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デルムッド(FE)

登録日:2011/12/20(日) 22:32:30
更新日:2026/10/26 Mon 11:43:12
所要時間:約 3 分で読めます




デルムッドとは、『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の第2部、及び『トラキア776』に登場するキャラクターである。


【クラス】
フリーナイト→フォレストナイト

【スキル】
カリスマ、連続(CC後)+父親の個人スキル

【親類】
母はノディオンの姫ラケシスで、妹にナンナ、伯父にエルトシャン、いとこにアレスがいる。
生き別れた母親からヘズル傍系の血を引いている。
ちなみに、聖戦一部でラケシスに恋人がいないまま終わった場合、代替ユニットとしてトリスタンが加わる。

早くに生まれてオイフェたちに預けられていたのか、ティルナノグのセリスたちと行動を共にしている。
母ラケシスはレンスターから彼を迎えに出発したが、砂漠で消息を絶った。
子世代ではかなり初期から仲間になるのに、妙にセリフが少ない。


◆ユニットとしての性能

今作ではフィールドが広いため、騎馬である時点で主力になる確率が高い。さらに剣という優遇武器が使えるのが大きい。しかも彼はヘズル傍系のおかげで初期から剣Aとなっているため、銀の剣や銀の大剣も持たせられる。
上級職フォレストナイトの上限値はデュークナイトやグレートナイトに比べて力が低い代わりに技や速さの上限が高く、特に技は最大値の30。
相手に追撃すれば火力を出せることや回避率、☆付き武器装備時の必殺率を考慮するとフォレストナイトの方が数値的に恵まれているだろう。
難点は使える直間両用武器が魔法剣しかないことで、子世代は魔法系の敵が多いので親世代よりも気になりやすい。

加えて母からの遺伝で確定で「カリスマ」を所持している。 効果は「3マス以内にいる味方全員に命中・回避に10%の補正を与える」というもの。
作中ではかなり有用なスキルでお世話になった人も多いだろう。
ナンナと組み合わせて20%の補正をつけてボスと戦わせたり、さらにここにレイリアを加えた時のカリスマトリオ補正は強力。
このため縛りプレイなら死神兄妹と共に封印されやすい。

父親次第でスキルの補強も出来るうえに、母から聖戦士の血の引き継ぎが確定しているためどういった用途で使いたいかで父親を選ぶといいだろう。
剣しか使えない割には質の異なる幅広い運用が可能で、父親を考えるのが盛り上がるキャラの1人。
メジャーどころはフィンやベオウルフ、次いでアレクあたりか。この3人は成長率もバランス良く補完しているため使いやすいユニットに仕上がる。
技の成長率が低くなるが、疑似マージナイト感覚で使えるアゼルも面白い。ナンナの魔力も伸びる。技が伸び悩むが、デルムッドはCCボーナスで補強可能。守備が伸びづらく感じても魔法剣で対応可能。
必殺・連続・突撃が揃い、打たれ強くもなるノイッシュもなかなかだが、追撃がないので安定性に欠ける。ついげきリングを渡すことができれば死神兄妹に劣らない強力なアタッカーに化ける。
一方でベオウルフとノイッシュは「突撃」による戦闘延長はトドメを刺したいときは便利だが、それ以外では事故につながることもあるため避けるプレイヤーもいる。

ただし初期能力がやや弱い上に、得意の斧系の敵より苦手な竜騎士や魔道士が多く苦戦を強いられやすいのが難点。
クラスチェンジ後は安定して使いやすくなる。鍛え上げたシグルドの銀の剣あたりを持たせるといいだろう。


『トラキア776』では、終盤でナンナが居る場合のみリーフ軍にフォレストナイトで参入する。
トラキア半島に遠征してきたセリス軍からフリーエージェントした、といったところだろうか。

○初期値と成長率
フォレストナイト LV3
HP-36(70)
力-11(40)
魔力-5(15)
技-12(65)
速さ-12(45)
運-7(65)
守備-9(30)
体格-11(15)
移動-10(2)
武器LV-剣A
スキル-カリスマ
再行動-★
追撃必殺係数-5

