登録日:2010/01/29 Fri 18:19:15
更新日:2025/04/06 Sun 02:48:14
所要時間:約 6 分で読めます
■スペックデータ
ΖプラスA1型
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型式番号:MSZ-006A1(連邦軍仕様)
MSK-006 (カラバ仕様)
所属:カラバ航空部隊
地球連邦軍
建造:カラバ
アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態:
量産機
全高:22.11
頭頂高:19.89m
本体重量:32.7t
全備重量:68.4t
ジェネレーター出力:2,070kw
スラスター推力:101,000kg
センサー有効半径:16,200m
ΖプラスC1型
lヘヽ、 ィ‐ 、/
l‐l,lヽlロトイkヘ ,_、
_ 、l‐N'l,li'トオ ,l'、l,l'll'ヽ/ 二 ̄iヽ
/ニニ.、ヽl≧‐―゙ '‐ 7―‐,'l l ノ l;l
l l l l'三ヘ /_ -' l lヽニ ≦ ヘ
l 7‐- /ヽ三l .l lニニl/l<l 〈 、 ヽ,l
lイ_ / ト_/ 、 l - ' l 、 ヽl l ‐lヽニ,l
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/ /-、`ヽトヽl、l l‐- イ、.l / ̄l.l l l / ヽ `l'l l ,l
l ヽー'ヽ ヽヽ ` 、イ/ l / l.lニl /_'l l .l l ,l≧<l
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` ー二 -l、./l、タ/<― l´ l / l,l l l l,l ヽー'ヘヘ
l 〃 l_/ /l/ l、二l /'l ヽ. l - ヽ. l.l .l ヘヘ
//` メ // l l ̄l l l l _l -、lヘ.l .l ヘヘ
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( ヽ'
型式番号:MSZ-006C1
所属:地球連邦軍
建造:アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態:量産機
全高:22.11
頭頂高:19.89m
WR形態時全長:24.9m(標準装備時)
:36.0m(ビーム・スマートガン装着時)
本体重量:36.18t
全備重量:77.04t(標準装備時)
:86.77t(ビーム・スマートガン装着時)
ジェネレーター出力:2,070kw
スラスター推力:124,000kg
センサー有効半径:17,000m(標準装備時)
:21,000m(ビーム・スマートガン装着時)
固定武装
バルカン×2
大腿部ビームカノン×2
ビームサーベル×2
主な携行武装
ビームスマートガン
■概要
カラバが
エゥーゴで獅子奮迅の活躍をするΖガンダムの能力に着目し、大気圏内用の機体として再設計した機体(ΖプラスA1型)。
さらにその機体を連邦軍が宇宙用に再設計(ΖプラスC1型)。
以降、多岐に渡るΖプラスシリーズが開発され、少なくともU.C.0100以降まで(
グレーゾーン作品の設定のため注意)活躍することになったスゴイ機体。
Ζプラスの始祖たるA1の開発は、カラバとアナハイム社による共同開発。
アナハイムが苦労して立ち上げたΖ計画だったが、肝心のΖガンダムは複雑な構造故にコストが嵩み、なかなか買い手が見つからなかった。
さりとて莫大な費用を注ぎ込んだ計画なので今更切り捨てられないというジレンマに陥っていた。
そこで、「地球上で活動するカラバなら空戦用TMSの需要があるのでは」と話を持ち込み、カラバに無償貸与した
Ζガンダム3号機による評価試験が良好な結果に終わったことで開発計画がスタートした経緯がある。
生産はアナハイムが一手に引き受け、以降は様々な派生型が開発されていった。
この機体の最大の特徴は、量産機であることに尽きるだろう。
へ?
量産機ってことだけで特徴にはならねーよwww?
- ガンダリウム合金・ムーバブルフレーム使用。
- ムーバブルフレームを利用した完全変形可能
- 一部機体は大気圏突入も可能
- スラスター推力以外のスペックが本家Ζと大差ない
- むしろ若干上回ってる
- そのスラスター推力も実速力はΖと大して変わらなくね?疑惑アリ(後述)
- 大丈夫!オカルトはしないよ!
- バルカンやビームライフルやビームサーベルやシールド(航空のため形状は変更されている)等Zガンダムの使っている武装は全て使用可能&ウェイブライダー形態で使えるビーム・キャノンがオマケで付いてるよ!
