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スターフォックスの使用兵器

登録日:2011/11/04(金) 22:32:12
更新日:2026/08/13 Thu 22:04:22
所要時間:約 4 分で読める!




ここでは、シューティングゲームスターフォックスシリーズ」に登場する架空の傭兵集団スターフォックスの使用兵器を紹介する。

  • 超弩級強襲巡洋母艦(ちょうどきゅうきょうしゅうじゅんようぼかん) グレートフォックス
スターフォックスの母艦となる巡洋艦。
前面に二門のプラズマ砲、高性能の耐熱、ステルス装甲、内部には重力発生装置も完備と、ライラット系屈指の名艦。
『スターフォックス64』ではアンドルフ軍との戦い全体を通して母艦として活躍。定期的に補給パーツを送ってくれる他、エリア6の激戦では通信することで砲撃で敵の船を撃破してくれたりもする。
ゲーム内では割と酷使されているが損傷らしい損傷はなく、アンドルフ軍に不安定な宙域で惑星間巡航ミサイル6発と共に奇襲されるという罠でようやくちゃんと損傷するかしないか(プレイヤーが頑張れば当然凌ぐことができる)なので、スターフォックスの練度もあるのだろうが戦闘能力はかなりのもの。

開発元はスペースダイナミクス社。発注元は初代スターフォックスチーム、つまりジェームズ・マクラウドである。
開発費用は1000兆クレジット以上(日本円だと800兆円くらいになるらしい)で、スターフォックスが遊撃隊を辞められない理由の一つが、この艦のローンが80年を超えるからと言うのもあるらしい。
フォックスの父親もとんでもない物を遺してくれたものである。色々な意味で。

『スターフォックス64』から4年後を描く漫画『さらば愛しのファルコ』では資金不足による老朽化が問題となっており、スリッピーの献身的な整備のおかげで何とか原形だけは留めているという有様。
『スターフォックス64』から8年後にあたる『アドベンチャー』でも相変わらずボロボロだったが、この時の任務でペパー将軍から結構な成功報酬を貰えたようでようやく修理の目途が立った。
『アドベンチャー』の1年後にあたる『アサルト』ではついに全体的に修理……というかもはや作り直しレベルでシャープに生まれ変わった。また新たな機能として後述の艦載機を指定した地点に転送することが出来るようになった。しかしこの転送機能どうも精度が悪いようで、敵の群れのど真ん中に転送されたりしておりフォックスからは「いい加減な転送システム」と評されている。
なお折角の修理されたグレートフォックスだが、終盤には道を切り開くためにかなりの無理をさせた事もあり半ば自爆覚悟の特攻に近い形で完全大破する事となる。
コマンド』では、名前こそグレートフォックスだが全く違う形状の空母が登場。どうやらレンタルしたものらしいが、これによりローンは300年を超えたとか…しかも悲しくなるくらい弱くなってる…
フォックスの受難は続く。
『コマンド』ではルート次第で、何故かサラっとスターウルフがナウスごと使用しているが、一切の説明は無かった。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにも登場。
X』のアドベンチャーモード『亜空の使者』では戦艦ハルバードとも戦った。
対戦ステージの「惑星コーネリア」や「惑星ベノム」、「オービタルゲート周域」で登場し、機体上で戦うことになる。

ステージ下部にあるグレートフォックスの主砲は足場としての判定があるため乗る事が出来る。
ただしこの主砲、一定の時間経過でエネルギーをチャージしその後にビームを発射するのだが、この時主砲に乗っているだけでもダメージを受けてしまいこいつがとんでもなく強力。
DX』ではそのビームの直撃を全段受けると330%という総蓄積ダメージを叩き込んで文字通り撃墜するという屈指の名鑑に恥じない性能を見せつけてくる。
ちなみに主砲は破壊することが可能。試合が終わらない限り発射される事は無くなるが足場としての判定もなくなり乗ることができなくなる。

