ロン・ウィーズリー

登録日:2009/07/20 Mon 22:53:16
更新日:2025/04/08 Tue 22:05:56
所要時間:約 14 分で読めます




イテッ──アッ──やめろ!



何するんだ──?





ハリー──────











アーッ!!!!!









ハリー・ポッターシリーズの登場人物。
主役の仲良し3人組の1人。

ホグワーツ魔法魔術学校に通う魔法使い。
グリフィンドール寮生。言わずと知れた、ハリー・ポッター最高の親友。

魔法使いであることを除けば、どこにでもいるごくごく普通の少年。ハリーや読者にとって、魔法界の常識や知識を得る為の重要な情報源である。

物語ではミスリード要員であり、結果的には見当違いなもののかなり有り得そうな予測を立て、しかもそれが物語の鍵を握ることもしばしばある。

生粋の純血魔法族にして「血を裏切る者」の筆頭たる“ウィーズリー一族”の六男坊。
それ故に、ドラコ・マルフォイ等の純血主義者達からは「穢れた血」と呼ばれる“マグル生まれ”と同等に軽蔑されている。
一族皆が赤毛かつグリフィンドール出身である為、『ゴドリック・グリフィンドール』の直系では、という説がある。

長兄ビルと三兄パーシーは首席、次兄チャーリーは伝説のクィディッチ・キャプテン、
四兄フレッド&五兄ジョージは悪戯王かつ凄腕のクィディッチ・ビーター、と優秀な兄達がいるため劣等感を感じている。
おまけに親友ハリーはヴォルデモート卿を打ち破った有名人であり、同じく親友のハーマイオニー・グレンジャーは学年トップの秀才。
そのため周囲から2人の添え物扱いされることが多く、それを不満に思っている。4巻では一度それが爆発し、絶交寸前に陥った。

基本的に性格は友達想いで良いヤツ。
ハリーと初めて出会った時は驚きこそすれ他の人のように珍しい物を見るような態度をとらず、普通に友達として接している。

ただ、妹のジニーに対してはウザイ程のシスコン。
ハリーであっても、ジニーと付き合う時には難色を示した。(まぁ妹と友人が付き合うのは確かにキツい)

ことあるごとにスネイプやマルフォイに疑いの目を向けるが常に的外れという本作のミスリード要因。

5巻から、クィディッチのキーパーを務めている。愛箒は『クリーンスイープ11号』。
実力が精神状態に恐ろしく左右され、緊張や気落ちしている時は目も当てられない程酷いが、昂揚しやる気な時はファインプレーを連発する。

魔法の腕は生徒の中では上位クラス。
『O・W・L(普通魔法レベル試験)』では「O・優」こそないものの、7科目に合格。
ダンブルドア軍団』に加入後は、「テリア」の守護霊を創り出すまでに腕を上げた。また、6巻では死喰い人と一騎打ちを行っている。
父方の祖父はブラックの女性を射止めて駆け落ち結婚した為、祖母はブラック家を破門にされたが血縁的にはシリウス・ブラックとは意外と近い親戚関係にある。

結構忘れられがちだが、“ロン”は愛称。
本名は『ロナルド・ビリウス・ウィーズリー』。


以下、ネタバレ








傑出したところが無いように見えるが、実はチェスの天才。
これに関してはハーマイオニーでも彼に敵わず、1巻終盤ではミネルバ・マクゴナガル教授が仕掛けていたチェスのトラップに自身が乗り移った駒を犠牲にする決め手で勝利した。
だが、この設定が生きたのはこの勝負の時だけ。

ペットとしてネズミの『スキャバーズ』を飼っていたが、3巻にてその正体は逃亡していたピーター・ペティグリューが化けた姿と判明。
帰りのホグワーツ特急にて、シリウスから豆フクロウの『ピッグウィジョン』をスキャバーズの代わりとして譲り受けた。

7巻にて彼がアルバス・ダンブルドアから託された遺品は「灯消しライター」。
カチッとすると周囲の明かりを吸い取る。
ダンブルドア自身が設計し、世界に1つしかないかもしれない貴重なもの。
漠然とした行きたい所への道標となる光を出す、という隠れた機能を持つ。

実はハーマイオニーのことが好きで、彼女からも想われているという相思相愛の関係だったが、
ロンが自分の気持ちに鈍感でハーマイオニーがクラムやハリーと仲良い事への嫉妬心が何なのか分からずただ不機嫌になったり、2人して変な意地を張り合っていた為、付き合うまでに長い時間がかかった。

ロンなんて死ねb………爆発すればいい、なんて言っちゃいけません。絶対。



7巻終盤ではバカップル化。
これから決戦(というか他では始まっている)、という時にでぃーぷきすしてハリーに怒られていた。






やっぱり爆発すればいいよ






以下、各巻の活躍








1巻『賢者の石
ホグワーツ特急の中でハリーと出会い、以来親友となる。
「賢者の石」を守るトラップでは、マクゴナガル教授のチェスに勝利。
学期末の採点で「今世紀最高のチェスゲームを披露してくれた」とダンブルドアに絶賛され50点を獲得。グリフィンドールの優勝に大きく貢献した。


2巻『秘密の部屋』
車をかっ飛ばして学校にやってきた為、ハリー共々退学にされかける。
ジニーを助ける為ハリーとロックハートと共に「秘密の部屋」に向かうが、
本性を現したギルデロイ・ロックハートの忘却術が暴発したお陰で通路が分断されたため一緒に戦えず、パーになった彼のお守りをするハメに。


3巻『アズカバンの囚人』
一緒にベッドで寝たりして大事にしていたネズミのスキャバーズが、大量殺人鬼のキモくてハゲなオッサンだと判明。
おまけに、「暴れ柳」に引き摺りまれた際に足の骨を折った。
アーッ!!!!!


