仮面ライダーG3/G3-X

登録日:2010/09/29 Wed 14:10:22
更新日:2024/04/08 Mon 11:08:09
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G3マヌーバ開始。


仮面ライダーG3及び仮面ライダーG3-Xとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーアギト』に登場する仮面ライダー。

スーツアクター:伊藤慎(『アギト』)、押川善文(『仮面ライダーディケイド』)

【概要】

序盤から3人登場する『アギト』系ライダーのうちの2号ライダーだが、出番は最も早かったかもしれない
昭和・平成まで全てのライダーで初めての「身体改造を伴わないライダー」であり、唯一の完全なパワードスーツ。
変身ベルト(っていうか変身アイテム)による変身は一切行わず、全身のパーツを全て手作業で身体に装着する。
仮面ライダーよりもメタルヒーローシリーズ(の中でも時代設定が同時期のレスキューポリスシリーズ)に似た方式。
なので、ベルトはあるが、単なるバッテリーの残量メーターだったり、そもそも「変身!」という掛け声もなかったりする。
そのリアルな強化服設定故、ファンは多く、
「強化服を纏うことで超人の力を発揮」「複数の変身者(装着者)がいる」これらの設定は次作以降に大きな影響を与えた。

未確認生命体第4号……すなわち仮面ライダークウガが元になっているという裏設定があり、
G3のデザインはクウガのマイティフォームと非常によく似ている(色が全然違うので分かりにくいが)。
但し、厳密にはパラレルワールドのため、「『アギト』の世界でかつて活躍した4号」がモデルである。
ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』ではクイズで出題された。

鳴滝「つまり、メカクウガだ」。

HERO SAGA』には前身となったG1が登場しているが、外観はまんまクウガだった。詳細は当該項目参照。
G2は人間を必要とせずG4は人間を部品としているが、G3は人間が機械を使う強化外骨格である。

なお、序盤はやられる描写ばかりで倒したアンノウンも氷川、北条共に一匹ずつなど散々な戦績であり当時は「史上最弱のライダー」とまで言われたが
G3-Xになってからはパワーアップにより、多数のアンノウンを撃破している(防御力は登場ライダー中でも高いらしい)。


【仮面ライダーG3】

『未確認生命体対策班(Squad Anti Unidentified Lifeforms/通称SAUL)』が開発した〈Gシリーズ〉の一つである第三世代型強化服。
正式名称は〈GENERATION 3〉。設計者は小沢澄子
上述した通り、未確認生命体第4号がモデル。

正式装着者は氷川誠。他にも北條透、尾室隆弘、『仮面ライダージオウ』EP32では津上翔一も装着した。
装着者の身体のサイズに合わせてあるため、装着者が変更されるとその度に改造する必要がある。

対未確認生命体用の装備であり、全滅した未確認が万が一ふたたび現れても充分に対応できる能力を持って開発された。
しかし、新たに現れた脅威〈アンノウン〉は未確認生命体を凌駕する能力を持つため、ほとんど歯が立たないという状態に陥ってしまう。

戦闘スタイルは基本的に銃器を使った遠距離戦。だが接近戦用の武器も持つ。
決定力不足でアギトのフォローに回ることが多いが、順次装備や性能が見直されてパワーアップしており、実際に序盤ではアンノウンに手も足も出なかったのが段々善戦するようになっている(元々、完成型では無く調整途中にあった)。
それでもG3自体の限界が見えてきたため、後述するG3-Xが開発される事になる。

頭部カメラアイ「マルチダイレクトスコープシステム」を通じて、G3トレーラーが映像をモニター及び記録している。
バッテリーパックは背中に装着されており、バッテリー残量はベルト「Gバックル」のインジケータで確認できる(この辺はG3-Xも同様)。

中盤で仮面ライダーギルスに破壊されてG3-Xにバトンタッチし、以降は終盤まで出番なし。

当初からパワーアップを前提としていた為、大人しめにデザインされた。アギト・ギルスと同じく角(アンテナ)が伸びるという案も存在した。

仮面ライダーディケイド』での出番は『アギトの世界』の過去話で芦河ショウイチが装着している光景が映るだけ。
劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』では仮面ライダーディエンドの召喚で登場し、ウラタロスに憑依された。