- シールドは音速でも空力に優れ更に先端にレドームやシーカーが付いてるステキ仕様
- 頭部ユニットやウェイブライダー形態の設計の見直しにより生産性&整備性の向上
- いろいろ凄いけど量産機です
- 本当に量産機です
くどいようですが、量産機です。
……お前のような量産機がいるか。と言いたいところだが(同じ様なケースに動く武器庫の
ドーベン・ウルフ等も)、まあ、問題はないだろう。
(流石にジム系や
ジェガンと比べると生産数は多くはなく、主に
エースパイロットや、精鋭部隊とかに配備されたのだろう。)
それはともかく、詳細な機体の解説。
機体構成はほぼオリジナルΖに準じているが、フレームの性能はΖガンダムに比べて向上、変形機構は簡略化され、構造自体の信頼性も向上している。
簡略化したと言っても変形機構がかなり複雑なのはご愛嬌。本家Ζからしておかしいから多少は仕方ないが。
背部はフライングアーマーから百式の物を参考にしたウイングバインダーに変更。これは最初のΖプラスが大気圏内専用だったためである。(宇宙用に戻ってもこのままなのはキニシナイ)
そのためWR形態ではオリジナルΖとは違い、
F-14トムキャットのようなV字型の
可変翼。
Ζプラスは基本灰色一色がメインカラーのため、これが非常にカッコいい。
それ以外は前述の通りオリジナルΖと遜色ない性能。が、WR形態はこの時代の戦闘機より弱いという設定がある。
……旋回砲塔式のビームガンがあるのに、何故だ。
※空戦ができるほどの機動性や運動性がなかったから。そのため空戦性能重視のD型が開発される事になった。
Ζプラスは
可変機とは思えないほどに大量のバリエーション機がある。
初期型のA1型派生だけでも
- A1型(通常型)
- A1型アムロ機(試作専用機)
- A1B型(攻撃重視型)
- A2型(メガキャノン搭載型)
- A3型(性能向上試作型)
- CX型(宇宙用試作型)
■装備
ガンダムタイプ伝統の頭部機関砲。
後頭部が延長されたため、オリジナルのΖガンダムに比べて装弾数が80%アップしている。
ビームカノンに併設されたラッチに装備。
可変機である本機は機体強度的に格闘戦には向いていないので自衛手段の域を出ない装備である。
実はウェイブライダー形態でも使用可能。
両大腿部に設置されたビーム砲で、ジェネレーター直結なのでサイズの割に高火力。
また、砲身自体もAMBACの作動肢として細かい動作に用いられる。
WR形態時ではこちらが主武装であり、旋回砲塔として機能する。
C型の物は再設計時にA型運用中に浮き彫りとなったエネルギーケーブルの空気抵抗などといった諸問題を解決すべく構造が見直されており、内部構造がバージョンアップされた。
A2系列の頭部に装備された大口径メガ粒子砲。
威力は高い筈だが、大気圏内ではビームの減衰が激しく十分な性能を発揮しなかったとされる。
どちらかと言えば試験的なものだったらしく、運用データは
ΖΖガンダムのハイメガキャノンに活かされた。
現代でも使用される対レーダー/赤外線誘導兵器用の撹乱兵装。
脚部に内蔵している。
オプション装備
A型系列の主武装。
百式用BR-M-87とΖガンダム用XBR-M-87A2両方の特徴を持つ長銃身のビームライフル。
火力はΖと同等とされ、Eパックは百式と同じスネイルタイプを用いる。
銃尾にマウント用フックがあり、ウェイブライダー形態時は機体上面にマウントされる。
実はA1の初登場から長らくライフルの設定が無く、マスターグレードでテストカラーが発売された時にようやくデザインされた経緯がある。
一方、U.C.0096年時にシャイアン基地に配備された機体はリゼルのライフルを装備していた。
A型系統が左腕にマウントしているのは厳密にはシールドではなく、センサー類や補助機動装置などが詰まったサブユニットである。
資料によってはシールドと記載されているが、実際には精密機器の塊なのでシールドとして使用するには向いていない。
あくまで緊急時にシールドとして使うことも出来る、くらいの物なのだろう。
C型系列の主武装。
本体に匹敵する長銃身の火器で、備え付けのディスクレドームとの連動により高火力・長射程を誇る。
