マジカル頭脳パワー!!

登録日:2014/04/12 Sat 23:27:34
更新日:2025/07/21 Mon 17:02:32
所要時間:約 30 分で読めます





『マジカル頭脳パワー!!』とは、日本テレビ系列で1990年10月27日から1999年9月16日にかけて放送されていたクイズ・ゲームバラエティ番組。
タイトルの「!」の部分を忘れがちだが、2つ付くのが正式である。




概要


90年代を代表するクイズ番組で、レギュラー放送で視聴率30%を超えたこともある*1
後に多数生まれるクイズ・ゲーム番組の一種の標準を作った。

出題されるクイズやゲームは、全体的に知識ではなくひらめきや頭の柔らかさが重要となるものが多いのが特徴。
問題の形式も定期的に新しい形式のものと入れ替えられていき、最終的に252種類ものゲームが放送された。
なお、挑戦するクイズやゲームの難易度は「頭脳指数」と呼ばれる数値で表され、正解すると頭脳指数の数値と同じ量の得点がそのまま貰えるルールのクイズが多い*2

回答者はクイズ・ゲームの成績によって得られる点数を沢山稼ぐのが目的。
その回で最も高い得点を得るとトップ頭脳賞が与えられ、賞品として番組初期はブランド物の万年筆などの高級文房具が、中期以降はギフトカード10万円分が贈られる。
そして1000点以上獲得で世界の七不思議を巡るマジカルミステリーツアーへ招待される*3

番組開始時~1994年3月までは土曜夜8時に放送されていたが、巨人戦のナイター中継で休止となる事があまりにも多かったため、それを減らすべく『木曜スペシャル』(『スーパーSpecial』に改題)と放送曜日を交換。1994年4月~番組終了までは木曜夜8時に放送されており、実は番組終了後後枠でスタートしたのが『週刊ストーリーランド』だった。

番組終了後は2001年と2025年の2回、特番として復活スペシャルが制作された他、日本テレビのバラエティ番組内でも何度か企画として一部コーナーが実施されたことがある等、日本テレビにおける平成初期のクイズ・バラエティ番組の代表番組のひとつとして知られている。

出演者


◆司会者◆

初回から最終回、そして2001年の復活スペシャルまで皆勤で出演した唯一の人物。
全国ネット番組の司会者ということもあってか、関西弁は使わず標準語で進行していた。
数々のツッコミで番組を盛り上げた。
忘れがちだが元野球選手である。

この番組により「レギュラー放送で視聴率30%以上取ったMC」となり、「マジカルバナナで借金を返した」らしい。
この功績は自分でもかなり誇りにしているようで、一時期天狗になっていた頃は結構多くの人に自慢していた模様。

なお後年ある時期から消息不明となっており、2025年版では南海キャンディーズの山里亮太が代わりに司会を担当した。

◆マジカルオペレーター◆

初代:木村優子
2代目・2025年版復活SP:永井美奈子
2001年版復活SP:魚住りえ

全員当時の日本テレビのアナウンサーが務めた。
基本的にはクイズの解答発表と解説などを行うアシスタントの役割であったが、問題VTRなどにおいて独身ネタなどでイジられることもしばしばあった。
木村は報道局記者への異動に伴い番組から離れ、その後放送期間中は『ニュースプラス1』のキャスターに、永井は出演途中にフリーアナウンサーになった後も最終回まで引き続き出演したが、2001年の復活SPは同年秋に出産し産休中だったため出演を見送り、2025年版でレギュラー放送終了以来25年半ぶりに同ポジションに復帰した。

◆ナレーター◆

出題担当のナレーター。
本業は声優で青年役としておなじみだったが、本作の人気とともにナレーターとしての仕事が急増し、「めざましテレビ」等他局でもナレーションを務めるようになった。
本番組では映像シャウトのオチ担当およびレギュラー放送最終回で顔出し出演したこともある。
2025年復活SPでは日本テレビアナウンサーの藤田大介が担当。

◆レギュラー回答者◆



番組の歴史


行われるクイズ・ゲームが番組の放送時期によって大きく異なるのがこの番組の特徴。

番組初期は頭の体操や謎解き系のじっくり考える問題を解き、答えを書いて提出する「書き問題」がメイン。
ただし番組が用意した正解でもらえる得点だけでは1000点に届かないようになっており、ミステリーツアー獲得には「通常の正解を超えるような別解を出す」「より細かい指摘や知識を披露する」といったことで板東からボーナス点を稼ぐことが必須だった。

番組開始からしばらく経つと書き問題のほかに早押しクイズが登場。
さらに全員が正解するまで終わらない「居残り早押し」システムが導入されると、番組中期は書き問題の代わりに早押しがメインのクイズになり、今までの定番クイズだった「マジカルスキャナ」「あるなしクイズ」なども全て居残り早押し形式にリニューアルされた。
また、番組最後のコーナーが動画を使った間違い探し「エラーを探せ」になり、最高300点の大ボーナスが狙えるようになった。そのためエラーを探せの前で700点を超える人が居ると「出るか!?」と緊張感も高まる。

全てのクイズが早押しになってからしばらく後、今度は1人1つずつ順番に回答して、答えが出せなくなった人から脱落する勝ち残り系ゲームが登場。
さらにそれを曲に合わせて行う「マジカルバナナ」をはじめとしたリズム系ゲームが登場すると、番組は出演者同士が様々なゲームで対決する形式へ変化していった。この頃が番組の人気が大爆発した黄金期である。
とはいえクイズ要素が強いゲームが多く、コーナー優勝で150~200点が貰える「マジカルシャウト」はミステリーツアー獲得のカギを握るため白熱した勝負が繰り広げられた。

