登録日:2009/05/26 (火) 18:21:58
更新日:2025/01/02 Thu 08:43:42
所要時間:約 25 分で読めます
“生命”
科学が及ばぬ無限のエネルギー
今――その力を恐るべき武器へと変えて、何かが、襲ってくる……!
■概要
『
強殖装甲ガイバー』とは、『
冥王計画ゼオライマー』と同じ作者がかれこれ
数十年以上描き続けている漫画である。
1985年に月刊少年キャプテンで連載が始まり、キャプテンが休刊になってからは月刊エースネクストを経て
月刊少年エースに移籍。
3度に渡る
アニメ化(映画、OVA、TVアニメ)の他、ハリウッドで2度に渡り
実写化もされている。
単行本は2023年現在32巻まで出ている。掲載年数に比べ単行本巻数が少ないのは、作者である高屋良樹が頻繁に休載するため。無告知休載も珍しくない。
一部のディープなファンからは作中のキャラクターになぞらえて「タカヤンフェルの遅筆の病」「休載期」などとも言われている。
なお、作者作詞による初期OVA主題歌「強殖装甲ガイバー」(歌:石原慎一)は名曲。
OVA本編を見ていなくても、『
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』最終巻の巻末宣伝で耳にした人も多いだろう。未だ聞いた事がない人も、ぜひ聴いてほしい。
■あらすじ
遥かな昔、謎の異星人「
降臨者」が地球に残した「ユニット」と呼ばれる物体。
高校生の深町晶は偶然にもその一つを手に入れ、殖装体「ガイバー」となってしまう。
降臨者の遺したデータを悪用し、
世界征服を目論む秘密結社クロノスは、晶に次々と刺客を差し向ける。
生きるため、そして大切な人達を守るため、晶はガイバーとして、クロノスと戦う事を決意する!
■登場人物
○主要人物
深町晶
本編の主人公。父子家庭(母親とは幼い時に死別)の平凡な高校2年生だったが「ユニット」との接触によりガイバーとなってしまい、クロノスに追われる身となる。
運命に翻弄されながらも多くの人々に支えられ、成長していく。
ガイバーⅠに殖装しクロノスと戦う。
瀬川瑞紀
晶の幼馴染。最初は顎人に惹かれていたが、過酷な状況に懸命に立ち向かう晶を、次第に愛するようになる。晶にとっても心の拠り所となる存在。
瀬川哲郎
瑞紀の兄で、晶にとっても兄貴分的な存在。ストーリー当初は高校三年生。晶と共に事件に巻き込まれてしまう。
下校の際、裏道を通って帰ろうと晶を誘ったため、それが結果的に晶の運命を大きく変える原因となった。本人もその事で心を痛めている。
高校時代は特撮研究会の部長であり雑学に堪能で、参謀として晶をサポートする。前述の通り深町家は父子家庭で親があまり面倒を見てやれなかったのも瀬川兄妹と仲が良い理由の一つ。
巻島顎人
晶が通う高校の
生徒会長で高校三年生。ガイバーⅢに殖装する。
クロノス日本支部長・巻島玄蔵の養子で、次期幹部候補でもあったが、自らの野望を成就すべく造反した。
クロノスが世界征服を成し遂げて以降はレジスタンス組織「ゼウスの雷」を立ち上げて反抗を続けている。
実は彼は彼でかなりキツい人生を送っているため冷酷で狡猾な性格が形成されているが、実直な晶と関わるうちに感化されているような節も。
ガァ〜イィ…バァァァァ↓
尾沼志津
顎人の生家の使用人だった祖父と共に、顎人の隠れ家を守ってきた。顎人の役に立ちたいと考えている。
準ゾアロードとも言うべき特殊な調製体「グリセルダ」に調製された。
村上征樹
晶達に協力するフリー・ルポライター。その正体は獣神将試作体。打倒ギュオーに執念を燃やす。
ギュオーとの凄絶な死闘の末、死亡したかに思われたが……。
損種実験体の一人。損種実験体部隊としてガイバー捕獲のために駆り出されるが敗北し仲間を失う。
その後、再調製で新たな能力を身につけたが、同時に獣神将の精神支配を受け付けなくなり、クロノスを離反して独自の意思で行動するようになる。
そしてその能力は「あらゆる生命体を融合捕食し、遺伝子形質を取り込んで相手の能力を獲得する」「単なる肉体再生に留まらず、自細胞が欠片でもあれば、他の生命体を苗床として復活可能」という域にまで達している。
当初は仲間の仇である晶を付け狙うが、幾度もの戦いや、同じ損種実験体である速水との出会いを通じて、
ツンデレ化。
速水利章
元遺跡基地最下層研究スタッフ。主任であった小田桐と共にクロノスに反抗を志す。
後にクロノスによって植え付けられたウィルスを無効化するため、そして戦う力を手に入れるために自ら望んで損種実験体「バイオフリーザー」となった。
ヘリウム熱交換器による冷気を操る能力を持つが、その使用や獣化による負荷が原因で余命が短い事を悟っており、最後は敵に操られたアプトム復活のため、苗床として自らの命を差し出した。
「たとえ俺という存在は消滅しても、俺の血肉はアプトムの一部となって生き続ける事が出来る。"受け継がれる魂"のように…」
○クロノス
アルカンフェル
クロノスの総帥にして最古の獣神将。その正体は降臨者によって創造された唯一の原初の獣神将であり、他の十二神将は彼の力を分け与えられたに過ぎない。
その戦闘力は圧倒的でガイバー程度では問題にもならないが、かつて降臨者と対決した際のダメージが深く体に刻み込まれており、定期的な「眠りの病」に蝕まれている。
クロノスの最高幹部である獣神将達。項目参照。
リヒャルト・ギュオー
自らが帝王の座につく事を夢見る野心家。十二神将のうち最後に調製された獣神将であり、クロノスに反逆する直前までアルカンフェルに会っていなかった。
現在ではクロノスを追われる身だが、同じく反旗を翻したジャービルとクルメグニクに拾われ、限定的だが新たな能力を与えられ活動している。
実は、クロノスでもトップシークレットに属するある強力な切り札を持っている。
○その他
実験体
第1話で登場した男。ゾアノイドの調製に失敗した被験者であり、そのせいか獣化後は筋肉組織が剥き出しになった醜悪な姿となり、寿命が数週間しかもたない。
自分を失敗作にしたクロノスに一矢報いるためにユニットを持ち出して脱走。
クロノスの部隊に追い詰められた末に隠し持っていた小型爆弾で自爆し退場した。
1話限りのゲストキャラであるが、晶やクロノスの運命を鑑みれば、結果的に本作の流れを決定付けてしまった重要キャラとも言える。
アポルオン
最近になって登場した謎の存在。
クロノス十二神将を標的としそのゾア・クリスタルを狙っているが、それだけが目的ではない様子。
十二神将と同等以上の能力を持ち、ぶっちゃけ某主要人物と深い関係がありそうだが……?