基部はサブユニットを改造したもので、C1系のWR形態時にはこれが機首となる。
C型系列の代名詞的な装備ではあるが、実際はA型にも装備することは可能。
だがその場合、機首の形状が飛行に適していないのでウェイブライダー形態時の飛行性能がガクっと下がってしまう。
そんな都合もあって、A型では装備されていないのである。
ジェガン用の汎用バズーカ。
漫画版『
機動戦士ガンダムNT』に登場した機体が使用。
閃光弾を装填していて、撹乱に使用された。
使わない時は背部または主翼にマウントしておける他、ウェイブライダー形態でも逆手で使用していた。
■センチネルでの活躍
劇中ではC1型が2機(テックス・ウェスト少尉機とシグマン・シェイド少尉機)登場。
ニューディサイズ討伐作戦のためアーガマ級『ペガサスIII』に配属、発電衛星SOL強襲を皮切りにその後の全作戦に両名とも参加。
最終決戦ではテックスが
SガンダムのGボマーに乗ったため、シグマンとネロ隊隊長のチュン・ユンがΖプラスで参戦した。
シグマン機は最後まで生存したものの、チュン・ユン機は
ゾディ・アックの攻撃から合体中のSガンダムを庇って盾となり撃墜、名誉の戦死を遂げた。
リョウとALICEやマニングス、
NDの漢達の影に隠れがちだが、全編通してΖプラスとテックス、シグマンはガチ。必見。
OVA版episode.7にA1型が数機登場。原作小説には登場しない。
地球連邦軍シャイアン基地の警護機となっており、設定上この基地だけでA1が6機も配備されているらしい。
その他にも試験運用中のグスタフ・カールやスプリッター迷彩の
ジェガンD型などが同伴している。
少々過剰とも思える配備数だが、これはシャイアン基地に
グリプス2の管制施設が密かに設置させれていたため。
しかし元々シャイアン基地は連邦軍内での代表的な左遷先で所属する人員にやる気があまりないとされ、それが伝播してしまったのか僚機であるグスタフ・カールのパイロットはコクピットで菓子を食っているなど警備中にも緊張感が欠けていた。
そのせいもありロンド・ベルの強制臨検という体の奇襲を受けた際には、A1型の一機は背後に降下してきた
ジェスタに密着されコクピットにビームサーベルを突き付けられ無力化。
他の一機も咄嗟にウェイブライダーに変形し上空への退避を試みるも、それまで何度も踏み台にされ続けていたワッツのジェスタキャノンに踏み落とされ離陸に失敗。あえなく御用となる。
…登場したはいいが、散々な扱いであった。
■漫画版NTでの活躍
サイド6(旧サイド4)のコロニー・メーティスの防衛隊に1機だけ配備。
何故か宇宙用のC1ではなく地上用のA1だが、コロニー内部での運用に重点を置いていたのだろうか。
パイロットは名無しだが、若いながら中々の手練れでシェザール隊のジェスタ2機と
袖付き(偽)の
ギラ・ズール1機を瞬く間に無力化。
「白い三ツ星」のドライセンとも互角に渡り合うが、最終的には至近距離からコックピットを撃ち抜かれて撃墜されてしまった。
プラモでは旧1/144とMGがA1アムロ機、C1型の二機が発売。
特に旧キットは初めて1/144での完全変形を実現した偉大なキット。
……そこ!プロポーションが微妙って言うな!
またGFFにてC1Bst“ハミングバード”が立体化されている。
MGはアンテナが可動・非可動からの選択式で組め、WR形態用のランディングギアが付属する。
後にユニコーンVer.が
プレミアムバンダイから発売。
こちらはA1テスト機の流用にC1のパーツを一部プラスしたことよるカラバリキット同然でやや古い造りではあるが、新たにA2用のメガキャノンやリゼルのライフルが付属している。
そしてこの度HGUCにてユニコーンver名義でA1型が発売。
構造は
デルタプラスを踏襲したもので、変形の都合上、下半身の可動はやや微妙だがプロポーションは格段に素晴らしくなっている。
…が、初期生産分に於いて頭部と腰のパーツの形状が異なってしまっていたという不具合が発生。
慌てて商品回収するという前代未聞の事態となった。
…ひょっとしたらプレミアが付くかも…!?