講談社キャラクター文庫『小説 仮面ライダーアギト』では“4号”周りの設定が無くなり、最初から対アンノウンを視野に入れた強化服という設定になっている。その為、後述のG3-Xには改修されていない。
スペックや武装は本編まんまの為、タイマンではアンノウンに終始圧倒されっぱなしであったが、アギトとの連携によって撃破には成功している。
本編から1年後に量産化されたらしく、氷川だけでなく北條透も装着してアンノウンと戦い続けている事が語られ、氷川も経験を積んだ為か多数のアンノウンを撃破している。

『ジオウ』EP31・32では20年後もG3ユニットは存続しており、アンノウンの脅威がなくなった時代でもG3を量産し全国配備されている。
単純な量産型ではなく、インナーなしでスーツを着用出来、G3-Xの技術をフィードバックしつつも改良されている様子。
しかし、G3を狙う新たな敵が現れてしまい…。


【仮面ライダーG3-X】

G3で得たデータを元に新たに開発された対アンノウン用のパワードスーツ。
正式名称は〈GENERATION 3-EXTENTION〉。設計者は同じく小沢澄子。
正式な装着者はG3から引き続き氷川誠。他にも翔一、北條も装着したことがある。
G3とは違いオートフィット機能がある為、装着員に合わせたサイズ変更は必要ない。

口元に横波線が入り、肩アーマーが横に張り出し、腹部がクウガを模した形状から厚みを増している他、各部に銀の縁取りが入った。

特徴として戦闘支援用AIを搭載しているが、天才かつ完璧主義者の小沢が設計したためAIが完璧過ぎて人間の限界を超えた過剰な反応を要求してしまい、殆どの人間がAIと協調出来ずに機体の暴走を招き、装着員の負荷を度外視した機動により重傷を負わせてしまうという欠陥を抱えていた。
しかし、津上翔一のように常時リラックスした“無我の境地”に至れるような人間なら、AIと同調してG3-Xの性能を完璧に発揮出来る。
実際、翔一が装着してアンノウンと戦った時は一切ダメージを負うことなく単独で撃破している。
小沢の城北大学時代の教諭、高村光介の制御チップにより、AIの性能を故意に落とすことで常人でも扱えるようになった。

そのデザインや設定を見るに、「これに先行して完成したが欠陥が見つかりお蔵入りになっていたG4をデチューンしたもの」と考える意見もある*1
いわゆる強化フォーム的なライダーだが、あくまでG3とは別機体。その為、当然G3からの強化変身が行われることはなく、またG3と同時に使用されたこともある。

てれびくんデラックス愛蔵版 仮面ライダーアギト超全集【上巻】(小学館)』によると、人工複眼が「レッドアイザー」、口元の部分が「パーフェクター」と名付けられ、仮面ライダーXのものと同名となっている。

仮面ライダーディケイド』では『アギトの世界』に登場。開発者はG3共々、八代淘子。
既に実戦投入されており、未確認生命体相手にかなりの戦果を挙げていたが、
凄まじい出力(車を片手で軽く吹き飛ばしてしまう)を制御できる装着員が皆無であり、
戦果以上に被害も甚大という本末転倒な状態であった。

警察、自衛隊以外に民間にも装着員を募集し、結果として正装着員に海東大樹、補欠に小野寺ユウスケが合格した。
しかし、海東は『G4チップ』を狙って潜入しただけで、戦闘時はカメラをオフにしてG3-Xを脱ぎ、ディエンドに変身していた。
海東が逃げた後はユウスケが装着。ディケイド、アギトと揃って戦った。
開発者が八代である為、ユウスケが装着したまま戦うのは納得なのだが、おかげでクウガとアギトの共演はお預け。
但し、クウガをモデルにしたG3-Xを、そのクウガの変身者当人が装着することになったと考えるとこれはこれで胸の熱い展開ではある。
また、本来G3シリーズが仮想敵としていたグロンギと戦う機会を得ているというのは、オールドファンには感慨深いものがあろう。

あまりの扱いづらさに、使用を中止する意見も出されていたが、実は八代は未確認生命体だけでなく、
すでに目撃情報が出始めているアンノウンと(ショウイチと共に戦うため)の戦いをも睨んでおり、そのために過剰なまでの性能を追求していた。


【装備】

G3、及びG3-Xが使用する武器は、総じて高い破壊力を持つため、使用するにはGトレーラーから遠隔操作で起動する必要があり、許可が降りるまでは基本的にロックされていて使えない。
但し、これは敵に装備を奪われた時などにも咄嗟にロックをかけられる為、あまりデメリットにはなり得ない。
……なのだが、劇中でアナザーアギトに奪われた際は凄まじい握力*2によって使用を許してしまった。
G3の武装はG3-Xでも引き続き使用可能。