  • 超高性能全領域戦闘機(ちょうこうせいのうぜんりょういきせんとうき) アーウィン
スターフォックスの代名詞とも呼べる戦闘機。SFC版では「コーネリア軍が開発した新型戦闘機」であったが、『スターフォックス64』以降はスターフォックスの所有という設定に変化した。
反重力システム・Gデュフューザーを持ち、動力には半永久プラズマエンジンを使用。名前の由来は上から見た外見がアルファベットの『A』に見えることから。
撃破した敵や障害物からエネルギーを得る事で、パイロットによっては無限に飛び続ける事すら可能である。
ウイングを開いてGデュフューザーの範囲を調整する事で、全方向に対応したオールレンジモードになる。
武装は機体下部のシングルレーザーと、翼に搭載されたツインレーザー、ハイパーレーザー、そして、広範囲を爆破するスマートボム。
但し、エネルギー効率の関係で、レーザーはいずれか1種しか撃てない。
機体を垂直に傾けることで旋回性能を上げつつ狭い場所への侵入を可能にする「クイックターン」、機体を回転させる事によって旋回性能を上げつつバリアを展開出来る「ローリングシールド」という機構も持つ。
地味に9000度*1までの熱なら溶けることなく耐えられる超耐熱性能も持ってたりする。
パイロットが耐えられるとは言ってない

超高性能全領域戦闘機の肩書に偽りはなくライラット系最強の戦闘機であり、軍隊で採用されているコーネリアファイターとは比較にならない程の性能を誇る。
その高すぎる性能から際立ってデリケートかつタフな操縦センスが要求され、SFC版初代作においては並のパイロットだと操縦自体ままならない設定があるほど。
少なくとも『スターフォックス64』開始5年前には使われていた機体でありながら*2、当機より性能が上とされるウルフェンや最新鋭機のウルフェンⅡすらも退けてきたまさしく名機である。

『さらば愛しのファルコ』でファルコが語った所によると、アーウィン唯一の弱点はローリングシールド時にパイロットが状況を見失う事と、ローリングシールド後のパワーダウン。
前者については64の主観視点でローリングすれば嫌でも体感する事が出来る。
ただフォックスとファルコというアーウィンを熟知した腕利き同志の戦いでようやく問題になる程度なので実際は本当に僅かな隙なのだろう。
ゲーム的には強化レーザーがウイングに存在する都合、ウイングが片方でも破損してしまうとシングルレーザーに戻されてしまう上に機体のバランスを崩してしまう事の方が弱点として目立つ所ではあるか。

『コマンド』では、メンバーそれぞれが自分に合わせカスタマイズしたと思しき、アーウィン2、スカイクロー、ブルフロッグ、クラウドランナーと言う機体に乗っており、従来のアーウィンに乗るのはペッピーとジェームズくらいである。
しかし、フォックスのアーウィン2は、明らかにアーウィンより性能が下であり、どこがパワーアップしたのかわからない。
一応、プラズマ砲やマルチロックに換装出来る辺り、拡張性はアップしてるようだが。

『ゼロ』では新たに対地強襲用二足歩行形態『ウォーカー』への変形機能が追加され、地上での行動が可能となり、従来のアーウィンでは不可能だった敵基地の探索が出来るようになった。

このウォーカーはSFC版の『スターフォックス2』が初出であり、そちらは標準的なプロトタイプアーウィン・装甲重視のアーマードアーウィン・機動重視のライトアーウィンの3種が存在し、担当パイロットがそれぞれ違っている。
ウォーカーがウィングを変形させる都合上、本作ではウィングが破損することがない。
スマートボムも「3種のスペシャルウェポン」の1つになっており、一定時間バリアを貼るスーパーシールド、時間差で装甲を全回復させるスペースリリーフを含むいずれかを所持することになる*3

スマブラでは対戦ステージのステージギミックとして登場する。足場になったりビームを撃ったりしてくる。
最新作の『SP』ではフォックスとファルコの「最後の切りふだ」で使用する。

実は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』では没敵として存在している。
と言っても、スマブラのようなリンクVSフォックスを想定したものではなく、ヴァルバジアの動きのプログラムがアーウィンの動きのプログラムを元にしたものであるため。