また、カラバリでアムロ機は出るのかと予想されていたが、こちらもガンプラEXPO2014の限定販売、後にプレミアムバンダイにて「テスト機イメージカラー」として発売された。
あくまでUC版のカラーバリエーションなのでビームライフルがオリジナルではなくリゼルの物のままだが、新たに水転写デカールが付属する。
しかし入手手段が限定されているため、人によっては入手困難な品になってしまっている。
後にC1型もプレミアムバンダイから発売された。
こちらはセンチネル準拠のカラーリングで本体パーツ、バックパック、付属品が変更されている。
一部A1型のパーツが残されているものの、A1型を組むことは出来ない。
■ゲーム
センチネル版権のせいか、
ゲーム作品にはあまり露出しない。でもGジェネにはしっかり出る。
最近A1型とC1型を一緒にされたのが悩み。
「OVERWORLD」ではアムロ機が「テスト機カラー」として通常生産できるようになった。
また地形適正も通常機が地上適正が低く、テスト機が高く設定されたため一応差別化はされている。
ちなみに、ある意味後輩のデルタプラスには性能は劣っているものの、スマートガンのおかげで火力が勝っているので、正直デルタプラスより強い。
マニアックさに定評のある
ガンダムバトルシリーズにもちゃっかり参戦。しかも3機。
A1アムロ機と、C1型、
そして何故かC1/2型。
お前超マイナー機じゃねぇか!
さすがアートディンク!俺達に出来ないことを(ry
地上用A1型とそのアムロ専用機、ハイメガキャノン持ちのA2型、宇宙に適応したC1型が登場。
耐久が若干下がり一応地上でも使えるC1も大気圏突入能力は無くしているが限界は相変わらず200%に届きZよりも多少安くなっている
但し地上系はこれよりも早い時期に最強の水陸両用MSである陸戦用百式改が出てしまうため若干肩身が狭い。
そのため活躍の余地があるのは宇宙で支援射撃が出来て、なおかつ量産型としては火力は申し分ないが盾のない
メタス改の前衛となり盾役兼指揮官として使えるC型だけかもしれない。
ただこちらも
ΖⅡというチートな
ライバルがいるのだが。
ちなみにほぼ同時期の
ティターンズの
ハンブラビよりもコストは1,2倍かかるが、あちらとは違い盾がアリ運動性も1,2倍あるし限界性もこちらが高いので、両方生産できる場合はC1型に軍配が上がる。
ZプラスA1型・アムロカラー
前述のアムロ専用機のZプラスA1型なのだが、
これがべらぼうに強い。
必ず対峙する事になる勢力はアクシズグレミー軍のみで地味ではあるものの
アムロ本人の能力が最大限に発揮されており、火力、回避力がチート並に高い。
Zガンダム系の弱点であるウェブライダー形態の時なら回避力が下がり倒しやすいのだが、
それでも
中途半端な攻撃では仕留め切れず
高い移動力でこちらの裏へ回り、エンドラ、ガルダなどの高耐久の母艦を一撃で沈めてくる。
アクシズのハマーン搭乗の
キュベレイと同じレベルの脅威である。
珍しくセンチネル出典機体が多数参戦しており、本機も例外ではない。現在A1型とC1型とA2型が実装済み。
A1型は600コスト強襲機。コストは原型機である
Ζガンダムと同じになっている。実装時のアート的にはアムロ専用機を意識しているらしい。
主兵装は当初何故か百式のビームライフルしか持てなかったが、後から
リゼルのものが持てるようになった。
単発威力は若干下がるがロングBサーベルとの二種格闘となる強みが非常に大きいので持っているならリゼル用BR推奨。
腰部ビームカノンx2はDPSが高いが、足を止めての連射武装となるためヘイトの高い強襲機では使い所が難しい。
本体性能は足回り良好かつ変形持ちで立ち回りの幅が広く、連撃補正が高めでコンボ火力が高いと言うのが特徴ではあるが、
逆に言えば足を止めてコンボを決めないと強みを活かせないと言う事でもある。
しかもコンボ前提の機体のくせに、N格はほぼ密接しないと当たらず逆に下格は密接していると当たらないとレンジが微妙に噛み合っていない。
色々出来るけど一番やりたいこと(相手
支援機を一瞬で落とす)が出来ない、と言える。
C1型は600コスト支援機。
