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幻想魔族(遊戯王OCG)

登録日:2024/12/17 Tue 22:37:08
更新日:2026/08/17 Mon 09:08:47
所要時間:約 5 分で読めます





りあげじょうずなだいどうげいにん

たやおどりでゆだんをさそい

かしなじゅつでこうげきしてくる

のめがまわればきけんなあいず

そいでにげよう!


幻想魔族とは、『遊戯王OCG』におけるモンスターの種族の1つ。



概要


第12期開始と同時に新たに追加された26番目の種族
この種族に属するモンスターは、イラストの何処かにウジャト眼の意匠が描かれているものが多い。
主に「幻を見せる能力者」「幻の存在モチーフ」といった区分けで、種族設定がなされている模様。

属するモンスターの大半が、以下の効果を有している。
このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。

戦闘を行う自分と相手のモンスターが、互いに戦闘破壊されなくなる(一部例外あり*1)。
自分の幻想魔族モンスターは多少場持ちが良くなり、万一事故が起きてもこの耐性でギリギリ持ち堪えることも狙えなくは無い。
その反面、相手のモンスターを戦闘破壊で退かすことも出来なくなり、効果除去耐性を持ったモンスターへの解答を一つ損ねている。

この効果を活かすためか、「戦闘後に自分/相手のモンスターがフィールドにいる」前提の効果が見受けられる。
有効活用した強力な効果も多いが、戦闘前提としたばかりに「メインフェイズでは動けない」テンポ面の悪さが露呈しているカードもいる。
一方で、なまじ優秀な効果を持ったためにこの戦闘破壊耐性効果が形骸化しているモンスターも見受けられる。
そして《蛇眼の炎燐》などの「強い効果を多く詰めたカードが強い」定説の中で影響力に乏しい効果でテキスト欄を埋めるのもどうかと早々に思われたか、この戦闘破壊耐性効果を持たないカードも早い段階かつそこそこの頻度で登場している。

これまでも「ライフ」「蘇生」「セルフ破壊」「L召喚」と”特色”を持った種族は大勢いたものの、“共通効果”を持った種族は前例がない。

その初出は古く、原作遊戯王の「王国編」にて登場した設定である。
武藤双六の説明によると、モンスターには4種類の「召喚魔族」なるステータスが定められており、それらは「黒魔族→白魔族→悪魔族→幻想魔族→黒魔族…」という四すくみの関係になっている。
仮に攻撃力が上回っていても、不利な召喚魔族を相手にしたら逆に倒されることもある、とのこと。
なお原作で明確に「幻想魔族」と明言されているのは、ペガサスが使用した《幻想師・ノー・フェイス》のみ。
その《幻想師・ノー・フェイス》が《ブラック・マジシャン》と相打ちになりお互いに戦闘破壊されなかった場面があり、これか上述の戦闘破壊耐性の由来と推察できる。
(これはペガサスの思い通りの運びで、戦闘破壊しなかった《ブラック・マジシャン》を《幻惑の眼》によって操ることに成功している)

しかしこの「召喚魔族」ルールについては徐々に触れられなくなり、王国編以降は種族をクローズアップした駆け引きが多く、殆ど存在しないものとして扱われていた。
一方でゲーム作品*2ではこれを更に拡張した形でしばらく召喚魔族ルールが採用されていたため、そちらで印象に残ったファンが多いだろう。
優劣関係は上記の双六の説明通りだが、お互いのステータスに関係なく不利側が必ず破壊され、有利側のステータスが劣っていてもLPへのダメージは発生しないという違いがある*3

そして遊戯王OCGでは、《幻想師・ノー・フェイス》がそうであるように「悪魔族」以外の召喚魔族は別々の種族に割り当てられ、OCGからは消えた設定となっていた。
遊戯王25周年の節目に合わせ、原点回帰という意味も込めて掘り起こされたのかもしれない。
それに関連して、コンストラクションモンスター等のゲームオリジナルモンスターであったり、ゲーム版で幻想魔族に分類されていた既存のモンスターがリメイクされたりして幻想魔族として登場している例がしばしば見られる。