そこから番組が後期に向かうにつれてクイズ要素は少なくなっていき、出演者同士が対決・協力するゲーム要素が強くなっていく。中には他局の番組のようなアトラクション風味の強いゲームもあった。
また沢山のゲーム・コーナーをとにかく放送時間内に詰め込むような矢継ぎ早の展開が後期の特徴で、それに伴って出演者同士の会話が放送上では殆ど無くなった反面、得点もインフレ気味となり、ミステリーツアー獲得者が2人出た回もあった。さらに矢継ぎ早な展開自体も現場での受けや盛り上がり具合を重視するためか、収録した順と放送順を編集で組み換える事もよくあり、注意深く見ると解答席に表示された得点が突然増えたり減ったりしていた。その上で現場での盛り上がりに欠けたクイズやゲームは1回だけの放送に終わったり、ひどい時には例え収録していてもカットされて放送に映る事なくお蔵入りとなったものまである。
さらに末期のラストゲーム「マジカルぴったり」は成功すれば500点ということもあって、よりミステリーツアー獲得の難易度が下がったと言える。

◆ゲーム一覧


書き問題(「マジカル君」の問題)

番組開始時の1990年は全ての問題、早押し導入後も1992年春まで第一問の座に君臨していたクイズ。
スーパークイズコンピューター「マジカル君」が出題するという設定の正統派な頭の体操系のクイズに筆記で解答する。
問題の監修はキャストパズル(現・はずる)の製作にも携わったパズル作家の芦ヶ原伸之が行っていた。

問題の難易度は「頭脳指数」として提示。平均的な難易度が100とされ、それ以下なら簡単、上回ると難しいという目安になる。ちなみに最高は頭脳指数200で、後述のマジカルミステリー劇場で数回出たのみ。
また番組初期は頭脳指数に加え、解くために必要な要素を発想・知識・計算・ユーモアの4つに分けて分類したレーダーグラフ「パワーチャート」も提示されていた。

問題の正解(模範解答)はマジカル君が算出した答えという扱いで、これを当てると頭脳指数と同じ分の点数がもらえる。
さらに惜しい答えや面白い答えを書くとオマケのボーナス点が貰えるほか、マジカル君の答えを上回る秀逸な解答が出た場合は頭脳指数を上回る点数がもらえる。
このためボーナス点狙いで複数の解答を書くことが許されており、基本的に書かれた内容全てが有効な解答になる書いたもん勝ちなルールになっている。
ただし、逆にウソの説明・下ネタ・司会者を馬鹿にした解答は正解しても得点がもらえないか、減点される場合もあった*19
ボーナス稼ぎは中でも俵さんが得意としており、「一週間の中で月曜・火曜・木曜・土曜・日曜はいいが、水曜と金曜はダメ。なぜ?」という問題*20に対し、本来の回答とは別に「地球よりも内側を回っている星だからダメ」「元素記号で表せるからダメ」「相撲の決まり手に関係ないからダメ*21」と回答し、見事にボーナスをもらっていた*22

なお、ペンタブレットではなく解答テーブルに備え付けられた紙に解答を書き、それを解答席真上に設置されたカメラで映す事でモニターに表示しており、パネラーが解答を説明する時に手が映り込むことも多かった。
シンキングタイムのBGMは当時のエンディングテーマのアレンジ曲が使われており、エンディングテーマが代わるごとに2回変更された。

  • マッチ君クイズ
映像に「マッチ君」が登場し、彼らの出す問題を答える。俵・所はこれも得意としていた。
「マッチ棒が二本。さらににほん足して百本にしてください」という問題(正解は「日本」を足す)に対し、
俵は「柄杓を作る」「アルファベットのC=ローマ数字の100にする」という回答を披露(俵以外誰もわからなかったためスタジオが沈黙し、正解発表中に調査することになっていた。
また、所は同じ問題で「マッチ棒四本で掛け算の記号をつくり、デュポンのライターで火をつければデュポン×ジュ~ッで百本」とこじ付けた他、帽子を作って「シャッポ=百本」という回答。この回では所がトップだったが、賞品がデュポンの万年筆であった。

  • マジカルミステリー劇場
92年4月までラストクイズとして出題されていた。仲谷昇演じる「中谷探偵」を主人公としたミニドラマが上演され、そこで起きる事件のトリックや真相を推理して当てるクイズである。
正解すると、頭脳指数の倍の点数をもらえる*23
短いながらもドラマの質は悪くなく、トリックもかなり練られていてミステリマニアからの評価は高かった。
原案スタッフとして6名のプロのミステリー作家・ミステリー評論家が参加しており(田奈純一、新保博久、松岡智恵、鈴木隆久、折原一)、中には「かまいたちの夜」を書く前の我孫子武丸の名前もあったり。
所はこのクイズに、板東がレギュラー出演している「世界・ふしぎ発見!」を真似て自作の人形「スーパー板ちゃん」を持ち込んだ他、「発見!」から実際に借りてきた本物のスーパーひとし君を持って来たこともある。

ただ、問題の難易度が高く単純明快なクイズを好む視聴者からの受けが悪かったこと、「恐怖の居残り早押しクイズ」が好評でそちらに時間を割くことになり「ミステリー劇場」のVTRを短くせざるを得なかったこと、
そして何より、毎回トリックを捻りだすのが非常に難産であった*24点から、特に最終エピソードのないまま、1992年4月にコーナー終了となってしまった。
実は打ち切られる直前の週に放送された「大マジカル頭脳パワー!!スペシャルⅣ」にて、杉本彩が出演したミステリー劇場の問題が用意されており実際にテレビ情報誌や番宣でも紹介されていたのだが、収録現場でスタッフの判断によりこの時初登場した「早押し回転ワードクイズ」にとって代わられ、出題される事なくお蔵入りになってしまったとのこと…惜しまれる。

