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Gシリーズ(仮面ライダーアギト)

登録日:2009/12/23 Wed 00:29:50
更新日:2026/08/21 Fri 22:50:57NEW!
所要時間:約 5 分で読めます




仮面ライダーアギト』に登場するライダー及びシリーズ。

【概要】

警視庁が開発した対未確認生命体用の強化スーツの総称。
GはGENERATIONの略。基本は銃の戦闘が多く、近接用の武器も装備されてるが、劇中では近接武器でアンノウンを倒した場面はない。

シリーズ初の、改造手術も受けていなければ超自然的な力も身に着けていない、純粋な人間ライダー達であり、それ故に放送当時は仮面ライダークウガ以上に物議を醸した*1という。

ちなみに、Gシリーズの顔(ヘルメット)のパーツのうち、目の部分が「レッドアイザー」、口もとの部分が「パーフェクター」と、何故か仮面ライダーXに関するリスペクトらしきものがあった。


【映像作品に登場するGシリーズ】

G3(仮面ライダーG3)

装着者:氷川誠北條透、尾室隆弘、香川、芦河ショウイチ(ディケイド)
『アギト』劇中の2年前に未確認生命体達と戦い、その後姿を消したとされる「未確認生命体第4号」のデータを元に作られた強化スーツ。なお、装着者用に作られているため、装着者が変更された際は改造が必要となる。
パラレル設定ではあるが、『仮面ライダークウガ』の「第4号」ことクウガ(に相当する存在)がモデルである。

ガードチェイサーに乗り、現場に向かう。

劇中では未確認生命体対策に作られたからか、アンノウンに苦戦してる場面が多く見られた。
単体でアンノウンを数体倒した場面はあるが、基本はアギトのサポートをする事が多かった。
中盤で仮面ライダーギルスに破壊されて修理される事になったが、再び登場するのは終盤だった。

仮面ライダーディケイド』ではG3-Xの試作型として開発されたらしく、芦河ショウイチが装着していた。

劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』では仮面ライダーディエンドが召喚した個体が登場。
同じく召喚された仮面ライダーコーカサス仮面ライダー王蛇と共に仮面ライダーNEW電王達の邪魔をしたが、後にウラタロスに身体を乗っとられ、ウラタロッドを武器に闘った。

仮面ライダージオウ』では若干の改良を加えた上で量産され、全国的に大量配備されている。

G3-X(仮面ライダーG3-X)

装着者:氷川誠、北條透、津上翔一、杵島、小野寺ユウスケ(ディケイド)、海東大樹(ディケイド)、他1名

G3の戦闘データを元に開発された対アンノウン用の強化スーツ。

G3に比べスーツと武装を共に遥かに強化したものとして設計された。
しかし、その性能を追究しすぎたために、搭載された戦闘AIが装着者に人間離れした動きを強要してしまい、津上翔一のように『無我の境地』に至らなければ制御もままならず、意思と動きのギャップで肉体が破壊されるという恐るべき戦闘マシンになってしまった。

後に小沢澄子の恩師であり競合相手である、城北大学の高村光介が開発し提供された、性能を抑える制御チップにより問題は解決したが、G3-X本来の性能を発揮出来なくなった。

『ディケイド』ではリイマジ版クウガであるユウスケが装着したため、(それぞれパラレルであるが)「クウガをモデルにしたG3-Xを、そのクウガの変身者当人が装着する」ということになった。

■G3-MILD(仮面ライダーG3マイルド)

装着者:尾室隆弘

TVSP『仮面ライダーアギト スペシャル 新たなる変身』で登場。
装着負荷軽減とコストパフォーマンス向上を最優先に開発されており、性能は初期型のG3にすら及ばないが、その分扱いやすい「人に優しいG3」。
ただやはり性能の低さは如何ともしがたく、劇中ではボコボコにやられ、見せ場がG3-Xのバッテリー交換ぐらいしかなかった。

HERO SAGA』のエピソード『MASKED RIDER AGITΩ EDITION -PROJECT G1-』では再び尾室が装着し、G4-Xと共にG1と戦った。

使用バイクはG3と同じガードチェイサー。
劇用車は1台しかないため、合成で2台あるように見せかけている。

G4(仮面ライダーG4)

装着者:水城史朗

劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』で登場。OPや『新たなる変身』で設計図も登場。
『ディケイド』でもG4チップという単語が登場した。

設計者である小沢が「人が使うには危険過ぎる」として開発を放棄していたが、深海理沙が警視庁から同システムの設計図を奪取し、自衛隊で完成された。

性能は通常形態のアギトを凌ぐぐらい強い。
さらにESPシステムによって相手の動きを予測する事も可能。
ただし、装着員の身体能力や意思に関係なく、AIが常に最善の動作を取るため、装着者は使用を続けると死亡する。
使いこなすとなれば人間を止めた存在だろう。

簡単にいえば
  • G3→「装着者がスーツを操る(G3-XはAIと連携しながら戦う)」
  • G4→「スーツを動かすのに人体というパーツが必要」
しかも、ESPシステムはアギトの世界では貴重な超能力者を糧にし、事実上使い捨てにする結果になり、兵器としてお世辞にも優秀とはいえないモノになった。

■G5

最終回のみ名前だけ登場。
尾室がユニットのリーダーに就任して以降開発されたため、小沢が関わってない強化スーツ。
だが、『ジオウ』EP31・32では「全国に大量配備するには扱いなれた旧式の方が向いている」として若干の改良が施されたG3が運用されており、G5の扱いがどうなったのかは不明。
映画『アギトー超能力戦争ー』でも触れられなかった。こちらは状況的に予算削減やGユニットの規模縮小、小沢さんが使用を蹴ったなどが考えられるが……


