。

しかしマジシャン・オブ・ブラックカオスが吸収される瞬間、
増殖したクリボーがマジシャン・オブ・ブラックカオスの前に立ち塞がり、サウザンド・アイズ・サクリファイスに吸収される。

増殖したクリボーは吸収されてしまったが、機雷化の能力によりサウザンド・アイズ・サクリファイスの体内で爆発。
結果、相手モンスターの行動を封じる体の眼は潰され、マジシャン・オブ・ブラックカオスを封じていた千眼の呪縛は消え去った。


ちなみにペガサスは舞戦で使用していたのを見ていたにも拘らずクリボーに対して、
「まさかそのカードを使う者がいたとは……」
とか、
「ましてクリボーなど眼中にありまセーン!」
とか制作者にも関わらずひどい言いようだった。
まぁ、もともと彼女が死んだのがきっかけで作ったようなカードゲームだけど。

しかしクリボー対応のカードや隠し能力など、
インチキくさい決してただの雑魚カードではないことを製作者の彼も知っていないほうがおかしいのだが……。
セリフ的にクリボーは他人が作っているため詳しく把握してない、とかなわけでもなさそうだし……。


王国編以外でもバトルシティ編では、散々ザコ呼ばわりしていた社長のライフを守ったり、
アニメでは神のカードであるオベリスクの巨神兵からのダメージも防いだ。

アニメオリジナルエピソードでも要所で登場し、遊戯のライフを守った。
乃亜編では勝手にデッキマスターになって迷言を生み出す。

ドーマ編ではクリボー5兄弟なる『クリバー』『クリビー』『クリブー』『クリベー』が登場。ただの色違いクリボーだが、みんなカラフル。
5体で合体してクリバビロンやクリバンデットになる。


なお色違いモンスターに屋根裏の物の怪がいる。あと魔菌のカードに描かれている生命体?にもちょっと似てる。


【関連カード】

後のシリーズでもクリボー系列のカードが登場するのが伝統。
GXはハネクリボーの派生形態が多く、ZEXALでは主人公が二種類使ったりライバルのカイトがクリフォトンを使ったりと一作品でのバリエーションが多かった。
遊星のみ主人公で唯一クリボー系統カードを持っていなかったが、漫画版でついに「ジャンクリボー」が登場した。
その後、遊矢も同様だったが、漫画版でEMに属する「EMクリボーダー」が登場。
遊作も当初はデュエル外でクリボールを使ったくらいであったが、後にAiが連れてきたリンクリボーを使用した。

そのため現在、クリボー系列のカードを使用していないのはアニメ版の遊星と遊矢のみとなる。

王様「クリボー! クリバンデッド!」
相棒「クリアクリボー!」
十代ハネクリボー!」
遊馬クリボルト! 虹クリボー!」
遊星(漫画版)「ジャンクリボー!」
遊矢(漫画版)「EMクリボーダー!」
遊作「リンクリボー!」


あくまで派生系というだけのつながりだったが、『クリボーン』の登場で正式なカテゴリとなった。
遊戯も上述したように『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』にて新規クリボーである「クリアクリボー」を使っている。そして、10期に入って電脳世界にもクリボーがやってきた。

クリボー一族とその関連カードは以下。

クリボー一族

《クリボー》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻300/守200
相手ターンの戦闘ダメージ計算時、このカードを手札から捨てて発動する。
その戦闘によって発生するコントローラーへの戦闘ダメージは0になる。
御馴染み元祖。王様のマスコットといえばこいつだろう。
手札から捨てて戦闘ダメージを0にできる。

効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 300/守 200
(1):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
ターン終了時まで、自分が受ける戦闘ダメージは全て0になる。
十代のクリボー。こいつの場合戦闘ダメージ0効果はおまけで、真の役割はアタッカー&フィニッシャー。
オネストや後述のバーサーカークラッシュで相手を殴り倒すのが役目となる。

《ハネクリボー LV9》
効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻 ?/守 ?
チェーンが発生した時、自分の手札からこのカードを特殊召喚する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いに発動した魔法カードは墓地へ送られずゲームから除外する。
このカードの攻撃力・守備力は相手の墓地に存在する魔法カードの数×500ポイントになる。
「ハネクリボー LV9」は、自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
漫画出身のハネクリさんの進化形。LVモンスターだが対応しているのは「レベル調整」と「レベルダウン!?」のみ。
かなーり緩い特殊召喚条件を持っており、攻撃力もなかなか高くなるのでアタッカーとして起用できる。
ちなみに召喚条件がなく、普通にアドバンス召喚や蘇生・帰還も可能なので出張も可。ただし書籍付属カードであり再録されていない。

《ハネクリボー LV10》
効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻 300/守 200
このカードは通常召喚できない。
このカードは「進化する翼」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを生け贄に捧げる事で、
相手フィールド上の攻撃表示モンスターを全て破壊し、
破壊したモンスターの元々の攻撃力の合計分のダメージを相手ライフに与える。
この効果は相手バトルフェイズ中のみ発動する事ができる。
ハネクリさんの進化形その2。というかこっちが先。
召喚にかかるコストがヒジョーに重く、失敗するとこっちが殴られて死ぬ。
なので、出来る限りフィニッシャーを狙うべし。