代表的な幻想魔族関連カード


個別項目のあるものは下線付きで表記。

メインデッキの幻想魔族モンスター

通常モンスター

  • 《ジョングルグールの幻術師》(☆4)
2024年12月に初めて登場した幻想魔族通常モンスターで、《アレキサンドライドラゴン》をはじめとする2000打点通常モンスターの1体。
通常モンスターなので当然ながら共通効果の戦闘破壊耐性は持っていない。
本項目冒頭の文章はこのカードのフレーバーテキスト
「ひらがなのみで書かれたフレーバーテキスト」や「イラストの枠を飛び出したイラスト」など、GB版遊戯王を思わせる要素が仕込まれており、“幻想魔族と言えばゲーム版”というのはやはり共通認識なのだろう。
ちなみにどうやって枠を飛び出しているかというと、イラストの枠の中にもう一つ枠を作ってそこから飛び出している。フォーマットを踏襲しながら文字通り枠に囚われない表現を行うのは流石と言うべきか*4

効果モンスター

  • 幻惑の魔術師(ナイトメア・マジシャン)》(☆7)
ダメージステップ終了時に戦闘した相手モンスターのコントロールを奪う効果と、他のモンスターが攻撃するダメージステップ開始時に場のカード1枚を破壊する効果を持つ。
コントロール奪取効果と幻想魔族の共通効果は相性がよく、相手の攻撃力が高くても自身の戦闘破壊を防ぐことができ、逆に低くても相手モンスターを戦闘破壊することなく奪うことができる。
効果自体はなかなか強力なのだが、最上級モンスターにもかかわらず自身を特殊召喚する効果がない&メインフェイズでは特に働きがないという点が非常に扱いづらく、幻想魔族デッキでは妹弟子に居場所を取られがち。
そのカード名やイラスト、闇属性・レベル7・攻撃力2500というステータスからもわかるように、《ブラック・マジシャン》を強く意識したカードでありその幻想魔族版といったところか。単体では扱いづらい点も共通している。

手札を何でも1枚捨てて自己特殊召喚する効果と、召喚・特殊召喚時に他の幻想魔族モンスターをサーチする効果を持つ。
消費は嵩むが極めて緩い召喚条件と共に幻想魔族をどれでもサーチでき、幻想魔族デッキ全般で採用に値する最高峰の種族サポートカード。
召喚後は共通効果で壁になるだけだが、自身を含めて幻想魔族を2体用意できるのもあり、そのまま素材として有効活用できれば申し分ない。
こちらは《ブラック・マジシャン・ガール》を意識したカードであり、VBEX4によると《幻惑の魔術師》の妹弟子にあたる魔術師である。
なお、名前や効果はBMGの関連カード《幻想の見習い魔導師》と酷似したものとなっている。こっちは「幻惑」で幻想魔族じゃない方が「幻想」なので注意。

  • 《大陰陽師 タオ》(☆3)
通常モンスターである《陰陽師 タオ》のリメイクカード。
このカードが墓地に送られた場合、他の幻想魔族を蘇生する。
代償として、発動後は幻想魔族しか墓地から蘇生できない。
とはいっても他の場所からの特殊召喚には影響が無いため、タイミングを調整すれば上手く回避できる。
そもそもの発動条件がかなり緩いため、制約を回避しやすく蘇生手段としてはかなり優秀。

前述した「コンピュータゲーム作品では幻想魔族だった」ケースであり、特にDM4では《陰陽師 タオ》は一線級のカードだった。
攻撃力はたったの1200だが、下級モンスターのステータス上限が1350であるDM4、かつ貴重な幻想魔族という点を加味すれば1200でも十分優秀であり、魔法や融合といった強化手段も至れり尽くせり。
同じような性能の《異次元の戦士》や《オシロ・ヒーロー》と共に黒魔族対策としてデッキに入れていた人も多いかも知れない。
ちなみにリメイク元のカードは魔法使い族に属していた。

  • 《陰陽師 タオタオ》(チューナー・☆2)
そんな《陰陽師 タオ》の弟子と思わしき、幻想魔族の新たなアイドルカード。タオに似た法衣と被り物を身に着けた中華風デザインの少女。
戦闘・効果ダメージを受けた際に、墓地と手札よりレベル3以上の幻想魔族を特殊召喚できる。最低レベル3なのはおそらく師匠を意識しつつ同名の蘇生を防ぐ為のものだろう。
加えて、自身の受けたダメージが2000以上である場合はデッキ・EXからも出せるようになる。
師匠とのデザイナーズコンボはもちろんのこと、幻想魔族特有の耐性もあるので自爆特攻してわざとダメージを受け、デッキやEXより強力な後続を展開するという動きも可能。
弟子(?)が女の子かつ優秀なサーチ能力を持つ点は、どこか《幻惑の見習い魔術師》に近いものがある。