身に纏っている鎧はガイバーのコントロールメタルと同じ金属でできており、バルカスは降臨者の先兵ではないかと推測している。
瀬川兄妹を拉致したが非常にマメに面倒を見ている。食料ばかりか
ゲームや雑誌まで差し入れる気の配りよう。
アポルオンと交戦したカールレオンは、アポルオンが自分と同じ能力を使用した際、「この能力を与えられた獣神将は自分だけのはず」と驚愕していたが、直後に一人だけこの能力を使える獣神将がいることを思い出し、「貴公……いや、あなた様は……」と言いかけていた。また、十二神将の11人が持つゾアクリスタルは、全てアルカンフェルが持つオリジナルから複製されたものである。以上のことから推察すると、アポルオンの正体は……
■殖装体/ガイバー
謎の異星人「
降臨者」が残した「強殖装甲」を、地球人類が身に纏った姿。
強殖装甲は単なる外部装甲ではなく、殖装者の肉体と融合し、その生体機能を強化・増幅する「瞬間改造システム」である。
未使用時は中央にコントロールメタルと呼ばれる金属球が付いた直径30cmほどの円盤状の物体「ユニット」だが、誰かがコントロールメタルに触れるとその人物を殖装者として登録し、ユニット内部に収納された強殖生物が融合すると同時に強殖装甲を形成し、殖装者を殖装体へと改造してしまう。
殖装者の意志により殖装と解除は自由に行うことができ、解除と共に元の状態へ逆改造され普通の肉体に戻るようになっている。
分離された強殖装甲は殖装者のすぐ傍の異空間「殖装空間」で待機しており、殖装者の背中に植え付けられた誘殖組織を通じていつでも呼び出して殖装することが可能。
この空間転移の際、次元シフトの余波が強力な重力力場となって発散する。これはバリアとなって周辺の妨害要素を排除する反面、この力場は殖装者以外を識別しないので隣接する者(
無関係の仲間含む)を殺傷してしまう。
いったん誰かが殖装者として登録されると、以後はその殖装者専用となり他の人間には使用不可能になる。
その構造は、どんな機械や生命体にも擬態が可能なアメーバ状の生物兵器・強殖生物をコントロールメタルという演算装置によって制御するというもの。
この強殖生物は本来は
どんな生命体も侵食捕食し形質を奪ってしまう狂暴な怪物だが、その侵食能力を上手く制御することで使用者の生体機能の強化・増幅に利用しているのである。
「降臨者」は色々な知的生命体の混成集団だったらしい。地球人類に限らずどんな形質の生命体にも適切な補給装置兼用宇宙服を作り上げるこの装備は、降臨者にとって極めて便利な道具だったのだと想像できる。
強殖装甲は元々は降臨者の自衛用の生体ハザードスーツのようなもので、あまり大した戦闘能力を発揮するものではなかった。
しかしこれを人間が使用すると分厚い
コンクリートをも殴り砕く身体能力を獲得し、重火器をも防ぐ装甲、胸部粒子砲「メガスマッシャー」や高周波ソードなど、数々の強力な武装を全身に備え、凄まじい戦闘能力を発揮するようになる。
というのも本作の地球人類は降臨者が遺伝子調製によって作り出した戦闘用のゾアノイド・ゾアロードの素体であるため。
もっとも、それを含めてもここまでの能力は降臨者にとっても想定外なレベルであった。
それに加えてのアクシデントとして、
「地球人類が強殖装甲を殖装した時、降臨者への服従因子が解除される」という副作用が判明した。
これにより
パワーは想定外かつ
基本的なコントロールシステムが効かないという代物として、素体となる地球人類諸共「量産兵器としてアウト」の判定が下されたのだ。
二重の意味での
規格外
である。
○登場ガイバー
現存していた「ユニット」は3つあり、これらを得た殖装者達がガイバーとなっている。
後に、人工的に再現された擬似ユニットも1つ登場。
ちなみに正式ユニットがクロノスの本部ではなく日本支部で扱われていたのは、化石化していない降臨者の「遺跡」(生体宇宙船)と共に日本で発見されたためである。
ガイバーⅠ
深町晶が殖装した姿。体色は青みがかった緑。頭頂高(頭角の高さ含まず)174㎝。
攻撃よりも防御を重視した性能に設定されており、装甲外殻も厚い。これはユニット接触時の晶の未知への恐怖による恐慌の精神状態が反映されたものと記述されている。
ガイバーⅠの諸機能は、殖装者である晶の成長と共に増幅・向上する傾向にあり、ポテンシャルは未知数。
ガイバーⅡ
クロノス監察官オズワルド・A・リスカーが殖装した黄色いガイバー。頭頂高210㎝。
「中の人」が大柄な西洋人男性のため2メートル超えの高身長。左頬にバイブレーショングロウヴ1対、右頬に放熱気孔一対(交互にピストン運動するように排気する)という左右非対称の顔面が特徴。
強殖装甲自体には性能差がないため、正規の訓練を受けて身体能力・戦闘経験・精神性で勝る彼は晶をあと一歩まで追いつめた。
たがコントロールメタルの微細破損による故障により敵の眼前で体調不良を起こし、その隙にコントロールメタルを完全に破壊された事で強殖生物の暴走が起き、リスカーは捕食されて死亡。
強殖生物自体はガイバーⅠのメガスマッシャーで消滅した。
アニメ第一作である劇場版ではバルキュリアという女性に差し替えられている。
ガイバーⅡF
オズワルドの義妹、ヴァルキュリア・F・リスカーが殖装した紫のガイバー。
ガイバーⅡより回収した強殖細胞をクロノス製の「人工コントロールメタル」で制御した、言ってしまえばガイバーのパチモン。
能力自体は他のガイバーと変わらないものの、「人工コントロールメタル」はオリジナルのそれとは格段に性能が劣る代物であるために
殖装を解いた時の衣服の再現ができなかったり時間制限があったり体調に何かしらの不調を抱えるなど問題点も多い。