支援機としては珍しく連撃制御と高性能バランサーを持ち、格闘火力もまずまず。
主兵装はビームスマートガン。足を止めることなく高威力で即打ち即よろけが取れるだけでなく、フルチャージすることで
強よろけを取る事ができる。
ただし燃費は悪くフルチャージに至っては一発でオーバーヒートするため、必中が求められる。
腰部ビームカノンx2はA1型のものとほぼ同じ性能だが、支援機で足が止まる武装は珍しくないのとカテゴリ補正及び射撃補正の高さのため、追撃や主兵装のオーバーヒート中等にはそこそこ使い所がある。
本機を最も特徴づけているのが
変形時の武装は別扱いと言うことであり、MS形態時のビームスマートガンがオーバーヒートしていても変形時のビームスマートガンは使用可能。
これにより本来武装燃費が悪く何も出来ない時間が発生するところを、変形武装を駆使して火力を提供し続ける事が出来る。
カスタムパーツの補助ジェネレーターをガン積みすればオーバーヒート時間は約10秒になるため、変形射撃が終わる頃にはまた使えるようになっていると言う寸法。
ただし変形中は強制前進かつ動きが読まれやすく、さらに他の変形機と違って緊急回避も持たないので、うまく拘束を続けるなり味方のサポートは必要。
歩き撃ち可能な強よろけによるマニューバアーマーの貫通効果と格闘の取り回しの良さにより自衛力も高く、更に変形を駆使することで火力も自衛力も高まるという事で熟練者に特に好まれる立ち位置を確立していた。
一時は環境インフレにより変形を駆使しないと手数が少ない点が問題視されていたが24年3月に調整が入り復権。特に同コストで暴れまわる
アンクシャを止めやすい機体と言う事で一定の評価を得ている。
■前述のスラスター推力の疑問について
Ζプラスのスラスター推力は、オリジナルΖの推力と比べると約5分の1以下というひどい数値。
だが、『ガンダムセンチネル』劇中の“SOL強襲作戦”の歳に敵将が
「アーガマのΖでもなければ(強襲には)間に合わない」(要約)
と発言している。
このことから判るのは
- この敵将はΖプラスの存在を知らない(実際強襲を受けて驚いていた)
- オリジナルΖの存在を知り、かつ敵味方の位置から戦術移動時間を計算できるほどに、何故かオリジナルΖのスペックを把握している
という2点。
しかし、Ζプラスの推力ではオリジナルΖ基準の戦術移動には間に合わないハズである。
ところが、悠々と、とは言えないもののΖプラスC1型2機が強襲に間に合って作戦を遂行した。
しかも、ブッ飛んだ推力を誇るSガンダムBstに(Sガン側から速度を合わせられていたとはいえ)随行して、である。
これはこの際に用いられていた機体がC1型であるため。
宇宙用に特化した機体であるC1型はオリジナルZをも上回る124,000kgもの推進力を獲得している。
地上用のA1型の推進力なら不可能だったがC1型故にこれを可能とした。
なお、流石にA1の推力24,200kg(
ザクⅡF型の半分程度)というのはおかしいと思われたのか、後にオリジナルのΖよりもやや低い101,000kgへと修正されている。
■Ζ乗り
操縦が簡略化されがちな量産可変MAとは違い、ΖプラスはMS操縦の腕の良さに加えて実戦的な戦闘機の操縦技術も必要とされる機体だったため、
パイロットになることはカラバや連邦軍の中でも生え抜きのエリートが主だった。
そのためΖプラスのパイロット達はかつてのイーグルドライバーのように、自らを
と呼び、尊敬や嫉妬の眼差しを受けたという。
HGUCの説明書にはシャイアン基地のΖプラスに乗る新米尉官の小話が記載されているが、彼曰く「アムロ・レイや
カミーユ・ビダンも乗った名誉ある《ゼータ》に乗っていると、いやでも自分が強くなったと思えてしまうものなんだよ。」とコメントしている。
これも一種の「ガンダム信仰」だったのかもしれない。
■余談
- A1及びC1型のデザインはあさのまさひこ氏、鈴木信夫氏、かときすなを(現:カトキハジメ)氏の3名によるもの。
『モデルグラフィックス』別冊『GUNDAM WARS PROJECT Ζ』に掲載する作例としてA1のデザインが起こされたのを皮切りに『センチネル』の雑誌展開が進む毎にC1などが誕生していった。