  • 超高性能回転式地対空戦車(ちょうこうせいのうかいてんしきちたいくうせんしゃ) ランドマスター
スターフォックスの地上戦力である巨大戦車。
下部にブースターがついており、左右への素早い回転や、同時噴射によるホバリングが可能。
「左右への素早い回転」は比喩でもなんでもなく、かなりの速度で右に左に回転する事が出来る。……搭乗者の安否が心配になるが、アーウィンのローリングシールドの方が比じゃない位回ってるのであれくらい大丈夫なのだろうきっと。
ちなみに作品ごとにかなり見た目と仕様が異なる。

『スターフォックス64』の版ではキャタピラ式の戦車……と言いたいが砲塔が無いので正確には自走砲の類なのだが、自称戦車だし細かいところは良いだろう。
レーザーは球状の連射性の高いものだがアーウィンのようなパワーアップが無い*4+ステージの都合で敵が全体的に硬いため火力がかなり心許なく感じる所。
チャージ攻撃はアーウィンと同じ。スマートボムも使用可能。

『アサルト』ではバージョンアップによりかなりの軽量化が施され車輪式に変わった。より戦車から遠のいたような……
レーザーの連射性がかなり低く抑えらている代わりに戦車の主砲っぽく一発の威力が高く着弾すると爆発するようになっている。
なおこの爆発、自分にもしっかりダメージが入るためあまり近くを撃つと自爆してしまうので少し取り扱いには注意が必要。
こちらもチャージ攻撃はアーウィンと同じで誘導弾になるが、スマートボムは使えなくなってしまった。

『ゼロ』では64版に近いデザインに回帰した。レーザーが連射出来たりスマートボムも使えたりとその辺も64版に近いが、チャージ攻撃がミサイルになった。しかも3体まで同時にロックオン可能。
『ゼロ』なのでアーウィンと同じように変形することが可能で、反重力飛翔形態「グラヴマスター」となり空中飛行が可能となる。
あくまで"一応飛べる"レベルなので短時間しか飛べない上アーウィンと比べると鈍重極まり無いが。
しかし空を飛び明らかに砲口よりデカいミサイルを連射する姿は果たして戦車と呼んで良いのだろうか……

スマブラにおいては、『X』と『for』ではフォックスとファルコが「最後の切りふだ」として使用する。
ウルフ版のオリジナルランドマスターも登場。こちらはウルフェンに似た赤い塗装となっている。これはスターウルフがスターフォックスのランドマスターを解析し、独自に開発したものとのこと。
三種類とも性能が異なっており、フォックスのものは標準性能、ファルコのものは火力と地上での機動力では劣るが空中での機動力が非常に高く、ウルフのものは火力・機動力共に高性能だが搭乗可能時間が非常に短い。

  • 改造(探査)潜水艦(かいぞう たんさ せんすいかん) ブルーマリン
スリッピーがガラクタを寄せ集めて作った戦闘用潜水艦。『Star Fox』では「改造探査潜水艦」という肩書きに変わった。
アンドルフ軍との戦いにおいて、地形のほとんどが海水域で構成された惑星アクアスの探索に使用された。
部品の多くがジャンク品ながらアーウィンの整備パーツを使用してることもあり、ローリングシールドが可能だったり、水中でもレーザーが全く減衰しなかったり、ミサイルが無限に搭載されていたりと、さりげなく凄い性能。一回しか出撃出来ないのが本当にもったいないくらい凄い性能。
潜水艦であることから機動力はお察しなので、ローリングシールドによるレーザー反射の重要性はかなり高い。
アクアスにおいて、貝型バイオウエポン『バクーン』を撃破する活躍を見せた。
フォックスから「こいつのお陰でなんとかなった」と感謝され、普段は叱ってばかりのペッピーも(多少の皮肉を交えつつも)「流石はスリッピー」と彼の技術力を褒めていた。
ただ、空が好きなファルコのお眼鏡には適わなかったのか「こんなもの、後にも先にも一回きりだぜ。」「こんなもんより俺は空(アーウィン)がいいぜ。」と散々な言われようだった。
ニンテンドー3DSの潜水艦アクション「STEELDIVER SUBWARS」の有料DLCでも登場。その際の肩書は近距離射程攻撃型潜水艦(きんきょりしゃていこうげきがたせんすいかん)*5。残念ながら現在はゲーム自体を含め新規の入手方法はない。