更に、戦闘力とは別に世界を揺るがす極めて重大なリスクをその身に宿しているらしい。
元ネタは上記劇場版に登場した
オリジナルキャラ「女性的なガイバーⅡと女性殖装者バルキュリア」。本家漫画に
逆輸入されての登場である。
ガイバーⅢ
巻島顎人が殖装した黒いガイバー。頭頂高191㎝。
自分の意志で明確に武装としてユニットを起動させたため防御よりも攻撃を重視した性能に設定されており、高周波ソードが前腕部に2本(両腕合わせて4本)装備されている。
頭部や口部に角や棘の様な突起物が付いており、ガイバーⅠより攻撃的なイメージ。
基本能力はハイパーゾアノイドへの調製も視野に入れられていた顎人の高い戦闘センスや狡猾な頭脳により高いが、その反面、殖装者である顎人本人の「現実的思考」のため備えられた能力以上の事ができない点は晶のガイバーⅠに劣る。
0号ガイバー
はるか昔、降臨者が実験の一環として未調製の人類にガイバーユニットを与えたことで生まれたガイバー。
基本的なフォルムはガイバーⅠに似ているが、目つきはガイバーⅢのように鋭い。
"調製"と同様のプロセスによって強化された
恐竜を返り討ちにするほどの戦闘力を発揮し、「降臨者が殖装した場合の数百倍もの増幅値を示している」と降臨者とアルカンフェルを驚かせた。
しかし同時に殖装した人類は降臨者からの精神支配を受けなくなってしまうという欠陥も発覚。降臨者に反旗を翻した0号ガイバーはアルカンフェルが使用したユニット・リムーバーによって強殖装甲を失い、抹殺された。
○ガイバーの能力・機能
上述のように若干のパラメーターの割り振りの差はあるが各ガイバーの基本的な能力や武装は同じ。
コントロールメタル
ガイバーの額に露出している直径3cm程の光沢の有る金属球。多数のリング状の金属パーツで構成されている非常に高性能な制御コンピューターでありガイバーの全てを司る最重要パーツ。
ここから神経繊毛状のワイヤーが殖装者の脳に伸びて接続し、その意志を感知している。
強殖細胞を操る電気信号を発しており、本来は狂暴な強殖生物を生体装甲の形に固定している。
つまりコントロールメタルを喪失すれば強殖装甲は狂暴なモンスターとなって殖装者を食い殺すのである。
殖装者の生体データをリアルタイムで細胞レベルまで完全に記録しており、殖装者がどんな重傷を負っても短時間で完全に健康な状態に再生する。
例え脳を破壊されたり肉体すべてが消滅したとしても強殖細胞を利用して記憶や人格まで含めて完全に復元してしまう。そのため殖装者となった人間はコントロールメタルが破損しない限りは実質不老不死となる。
また、殖装者の意志に応じてガイバーの機能を伝えたり、殖装者が反応できないほどの高速の攻撃をオートで迎撃してくれる、殖装者の脳が破損すると脳の再生が終了するまで防衛行動を取ってくれるなどの親切機能も備えている。
なおその性質上電撃に弱く、高圧電流を流されると一時的に機能が麻痺する。
また衝撃にもあまり強くないようで探査用の超音波を受けて機能が阻害されたり、第1話の実験体の爆弾によりガイバーⅡ用ユニットのコントロールメタルに傷が入ったり、ガイバーⅠの打撃で壊されたりしている。
反面、ガイバー本体が蒸発するメガスマッシャーにも耐える等、あくまで「比較的強くない」程度であって極端に脆い訳でもない。
こんな重要な装置なのになんで額にむき出しなんだよと思われるかもしれないが、外部に展開して殖装者の脳と降臨者の宇宙船の制御系との接続を仲介する必要がある、放熱のために外部に露出しないといけないという理由からそうなっている様だ。そもそも強殖装甲は本来なら多少便利な防護スーツ程度の物であるため、戦闘用としては多少不合理な設計になっていても不自然ではないだろう。
メタ的に言えば弱点がなかったら面白くないという作劇上の都合である。
ちなみに素材になっている金属は太陽系には存在しないものらしく、クロノスの凄腕科学陣がさんざん研究しても再現が出来ていない。
また、同種の金属がアポルオンの鎧にも使われている。
センサーメタル
左右側頭部の溝部分に半埋め込みで存在する感覚器金属球。複合センサーであり、今の所は重力場センサーと量子磁束センサー機能が有ると設定されている。
単純な透視スキャナー用途だけでなく、視野外の敵を感知する全方位レーダー的な用途も有する。
初期の頃は全方位レーダー的な描写が多かったが”制圧”以降は高性能スキャナーとしての描写も増え、クロノス基地の分厚い壁を透過して内部を精密にスキャンしたり、半径50kmもの広範囲をサーチしている。ただどちらかと言えば戦術眼や戦闘センスも低く知識にも乏しい深町よりも知識や戦闘センスなどに長じた巻島やヴァルキュリアの方がこの機能を使いこなしている描写が多い。
ヘッドビーマー
額のコントロールメタルのすぐ上、頭角基部に付いているコントロールメタル防衛用器官。小型の高効率赤外線レーザー「ヘッドビーム」を照射できる。
小説版によるとコントロールメタルや肉体に蓄積された余剰熱を利用しており、排熱機能としての要素も有る。
余談になるが、普段の排熱は口の部分に形成される呼吸器から老廃物などに熱も添付し蒸気として排出している。
ビームの威力はガイバーの武器の中では最弱だが、それでもコンクリートや鉄板を軽々と貫通する程度の破壊力はある。
コントロールメタルが直接制御してオートで銃弾を撃ち落としたりするなど速射性や連射性、命中精度が優れており、牽制や迎撃、敵の目などの部位破壊に使用される。
メガスマッシャー(胸部粒子砲)
ガイバーの左右の胸の装甲板の奥に搭載されている左右一対二門の粒子ビーム砲。片肺だけでも撃てる。
