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リ・ガズィ・カスタム

登録日:2012/07/14(土) 19:21:11
更新日:2026/06/06 Sat 12:56:55
所要時間:約 4 分で読めます




リ・ガズィ・カスタムとは、ガンダムシリーズに登場する機動兵器モビルスーツ(MS)である。




【性能諸元】

リ・ガズィ・カスタム
Re-GZ CUSTOM
型式番号 RGZ-91B
所属 地球連邦軍(ロンド・ベル隊)
開発 アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態 試作機
頭頂高 20.5m
本体重量 25.9t
全備重量 59.1t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 2,550kw
スラスター推力 18,900kg ×2
11,000kg ×4
08,600kg ×2

総推力:99,000kg
センサー有効半径 21,300m
武装 《MS本体武装》
60mmバルカン砲 ×2
2連装グレネードランチャー ×2
腰部ビームガン ×2
ビームアサルトライフル
ハンドグレネード
シールド
バックウェポンシステム

《バックウェポンシステム武装》
メガビームキャノン
ハイパービームサーベル兼用ビームキャノン ×2
3連装ミサイルランチャー ×2




【概要】

企画「CCA-MSV」に登場するリ・ガズィの発展型。

リ・ガズィはΖプラス以上の低コスト化を目指して開発された関係上MS形態のみの開発に留まり、Ζガンダムの最大の特徴であったウェイブライダー形態はバック・ウェポン・システム(以下、BWS)というオプションパーツを使用することで対応された。

しかしBWSには欠点も多く、何より戦闘機モードのままならまだしも一度MSに戻るため武装を排除してしまうとその戦闘時では二度と戦闘機に戻ることは不可能であるため、可変機特有の柔軟性には大きく欠けていたのである。

そのため、可変機の最大の長所である柔軟性を取り戻すためと使い捨て同然の扱いであったBWSを改善するため考案されたのが本機である。


まず変形を可能にするため肝心のBWSは原型より小型化されており、また設置方法も本体を丸ごと覆う形から機体背面に折りたたまれる方式に変更。
これにより、変形時にはBWSがスライドして機体を覆い戦闘機モードになるいわゆるメタス変形が可能で、またBWSを廃することなくMSに戻ることも出来、BWSに元々あった火力とMSの汎用性を併せ持つことに成功した。

また本体にも改修が施されており、特に頭部はガンダムタイプ特有のツノが追加され、よりガンダムらしい姿になった。
少なくともこれなら「ガンダムもどき」などとは言えないはず。


ロンド・ベル隊でリ・ガズィを使っていたアムロ・レイ大尉のための改修機として計画されていたが、アムロはMS戦を重視したνガンダムの開発を優先したため、結局お蔵入りになってしまった。


没にされたとはいえ、BWSが持つ大火力と戦闘機が持つ高機動性、更にMS形態ではハイパービームサーベルやビームアサルトライフルも併せ持つというある意味Z系の集大成とも言える機体であり、もしνが完成する前にリ・ガズィがこれにパワーアップしていたら、歴史はまた違っていたかもしれない。




【劇中での活躍】

先述のようにνガンダムが開発された為に実機は開発されなかったので出番はない。
ゲームや設定のみが当たられるくらいで知る人ぞ知る幻の機体…
誰もがそう思っていたのだが…?





ゲームでの活躍】

Ζ系の終着点。それに恥じない性能を持ち、WRモードで十分と言えるほど機動力と火力が高い。大体の敵は2連発メガ粒子砲やグレネード弾で何とかなる。
MS形態だと少し火力が低下するが、ビームサーベル系ではトップ級の威力をもつハイパービームサーベルが魅力。
魂以降のサーベル使用時の戦闘アニメは必見。情けないMSとバカにした連中をぶった斬ってしまおう。

「OW」では若干弱体化しており、より高性能なデルタカイの前に霞みがちだが、燃費が良くなっているので扱い易さは向上した。
「GENESIS」ではバイオセンサーの仕様変更や、メガビームキャノンが貫通属性であるため火力は向上したが、サーベルのアニメが地味になってしまった。