  • 《幻蝋館の使者》(☆3)
相手モンスターの攻撃宣言時に特殊召喚し、そのバトルフェイズ終了時に相手フィールドのモンスターを「効果を無効にし、EXモンスターの素材にさせず、表示形式も変更できない」状態にする効果を持つ。
この無力化は「次の相手バトルフェイズ開始時まで」と長く、効果を発動した次の自分ターンで無力化した相手軍を一掃できれば理想的。
手札誘発なので相手に存在を悟られにくく、また特殊召喚しても前述の戦闘破壊耐性があるためバトルフェイズ終了時まで生き残りやすい点も噛み合っている。

  • 《タロンズ・オブ・シュリーレン》(☆6)
まさかまさかの「遊☆戯☆王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨」が初出のモンスターがカード化。
ゲーム発売からおよそ24年の時を経てOCGに殴りこんできた。
相手ターンに自分フィールドの悪魔族か幻想魔族モンスターをバウンスして特殊召喚できる効果を持つ。受動的ではあれどフットワークの軽さはそこそこ。
自分のカードを対象とする効果を相手が発動した時、相手モンスター1体を対象に自身を手札に戻して破壊する…という風変わりな効果を持つ。
相手ターンでの特殊召喚効果と戦闘破壊耐性を蜃気楼の中の幻影に例え、破壊効果を爪で掻き殺す効果に例える…と当時のゲーム内テキストを再現した効果なのが芸コマ。

このカードは元々のゲーム作品では悪魔族に属していた。OCGでの特殊召喚の際に指定する種族はそれの名残。
初出作品のDM3における近いステータスのモンスターは《デーモンの召喚》や《闇魔界の覇王》といった様に☆の数が下の6となるライバルも多かったが、DM4ではそれらと同様の☆8となった事により、ようやくここでデッキの選択肢の一つとして活躍出来る様になったと言える。
また、女性の体の四肢がカマキリを思わせる鉤爪を持った緑色の怪物に合体しているという青少年の教育によくない悍ましい異形のデザイン、
何よりその一風変わった名前も当時のプレイヤーの印象に残る要素だろう。幻想のシュリーレン
タロンズは鉤爪(複数形)、フレーバーで蜃気楼からうんぬんと語られることから「シュリーレン」は大気や水の中に光の屈折でモヤが生じる「シュリーレン現象」から来ていると推測される。

  • 道化の一座(クラウン・クラン) ホワイトフェイス》(☆7)
その名の通り白塗りのメイクをしたピエロの青年。王族の生まれだが顔の痣から忌み子とされて捨てられた過去を持つ。
自身と同じように迫害を受けたり、人々にその身を狙われた幻獣たちと共にサーカス団を運営しつつ、裏では悪人を退治する義賊をやっている。

まさかまさかのアドバンス召喚特化の幻想魔族モンスター。
「儀式、融合、S、X、P、Lモンスター1体をリリースすることでアドバンス召喚が出来る」という効果外テキストを持ち、着地成功後にリリースした素材の数だけドローするか相手の場のカードを無効にするかを選べる。
この効果の特性上、リリース素材の低減をあえてやらず通常通り2体リリースでアドバンス召喚を行い、2ドローや2枚無効を狙うプレイングも可能。
更には起動効果でアドバンス召喚を相手ターンに行える為、2枚目以降のホワイトフェイスはもちろん、アドバンス召喚で効果を発揮するモンスターを奇襲気味に出して妨害や除去を行えるようになっている。
彼が属するテーマである【道化の一座】はこの効果をフル活用するためにそのほとんどが「EXから条件無視で直接出てくるモンスター」で構成され、魔法・罠にも相手ターンにアドバンス召喚を行うといったサポート効果が多く含まれている。

  • 《原罪のディアベルゼ》(☆7)
スネークアイ】から始まった罪宝物語における、もう一人の中心人物。
本名はリゼットで、ディアベスターことアステーリャの義姉。
外面は「善い魔女」として人々に好かれているようだが、その内心はアザミナへの憎悪に満ちており、家族を奪った悪魔への復讐を誓っている。

墓地に罪宝カードがあるときに手札から特殊召喚できる効果、相手は魔法・罠カードをセットしないと発動できない効果、そして魔法・罠カードがセットされた時に互いのカードを1枚ずつ破壊する効果を持つ。
黒魔女ディアベルスター》を出張させるなどすれば、自己特殊召喚は容易に行えるため緩い部類。
生きた《魔封じの芳香》というべき制圧効果を持ち、彼女が場にいる限り、《無限泡影》のような手札から発動できる罠カードや速攻魔法を直接発動できなくなる。
破壊効果についても自分から能動的に仕掛けられるほか、後述の《微睡の罪宝-モーリアン》など「効果でセットする」場合も可能な点を活かせば活躍の幅は広がる。
《微睡の罪宝-モーリアン》や《廻る罪宝》など、《原罪のディアベルゼ》と併用する前提の罪宝カードも多く、《黒魔女ディアベルスター》に負けず劣らず罪宝を使いこなす様がうかがえる。
なお、罪宝ストーリーのカードであることの方が優先されたのか、共通効果は持っていない。強めの制圧効果を持っているので戦闘破壊耐性があったらそれはそれで困るのでちょうどいい。