GM-01 スコーピオン

G3のメインウェポン。対未確認用突撃銃。……という事になってるが見た目からして短機関銃に近い。
設定上はフルオート/セミーオートでの撃ち分けが可能であるが、劇中ではもっぱらセミオートでのみの使用に留まった。
未確認生命体なら容易く撃破されると言われている。
但し、それが純粋な威力によってなのか、未確認相手に致死性を持つ『神経断裂弾』を使用しているためなのかは不明。
最低でも鉄球を粉砕する程の威力を見せているので単純な威力のみでもグロンギ相手にも通用しそうではあるが。
反動が凄まじいので、生身での発砲は危険。
なお、『ディケイド』では実際に未確認生命体(グロンギ)に対して使用されたが、効果がなかった。
10口径。並列弾倉式*3。総弾数72発。
G3-Xは右足大腿部にマウントしている。
G3と同じく調整を受けてパワーアップし続けている武装であり、当初はアンノウンにろくなダメージを与えられなかったが話が進むにつれアンノウンを吹っ飛ばす程の威力を見せつけている。

GG-02 サラマンダー

スコーピオンに連結させて使うグレネードランチャー。
一撃で戦車を粉々にできる破壊力があるらしいが、アンノウンは直撃しても生きていた。
氷川「えっ……!?」
後にG3と共に強化され、トータスロード テストゥード・テレストリスを倒した。というか氷川が装着したG3が倒したアンノウンはこいつ一匹だったりする。

GS-03 デストロイヤー

右腕に装着する折り畳み式の高周波ブレード。
設定上あらゆる物を切断する威力があるが、相手に当たったためしがない(その代わりに余波で鉄板を切断していたが)。
まぁ直撃すると色々グロい事になりかねないので仕方ない事ではあるが……
なお、『アギト』第22話では鉄骨にぶつかって火花と煙を散らすも、切断どころか傷一つ入っていないという設定倒れな描写が見られる
『ディケイド』に登場した時にもまったく当たらなかったが、『ジオウ』において約17年の時を経てやっと直撃するシーンが見られた。

GA-04 アンタレス

デストロイヤーと同じく右腕に装備する射出型のアンカー付きワイヤーロープ。相手の捕縛に使用する。
設定上はG3の頃から配備されている装備だが*4、本編での初使用はG3-Xになってからである。
てれびくんのハイパーバトルビデオ『3大ライダー超決戦ビデオ「アギトvsG3-Xvsギルス いま選ばれる最強ライダー」』では正式名称を発音してから使用していた。

GX-05 ケルベロス

G3-X専用のガトリングガン。特殊徹甲弾を秒間30発の速度で撃ち出す。
従来の装備を遥か凌ぐ威力を持ち、一斉射撃の威力は身動きすら取らせずにアンノウンを撃破可能な程。
普段はアタッシュケース状態になっており、暗証番号を入力すると『カイジョシマス』の音声が鳴ってガトリングモードに変形可能になる。
暗証番号の入力キーは1、2、3の3つだけ(あと決定キー)。1、3、2、決定の順番で押す。よく打ち間違える。
G3-Xが両手で保持せねばならないくらいにデカいので取り回しが悪いのが欠点。
接近された際に砲身で殴りつけて応戦するシーンもあるが基本的には投げ捨てている。
弾倉は一つにつき120発。つまり設定上4秒で撃ち尽くすはずだが、劇中では長時間撃ちまくっている。
G3-Xは背面に予備弾倉を2つ備えている。

GXランチャー

ケルベロス側面にスコーピオンを連結し、砲身にGX弾というロケット弾を装填したロケットランチャー。
G3-Xの装備で最強の攻撃力を誇り、アギトライダーキックと同等の威力を持つ。

GK-06 ユニコーン

G3-X専用のコンバットナイフ。左腕上腕部に携行している。
破壊力はデストロイヤーの半分。
本編ではデストロイヤー同様、敵に当たったことはないのだが、最終回ではシャイニングカリバーを叩き折った「敬虔のカンダ」と互角に斬り合うという、かなりの活躍をした。
というか最強のロードの持つ剣と鍔迫り合い出来るってどんな材料使ってるんだ…?

