戦闘のプロ

登録日:2012/04/21 Sat 22:44:10
更新日:2024/09/08 Sun 21:08:52
所要時間:約 4 分で読めます




もしかして→剣鉄也







戦闘のプロとは、スパロボシリーズにおける剣鉄也の愛称。
2ちゃんねるが発祥であり、現在はニコニコ動画やYouTubeを始め様々な掲示板、サイトで広く使われている。


【語源】

グレートマジンガー』において、剣鉄也が幼少期より戦闘訓練を受けていたことを指してたまに使われていた。
如実に表れているのが人質を取られた例(状況が違うので単純な比較はできないが)。
永井豪の漫画版で甲児が人質を取られた際には(その時点で生き残っている)人質を全員救い出すことを最優先したが、
鉄也が漫画版で戦闘獣にジュンを人質に取られた際には、悩んだ末凄い顔でジュンを見捨てることを決意したことがある。


【これまでの剣鉄也の扱い】

昔からスパロボシリーズにおいて、剣鉄也というキャラは微妙な立ち位置にいた。
『グレートマジンガー』自体は初代『スーパーロボット大戦』から参戦しているものの、人気や知名度で初代マジンガーのパイロットである兜甲児に劣り(マジンガーシリーズで視聴率が一番高いのは『グレート』なのに)、『第2次スーパーロボット大戦』では甲児がグレートマジンガーに乗るという事態が発生(これに苦情が来たため『第3次』ではちゃんと鉄也が登場)。

その後も『F完結編』からマジンカイザーの登場等があり、甲児との人気の差が決定的なモノになってしまった。
さらにシナリオ面でも甲児の方が扱いが良い。

甲児に比べて、常に日陰者のイメージが付きまとう鉄也……。パイロットもユニットも能力的には鉄也とグレートの方が上なのに。


そんな鉄也に転機が訪れたのが『スーパーロボット大戦α外伝』である。
オリジナル主人公がいないこの作品で、鉄也や未来編における実質的な主人公として、万丈ジロンガロードロランと並んで大活躍。

この頃からスパロボでの扱いは格段に上昇し、主に若手チームの良き先輩・教官として、また武人肌の他作品キャラとの絡みでシナリオ上のポジションを確立し、『スパロボD』では男性主人公の親友という厚待遇。
ネットでも鉄也の人気が上昇しはじめる。



【戦闘のプロ】

そして鉄也が一躍ネタ的な意味での人気を確立させたのが、『スーパーロボット大戦IMPACT』から登場したこのフレーズ*1

  • 合体攻撃時
甲児
「鉄也さん、準備は出来てるな?」

鉄也
「俺は戦闘のプロだぜ?外しはしない!!」

このセリフで戦闘のプロという愛称が定着。今では鉄也よりプロの方が通じてしまうかもしれない。

なお、戦闘のプロはテレビ版『グレートマジンガー』ならびにそれに関連する作品の剣鉄也に用いられる呼び名であり、『マジンカイザー』など他作品の剣鉄也は厳密には戦闘のプロとは言わない(ただしプロと言えば通じるため用いるファンも多いが)。

ちなみにOVA版『マジンカイザー』に登場する鉄也は「偉大な勇者」である(テレビ版の鉄也やグレートにもこの呼称が使われる時がある)。
真マジンガー 衝撃! Z編』では故人なので幽霊としてのみの登場…かと思いきや『スーパーロボット大戦V』にてダイナミック側の完全監修でグレートと共にまさかの参戦。中断メッセージで「戦闘のプロ」に触れている。
真マジンガーZERO』では差異次元の鉄也が「俺は戦闘のプロだぜ」と発言していた。なお、『真マジンガーZEROvs暗黒大将軍』の鉄也は「プロ勇者」である。
劇場版 マジンガーZ / INFINITY』では作中でこそ未呼称だが、劇場パンフレットにてしっかり「戦闘のプロ」と記載されていた。


俺は追記、修正のプロだぜ?外しはしない!!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • グレートマジンガー
  • 戦闘のプロ
  • 剣鉄也
  • SRW
  • スパロボ
  • スーパーロボット大戦
  • クロスオーバー
  • 閲覧注意
  • 何故か立ってしまった項目
最終更新:2024年09月08日 21:08

*1 たまに誤解されがちだが、あくまで「スパロボでの初出が『IMPACT』」という意味であり、「戦闘のプロ」のフレーズ自体は上述の通り『グレートマジンガー』原作から使用されているものである。