恐怖の居残り早押しクイズ

早押し形式のクイズ群の総称。
それまでの早押しクイズというのは「誰かが正解を出したら終わり」であったが*25、このクイズは全解答者がヘッドホンで耳を塞いでいるため、他の解答者の答えを聞くことができないようになっている。
また視聴者に向けても、正解を答えた時は回答者の放送禁止用語でも発している様に音声がピロピロピロ…と電子音で上書きされ、口元が(ナイショ)のマークで隠される*26ため、最後の人まで正解が分からないようにされた。
これにより、「全員が正解を出すまで問題が終わらない」というシステムになったことで、
  • 解答者全員の解答速度がそれぞれ得点に反映される
  • 視聴者は自分の解答速度を番組解答者と比較できる(「○○より早く答えられたぜ!」とか「やべえ、△△に負けた…」とか)
  • すぐ誰か1人解答が出てしまっても問題VTRが無駄にならない
などのメリットが生まれ、他のクイズ番組との差別化要素にもなって大きく人気が出た。

解答者は、正解を出すまでの間 解答者席が檻になって囲まれる という演出も特徴(「恐怖の」という名称はこのあたりが由来)。
解答席のセットが変わって檻が無くなった後は、正解すると解答席のテーブルが自動で収納され、ソファーでくつろぐことができるご褒美になった。
また、解答者が増えてくると正解シーンを流す時間を短縮するためか、問題VTRを流したまま画面の隅に正解する様子を小さく中継のように映して流すスキップ演出の頻度が増えていった。

各解答者は前述の通り大音量の音楽で何も聞こえなくなっているが、進行上の理由で司会者2人の声だけは聞けるようになっている。
なので司会者はうっかりヒントや答えを言わないように配慮しなくてはならないのだが、板東は一人目の正解を復唱して答えをバラしてしまったことがあった。
ある回では、和田アキ子が正解した際に檻に触れて棒が外れてしまい板東が興奮気味で突っ込んでいると、まだ正解していない俵が「あなた興奮してデカい声出すとね、ヘッドホンやっている人間が非常に迷惑なんだよ」と苦言を呈し板東が平謝りした。

頭脳指数は200点(後に100点)から10点単位で減っていき、最後は-50点となる。
VTRの最後まで答えられなかった場合も-50点となる。不正解自体にお手つきはない。

木曜日に引っ越してからも暫く続いていたが1995年1月に廃止。その後、同年4月の150回スペシャルで未使用問題の消化のために1回だけ復活した。
マジカル黎明期の終わり頃から黄金期中盤までを支えた、代表と言えるクイズである。

  • あるなしクイズ
マジカルによって一気に有名になったクイズ。
あるパターンに沿って「ある」と「ない」に言葉が分類されているので、そのパターンを答える。
当初は書き問題で出題され、あるなしそれぞれ3つの言葉を見て答える形。居残り早押し化後はVTRの進行(頭脳指数の減少)に伴って徐々に言葉が増えていく形になった。

当初は普通にパターンを推理して答える問題だけだったが、途中から「初級編」が第1問として登場*27
初級編はパターンが「『ある』言葉には『○○』の文字をくっつけて別の言葉になるが、『ない』はくっつかない」で固定されているほか、「自分で例題を作ってそれを解答にする」ことで正解扱いになる。
例えば答えが「頭に『てん』をつけると別の言葉になる」の場合、回答は「『松』にはあるけど『梅』にはない」といった具合で答えればOK。
このため一度正解した後も答えられ、面白い例題を出すとボーナス点がもらえる。後に的中させるとボーナス点がもらえる「ラッキー例題」*28が登場し、それを目的に2回目を答えるルールになった。
さらに初級編は「ある」方のみが例として出題される「くっつきクイズ」にリニューアルしたが、回答形式は同じ。

  • マジカルスキャナ/マジカルアナライザー
お題の物をCTスキャナやサーモグラフィなど様々な機械で分析した結果を見て、それが何なのか当てるクイズ。
初期の書き問題の時は必ず第2問で出題され、詳細な回答をするとボーナス点がもらえた。その後、先着1人だけが得点を貰える普通の早押しクイズに変更されたが、後述のタレント早押しクイズと同時にマジカルで初めて居残り早押し形式が導入された。
所の回答率の高さへの対策として、押すと回答者がルーレット式でランダムに選ばれる「イラツキ早押しマジカルスキャナ」が採用されたこともあるが、前述の正解シーンスキップができないために元の形式に戻された。
のちにオシロスコープ(音の分析)や重さのデータが分析結果に追加された「マジカルアナライザー」にバージョンアップした。

所は答えがカリフラワーの時に、名前が思い出せずに「ブロッコリーの白いの」と答え、板東から「頭に『か』がつきます」とヒントをもらうが「缶詰になったブロッコリーの白いの」と答えていた。
スーパークイズスペシャルでは答えが「砂時計」の時に、スーパージョッキーチームのビートたけしが「ケーシー高峰」「ドモホルンリンクル*29」とボケまくり*30、同じチームのガダルカナル・タカが音声が聞こえないのをいいことに「ボケんじゃねーぞ北野コノヤロー!ナメてんのかバカコノヤロー!」と野次っていた*31