ガードアクセラー

ガードチェイサーの左グリップ兼起動キー兼電磁警棒。G3-Xの左大腿部に備えている。
意外と活躍するシーンが多い。


【ガードチェイサー】

G3及びG3-Xが使用する専用白バイ。白バイなので当然、赤色灯も持つし、ちゃんとナンバープレートも付いている。ミラーも付いているため公道でもバッチリ。
種車はホンダ・X4。
350km/h。
左グリップ〈ガードアクセラー〉を装着して起動させる。
車体にはG3の武器が積まれており、コンソールのボタンを操作して任意の武器を取り出して使用する。

嘗て警視庁で開発された4号のバイクの系譜にあるマシン(トライチェイサー/ビートチェイサー)で、グリップが着脱式で特殊警棒「ガードアクセラー」になるという共通点もある。
直接の前身となったのは、G1用のバイクとして設計・開発された「ロードチェイサー」。
なお、本機は人間用に調整されているため単純な性能は前身のマシンよりも落ちており、純粋な発展型というわけではないようだ。
実際、装備の収納スペースなどでトライチェイサーやビートチェイサーよりかなり大型化しているため、
クウガのようにダイナミックなバイクアクションで戦うことは出来ない(トライ&ビートはオフロード、ガードはオンロードバイク)。
X4自体、その大型なスタイル故、燃費が悪く航続距離も短く高速走行時における直進安定性の悪さも仇となり、2003年に製造・販売が打ち切られている。

Gトレーラーからバックで射出される出動シーンが良く知られているが、
「後ろをまともに確認出来ない状態で動いている車両から後方へ射出され、直後にアクセルを噴かしてGトレーラーを追い抜く」
……という一歩間違えれば大事故に繋がるアクションなため、スーツアクターは滅茶苦茶怖かったらしい。
流石に途中からはCG合成で描写されるようになった。


【Gトレーラー】

G3ユニット(G3運用チーム)の使用する10tトラック。
1996年に欧州で発表されたドイツ・メルセデス・ベンツの当時最新鋭のトラック「アクトロス(「力強く、ハイテク」を意味する造語)」が採用され、日本車とはまた違う欧州車独特の空気感も併せ持つ。
荷台が丸々指令室になっており、G3(G3-X)の装着もここで行う。ガードチェイサーもここに積んである。
因みにG3ユニットのメンバーが運転しているわけではないのだが、この最新鋭のベンツを運転するドライバーについては一切不明である。


【G3-MILD】

TVSP『仮面ライダーアギト スペシャル 新たなる変身』に登場した、G3量産型のプロトタイプ。正式名称は〈GENERATION 3-MILD〉
普段はG3トレーラーでG3をバックアップを担当している尾室隆弘が装着した。
G3-Xにも搭載されているオートフィット機能が搭載されており、「誰でも使える」がコンセプトだが、
おかげで様々な機能がオミットされており、量産前提ということもあってコストも抑えられているためか、元のG3より弱くなっている。
背中のバッテリーパックはG3-Xと同一のものを使用しているため、G3-Xがバッテリー切れを起こした際には、自身のものと交換する事で補給が可能。

先述の通り『ジオウ』の時代ではデチューンされていないG3そのものが量産されていたが、その陰でMILDの運用データも役立てられていた事は想像に難くない。

なお、『アギト』放送当時から上記の名称だったが、『仮面ライダー図鑑』の開設に伴い、正式名称が「仮面ライダーG3マイルド」となった。


【余談】

ゲーム『バトライドウォー』シリーズでは、3作目にて他の多くのサブライダーとともに実装された。
4種の攻撃の仕方でそれぞれ01,03,04,05を装着して攻撃するのだが、別の技を使うまでずっと装備された状態となり、通常攻撃が変化するという特性を持つ。なお、02とGXは派生技。
ご丁寧に弾数が設定されており、使い切るともうその武器は使えない…と思いきや、武器を切り替えると全回復する。さらに、超必殺形態だと無限になる。
似た特性を持つブレイドやバースでもそんなご無体な特性はなかったので、一番科学寄りのライダーが一番科学的にあり得ない特性を持つことに。
まあ、流石に打撃力は劣るけど。



追記・修正よろしく

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最終更新:2024年04月08日 11:08

*1 後継機であるのであればG4の肩がG3のものなのはおかしいなど。ネット上にいろいろと考察があるのでググってみても面白い。

*2 アナザーアギトの超能力により、制御を奪われた可能性もある。

*3 現実にはこのような弾倉は存在しない。弾倉内で銃弾を2列に並べる事で多くの銃弾を格納する「複列弾倉(ダブルカラム)式」のことか?

*4 というか当時の児童誌なんかではG3が使う武器として紹介されていたし実際にG3が装備しているスチールも掲載されている。装着変身でもG3-XではなくG3の方に付属している。