殖装者の肺の有った部分のスペースに形成される(肺含めた呼吸機能は喉の真下の瘤状器官としてコンパクトに再構成される)。
ガイバーの最大の破壊力を持つ武装であり、獣化兵を塵も残さず消滅させ獣神将ですら
バリア越しでもダメージを受けるケースが有る程である。
ドクター・バルカスが計測した限りでは出力100メガワット強。
森林で使用した時は地平線の彼方まで射線上の木々を消し飛ばしながら直進し、最終的に山肌に炸裂してクレーターを形成した。
他にもビルを貫通したり軍事基地の対爆用の分厚いコンクリート壁を蒸発させるなど周囲への被害も大きいために都市部や建造物内では気軽に使えない程である。
その圧倒的な破壊力と引き換えにエネルギーの消耗の大きさや発射の際のチャージにやや時間がかかるなどの使い勝手の悪い部分がある他、
手で胸の装甲を開く必要があるため手や胸の装甲にダメージを受けると撃てなくなる、使用中は胸部の防御力が大幅に低下するなどの欠点もある。
胸部装甲を開くと中に収納されていた柔らかい目玉状のスマッシャー発射器官が露出し、飛び出してプルンと揺れる。乳揺れ。
振動球(バイブレーション・グロウヴ)
口に相当する部分に付いている2つの金属球体。振動することで音波を発することができる。
ガイバーになっている時は殖装者の気管や声帯は不要臓器として痕跡化するため、会話も振動球からの声で行われる。
強力な共鳴振動波を発することで攻撃する「ソニックバスター」は、一瞬で厚み30cmほどのコンクリート壁をサラサラの粉状に崩し、人間が通れる程の穴を開けてしまう破壊力がある。
但し、小説版や作中後半から現れた「逆位相の振動を発する防御武装」を持つ敵には効かない。
高周波ソード
普段は肘部の突起レベルのサイズに縮んでおり、使用する際に伸びる刃。
名前の通り刃部が高速振動して高周波を発しており、これにより分子結合を断つことで硬さと関係なく対象を切断可能。
またこの振動を利用して液状の敵を沸騰させて倒すという使い方もしている。
防御不能攻撃だが、同種の高周波切削武装や逆位相振動数防御兵装には相殺される他、バリアには効果がない。
重力制御球(グラビティコントローラー)
ガイバーの腰の中央に(ベルトのバックル状に)配されている球体状のパーツで、重力を操り異空間から
重力操作などに用いるパワーを供給する。
設定資料集「ビジュアル・データ・ファイル(VDF)」によると、手首や腕・足の人体の力瘤相当の部分などに「パワーアンプ」「グラビティ・ジャイロ」などの補器官が形成されておりこれによりガイバーは自重を軽減してジャンプ力を高めたり飛行する事が可能。
攻撃時には反動などの斥力を制御する事で打撃力を高めつつ自身の被害を抑え、効率的に戦ったり自分より重たい相手を押しとどめるという使い方もできる。
プレッシャーカノン
腰の重力制御球で生み出した重力エネルギーを手首の「グラビティコンプレッサー」で制御し掌に微小
ブラックホールを生成しその蒸発による砲弾状の重力塊を投射する砲撃技。
威力の方は、並みの獣化兵程度なら一撃で胴体に大穴を開けて致命傷を与えられる。
一方で再生力や防御力の高い相手には1発や2発では有効打にならない事も多かった。
メガスマッシャーに比べると破壊力はだいぶ劣るがその分エネルギーの消費が少なく気軽に連発可能。
最初の起動には若干時間が必要なものの、いったん起動が終わればその後は機関砲の如く連射もできる。
普段は両手の掌を
かめはめ波の様に合わせる「グラビティ・ランチャー」の状態を取る事で投射するが片手のみでも投射はでき、左右の手による二方向同時攻撃とかも可能。
また重力塊をそのまま手に留める事で、レーザーなどの防御や地中を掘り進む用途に転用できる。
なお、ガイバーⅡFとエンザイムⅢの戦いで、通常出力のプレッシャーカノンが通用しないエンザイムⅢに対しても最大出力で撃てば致命傷を与える事が可能であると語られており、これまでの描写でプレッシャーカノンが通用しなかった相手に対しても最大出力なら倒せていた可能性はある。
しかし最大出力で撃とうとするとチャージにそれなりに時間がかかり気軽には撃てないとも言及されている。
■ガイバー・ギガンティック(巨人殖装)
ガイバーⅠがアルカンフェルに敗れた際、宇宙船のナビゲーションメタルや生体組織を使って、自身の復元もしつつ創造した二重殖装形態。
コントロールメタル部は更に外部円周に金属パーツが追加された「デュアル・コントロールメタル」に強化されている。
戦闘力はガイバーの10倍以上で、バリアーや背部プラズマジェットスラスターなど新たな能力も身につけている。
またガイバーの「パワーアンプ」系器官の有った場所や肩に追加されたポッド状パーツに上位器官である「エネルギーアンプ」が形成されている。
ガイバーⅢの巨人殖装形態は「ギガンティック・ダーク」と言い、体色や高周波ソードの数などがガイバーⅠのギガンティックと異なる。
これは当初深町のギガンティックしかなかった頃イマカラムに敗れた際に「蛹」だけ呼び出して二重殖装を強行して得た物。
当初は装備一式を保管しエネルギーチャージなどのメンテナンスも受け持つ「蛹」が晶の創造した1つしか存在しなかったため、2体のガイバーに対して1体しか存在できず、その所有権を巡ってⅠとⅢの間で争奪戦も起きたが、後にガイバーⅢがクロノスの遺跡宇宙船の死骸「ウラヌスの聖櫃」からナビゲーションメタルを奪って独自に蛹を創造して問題は解決した。
主武装はガイバーのメガスマッシャーを更に強化したギガスマッシャー。
エネルギーの大量消費によって強制解除される弱点があり、イマカラムと晶の戦いでは詳細は不明ながら解除されている。