  • 逆から早撃ちクイズ
問題文が隠されたビルをゴジラのような怪獣が逆から壊していくので、見えている文末から全体を推理して答えを当てる。問題の内容そのものは単純。
居残り形式ではなく解答権は正誤問わず1人1回だけだが、居残りと同じく「ナイショ」で伏せられて最後までVTRを流す形式だった。
クイズ名の由来は解答ボタンを押した時にピストルの発砲のような効果音が出ることから。
BGMはハチャトゥリアンの「剣の舞」。

  • タレント早押しクイズ
有名人の出題するなぞなぞのようなクイズを回答する。
永井美奈子がMCに就任した回では「ビッグスター」とフリをかましてVTRに出てきた出題タレントが板東自身がだったこともあるが、開始早々に所が「抗議のボタン」を押し、「あれはビックリスターじゃないか!」と文句を言っていた(ちなみにその所も以前に出題したことがある*32)。

  • シャッフルクイズ
出題される文章をアナグラムして、元の文章を当てる。ほとんどの場合答えは人名であるが、答えが二つある「ダブルシャッフルクイズ」は例外。
第一回のみ、出題時に「シャッフルダンス」なるものを永井が踊ったことがあるが、真っ先に正解した千堂が真似したために二回目以降はなくなった。
所のエピソードはここにもあり、150回スペシャルで「バラ味噌!ヒリ!」が出た際、映像で海原雄山が「バラ味噌」を出した時点で正解を出した(正解は「ミソラヒバリ⇒美空ひばり」)。
黄金期には最後に「おまけのシャッフルクイズ」として出題され、2001年の復活SPでは「シャッフルシャウト」としてマジカルシャウトに組み込まれていた。
番組のパネラーがお題になる場合(もちろん本人には知らされていない)もしばしばあり、千堂に「 歌はそんなに上手くない 」とか北野大に「頭はいいけどクイズ番組は弱い」などとVTR内のヒントでネタにされたりする。
俵はこのクイズが苦手であり、最後まで答えられなかった時は不機嫌そうに愚痴を言うのがお決まりだった。2問連続で答えられなかったこともあった。ただし、俵の知らないタレントがお題のときでも現実的な人名となるよう的確に並び替え、早々と正解することもあった。

  • 回転ワードクイズ/穴うめワードクイズ/マジカルズーム穴うめワード
回転する青いプレートの裏側に書かれたひらがなを、表側に書かれた番号順に読んで文章を当てるクイズ。意味がわからなくても、文章の文字が全て合っていれば正解となる。
司会陣がヒントとなる文章を言ってから問題がスタートし、正解は事前ヒントから数文字変えた別の文章になるのがお約束。
プレートのうち数枚は頭脳指数が下がるまで全く回転せず、それ以外の最初から文字が見えるプレートは事前ヒント通りの文字が書いてあるため、ミスリードを誘うひっかけになっている。が、一度だけ正解が事前ヒントそのまんまの問題が出たことがある。
また、文章は基本的にひらがなオンリーだが、大マジカルではフェイントとして漢字が混じった問題が出題されたことも。

登場からしばらく経った後、終盤まで回転せず伏せられる文字のプレートが赤くなって区別しやすくなった「穴うめワードクイズ」にマイナーチェンジ。
さらにその後、回転せず文字が常に見える文章の中にある伏せられた数文字を、徐々に正解へズームしていくヒント映像を参考に当てる「マジカルズーム穴うめワード」にリニューアルした。このクイズも事前ヒントを言ってからスタートする形式で、映像も事前ヒントに近い内容から徐々に正解の映像に移っていく展開になっている。

所はこのクイズでヒントのみを手掛かりに、問題が出る前に正解を出したことがある*33
また、93年には直前のシャッフルクイズを2問連続で答えられなかった俵が*34、ヒントは「板東さんは大阪だ」(答えは「板東さんはおおらかだ」。所は問題が出て早々真っ先に回答し正解した)の問題にて「板東さんは大バカだ」「板東さんは大ボラだ」と回答して怒られていた*35(ちなみに松村も「板東さんは大バカだ」と答えてしまい、「四十周年のこのマスコット(なんだろう)、投げたろかホンマ!」と本気で怒らせてしまった。さらに二度目が「千堂さんは大バカだ」だった。その後10点の時点で正解した)。

  • マジカルコインいち文字クイズ/マジカルペイントいち文字クイズ
画面に現れたコインの位置と大きさと書かれている文字から、それが何を表しているかを当てるクイズ。後のマジカルペイントいち文字クイズではコインの代わりに図形で表現されるようになった。タイトルは「位置文字」と「一文字」のダブルミーニング。
所が問題が出る前に「わかるんだから私は!」と自信満々に正解を出し、スタジオを驚愕に叩き込んだのは伝説の名回答。
その後、山咲に「なんで?」と聞かれた際には「予知能力、予知能力! 数多い日本語の中から、ひとつを選べばいいんだから!」と返答*36。始まった直後に正解した俵もこれにならい、「数ある日本語からひとつ選んだだけです」と述べていた。

  • 立体文字クイズ
CGで厚みを持たせたゴシック体の立体文字が断片的に映されるので、何の文字か当てるクイズ。
アングルは最初は真下からの視点で、そこから左、上、右と一時停止しながら文字の周囲を時計回りに周回しつつ、だんだん高度が上がっていって何の文字かわかりやすくなる。
大抵は漢字であるが、ひらがなやカタカナのこともあった。

所はこれを非常に得意としており、最初の下や左からの視点で早々と正解してしまう事がほとんど。
これにブレーキをかけるべく回転速度が上がり一時停止しなくなった「新・立体文字クイズ」にパワーアップしたが、それでも一瞬で正解され(答えは「夜」)、スタッフが素で「え゛えっ!?」と悲鳴を上げていた。
その結果、出題直後は洗濯機の如く超高速回転するようになり、100点を取るパネラーがいなくなった。