最新作『エターナル』では逆シャアシナリオの開発産として実装。
レアリティはSRで攻撃タイプ。
MS形態での性能はSR相当の凡庸なものだが、WR形態のメガビームキャノンの武装パワーが高く、何故か変形後でもアビリティのシールド防御が残っているので射程1に穴がある以外は優秀な機体である。
更にSSP化まで持っていくと移動力が5~6に強化、WR形態でも使える射程1~2のSSP版ハイパービームサーベルが追加されて使い勝手が飛躍的に上昇する。
逆にMS形態は…まぁ普通。グレネードがあるのでビーム耐性持ちとも戦いやすいのは強みと言えるか。


なお、スーパーロボット大戦シリーズにはまだ登場していない。リ・ガズィの出番は多いので待ち望む人も多いと思われるが…*1


  • 機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
600コスト汎用。原型機であるΖガンダムとコストカテゴリともに同じ。
ステータス的には足回りと射撃が優秀で耐格闘はやや低めの射撃汎用よりだが、専用H・B・Sの威力が高いため格闘が振れない訳ではない。
MS形態時の武装の半分以上を変形中にも使えるのが特徴で、更に変形中専用武装が2つ追加されるので変形中はショートカットの割当が足りないほど。
MS形態で即よろけを取れる武装が射程200しかないグレネードと射撃時に足が止まる腰部ビームガンx2しかないため、
それぞれの武装の癖を掴んで使い分ける必要がある。
また武装の回転が悪いのでMS形態だけでは何も出来ない時間が発生しがち。
その欠点は前述の変形を駆使して変形中の武装も回すことで克服できるが、当然変形中は挙動が変わるし限られた時間で予めリロードを挟んでおく必要があるため相当の熟練を要する。
現在ではパイロットの腕前によって戦果のムラが激しい機体と言う評価になっているが、裏を返せば使いこなした時のポテンシャルは同コスト帯でも屈指。

νガンダムHWSの参戦に伴い、そのアシストコマンドに本機が登場。
わざわざ一からグラフィックを作成したようで、しっかりビームマシンガンや変形射撃などをしてくれる。さらに呼出中に勝利する事で並んで武器を構える専用ポーズまで用意されている好待遇だった。




【立体化】

ガレージキットを除くとSDガンダムでモデル化されたのみ。あとはプライズでの景品である。格好良いのに…
近年ではガシャポン戦士NEXTの第15弾にもラインナップされた。

そして2019年3月、まさかのマスターグレードから発売が告知された。
プレミアムバンダイからの発売となり、5月に発送予定であるが、4月のイベントで先行して受け取ることも出来た。
バックパックや武装類の新規造形は勿論、MGリ・ガズィからの流用パーツ内には関節や頭部などが新規造形ないしアップデートされたものを採用。可動域の拡大や合わせ目隠しなどの技術が向上している。
ただ、ウェイブライダー形態が厚ぼったく、横から見ると不自然に見えるのが難点。
ここで作られた新規パーツを用いて、MGリ・ガズィ(ユニコーンVer.)が後に発売する事となる。

2022年にはプレバン限定品としてMETAL ROBOT魂が発売。
フレームなど部分的に合金パーツを用い、オリジナルギミックとしてBWSの機首を外してメガビームキャノンを手持ち火器に出来る。
ウェイブライダー形態もMGに比べて薄くスタイリッシュな体型なのもグッド。




【余談】


  • 本機をデザインした明貴美加氏は「アムロが乗るならガンダム顔の方が良い」としてよりガンダムに近いデザインにしたという。
    また、当初はリ・ガズィは複数登場する予定でありその中にはアムロ専用機としたガンダム顔に近いラフ画があった。カスタムはこれが元ネタとも言われる。

  • 本機の携えているライフルはロシアの軍用ライフル、カラシニコフをモチーフとしているのか結構似ている。
    まあこういった事例はよくあることだが、このライフル、AK-47で木製パーツを使用している部分と同じ箇所が濃い茶色で塗られている。
    最近のカラシニコフでも木製パーツではなくベークライトのような合成樹脂を使用しているので、さすがにその部分が木製ということはないだろうが…




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最終更新:2026年06月06日 12:56

*1 近年のスパロボでは参戦作品の細分化が進んでおり、本機が参戦する際には『CCA-MSV』名義での参戦枠が必要とされる