- 一時は『機動戦士ガンダムΖΖ』にもカラバのMSとしての登場が検討されたようだが、「これ以上ガンダムが増えたら視聴者が混乱する」として見送られたとされる。
- タイトー製シューティングゲーム「レイストーム」に登場する6面ボス「アラリック」はMG Ζガンダムで
遊びながら変形機構を研究したという噂があったが、後にメカデザイナーのいわたあつし氏がSNS上で否定しΖプラスを参考にしたと述べている。
「いいかシグマン、こいつはウェイブライダーだ。再突入は心配無い。お前は追記・修正に専念しろ。」
- ディープストライカー随伴用にSガンダムのブースターパーツを組み込んだハミングバードってのもあるよな、ペーパープランだが -- 名無しさん (2013-10-26 16:48:12)
- A1の推力は誤植か?というほど低いな -- 名無しさん (2014-01-23 20:27:12)
- 分かっていたがやっぱりガンダムシリーズの外伝はトンデモスペックのMS多いな -- 名無しさん (2014-01-23 20:28:49)
- Ζプラスってゲーム出たら買う -- 名無しさん (2014-04-11 18:30:51)
- バイアランにゾゴック、ジュアッグにズサと来てさらにZプラスとガルス系までキット化なんて夢のようだ。全くUC様々だな。 -- 名無しさん (2014-04-23 20:48:19)
- GFF版買ったんだが微妙な出来だった -- 名無しさん (2014-04-23 21:20:06)
- ガンダムUCに登場決定らしいね。 -- 名無しさん (2014-04-24 10:26:28)
- HGUCで出るぞォォォォォォ!UC版だけどな! -- 名無しさん (2014-04-24 13:06:36)
- ↑エアマスターも一緒だぜ!UC版発売してしばらくしたら通常版も発売するんですよねBANDAIさん! -- 名無しさん (2014-04-24 13:15:02)
- こいつを再改修したらリ・ガズィやリゼルなんか作る必要性なかたような気もwww -- 名無しさん (2014-04-24 13:39:33)
- どっかの漫画でΖ乗りは金がうんたらかんたら嫌み言われてたような -- 名無しさん (2014-04-24 13:49:33)
- 現実でも戦闘機乗りの養成は相当コストかかるからな。MSの操縦技術+戦闘機の操縦技術を習熟したパイロットとか、くっそ金かかってそうなのは素人目にも創造できる -- 名無しさん (2014-06-11 08:47:16)
- UCエピソード7でWB形態に変形して踏み潰されたのは悲しかった -- 名無しさん (2014-06-11 09:11:50)
- ↑ いくらスペックが良くても実戦経験の少ない基地守備隊のパイロットが乗るとな。 -- 名無しさん (2014-07-07 20:25:59)
- Zがロボ魂になるからこいつもならないかと期待してる -- 名無しさん (2014-07-07 23:03:58)
- ホビー誌でUCに登場すると知り楽しみにしてたら…あんなんなら別にプラスじゃなくてもいいじゃないか(泣) -- 名無しさん (2014-07-08 02:33:56)
- HGUC化されても不遇な機体。 まさかの回収とかorz -- 名無しさん (2014-07-15 07:37:01)
- いくら何でも素の推力が低過ぎやしませんかね? -- 名無しさん (2014-07-15 07:59:51)
- 俺、回収騒ぎが収まったらこれを買いに走るんだ… -- 名無しさん (2014-07-16 23:11:20)
- ヘドラ「(ジー…)」 エビラ「(ポンポン)」 Zプラス「同類の目で見るなそして親しげに肩をたたくな!」 -- 名無しさん (2014-07-17 00:29:32)
- ↑バーザム「俺よりマシじゃねぇか!」 -- 名無しさん (2014-07-17 07:31:54)
- 不良部品を交換に出したらランナー丸ごと送ってきたバンダイ太っ腹ー -- 名無しさん (2014-08-11 17:16:48)