○ガイバー・ギガンティックの能力・機能
基本的にはノーマルのガイバーの武装を高出力化・スケールアップしたような武装構成になっている。
ヘッドビーム、ソニックバスター、プレッシャーカノン
ガイバーのものと基本の性質は同じだが性能は大幅に向上している。
ヘッドビーマーは出力5倍の強化型が頭角基部に、従来型がデュアルコントロールメタル脇に左右1個ずつ付いており、同時に三方向への攻撃が可能になっている。
バイブレイショングロウヴはソニックバスター使用時に展開する分が追加されている。それ等によって行う「ギガ・ソニックバスター」はガイバーのそれより広範囲を短時間のチューニングで制圧でき大規模鉄塔の様な建造物すら破壊可能な威力になっている。
プレッシャーカノンは胸部に追加された二つのグラビティコントローラーも有ってより高威力ながら高速連射が利く様になり、ギュオーの強化型で「重力使い」のイマカラムの重力バリアすらゴリ押しで破ってしまう程。また最大出力時(巻島は「プレッシャーカノン・ギガ・マキシマム」と呼称)は数km離れた所からクロノス米国支部の巨大タワーを圧し折るという凄まじい威力となっている。
ギガスマッシャー
メガスマッシャーと同じく胸部を開けて放つ粒子砲。但しこちらは粒子ビーム発生器官中央内部に重力制御球が存在する為、重力制御によって粒子ビームの集束強化などの改良が施されていると思われる。
その出力はメガスマッシャーの百倍以上とされる。
作中ではもっぱら敵の大技を相殺する様な特殊なシチュエーションでしか使っておらず具体的な破壊力は不明だが、東京一円を消し飛ばすとされた
ネオ・ゼクトールの最強
必殺技ファイナルブラスターテンペストを軽々と飲み込んで宇宙の彼方まで押し返してしまった事から、それを遥かに上回る破壊力と思われる。またイマカラムの作った疑似ブラックホールを破壊する等もしている。
しかし全力で撃つとエネルギーの大半を消耗してしまい、ギガンティックが強制解除されてしまうという欠点がある。また破壊力が高過ぎる故に射線上の付帯被害などもメガスマッシャー以上に大きい為、深町は特に使いたがらない傾向が有る。
高周波ソード
基本性能はガイバーのものと同じだがソードの基部が伸縮自在の触手状になっており、殖装者の意志で自由に操れるため自由度がとても高い。
ダークの物は両腕三対六つに増えており、自在に動き回るオールレンジ切断兵器的な物になっている。
グラビティラム、グラビティナックル
「グラビティラム」は胸部の棘状器官を延伸し衝角状の重力場を形成跡、背中のプラズマジェットスラスターによる加速を用いた突進攻撃。
「グラビティナックル」は手首のエネルギーアンプで強化したパンチ。普通に打っても超獣化兵の群れをまとめて吹き飛ばし倒せる。
プラズマジェットスラスターの加速を併用すれば複数の超獣化兵が合体した大型の敵すらも原形も残さず消し飛ばし、クリーンヒットさえすればガイバーでは手も足も出なかった十二神将級の敵にも一撃で戦闘不能になる程の重傷を与える威力がある。
バリア
エネルギーアンプの出力を増幅して防御力場を形成する能力。
全身タイプは肩のポッドアンプ二基のみでギガンティックの全身を完全に覆う事が出来る。他のアンプも併用し範囲を広げて周囲の仲間ごと守る事も可能だが、発動中は動きが鈍くなる。
また手首のアンプのみで小盾の様に形成する事も可能。こちらは高速戦闘中でも使えるため敵との殴り合いの最中に最低限の動きで敵の攻撃を捌くという使い方をしたり殴打技「グラビティナックル」にも使える。
VDFによるとギガンティックのバリアは「電磁バリア」であり獣神将の「重力バリア」とは違う原理である事が判明しているが、作中の巻島の説明によると体中の各部のアンプはバリアと重力制御の両方の起点となっていること、また一部超獣化兵の電磁バリアやアプトムオメガブラストのそれとも違う部分が有る為「電磁気力と重力のハイブリッドバリア」の可能性が有る。
ギガンティックXD
ギガンティックの全能力を解放し、エネルギーアンプを展張させて巨大化した真の姿。サイズ相当分以上の戦闘力向上を果たしている。
こちらもガイバーⅠとⅢそれぞれが能力を有しており、ガイバーⅢのXDは「XDダークネス」と呼ばれる。
なお、ギガンティックXDの身長は52mである。
どっかのM78星雲人並みの大きさといえば分かり易い。
ちなみにこの形態は実際にギガンティック自体が巨大化してるのではなくギガンティックのエネルギーで構成されエネルギーアンプから投影された立体映像みたいな物であり、質量などは存在するがギガンティックそのものではないのでダメージを受けてもギガンティック本体にはダメージは入らず、切断などを受けると一定時間で本体から離れた身体のパーツは構成するエネルギーに戻って雲散霧消してしまう。
本形態では「グラビティ・インプロージョン」という新たな超武装が使用可能。
これは全身のエネルギーアンプをフル稼働させながら三基のグラビティ・コントローラーで作り出したマイクロブラックホールを胸の重力衝角と両肩ポッド部から伸びた重力スタビライザーで照準して発射するというもの。
ギガスマッシャー以上にチャージに時間が掛かるという欠点があるもののその威力は「巨獣神・カブラール」のギガスマッシャー級の大出力熱エネルギー球「真・煉獄砲」を丸ごと飲み込み無効化した上で全長100mを超える巨獣神・殲滅形態の巨体を一瞬で消滅させてしまう程の破壊力を有する。
それでいてこのマイクロブラックホールは敵や敵の攻撃を吸収した後に安全な形で蒸発して消滅するために周辺被害が全く出ないという、無駄な破壊を嫌う晶の意志を具現化したような性能をしている。