  • 見えざる手(ヘカトンケイル)ゴットス》(☆7)
後述する幻想魔族統一テーマ【ヘカトンケイル】に属するモンスター。人を食らう魔竜ゼノの眷属であり、直接人を襲う刺客。
「ドローフェイズ以外で相手の手札にカードが加わった時、そのアクションへチェーンを組んで自身を特殊召喚する」という誘発効果を持ち、相手ターンに奇襲的に出せる。
更にはフリチェで相手ターンに相手の墓地からモンスターを奪ってこちらの場に出せるため、蘇生や除外などで墓地のカードを展開に使うような相手へ妨害として刺さる。
奪ったモンスターは場を離れると除外されるので、一度奪えば除外カードに干渉する手段がない限り再利用も防ぐ事が可能。

儀式モンスター




エクストラデッキの幻想魔族モンスター

融合モンスター

  • ナイトメア・アイズ・サクリファイス》(☆1)
幻想魔族としてリメイクされた《サウザンド・アイズ・サクリファイス》。
最大の特徴である相手モンスターの装備魔法カード化は、対象を取らない誘発効果になっており、装備できる枚数にも上限がない。
この効果は自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にも発動でき、自己強化や幻想魔族共通の耐性、相手モンスターのみに影響する攻撃制限との強力なシナジーを発揮している。

シンクロモンスター

  • 《白き森の妖魔ディアベル》(☆8)
幻想魔族初のシンクロモンスター。
素材指定に縛りは無いが、シンクロチューナーを素材としてS召喚した場合は任意の魔法・罠カード1枚をサルベージ可能。
つまりおろかな副葬》などと組み合わせる事であらゆる魔法・罠のサーチができるので、【白き森】以外でも連続S召喚が得意なデッキであれば採用しやすい。
相手の効果発動にチェーンして、手札・フィールドの魔法・罠カード1枚をコストにレベル7以下のシンクロチューナーを特殊召喚する効果も持ち、更なる大型シンクロモンスターを呼び出して妨害を構える等の起点にもなる。

エクシーズモンスター

  • 《異端なるフォボスコボス》(★4)
超激戦区のランク4エクシーズに新しく殴り込みをかけてきた、幻想魔族初のエクシーズモンスター。
相手フィールドの効果モンスター1体を効果無効化でき、更にそのモンスターがこのターンに戦闘を行っている場合はエンドフェイズまでコントロールを得る事もできる。
素材の縛りは無いが、この効果は幻想魔族モンスターをX素材に持っていなければフリーチェーンで使えないので、フルに活用できるデッキは現状限られている。
一方で、このカードも幻想魔族共通の戦闘破壊耐性を持っているので、「任意のレベル4×2体を幻想魔族に変換するカード」と捉える事も可能。

リンクモンスター

L召喚時に罠モンスターをデッキからセットする効果、魔法・罠ゾーンからモンスターが特殊召喚された場合に魔法・罠カードを破壊する効果を持つ。
後述する《影帽子》を始め妨害効果を持つ罠モンスターを採用する必要があるが、素材指定なしのリンク2で手っ取り早く1妨害を確保できる汎用モンスター。



魔法・罠カード

  • 幻惑の操手(ナイトメア・ハンド)》(速攻魔法)
幻想魔族専用の《おろかな埋葬》。
速攻魔法なので、モンスターが持つ墓地へ送られた場合の誘発効果を任意のタイミングで発動できる。
墓地効果も備えており、レベル5以上の幻想魔族が存在すれば、自分メインフェイズに相手の墓地からモンスターを蘇生できる。
登場時期や墓地効果の性質から、【ヘカトンケイル】とのシナジーが重視されているのが読み取れる1枚。

  • 《微睡の罪宝-モーリアン》(通常罠)
特殊召喚されたモンスター1体を裏側守備表示にする効果と、レベル5以上の幻想魔族がいる時に自身をセットする効果を持つ。
前半の効果のみだと制限された《月の書》だが、自己サルベージ効果を持つため妨害回数の増加などが見込める。
特に《原罪のディアベルゼ》とは相性が良く、自己サルベージの条件を満たす他あちらの破壊効果のトリガーに利用できる。
最悪このカードだけを引いても最低限の妨害はこなせるため、事故のリスクも小さめ。