  • マジカルフレーズ 2つの意味
2つの場面に共通する×で隠された台詞の中に入る同音異義語ぎなた読み)の言葉を当てるクイズ。
答えが「いいからだして」(「いい体して」と「いいから出して」)の回では、和田アキ子が「まっちくれ」(「待っちくれ」と「マッチくれ」)と解答した後、一回限りの不正解のテロップが表示された。
居残り早押し時代末期には、2つの場面をフォト漫画風に3コマで表現した「マジカル3コマフレーズ」として出題された。

  • ピラミッドヒントクイズ
言葉がピラミッドのように3段に分かれており、上段に1つ、そこから3つに分岐して中段に3つ、さらにそれぞれが3つずつに分岐して下段に3×3=9個の言葉がある。

初めは下段の9つの言葉のみが公開されているので、うち3つの言葉をヒントにその分岐元となる中段の1つの言葉を考える。
同様にして中段の言葉計3つを連想で考えた後、その3つから連想される頂上の答えの部分の言葉を当てるクイズ。

  • なかまでシリトリ
4つの言葉がテーマに共通するシリトリになっていて、文字数をヒントに2番目と3番目の言葉を当てるクイズ。
ちなみにクイズ名の由来は「仲間で」と「(問題の途)中まで」のダブルネーミング。

リズム系・勝ち残りゲーム

番組中期、土曜日から木曜日に引っ越す前後の時期から出てきたクイズ。
特に、「マジカルバナナ」は大きな人気を博し、番組の人気を盛り上げる役割を果たした。
その一方で純粋な意味での「クイズ」ではないために番組の傾向はこれ以降やや様変わりするようになり、
良くも悪くもこの辺りが番組の大きな転換点となったという認識が大勢である。

  • くっつきバトルロイヤル
「あるなしクイズ初級編」の発展である「くっつきクイズ」から派生したゲーム。二文字の「くっつきワード」が指定され、それがくっついている言葉を順番に言っていく。指定される「まる禁語」を言うとアウトになるが、リズム系ゲームと異なり減点はない。
当初は「上級編」と銘打って、「真ん中に一文字くっついている言葉」を答え、5文字以上を答えるとボーナスで10点がもらえていた*37が、後にノーマルに統合され上級編とボーナスはなくなった。スペシャルでは最後、または最初と最後にくっつきワードが指定されることもあった。
正否は板東の裁量に依るところがあり、板東が知らない、子供が知らない*38言葉は認められない傾向にあった*39。また、うその説明を行った場合は回答としてはセーフであってもその場でアウトとなる。
なお、当初は同音異義語も意味を説明すればOKであったが、後に禁止された。

  • 仲間でバトル
上記の「くっつきバトルロイヤル」の派生ゲームで、こちらはチーム制だった大マジカルとスーパークイズスペシャルに限定で出題された。「くっつきワード」ではなく、提示されたお題に当てはまるものを次々と答えていく。

  • おぼえてしりとりバトル
しりとりした単語を全て覚えてつなげていくゲーム。94年のクリスマススペシャルで初登場し、95年秋の大マジカルまで続いた。なお、前の週で最後に出た単語からスタートするという不文律があり、そのため重複を無視すれば最初から最後まで長いしりとりになるようになっている。
このゲームからマル禁ワード(当てるとアウトになった上に-50点)が初登場した。*40
言葉が思い出せない、最後が「ん」の単語を答える、順番を間違えるなどでアウトとなる。ルールの関係上「前に出た!アウト!」となることはほぼありえないのだが、飯島愛と中山秀征がそれでアウトになったことが1度ずつある。
また、このゲームでは直前の言葉を忘れて失格するケースが非常に多く、大抵の場合そのパターンで真っ先に脱落する所に準えて「所ジョージ現象」と言われていたこともある。
このゲームのマル禁ワードは完全に所に照準が合わせられており、彼の言いそうな言葉を中心にチョイスされていた(スイカ割り、九十九里浜など長い単語が多い)。そのためか、所はなんと5週連続でマル禁ワードを引いてアウトになったことがある。板東英二や加藤紀子*41といった出演者がマル禁ワードになったケースも。

番組内における人気クイズ第1位。現在はレクリエーションなどでおなじみと考える人も多いだろう。
リズムに乗って
「バナナと言ったら滑る」「滑ると言ったら氷」「氷と言ったら冷蔵庫」
といった具合に前の単語から連想される別の単語をつなげていく。
リズムに乗れない、連想になっていない(コタツと言ったら真夏など)だけでなく主観的(〇〇と言ったら好きor嫌いの様な個人の感想の域に入るもの)、特定個人のみ該当するもの(髪の毛と言ったら…ない*42鈴鹿サーキットと言ったら地元*43)、ダジャレ(感謝といったら機関車*44)、既に出た言葉やそれに似た言葉、前と同じ単語を使った時、2人以上の回答者の回答から連想した場合など失格になる要素が多い。また、「演歌の歌詞と言ったら日本の歌」のように、文章で回答するのは初期ではOKだったが、その後禁止になった。ただし「カーネーションと言ったら母の日」のように名詞扱いされている単語であればOKである。一方で同音異義の単語から連想させるのはOK(「氷といったら透明」⇒「東名と言ったら高速道路」はOK((同音異義語で連想した場合、先述のルールが緩くなる傾向があり、今田耕司が「恋と言ったらあい(愛)」から「あい(I)と言ったら『おれ』(日本語にしただけ)、所ジョージが「きゅうりと言ったらみどり(緑)」から「みどり(宮土理)といったら『うつみ』」
(主観的に近い)、スーパークイズスペシャルで堂本剛が「春と言ったら四季」から「式と言ったら『入学式』(前と同じ「式」という単語を使っている)など、本来アウトになる回答がセーフとなっている)))。
単語の中にはマル禁ワードに設定されているものがあり、これを挙げてしまうとアウトとなる上に減点のペナルティまで喰らってしまう。なお、主に「いと」「あたま」「しろい」「かたい」などが多く、パネラー間でもこれが周知されている*45。スペシャルで出題された全員参加型は「スペシャルバナナ」となる。
また、「わからない」と回答した場合、「未来といったらわからない」など連想として成立していてもアウトになるが、この回答を行った千堂あきほ自身は「未来」から連想する単語が思いつかなかった意味合いでの「わからない」であったため、実際に連想単語として「わからない」と回答した場合はセーフなのかは不明。