4巻『炎のゴブレット』
ハリーが自分に隠して対校試合代表に立候補したと思い込み、初めて大喧嘩をする。だが第一の課題後に仲直りし、その後の課題を全力でサポートした。

ダンスパーティーではヴィーラの混血であるフラーの魅惑に取り憑かれて大声で誘って無視されるというかなり可哀想な目に会っており、その後もパートナー探しが上手く行かなかったことで荒れる。

最終的に妥協でハーマイオニーを誘おうとするものの、そのあまりの無神経さから断られ、その後のダンスパーティーでハーマイオニーとペアを組んでいたクラムに嫉妬するようになる。
この頃から彼女を女性として意識し始めている。


5巻『不死鳥の騎士団
監督生、及びクィディッチのキーパーに就任。監督生については通知が来た時はてっきりハリーがなる物と思いまさか自分がなるとは三人とも思いもしなかったため動揺しており、双子たちからはしばらくの間なじられていた。
クィディッチについては色々あったものの、何とかチームの勝利に貢献する。
神秘部の戦いでは、死喰い人そっちのけで脳ミソと触手プレイしていた。


6巻『謎のプリンス』
ウォン-ウォン


7巻『死の秘宝』
ハリー、ハーマイオニーと共に分霊箱探しの旅に出るが、途中で2人と2度目の大喧嘩をして離脱する。これは分霊箱の一つであるスリザリンのロケットを身につけていた為なので、彼を責めるのは酷だろう。というか首から下げてて何ともなかったあのガマガエルの方ががおかしいのである。
後に「灯消しライター」のお陰で帰還しハリーの命を救い、分霊箱を1つ破壊した。
ホグワーツに帰還後はハリーの寝言の真似で蛇語を話して「秘密の部屋」に向かい、バジリスクの牙を用いてハーマイオニーに分霊箱を破壊させる。
最終決戦では兄フレッドを失うも、悲しみを乗り越え最後まで戦い抜いた。










後年、亡き兄フレッドの後を継いでジョージと共に悪戯専門店『WWW(ワールドスr……じゃなくて、ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ)』を切り盛りしている。

後に闇祓い局に所属し、ハリーと一緒に働くようになる。WWWの経営もちゃんと手伝っているらしい。

蛙チョコレートのカードにもなったが、このことを自慢しまくって周りからウザがられているとかなんとか。
そして、ハーマイオニーと結婚。
女の子『ローズ』と、男の子『ヒューゴ』を授かる。また、幸せ太りしたのかかなりの肥満体型になっていた。
ローズはハリーの次男アルバス、マルフォイの長男スコーピウスと同学年。
母の頭脳を受け継いでいるとか。
ちなみに子供の面倒はロンのほうが見ているらしい。

ローズには「マルフォイの息子と付き合うなよ!」と再三注意しており、その事もあってローズはドラコの息子であるスコーピウスに辛辣な態度を取っていたが、ローズに思いを寄せるスコーピウスの負けないアプローチや彼の優しい人柄を認めた事で態度を軟化させ、終盤ではスコーピウスの誘いを受けている。

自動車免許を取得しているが、ミスで不合格になりそうだったため試験官に「錯乱の呪文」をかけて誤魔化したらしい。
何やらかしてんだ。

また、「超感覚呪文」なる怪しげな魔法を習得している。
十中八九ハーマイオニー専用魔法だろ

ロンを演じた俳優からは「ハーマイオニーと離婚してるよ。そして無職だ」と言われたり、作者からは「夫婦カウンセリングが必要」と散々な事を言われてるものの、結婚後はかなり陽気なおもしろおじさんとなり、ハーマイオニーとも相変わらず何だかんだでラブラブにやってる。
第一の平行世界ではハーマイオニーがクラムの誘いを断ったことで、ハーマイオニーと友人としてダンスパーティーに参加することになる。その後、ダンスの休憩中に出会ったパドマ・パチルと出会い意気投合し、このダンスパーティーがきっかけで、ロンとパドマがくっつくこととなる。忘れている人が多いかもしれんが、パドマ・パチルはレイブンクローが誇る秀才や鬼才を監督戦の権限を持ってまとめなければならない大任を担っている人物。要はハーマイオニーとキャラが近いのである。ロンからすればハーマイオニー以外の女子生徒と気が出なく話せるチャンスはなかったため、パドマとの会話を楽しみ、パドマ自体もロンのとぼけた言動に呆れを覚えつつも、そのユーモアの中にある優しさに、心を惹かれ、恋に落ちていったというのは想像に硬くない。
以上考えると、ロンは優等生を堕とす能力が高いのである
おっどろき!はやく追記・修正しなきゃ!

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最終更新:2025年04月08日 22:05