  • 《影帽子》(永続罠/☆4)
幻想魔族の罠モンスター
特殊召喚に成功した時に、自分フィールドの幻想魔族の数まで表側表示のカードを無効にする効果を持つ。
単独で機能するため使い勝手は良いが、特殊召喚に成功した時に発動するという点が欠点にもなる。
具体的には相手がフィールドで効果を発動した時に直接チェーンして無効に出来ない点には注意が必要。



幻想魔族テーマ


「罪宝」に呑まれた者の成れの果てと、禁忌に触れた者を裁く異形の女神。
罪宝ストーリーテーマの第四弾で、初の幻想魔族で統一されたテーマデッキ。
アザミナ融合モンスターは通常の融合召喚とは別に「罪宝」魔法・罠カードを依代にした召喚も可能になっている。
《黒魔女ディアベルスター》1枚から万能無効《背信聖徒シルヴィア》を立たせられるなど、出張適性も高い。

義侠心を持つピエロのダークヒーローが率いる、神出鬼没の義賊サーカス団。獣戦士族との混成構築。
主力である《道化の一座 ホワイトフェイス》をあの手この手でアドバンス召喚することを重視している。
テーマ内のEXモンスターおよび儀式モンスターは召喚条件を無視して直接出せる上に、自身がリリースされると互いの場・墓地の同種モンスター全てをデッキにバウンスする効果を持つ。
ホワイトフェイスの大量ドローと場のカードの無効化、そして各団員の同種全バウンスを活かし、常に相手を翻弄し続けるデッキとなっている。

  • 【白き森】
とある禁域に住まう魔女たちの前日譚。白と黒の魔女が今に至るまでのお話。
《黒魔女ディアベルスター》を主人公にした罪宝ストーリーテーマの第三弾。
魔法使い族との複合S召喚テーマで、魔法・罠カードをコストにして効果を発動するからくりになっている。

餌場たる地球を巡って敵対している、彼方より降臨せし百腕の天使と、地より這い出た百眼の魔物。
デッキビルドパック「ファントム・リベンジャーズ」にて登場した、第二の幻想魔族統一テーマ。
初期の幻想魔族に見られた戦闘破壊耐性が久々に復活し、全員が保持している。
融合召喚をテーマとしており、更なる特徴として「相手モンスターをあの手この手で奪う」ことを得手とする。
手中に収めたモンスターをヘカトンケイル融合モンスターの素材にしたり、単純に働き手として活用する等して相手を手玉に取る。
また簡単な手筈で相手墓地のモンスターを入手する《見えざる手ゴッドス》が汎用的な墓地メタの一手として評価されている。

音速の魔獣と大翼の悪魔、そして彼らを支える幻想の合魔の軍勢。
《合成獣融合》による融合召喚を得意とする、獣族悪魔族との混合デッキ。
幻想魔族からはデッキの回転と妨害を兼ねる《コーンフィールド コアトル》・《ミラー ソードナイト》、
そして共通の戦闘破壊耐性を活かしサンドバッグと化した相手をフルボッコにする《幻想魔獣キマイラ》が属している。
他の2種族のカードが幻想魔族全般をサポート対象としているため、テーマ外の幻想魔族モンスターを上手く扱えるのも特徴。
例として、《幻爪の王ガゼル》《大翼のバフォメット》は融合召喚の素材として墓地へ送られた場合、それぞれ幻想魔族のサーチ・蘇生を行える。
このため、《原罪のディアベルゼ》は罪宝ストーリーテーマのデッキよりもこっちでケモたちとよろしくやっていることが多い。




追記・修正は戦闘を行っても破壊されない人がお願いします。

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最終更新:2026年08月17日 09:08

*1 モンスターの効果を受けない耐性を持つモンスターと戦闘した場合は戦闘破壊が発生する可能性があり、効果耐性側の打点が幻想魔族側の打点を下回るか同じ場合は効果耐性側が一方的に破壊されることとなる。

*2 GB系のナンバリングのうち、『1』とOCG準拠だった『5』『6』以外

*3 なお、ゲームの召喚魔族はOCGでは「属性」に当たる。

*4 後の2026年には本当にイラスト枠を飛び出している「オーバーフレーム」仕様が登場。またラッシュデュエルでは、この仕様のレアリティ「オーバーラッシュレア」が2022年に先行登場している。