猫草(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2013/11/07 Thu 08:26:15
更新日:2025/04/11 Fri 16:00:03
所要時間:約 6 分で読めます





ジョジョの奇妙な冒険第4部『ダイヤモンドは砕けない』のキャラクター。
本名(?)はタマ。

尚、作中では吉良に『ストレイ・キャット』と呼ばれているが、早人からは「猫草」と呼ばれている。


図鑑(単行本より抜粋)

スタンド名:ストレイ・キャット(吉良が命名)
:きっとこのへん(頭部)にある。
耳(頭頂部?):コチョコチョやると、ブルルンとむずがゆがる。
額:もともとの額のように狭かったが、今は全然ない。
目:ギョロギョロ動くが、猫と違って夜はあまり物が見えない。見つめられるのは嫌い。
ヒゲ:ココで空気を操作する。
口:「ンニャンニャ」「ミャオ」「フガー」とか鳴く。水や食べ物はここから食べる。ベロもある。
爪:なし。
背骨(茎?):骨格のようなものは一切無いが、首のところをなでると不気味なゴロゴロ音が鳴る。
 しかし、食べ物からは消化液が出ていて、腹を壊すとゲロを吐く。
葉:ものを掴むことができる。(猫だった頃の癖なのか、)動いているものについ飛びかかってしまう。昔しっぽだった葉は、考え事をするとゆっくりと左右に振る癖がある。
血液:なし。
臭い:青くせー
根:体を支えているだけのもの。ここからは土の栄養分や水などを吸ったりはしない。 ・・・が、ウンコはこの根毛から自然に出て行く。その肥えた土は虫などをおびき寄せ、それを捕まえてヒマつぶしに遊んだりする。
好物:トロ、甘エビ、紙袋に頭を入れる事、TVを見る事、ほめられる事
嫌いなもの:タバコ、ワサビミカン、寒いところ、川尻しのぶ
繁殖:?
SEX:?
寿命:?
冬越え:ほとんど眠って過ごすが、こたつの中は大好きで活発になる。
ぼくだって生きている


概要

元はブリティッシュ・ブルー種であることを除けばごく普通の猫だった。
本能の赴くままに生きており、基本は無害だが邪魔するものには容赦しない。そういう意味では吉良吉影と仲が良いのも肯ける。
そんなある日、写真のおやじこと吉良吉廣の「」に貫かれてスタンド使いになってからその生涯は大きく変わることとなる。

吉良吉影が家主の川尻浩作に成り代わり潜伏している川尻家に偶然入り込み、浩作の妻・川尻しのぶと一悶着があり、その際誤って殺されてしまう。
この時に天井に張り付くと、既にスタンド使いの片鱗が見られ、「矢」の跡ともいえる喉元に開いた穴が確認されている。
その後吉良に庭に埋葬されるも、実際は仮死状態のままで、スタンド能力の影響か翌日に猫とも草ともつかないような謎の生命体として生まれ変わる。

興味を持った吉良が近づくも、殺されそうになった時の恨みからしのぶを攻撃し戦闘になる。
相性の良さからキラークイーンの攻撃を無効化して苦しめるも、偶然庭にあったボールに興味を持ったことで戦闘中断。

「何かに使えるのでは?」と吉良は猫草を庭から掘り起こして屋根裏部屋で秘密裏に飼われていた。

その後も成長した事でキラークイーンそっくりな凶悪そうな見た目へと変貌していく。(色も赤くなっている)
そんな中、父・浩作(に成り代わってる吉良)を不審に思った川尻早人が偶然猫草を見つけ、一時的に束縛するも能力の弱点を見破られ逃げられる。
そして、バイツァ・ダストで追い詰められた早人は吉良を倒すべく猫草をランドセルに隠し持って吉良を攻撃するも失敗。
しかし、最終決戦時に吉良の手に渡りキラークイーンの腹部へ内蔵され、「空気爆弾」で一時は億泰を倒し、仗助を追い詰める。だが、復活した億泰のザ・ハンドに完封されてキラークイーンの腹部から猫草を奪い取られてしまった。

第4部完結後は億泰の父親と仲良くなって、共に過ごしているらしい。


スタンド

ストレイ・キャット

破壊力:B
スピード:E
射程距離:なし(見える範囲?)
持続力:A
精密動作性:E
成長性:C

本体と一体化しているスタンドなため、スタンドのビジョンは無い。
能力は空気を自在に操る。
圧縮した空気を弾丸のように撃ち出すことで攻撃する。
また、周囲を真空状態にすることで対象を窒息させたり、炎や爆発を封じることも。
更に、空気を圧縮することでクッション代わりにしたり、防御に使用するとクレイジー・ダイヤモンドの攻撃も防げるほど頑丈なになる。
他にも、生物の血管に空気を注入して空気塞栓を起こさせたり相手の身体に纏わり付かせて束縛すると、汎用性は非常に高い。
所謂「単純な能力ほど強い」。
キラークイーンの天敵になりうるレベルで能力相性が良く、
そのあまりの厄介さに戦った吉良も「こいつ…甘く見ていた…」と、反省するような言葉を思わず漏らしている。

しかし、あくまで「空気の塊」なので針のようなもので刺すと風船のようにしぼんでしまう欠点がある。
また、光合成で行われる呼吸により操作するため、強いを当てれば当てるほど強化されるが、逆に光を当てなければほとんど無力化されてしまう。
ただし、室内で弱い光を当てられた場合でも、分厚い辞書を一撃で貫通するほどの威力を誇る。
だが吉良の時計は貫通できなかった

「成長性C」とある通り、能力そのものは強化され難い。
しかし本体である「猫草」は「植物」なため成長速度が早くそれに比例するように能力も強化され、最終的には成人男性を殺傷出来るまでになった。


これだけでも相当強いが、吉良によってキラークイーンの能力に応用された際は、圧縮した空気に「触れられる」事を利用して空気弾を「空気爆弾」へと変化させた。
また、厄介なことに「空気爆弾」として固定されるため、例え切り裂いても「爆弾」として機能する。

名前の由来はアメリカのネオロカビリーバンド『ストレイ・キャッツ(Stray Cats)』

こいつの存在から「8部の壁の目は一巡前の川尻家の場所だったのではないか?」という考察も。





「問題」は!!
この吉良吉影にとって最も重要な・・・「問題」は・・・!!
こいつが「追記・修正できるかどうか」という事だ・・・

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最終更新:2025年04月11日 16:00