■G6(仮面ライダーG6)

装着者:葵るり子

『超能力戦争』開始時点の最新鋭スーツ。
他のG-シリーズと比べると明るいターコイズグリーンのカラーリングと、G4とアギトを折衷したような二又の短く厚い角が特徴。
飛行機能を持つバックパックを装備しており、現場にはガードチェイサーやヘリに代わりこれで急行する。
戦闘スタイルも機動性を重視したのか、「GH-09オルトロス」による二丁拳銃で戦う。
デザインコンセプトは「G4の発展型」とのこと。


■G7(仮面ライダーG7)

装着者:氷川誠

こちらも『超能力戦争』で新たにロールアウトされたスーツ。劇中の状況下でこっちまで作成している小沢さんに驚いている観客も結構いる
各部の装甲は全てドローン式のシステム「Gドローン」に格納されており、操作コンソールを備えるベルト「Gバックルmark7」とアンダースーツさえ着用しておけば、遠隔で呼び出して「変身」するように装着可能。
そのため、現場には諸事情もあって普通の乗用車で移動する
シルエットはG6以前のシリーズと比べ細身かつメタリックブルーのカラーリングもあってスタイリッシュな物となっており、特にマスクのアンテナ部分はシリーズのモデルとなったクウガのアルティメットフォームを彷彿とさせるような4本角となっているのが特徴的。

戦闘スタイルは従来と大きく異なり、刀状の武器「GZ-10オロチ」を用いた接近戦がメイン。
さらにGドローンにも複数の武装が搭載されており、これを用いて戦闘をアシストする形になっている。
加えてドローンが給電するため、G6まで存在していた継戦能力の問題点をカバーしている。
また奥の手として段階的なリミッター解除機構を有しており、一時的な高出力による破壊力の増した攻撃を対象に叩き込めるが、使い過ぎたり長時間の使用になればなる程オーバーロードによる自壊のリスクが跳ね上がり、最悪の場合変身者ごと自爆してしまう。
『超能力戦争』の最終決戦ではそのリスクを覚悟の上でリミッターを全開にした上でアギトからアギト因子を直接受け取り、限界を遥かに超えたパワーを得た事でアンテナがアギトのクロスホーンを思わせるような金色の燐光を放ち、そしてサークルを展開してから全身全霊のライダーキックを繰り出して決着を付けた。

全体的なデザインや装着シーンもそれまでのGシリーズとは一線を画すものであり、他のシリーズのライダーっぽくなっている


【関連機体】

■V-1システム

装着者:北條透

北條が開発の指揮を執った強化スーツにして、G3-Xの競合相手。
高村教授や精神科医などが参加して完成させた。
武装として専用拳銃のV-1ショットを装備。
ビジュアルはメタルヒーローシリーズ好きにはたまらない……というか実際にソルブレイバーのマスク、ジバンの胴体、エクシードラフトの手脚、ブルースワットの銃を組み合わせてリデコした、メタルヒーローのキメラ状態。

アンノウンを撃退(倒してはいない)させるなど、G3に劣らない性能を持つが、テスト中にAIが暴走したG3-X(実際には北条がV1システムの銃をG3-Xに向けたため勝手にAIが作動した)にボコボコに破壊され、さらに高村教授が開発を降りる事で開発は中止(G3-Xの開発が承認されたため)された。
一応、後に小沢は「悪いシステムではない」と評している。

東映の倉庫に残っていた破棄予定のスーツ(スタッフ曰く「倉庫のガラクタ」)をそれらしく組み合わせてリペイントしただけのデザイン設定すらないスーツだが、G3以上にリアリティを感じさせる無骨なデザインからマニア人気は高く、氷川を演じた要潤氏も「かっこいい」と気に入っていた模様。

上述の『PROJECT G1』ではGシリーズと共闘して勝利に貢献したが、その理由というのが実に北條らしい……。


【映像作品外に登場するGシリーズ】

G1


『PROJECT G1』に登場した、最初期に開発されたスーツ。

未確認生命体第4号のスペックの再現が目的で、デザインも酷似している。
性能自体は高いが、それ故に人間に扱える代物ではなく、警視庁に封印されていた。

アンノウンに強奪され、その高性能でG3ユニットを翻弄したが、最終的にアギトに倒された。

ちなみにG1に関してはこれ以外に資料によって、神経断裂弾を使う者だったり、G2に繋がる非装着型であるとする物だったりと意外にバリエーションが存在している。
小沢さんがどこまで関わったとか、本気出したかで分岐するのだろうか?


G2

装着者:名称不明のアンノウン

てれコロコミックのコミカライズ『仮面ライダーアギト G3-X VS 機動装備G2』に登場。

人工知能搭載型バイクだったが、人工知能の欠陥が解消できず暴走のリスクがあったため、G1同様に封印されていた。
アンノウンとの戦闘中、民間人の少年が勝手に動かしたことで暴走した上、アンノウンに融合されてしまったが。アギトに破壊された。

『HERO SAGA』では実物こそ出てこないが、解説でこの非装着型の存在が示唆されている。
今になって漫画版のマイナーな設定を出してきたことに驚いた人も少なくない。


■G4-X

装着者:氷川誠

『PROJECT G1』に登場。
劇場版で破損したG3の一部をG4のパーツでニコイチ修復した姿。
死に至りはしないが、G3より負担は重い。



追記・修正はG1を完璧に使いこなせる方がお願いします。

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最終更新:2026年08月21日 22:50

*1 そもそもクウガも、外科手術こそ受けていないにせよ、「アークルから伸びる神経組織によって肉体を作り替えられている」という、見方によっては普通に改造人間と呼べる存在だった。