- HGUC組んでて思ったがA1ってスラスター少ないよな・・・足はともかく、尻にそれらしいのが一か所あるくらいで -- 名無しさん (2014-09-15 23:23:44)
- ↑ジムⅡ「俺なんてモブだぞモブ」 -- 名無しさん (2014-10-16 09:55:33)
- ちなみに推力24,200kgで推力重量比を考えると本体重量で約0.67、全備重量だと約0.31なのでZプラスはスペック上では殆ど飛べません。翼の揚力で多少フォローできるかもしれないけどそれでも全備重量の0.3は流石に無理がある。そもそも一年戦争時の量産機でも当たり前に40,000kg以上あるんだからどう考えても誤植 -- 名無しさん (2015-01-11 00:10:17)
- 俺「zプラスhguc化⁈アムロ機も来る⁈」→イベント限定→俺「畜生め‼︎」 -- 名無しさん (2015-12-23 13:10:38)
- ↑4 ガルダ級みたいに高高度を飛ぶわけじゃないから。 -- 名無しさん (2015-12-23 15:50:56)
- 脇役が強すぎると主役が地味になっちゃうから、量産機=廉価版みたいな扱いが多いのは仕方ない Zプラスや量産型キュベレイのが実際の量産型に近いんだけど、そのせいでハマーン様はラスボスなのに型落ち機という有様だったし -- 名無しさん (2015-12-23 18:08:35)
- ある程度技量のあるヤツじゃないと乗りこなせないエース向けの機体という設定なのにep7でのあのていたらくという・・・ -- 名無しさん (2016-08-01 14:04:34)
- ↑ 宇宙でジオン残党とやり合ってる連中とシャイアン守ってるだけの奴等を一緒にしちゃ駄目だろ。 -- 名無しさん (2016-08-01 14:08:13)
- 拠点防衛用に空戦能力が低いのを置いとくくらいだからな・・・ -- 名無しさん (2017-02-14 13:48:00)
- スパットぎりの印象しかない -- 名無しさん (2017-02-14 15:23:01)
- やる気のない左遷兵で構成されてる基地なのに、なんでそんなエース向け機体が複数配備されてんだって感じではある -- 名無しさん (2018-05-16 12:36:59)
- ↑ アナハイムとの関係を考えるに癒着やろ -- 名無しさん (2018-05-16 16:52:15)
- A1型のスラスター推力は101,000kg、GUNDAM WARS II MISSION ΖΖに記載がある -- 名無しさん (2019-06-14 09:13:55)
- ムーンクライシスにも出てたな -- 名無しさん (2022-05-29 00:17:46)
- なんでこんな理想的な量産型ゼータがあるのにわざわざリ・ガズィみたいな出来損ないを新規開発する必要があったのか?逆シャア製作時点ではセンチネルと権利関係が云々とかそういう話? -- 名無しさん (2022-05-29 00:26:54)
- ↑そもそもセンチネルってボツ企画を基に模型誌連載だから連携なんて考えてないよ -- 名無しさん (2022-07-17 08:45:47)
- エゥーゴに参加した一年戦争時代のエースの機体として設定されがち カッコいいからね -- 名無しさん (2022-09-16 11:13:27)
- ↑3 量産型とは言ってもあくまでエース向けの少数生産に過ぎないのだし、コストダウン図ろうというのもそこまで不自然な話でもないのでは? -- 名無しさん (2022-09-16 16:12:36)
- 一般兵にも供給できるよう試行錯誤して操作性の改善やコストダウンを図ったってことだしな。リゼルまでたどり着いたけど結局可変機よりベースジャバーでいいよねってなっちゃったけど… -- 名無しさん (2022-09-16 16:54:28)
- そして何故かC1/2型。←メタな想像をするとハイメガキャノン搭載かつ宇宙でも使える機体を用器したかったんだろうなぁ。 -- 名無しさん (2023-05-28 15:43:18)
- Z後継機の中では一番好きなデザイン -- 名無しさん (2024-12-09 16:45:29)
最終更新:2025年04月06日 02:48