後に派生版として、次の回答者を指名するマジカル指名バナナや、逆のゲームであるマジカル裏バナナも登場。
こちらは前の単語から連想されない単語で回答する。「バナナを忘れて電話」「電話を忘れて封筒」といった感じでリズムに乗って繋いでいく。
ただしそれでは簡単なので、しりとりを防ぐため、連想されない単語を挙げても前の単語に含まれる字が1字でも入っていたらアウトになるマル禁文字が採用されていた。もちろん連想される単語を挙げてもアウト。
アウトの例は↓
「バナナ(ばな)を忘れて南京錠(んきんじょう)」「時計(とけ)を忘れて財布(さふ)」

また、裏バナナは「連想」の括りが元祖より緩く、例えば元祖なら「猫といったら豚」は間違いなく「連想になってない! アウト!」となるが、裏バナナの場合「猫を忘れて豚」では「同じ動物なのでアウト!」にされる。
97年10月を最後に、オープニングクイズの座をマジカルミルクに明け渡した。

裏バナナは上記のような性質上名詞のみで回答することが基本となっている。

また、裏バナナのバリエーションとして関係ないものを二つ並べる「ダブル裏バナナ」があった。こちらは混乱を避けるため、まる禁文字はない。

なお、「マジカルバナナ」は日本テレビの登録商標であるため、ネット上では「ウェブバナナ」「モンキーバナナ」となっている。なお、実はこのクイズでは放送禁止用語が二度も出た(いずれもスーパークイズスペシャル。飯島愛が「吸うと言ったら」*46)、松本明子が「まわすと言ったら」でそれぞれ発言して袋叩きにあっていた)。

  • マジカルチェンジ
リズムに乗って「チェーンジチェンジ、マジカルチェンジ、○○○(3文字の音の単語)と言う字を一文字変えて……」と順番に前の単語を1文字変えた別の単語を答えていく。
マジカルバナナ同様、既に使われた単語を答えてはいけない。
単語によってはゲーム進行が不可能になることも。
亜種として二文字変える「スペシャルチェンジ」、一文字チェンジ・二文字チェンジを交互に行う「ワン・ツーチェンジ」が存在。ただ、後者ではスペシャルにて「クジラという字を二文字変えて」で「ラジオ」となったのだが、次は一文字となり、「ラジオ」からだとどこを変えても成立しない、という事態が発生した。また、レギュラー放送でも黄金期に加藤が「のぞき」から「のぞみ」に変えた後、残っていたメンバーが誰も変えられずアウトになったことがある。
マジカルの中ではメジャーなゲームたが、実は人気ランキングは19位と低い。ちなみにこっちでも放送禁止用語が飛び出しており、スーパークイズスペシャルビートたけしが「まいごという字を一文字変えて」で発言してアウトになっていた。

  • マジカルパンダ
1997年秋の大マジカルと2001年の復活スペシャルでのみ使用されたオープニングゲーム。「丸と点々が入ってる」の合言葉にあわせて、リズムに乗りながら濁音と半濁音の入っている言葉を答えていく。

  • マジカルクラップ
リズムに乗りながら誰かを指名し、指名された人がまた次の人を指名するのを続けていくゲーム。ただし本名ではなくその場で付けられたニックネームで指名しなければならない。
ニックネームのパターンは当初はお菓子、次は鳥であり、その後は県名や魚などもあったが、最終的にはパネラーの名前をシャッフルしてつける形に統一された。
次の人を指名できない、既にいないまたは存在しない人を指名する、リズムに乗り遅れる、呼ばれても答えないなどでアウトになる。また、直前に自分を呼んだ人を再指名する逆戻りもアウト*47
最後に残った1人に点数が与えられるのだが、残り2人になった段階で逆戻りを成功させると同着の優勝扱いとなり2人共に点数が与えられる。
所はこのゲームで「指名する方と逆のパネラーを指差して指名する」という小技を使用しており、これで2人同時にアウトにしたことが3回ある。ちなみにTOKIOの松岡はこれに2度も引っかけられている。また、95年のクリスマスSPでは長瀬(ドーナツ)を指名する時に、隣にいる早坂(クッキー)の耳元に向かってドーナツと答え、順番が回ってきた早坂が間違えるということがあった。
パネラーが名前の配置を覚えると席替えが行われたり名前の位置が変わったりするのだが、松村は1回だけ配置を覚えておらず、1人だけ席が替わらなかったことがある*48