  • AI搭載型作業機(とうさいがたさぎょうき) ジャイロウィング
『ゼロ』から新たに登場した偵察機。元々はコーネリア軍の所有する機体だった。
奇襲・遊撃を主な任務とするスターフォックスには珍しい潜入・偵察を得意とする機体。
速度や単純な火力性能はアーウィンに大幅に劣るが、四つのプロペラを駆使して小回りの利いた機動が持ち味。
また、偵察ロボット『ダイレクトアイ』を投下し、敵のコンピューターをハッキングすることで敵の巨大兵器を味方にしたり、サーチライトを無力化したり、爆弾を持ち運んで相手にぶつけたりといった芸当が可能。
ちなみにこのダイレクトアイ、攻撃を喰らうと『ウワ~デス』と言ったり、うっかり爆弾を壁等にぶつけて爆破させてしまうと『ア…』と絶句したりと、ロボットの筈なのにどこか人間臭い。
声質が若干似てなくもないが、いきなり完全に狂い始めて『破壊セヨ!!』なんてことは言わないのでご安心を。
しかし実績条件とテンポの都合上、初回で使って以降はお役御免になるのがネック。

  • マザーシップ
『スターフォックス2』のみ使用される母艦。
帰還すると装甲を全回復させることができ、敵軍に占領されていない惑星ならワープで自由に移動可能という、移動に特化した性能。
同じ母艦であるグレートフォックスと比べると、武装の類はない様子。
戦闘に加わる描写もないことから完全に後方支援型の立ち回りであったが、最終局面では敵の本拠地アストロポリスにて制空権を奪うため前線へ赴き、全アーウィンを出撃させ、総力戦を仕掛けた。

  • バズーカ
『スターフォックス64』の隠し対戦モード「パイロット」で使用するバズーカ。
本編でもフォックスがこれを持ってアンドルフに挑むルートが考えられていたが、没になった。

  • ブラスター
白兵戦用の光線拳銃。
一応、『スターフォックス64』の説明書でフォックスが持っているが、初めて使用されたのはご存じスマブラ
『アドベンチャー』ではフォックスがペパー将軍に「転送されると思っていた」と言っていた*6ことからすると、少なくともこの時はコーネリア軍の装備な模様。
アサルトでようやく本編に登場した。

  • クリスタルスタッフ
厳密には「スターフォックス」の所有ではないが併記。
クリスタルの私物である魔法の杖で、冷気を放つ「アイスブラスト」や地震を起こす「アースクェイク」など様々な魔法の触媒となる他、棒術の際には純粋な打撃武器としても使われる万能アイテム。
そしてどれだけ乱暴に扱われても壊れない辺り凄まじく頑丈。
アドベンチャー』冒頭でクリスタルが落とした物をフォックスが拾い、ペパー将軍からブラスターの使用を禁じられたのもあって以降全編に渡ってメインウェポンとなる。
同作ラストでクリスタルに返還され、彼女がスターフォックスに加入した後も所持し続けていると思われる。

その他、『アサルト』においてはブラスター以外にも銃火器を使用したり、『コマンド』ではルート次第で他の戦闘機が編入したりする。





追記、修正は、グルグルと回転しながらお願いします。

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最終更新:2026年08月13日 22:04

*1 ただし摂氏などではなく、スターフォックス世界独自の単位でのものと思われる。実際、公式ガイドブックにて「ソーラ最下層の温度は18000sfh以上に及ぶ」という記載があるため、ライラット系の温度単位にはsfhが用いられてる模様。

*2 任天堂の公式ガイドブックによれば、現行メンバーの使用しているアーウィンは初代メンバーが使用していたものから改良が加えられて大幅に性能が向上しているとされている

*3 スペシャルウェポン補充アイテムがこの3種になっており、補充すると全ストックが入手したウェポンに切り替わる。

*4 バトルモードではツインレーザーにすることが可能。

*5 厳密には肩書ではなく潜水艦の属性。例えば実在の潜水艦のUボートもこのタイプ。

*6 あくまで今回の任務は「破壊」ではなく「調査」であることを理由に却下され、武器や装備はフォックスが現地調達するという形となった