■設定
○クロノス
アルカンフェルの下、ドクター・バルカスを中心として組織された秘密結社。
人間社会に深く浸透して準備を整え、ある日決起し一日で全世界を手中に収める。
32巻現在では世界を統帥する存在であるが、晶や顎人を始めとする反乱分子の存在に加えて一部十二神将の離反やアポルオンの出現など、その屋台骨は大きく軋み始めている。
○獣化兵
ガイバーという作品を象徴する存在。遺伝子を操作し、モンスターの如き姿への可逆変身とそれに合わせた様々な能力を与えられたクロノスの尖兵達。だが雑魚。
より強力な超獣化兵も存在し、このクラスだとガイバーとそこそこ良い勝負をする。
詳細は個別項目参照。
造反防止ウイルス
クロノスに所属する科学者が投与されるウイルス。
これは脳を活性化させるが、一定期間が経過すると爆発的に増殖して脳細胞を破壊してしまうというえげつない性質がある。
一度植え付けられたら基本的に除去は出来ず、定期的にワクチンを投与しなければならない。
未調製の人間であるクロノスの技術メンバーが
逃亡や反抗を封じられているのは、このウイルスとワクチンがあるから。
だが一つだけウイルスを死滅させる方法がある。獣化兵に調製される事である。
もっともこれは同時にクロノスへの忠誠を遺伝子に刻み付けられるという事であり、どちらにしろクロノスの支配からは逃れられない…と思われていたが、これには意外な抜け道があった。
ゼクトールをリーダーとする、ドクター・バルカスによって当時最高の技術を注ぎ込んで開発された最強の超獣化兵集団。
ガイバー達を苦戦させるが、うち1人はガイバーⅢに倒され、3人はアプトムに融合捕食され壊滅。
最後に残ったゼクトールは後にバルカスが再調製を施し、潜伏するアプトムに対抗する「ハンター」となる。
ゼクトール最後の戦いは、圧倒的な戦闘力とそれをも上回るギガンティックのデビュー戦であり、その気高い散り様も併せて作中屈指の名シーンの一つ。
○獣神将
ゾアノイドを統括する存在。ゾアノイドはゾアロードに対して遺伝子レベルの絶対的忠誠心を植え付けられている。
額にはアルカンフェルから与えられたゾア・クリスタルが埋め込まれており、ゾアノイドを遙かに超える強力な能力を持つ。
各獣神将については
クロノス十二神将を参照。
○ゼウスの雷
顎人がアメリカで作り上げたレジスタンス組織。ゾアノイドとゾアロードに相当するリベルタスとグリセルダという強力な調製体を有する。
リベルタス
クロノス第2の頭脳とも言われたドクター・ヘッカリングにより開発された調製体。リベルタスとはラテン語で「自由」、転じて「解放奴隷」を意味する。
目的に応じて自身の形態を変化可能で、格闘タイプのA・生体熱線砲による遠距離タイプのB・そして自爆攻撃用途の最終形態Cの3つのモードを使い分ける。
アプトム曰く「損種実験体だった頃の自分の完成形」。
その能力は獣化兵どころか超獣化兵すら上回り、後にクロノスアメリカ本部において、(他の要因もあるとはいえ)たった4人だけで400人以上の獣化兵・超獣化兵を殲滅してのけたほど。
さらに、顎人が速水の元から持ち出した「意図的に損種させる調製」のプログラムが組み込まれ、損種実験体と同様の思念波制御への抵抗性質を持っている。
しかし「驚異的な戦闘力を持ちつつ、獣神将の思念波に従属する本能がとぼしい異常体」という仕様を実現するために生物としてのバランスを一切無視した調製が施されているため、寿命は保って5年と非常に短い。
また、戦闘によるエネルギー消費も莫大であり、食事ではとても賄えない。そこで出撃から帰還すると「チャージ」というエネルギー補給を施す必要があるのだが、これは再調製に近い重たい処置であり、生体に大きな負担をかける。つまり戦闘の度にただでさえ短い寿命をさらにすり減らす運命にあり、最悪2年と保たずに寿命に達し死亡するとされる。
グリセルダ
リベルタスは獣神将の思念波への対抗性質を持つが、直に思念波を叩きつけられると支配されてしまう。それに対する完全なカウンターとして、彼らだけのカリスマとして用意された特殊な調製体。簡単に言えば「リベルタス専用ゾアロード」といった所。
尾沼志津が顎人の野望にその身を捧げた成れの果て。
リベルタスの回復や獣化兵への精神波感応といった支援向きの能力に加え、彼女自身も頭部インパクト・テイル(高周波ブレード)による強力な戦闘力を有する。
前述の寿命の問題はグリセルダも例外ではなく、残りの寿命は僅かである。
追記・修正は休載を挟みながらお願いします。
- アプトムとの二回目の戦いで、裸に剥かれた瑞紀を見て、ハァハァした人は一人はいるはずだっ(力説 -- 名無しさん (2013-09-30 09:51:27)
- まだ見たことないけどOVA版のOPが凄くかっこいいな -- 名無しさん (2013-09-30 13:16:47)
- 原作では威張ったおっさんがガイバーⅡだったためあの死に方でも「ザマァ」だったがOVA版ではきれいな女性が(しかも中の人戸田さん)巻き添え方でなったためあの死に方がトラウマになってしまった・・・・・。 -- 名無しさん (2013-09-30 14:06:50)
- リスカーも死んだ後に原作で再度クローズアップされることになるとは思ってなかったろうなあw -- 名無しさん (2013-09-30 16:13:22)
- 因みにOVA版の曲は超ヒーローものっぽい出来。作詞は原作者本人。 -- 名無しさん (2014-01-20 18:49:00)
- え。まだやってたのコレ -- 名無しさん (2014-11-28 16:04:58)