能力・成長率共に悪くなくカリスマのスキルを持つが、参入が遅すぎるため大半のユニット、特に鍛え上げたフェルグスに遅れを取るのが難点。
「ベオの剣*1」なる物議をかもした専用の剣を持つが、なぜかフェルグスも使えるため、さらに立つ瀬がない。
ただし決して弱いキャラではない。というか成長率と必殺係数を見れば分かるようにベオの剣抜きにして普通に強い。そもそもこの作品、剣が使えるだけでかなり強いので……。

しかしそれでもデルムッドの印象がどうも薄いのは、
「参入時点ですでに様々なユニットが育っていて愛着があり、前作からの登場人物という外様感のある即戦力を使う気になれない」
「フォルセティやドラゴンランスのような強力な専用武器を持っていないから。ベオの剣はライバルとなるフェルグスでも使える」
「トラキア以外の作品では初期上級職は育たないと相場が決まっており、ここから高難易度マップが連続することもあってあまり積極的に育てたいと思わない」
あたりが原因となる。
即戦力にはなる……と言いたいが登場マップが遅くその頃としてはかなり控えめな初期値なので、戦えないわけではないが少し辛い。
剣レベルが最初から高い上に「カリスマ」も持っているので、高価な武器を勿体ぶらず戦う敵を選んだり止めを刺していけば普通に一軍起用できる。

ただしその上で言うが、加入が遅すぎるのでほぼ使われない。
騎兵の性能が一部を除いてパッとしないため、どうせデルムッドもその枠なのだろうという先入観を抱きやすいというのがひとつ。
強さを定義づける要因がマスクデータの「必殺係数」というのがひとつ。
聖戦の系譜においてもそこまでとびぬけて強いユニットというわけではないというのがひとつ(セティに関しては4章外伝ないし6章で無双するため印象に残りやすい。ナンナは序盤から使うことになる)。
いくら「強いユニットはいくらいてもいい」となるトラキア776でも、この時期にもなっていると戦力が完全に充実しており、加入直後の21章ならまだしも21章外伝以降の超の字がつくレベルの理不尽マップ、しかもうまくいかない出撃場所という問題を抱えてまで使いたくなるユニットではない。

登場マップ以後の難易度がきついのに更にきつくなる感は否めないが、戦死などで一軍が不足している場合は無理にでも育てる価値はあるだろう。
育つと普通に強くて便利で「ブラギの剣」も使えるので、レイドリックやアインスの相手もできるという地味な利点もある。
総じて「使うのももったいないが、使わないのももったいない」。そんな枠である。

さて、そんなデルムッドの愛称は「カリスマヤンキー」
なぜそう呼ばれるようになったかは彼の顔グラを見てもらえればすぐに理解出来るだろう。
貴族が主な登場人物であるこの作品の中で、明らかに上品とはかけ離れたその髪型

金 髪 リ ー ゼ ン ト

もう見るからにヤンキーとしか言い様がないその髪型と彼の持つスキル、カリスマとを合わせていつしか彼は『カリスマヤンキー』と呼ばれ愛されるようになっていったのである。
派生して「カリスマ倉庫番」なんて呼ぶ人もいる。出撃させることがない上に預り所に預けられるアイテム数が少ないため、出撃しないマーティやダグダなどは武器を持たされやすい。
そしてデルムッドも大半の人は出撃させる予定がないので、どうしてもこうなってしまうのだ。ってか21章以降のマップが鬼畜すぎて育てたくても機会がなかったり。

だがその愛称を知らない人もいる為、使う際は注意しよう。決してカリスマが本体とか言ってはいけない。っていうか普通に強い。
また、リーゼント(ポンパドール)はかつての貴族の髪型だったので、別に間違いというほどおかしいわけではなかったり。
ただ90年代後半という世相ではそういう知識もまだまだ広まる前で、金髪と言えば「不良が髪を染める行為」とされていたような頃。
深窓の令嬢であるラケシスの息子がよりにもよってそんな桜木花道みたいな髪型というのは、ネタにされやすかったようである。

ちなみ彼の父親をレックスにするとカリスマエリートヤンキーが誕生する。


追記・修正は髪型をリーゼントにしてからお願いします。

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最終更新:2026年10月26日 11:43

*1 イラストワークスでは「かつての英雄「ベオウルフ」が使っていたとされる剣。「まちぶせ」「いかり」のスキルがつく。」と書かれている。