  • マジカルポーズ・何が落ちた?
「落ーちた落ちた、何が落ちた?」というフレーズの後、出題されるお題に沿ったポーズを取る。基本のポーズが四つあり、「りんご(両手を重ねて受け取る)」「カミナリ(へそを押さえる)」「げんこつ(頭を押さえる)」「それ以外(床を右手で指差す)」。
この他、スペシャルポーズがあり、週ごとに変わる(途中から2つに増えたが、片方が最後まで出なかったことが2回ある)。
所ジョージはこのゲームを非常に苦手としており、1度も最後まで残れなかった。逆に早坂好恵は「マジカルポーズの女王」と呼ばれるほど得意としていたが、凡ミスで最後の最後で脱落することも多かった。
「頭に落ちてくる」イメージがあるせいか「カミナリ」で頭を押さえてミスになるケースが多かった。また、96年1月の放送では収録中に天井のマイクが落下して中断されるハプニングが発生した。
ちなみに、そのすぐ後に出たお題が「マイク」である。
人気ランキングでは7位に入っているが、半年で終了と割と短命なゲームであった。
なお、「スーパークイズスペシャル」では北野大とビートたけしの北野兄弟が共演しており、この時は弟のたけしが最初にわざとコマネチポーズをして脱落し、兄の大は最後まで残って優勝している。

  • しりとり2文字バトル
通常のしりとりの要領で最後の2文字を使ってしりとりをしていく。後ろから2文字目が「ん」「小文字」「ー(のばし棒)」の単語を答えた場合はしりとりが続けられないのでアウトとなる。*49
また、最後の2文字が難しい言葉を言って他のパネラーが全員しりとりを続行できなかった場合、答えた本人もできないとその人のみがアウトとなりそれが原因でアウトになった他のパネラー全員が復活する(二人の場合は言った自分も答えることが出来ないと相手の勝ちになる)。
最初の言葉は出演者の名前からスタートすることが多かった。

  • 逆しりとりバトル
通常のしりとりとは逆で、前の人が言った言葉を頭の文字をお尻に繋げて、しりとりする。例として「ごはん」からスタートの場合、頭が「ご」なので「たまご」を答えて、次は頭が「た」なので「肩」…という要領でしりとりする。
また、「逆しりとり」ということで通常のしりとりでは「ん」がお尻についたらアウトというものだが、このゲームでは逆に「あ」が頭につく言葉を言ったらアウトというルールがあった。
また、マル禁ワード(初回は無し)があり、これを言ってしまったら失格の上、減点となった。
最初のお題は決まってお尻に「ん」がつく言葉と決まっていた。
後にリズムに合わせて答えていく「逆さましりとりバトル」となった。(これになってからはマル禁ワードは無くなった)

  • ドレミファ金土
「ドレミファソラシ」と「土日月火水木金」を繋げ、三つずつ答えていく。
継ぎ目になる「シ土日」と「金ドレ」の部分で混同することが多く、ここがポイントとなる。これも後に回答者を指名する指名ドレミファ金土になった。

  • マジカルカウント
リズムに乗りながら、「ゼロ」「いち」「ツー」…と0から10までの数字を日本語と英語で交互に数えていく。所はこれを比較的得意としていた。

  • あとだしジャンケン
画面に「グー」か「チョキ」か「パー」の手が出た後、「勝って」「負けて」「勝たないで」「負けないで」のいずれかの指示通りにジャンケンをする。なおあいこは問答無用でアウト。

  • マジカルミルク
前の人が出したお題を逆さに読んだ後、次の人に別のお題を出していく。初期は三文字だったが後に四文字になった。
裏バナナ同様、前のお題の文字を使うとマル禁文字で、-50点となる。
マジカルチェンジのリズムに似ている為か、トニセンが「逆さに読んで」の部分を「一文字変えて」と間違えてアウトになったことがあった。

  • マジカルニコニコ
「ニコニコ」「キラキラ」のような擬音表現をお題として出し、そこから連想されるものを答える。単語自体の意味を答えるのはアウト。これにもマル禁ワードがあった。

  • マジカルぞうさん
お題について知っていることをリズムに乗りながら「○○だぞ~」という形式で1人1つずつ答えていく。
リズムの乗り遅れの他、「〇〇じゃないぞ〜」の様な否定形、言っていることが事実と異なる回答だった場合はアウトになる*50

  • 逆さまジャンケン
2人でジャンケンをして勝ち負けの結果と逆のポーズをするゲーム
勝ったら「負けた」と言っておじぎをし、負けたら「勝った」と言ってバンザイをする。あいこの場合は「あいこ」と言って腰に手を当てる。
ポーズや言葉を間違えるとアウトとなり、間違えていなかった方に得点が加算される。

  • ダブルしりとり
リズムにのりながら、1人2つずつしりとりをしていく。「ん」の他に「ー(のばし棒)」もアウト。
亜種の「スーパーしりとり」ではパネラーが少なくなると1人3つずつしりとりをしなければならない。
北野は直前の加藤がリズムにのれずにアウトになった際に、使った言葉をパクることがあった。

  • もしもし桃太郎
童謡「うさぎとかめ」と「桃太郎」の1番の歌詞を交互に1フレーズずつ歌っていく。
ランプがついたパネラーが歌う形式であり、「うさぎとかめ」は青いランプ、「桃太郎」は赤いランプが点灯する。また、人数が少なくなると同じ人に連続でランプが点灯する場合がある。
歌詞が合っていてもメロディが違うとアウトとなる。
テンポが狂わないようリズム音だけは流れるが、事実上アカペラ状態で歌う為ゲーム中に曲のキーが上下し、それにつられてミスするケースも多かった。
今田はこのゲームが苦手で、連続でランプが点灯する段階でよくアウトになっていた。

  • あいうえおシリトリ
リズムにのりながら、しりとりをするのだが、前に言った人の言葉のおしりの文字があ段の場合、その行を全て言ってから、その行のお段から始まる言葉でしりとりをしていくルールであった。*51それ以外は通常のしりとりと同じ。