- ギガンティックの造形は単独でみるとあまりかっちょよくないんだよな・・・ -- 名無しさん (2014-12-11 14:01:46)
- VHS3巻のガイバーが血を吐く絵がトラウマ -- 名無しさん (2014-12-11 19:29:08)
- ガイバー! 鬼神の骸に~♪ -- 名無しさん (2015-08-13 12:55:35)
- 長所と短所がアイアンマンと正反対 -- 名無しさん (2015-08-13 13:49:18)
- 30年連載してて単行本は現在31巻、27年連載してるバスタード(月2連載)は27巻、同じくベルセルクは37巻いつ終わるやら… -- 名無しさん (2015-08-19 11:21:30)
- ↑ミスった。バスタードじゃなくてベルセルクか月2回連載だわ。 -- 名無しさん (2015-08-19 11:24:39)
- 最初のコメ、俺のことだww その後ゼオライマー(原作)の内容を知って、わりとそういう作家性だったんだなと妙に納得したわ で、いつ完結するんですかねぇ… -- 名無しさん (2015-10-01 15:30:34)
- ↑ロボ・特撮・美少女はオタクの大好物だからな。当時のOVA(それこそゼオライマーも)でもそれらをセットにして超作画&豪華声優陣でリリースっていうのが基本だったはず -- 名無しさん (2015-10-17 11:54:06)
- 瑞樹のデザインもあの頃が良かった。最近はやけに首が長く感じる。ヴァルキュリアはそこまで変じゃないのに。あと大ゴマ使用もう少し控えて欲しい・・・・・ -- 名無しさん (2015-12-08 14:00:15)
- あれ、シンは裏切ってないんじゃないの?? 最近の話で裏切っちゃったん? -- 名無しさん (2016-03-10 15:42:33)
- ほんとだ、ジャービルと間違えたか? -- 名無しさん (2016-03-10 21:08:18)
- 気づいているのに誰も直さないというwww -- 名無しさん (2016-03-19 15:20:54)
- 晶と瑞樹が結ばれるのは、やっぱりクロノスor降臨者との決着がついた後かなぁ。未来日記の件もあるから、別にちょっとR18なシーンがあっても大丈夫だと思うんだww -- 名無しさん (2016-07-27 15:21:06)
- ↑実は単行本で(26巻あたりだったと思う)1ページ、所謂「朝チュン」「事後」シーンが追加されてる・・・ -- 名無しさん (2016-07-27 15:30:26)
- ↑マジか…あんな死闘が続く中でやることやっちゃって、死亡フラグとか色んな意味で大丈夫か…? -- 名無しさん (2016-07-27 16:53:07)
- 20年以上やってるのにちゃんと面白いのは本当に凄いと思う -- 名無しさん (2016-07-27 18:26:58)
- ↑3 そうだったのかっ!! どうして、ヤッてるシーンまで、(少年誌に書ける範囲でいいから)書いてくれなかったんだああ。作者さん、前作のゼオライマーでもそんなシーン書いてたし、ガイバーでも、瑞樹を裸に剥いてたから、そんなの楽勝だろおおおお OTL -- 名無しさん (2016-07-27 18:32:38)
- 確認。26巻第163話冒頭。イイぞイイぞwww -- 名無しさん (2016-08-04 14:40:42)
- ↑本番のシーンも書かなきゃヨくないだろおおおお(心の叫び -- 名無しさん (2016-08-04 15:04:33)
- ↑「少年誌でカットしたヒロインとのHシーン」を青年誌に出張して連載した格闘?漫画があってだな・・・ -- 名無しさん (2016-08-05 19:52:45)
- 瑞樹がエンザイムに服をズタボロにされるシーン・・・・・・ふぅ -- 名無しさん (2016-08-08 10:55:57)
- ↑4 状況的にもキャラ的にも、なんとなく龍狼伝っぽいシチュエーションだな -- 名無しさん (2016-09-02 12:36:58)
- 獣神将もどんどん処理してるし他の超長期連載作品に比べると完結の可能性は高いはず。というか終わらせてくれぇ・・・ -- 名無しさん (2016-09-16 12:30:36)
- ヴァルキュリアがプロだということを表現したいんだろうがどうしても「余計なことをバラしたせいで負けた」ように見えてしまうw特にバリアとステルスの奴w -- 名無しさん (2016-09-17 23:47:06)
- この作品のファンは、まだ「バオー来訪者」のファンとは仲が悪いのだろうか。 -- 名無しさん (2017-04-22 20:10:16)
- ↑どっちかっていうとガイバーファンはライダー系からのフォロワー、バオーファンはジョジョファンも兼ねる、っていう印象。何となく似てるけど系統が違うと思う。 -- 名無しさん (2017-04-22 20:32:59)
- ふと思ったが、エンザイムって降臨者への切り札にもなる……? -- 名無しさん (2017-04-23 10:53:52)
- クロノスはある意味ショッカーの行きつく先だと思う -- 名無しさん (2017-11-30 00:49:10)
- ライダーシリーズでもこの時期はゴルゴムとか財団とか「表で一定の地位を持つ者が裏で実は…」みたいな組織が多かったイメージ -- 名無しさん (2017-11-30 06:49:24)
- しばらく見てないけど、どこまでいったんだっけ? アポルオンの正体判明した? -- 名無しさん (2017-11-30 09:52:08)
- タカヤンフェルの調製はいつになったら終わるんだ -- 名無しさん (2018-05-10 11:01:08)