《ジャンクリボー》
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 300/守 200
(1):自分にダメージを与える魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、
自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
遊星のクリボー。効果ダメージメタを担当。
幽鬼うさぎ同様フィールドからでも効果が使えるので、万一の時は壁にするのも手か。

《虹クリボー》
効果モンスター
星1/光属性/悪魔族/攻 100/守 100
「虹クリボー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に、その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターは攻撃できない。
(2):このカードが墓地に存在する場合、相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
遊馬のクリボー。正確には父・一馬から託されたモンスター。
攻撃を防ぐ壁としてかなり有能であり、除外を封じれば相手の攻撃を延々と防ぐことも可能。ただし、1ターンに1度なので連続攻撃に弱いのは注意。

EM(エンタメイト)クリボーダー》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの戦闘によって自分が戦闘ダメージを受ける場合、
代わりにその戦闘ダメージの数値分だけ自分のLPを回復する。
遊矢のクリボー。現在OCG化はされていない。
ダイレクトアタックに対して壁になり、LP回復も狙える。


《クリアクリボー》
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 300/守 200
「クリアクリボー」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):ダメージを与えるモンスターの効果を相手が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にする。
(2):相手モンスターの直接攻撃宣言時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
そのドローしたカードがモンスターだった場合、そのモンスターを特殊召喚できる。
その後、攻撃対象をそのモンスターに移し替える。
相棒こと遊戯のクリボー。モンスター限定のバーンメタと、ダイレクトに対する効果を持っているが、いずれも妨害としては不完全。デッキトップ操作と合わせたいところ。

《クリボール》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
その攻撃モンスターを守備表示にする。
(2):儀式召喚を行う場合、必要なレベル分のモンスターの内の1体として、
墓地のこのカードを除外できる。
儀式サポートもちょっとついてるクリボー。
エネコン共々「デュエルリンクス」では大活躍。

《サクリボー》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200
(1):このカードがリリースされた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):自分のモンスターが戦闘で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。


《クリボーン》
効果モンスター
星1/光属性/悪魔族/攻 300/守 200
(1):自分・相手のバトルフェイズ終了時にこのカードを手札から捨て、
このターンに戦闘で破壊され自分の墓地へ送られたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):相手モンスターの攻撃宣言時、墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「クリボー」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


《リンクリボー》
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/サイバース族/攻 300
【リンクマーカー:下】
レベル1モンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをリリースして発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル1モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
リンクモンスターになったクリボー。

1ターンに1度、レベル1モンスターをリリースすることで蘇生可能。
また、相手の攻撃宣言時に自身をリリースすることで、相手モンスターの攻撃力を0にできる。
攻撃力を0にする効果で、ある程度は相手の攻撃を牽制できる。
ただし、攻撃の巻き戻しが発生しても、もう1度攻撃宣言を行うわけではないので気を付けよう。

レベル1モンスター1体でリンク召喚できるので、本家「クリボー」が素材になるが、もっとも相性がいいのは「簡易融合」で呼び出した「サウザンド・アイズ・サクリファイス」だろう。


クリボーのようでクリボーでないもの

《クリボルト》
効果モンスター
星1/光属性/雷族/攻 300/守 200
自分のメインフェイズ時、エクシーズ素材を持っている
エクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分のデッキから「クリボルト」1体を特殊召喚する。
このカードはシンクロ素材にできない。

《クリボン》
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 300/守 200
このカードが相手モンスターの攻撃対象になったダメージ計算時に発動できる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
攻撃モンスターの攻撃力分だけ相手のライフポイントを回復し、
このカードを手札に戻す。

《クリバンデット》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 700
(1):このカードが召喚に成功したターンのエンドフェイズに
このカードをリリースして発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中から魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは全て墓地へ送る。

《クリフォトン》
効果モンスター
星1/光属性/悪魔族/攻 300/守 200
このカードを手札から墓地へ送り、
2000ライフポイントを払って発動できる。
このターン自分が受ける全てのダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
また、このカードが墓地に存在する場合、
「クリフォトン」以外の「フォトン」と名のついた
モンスター1体を手札から墓地へ送って発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
「クリフォトン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

サポートカード

《クリボーを呼ぶ笛》
速攻魔法
自分のデッキから「クリボー」または「ハネクリボー」1体を選択し、
手札に加えるか自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。


《増殖》
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「クリボー」1体をリリースして発動できる。
自分フィールド上に「クリボートークン」(悪魔族・闇・星1・攻300/守200)を
可能な限り守備表示で特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。


《機雷化》
速攻魔法
自分フィールド上の「クリボー」及び「クリボートークン」を全て破壊する。
その後、破壊した数と同じ数まで相手フィールド上のカードを選んで破壊する。


《バーサーカークラッシュ》
速攻魔法
自分の墓地に存在するモンスター1体をゲームから除外して発動する。
このターンのエンドフェイズ時まで、自分フィールド上に表側表示で存在する
「ハネクリボー」1体の攻撃力・守備力は、除外したモンスターと同じ数値になる。


《進化する翼》
速攻魔法
自分フィールド上に存在する「ハネクリボー」1体と手札2枚を墓地に送る。
「ハネクリボー LV10」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。



ち、違う! 追記、修正はクリボーが勝手に……!


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