- はよ終わらせろよ -- 名無しさん (2019-08-09 17:41:43)
- でも、アポさんの正体がアルカンだとしたら、どうして部下であるはずの神将を襲ってるんだ? -- 名無しさん (2020-05-06 09:46:53)
- ついでに言うとシラー島にいるあいつは何者なのか、っていう話にもなるな。 -- 名無しさん (2020-05-06 10:09:33)
- まさか、アルカンの同種族か、降臨者に作られたアルカンのクローンか同タイプの存在なのか……? -- 名無しさん (2020-05-06 10:12:37)
- あくまで予想だけど、アポルオンは何らかの方法でユニットとの接触による暴走の可能性を排除して、兵器として運用できるようになった、アルカンフェルと同系の生態兵器じゃないかと思ってる。降臨者の先兵ってことは間違いなさそうだし。 -- 名無しさん (2020-05-06 19:29:48)
- アポの登場とともに村上さんを見なくなったね -- 名無しさん (2020-05-07 19:21:43)
- そういえば村上さんって元の人格に戻ってたのかな? -- 名無しさん (2020-05-07 20:44:26)
- 降臨者に作られたってのもねぇ カベゴンタ達をシラー島に連れてきて、アルカンとゲームさせてるのはのはアポさんだよね。 -- 名無しさん (2020-09-27 13:01:09)
- 最近はまってから獣化兵のカッコよさに目覚めた -- 名無しさん (2021-06-20 21:12:33)
- 一般獣化兵のデザインも手抜き一切ないからな -- 名無しさん (2021-07-04 23:36:54)
- メガスマッシャーの「両腕で胸部装甲を力ずくでこじ開けるように左右に開き、発射口を露にする必殺技」の動き、ほんとオマージュ多いよね…… -- 名無しさん (2022-02-23 15:16:30)
- 救済始まったときはいつものことだと思ってたけど、これはもうだめかもわからんね -- 名無しさん (2022-11-17 11:11:02)
- よくネタにされる海外の実写映画版は、「内容のレベルはお察しだがアクションシーンだけは普通に凄い」みたいな評価なのかな? -- 名無しさん (2022-11-17 13:16:58)
- ↑2作あってストーリーは1作目はギャグで微妙。2作目はシリアスで良作。アクションは昭和仮面ライダーみたいな感じで肉弾戦主体でビームはほとんど使わない。スタッフが日本特撮好きで参考にしたらしい。まだCG技術が未熟な時代なので最近のアメコミ映画みたいなCG使いまくりのド派手なのをイメージすると肩透かしを食うけど、古い作品だと割り切ればアクションのクオリティは高い。そんな感じ。 -- 名無しさん (2022-11-19 22:26:02)
- 始めてギガンティックを装着した時の巻島がギガンティックの強さをドヤりまくってたけどギガンティック作ったのは晶であってお前の手柄じゃねーだろって笑ってしまった。「ギガンティックは対アルカンフェルを想定しているのだ!貴様ごときに勝ち目はない!」だの「ギガンティックの力!思い知れ!」とかなんでお前がそんなに自慢げなのか -- 名無しさん (2022-11-19 22:29:12)
- 雑誌ブレイカー仲間の超人ロックが……。高屋もそろそろ休眠期から覚めないと危ないぞ -- 名無しさん (2022-12-17 02:38:51)
- クロノスの歴史を考えると、獣化兵の主力は調製体ではなく種付け孕ませで産まれた二世獣化兵になってる可能性も(その方が安全だし)。興奮する(やめろ) -- 名無しさん (2022-12-28 01:27:44)
- ↑でもそうなっちゃうと用途に合わせて調整できる利点が薄れちゃうような……調整した部分は遺伝しないようにされてるんじゃないかな -- 名無しさん (2022-12-28 01:40:01)
- ↑村上さんの説明で獣化兵と普通の人間の間に生まれた子供は獣化兵の能力を獲得する、しかし獣化兵の血が薄まるとその能力は失われることが語られてる。 -- 名無しさん (2023-09-03 23:14:07)
- クロノスは世界中に対する影響力が強すぎる故に仮に主人公達がクロノスを壊滅させても平和にならなそうだと思う。クロノス撲滅は、元は外来種だった自然豊かな森を全部焼き払って荒れ地にするようなものかな? -- 名無しさん (2024-03-10 13:10:30)
- 2024年現在、漸く第一巻から読み始めてる。40年近く前の漫画なのに面白いね! -- 名無しさん (2024-04-16 16:31:15)
- まるで月刊少年エースのハンターハンター枠。 -- 名無しさん (2024-04-30 18:13:36)
- 『強殖装甲ガイバー』、各電子書籍ストアで11/7(木)23:59まで開催中の全巻33円セールをよろしくね -- 名無しさん (2024-10-27 16:08:27)
- 「獣化兵」項目作成のために本ページの獣化兵、損種実験体、造反防止ウイルス、エンザイムシリーズ、超獣化兵五人衆の5か所を分割項目にしてページを作りたいのですが、いかがでしょうか。一週間返答が無ければ項目を分割してページを作成させていただきます。 -- 名無しさん (2024-12-12 23:39:38)
- 特に反対意見が無かったので「獣化兵(強殖装甲ガイバー)を作成します。 -- 名無しさん (2024-12-19 20:24:45)
最終更新:2025年01月02日 08:43