マジカル伝言バトル

お題を絵やアクションで伝えていく。回答者全員に同じだけの点数が入るため、順位の変動が絶対に発生しない(大マジカルは除く)のが特徴。
マジカルミステリーツアーへ向けてのボーナスという側面が強いが、松村邦洋や北野大、早坂好恵がこれを非常に苦手としており、彼らに順番が回るとほぼ必ずそこから先へ伝わらなかった(他に観月ありさも全ての伝言バトルでつまづいたことがあった)。明らかにお題と違うものを表現した場合、観客が一斉に「え~!!」と叫ぶのがお約束で、そのパネラーが終了時に集中攻撃を喰らうことが多かった。
代表格は以下の2つ。この他「マジカルねんど伝言バトル」「マジカルラッパ伝言バトル」「マジカルお話し伝言バトル」などがある。黄金期には番組の半分がこれで構成されていた。

  • マジカルアクション伝言バトル
お題をアクションで伝えていく。伝言中にはアニメ「ムカムカパラダイス」のOP「とっておきのキモチ」のイントロが流れる。

特に松村は彼独自の理解に基づくとんちんかんなアクションをすることが多く、足枷となっていた。反面所ジョージは閃きが神がかっており、パーフェクトに貢献することも多かった。
また、パネラーの思いがけない動作がそのまま伝わることもあった。風見しんごの場合、次の回答者が加藤だったことに驚いてしまい、その動作が最後まで伝わっていた。また、俵が参加した回では、彼の「腕を組んでゆっくりと振り向く」という動作を所がネタ混じりに模倣した結果、その先の回答が全部「俵孝太郎さんの~」になってしまっていた。

  • マジカルアート伝言バトル
後述の「マジカルアート」の発展系。お題を絵で伝えていく。早坂がこれを非常に苦手としており、いきなり原型を留めない絵に変えてしまうことがあった(おもに丸くする傾向が強い。「折鶴」のときは直前の加藤までは原型があったにも関わらずいきなりウサギに変え、「東京タワー」の時は直前の間寛平まで上手く伝わっていたのにいきなりドームにしてしまった*52)。
また、加藤はお題が「おねしょ」の時に前のパネラーが恥ずかしがって描けなかったことを考慮して、和式トイレ(しかもアレのおまけつき)の絵を描いてしまい後のパネラーに伝わってしまった。
例によってスーパークイズスペシャルで「ミノムシ」がお題の時にはビートたけしがテレビでは放送できない物を描いた*53。「リボン」と回答したが当然不正解だった。
なお、使用されている曲はアニメ「ママは小学四年生」のサブタイトルジングル。
初期は背中が白い部分のベストを着て、パネラーがそのベストにお題の絵を描いて、次に伝える側のパネラーはその背中の感触だけで絵を次のパネラーに伝えるというものだった。

  • 音楽リップ伝言バトル/マジカルリップ伝言バトル
口の動きだけで何といっているのかを当てる「マジカルリップ」の伝言バトルバージョン。当初は音楽のみが出題されたが、「マジカルリップ伝言バトル」にタイトルか変わってからは、フレーズのお題も出題されるようになった。
北野大はこれに参加した際の正答率がゼロに近いレベルで低く、彼に回るとほぼ必ず原型を留めない全く別の音楽やフレーズに変えられていた(特に音楽で顕著。北野の知る音楽は世代が古いものや唱歌が多いため)。特に答えが「かくれんぼ」の時、直前の所ジョージまでは正解だったが、北野は出だしが似ている「お正月」と勘違いしていた。一方で「かもめの水兵さん」の時は、「チューリップ」を歌ってしまうが、解答時には見事に正解した。

マジカルシャウト/新マジカルシャウト

問題を聞いて、それに即した回答をマイクに向かって「叫ぶ」。正答・誤答問わず、一番先にマイクが反応した解答者の答えのみが採用される。
ボタンを押すなどの回答権を得る行為が全く必要ないのが特徴で、コンセプトは「早押しより早い」。

言い直しは認められず、お手つき扱いとなる。
マイクが少しでも声を拾うと自動的にそれが解答になる特性上、答える前に余計な発言をしてお手つきになるパターンも。
スーパークイズスペシャルでは島田紳助が回答者を「はよ行け! はよ!」と急かしたところそれが拾われてお手つきになったほか、同じ回ではジャイアント馬場が解答を間違えたが、背が高すぎてマイクが声を拾わず、それを聞いた隣の回答者が自信満々に同じ回答をして間違える、というハプニングがあった。

一度に3~4人(組)が対決するブロック式で行い、成績順に応じて解答席は左から順に上位のパネラーが座る。登場からしばらくはトーナメント方式で、成績下位による予選第1組と上位による予選第2組、それぞれの勝者が戦う決勝という形だったが、所の降板前後から単純に4人1組×2で進めるようになった。
末期はパネラー全員が一斉に挑戦した。最末期はラストクイズとなり、1問正解で得点というルールになった。
一定数以上先取で勝ち。お手つきした場合は次に誰かがお手つきするまで答えられない。
また大マジカルでは正解する度に50点→100点→200点→…と得点が倍々になっていくが、お手付きをすると0点に戻ってしまうボーナスクイズ「スペシャルシャウト」が通常のマジカルシャウトとは別に登場していた。ちなみに1コーナーで出題される12問全部を1チームが正解すると10万2400点になると毎回説明されるが、当然そこまで点を取れたチームは居ない。

このコーナーの途中で板東と永井がオリジナルクイズ募集のお知らせをする。
板東「今のはいい問題でしたねぇ。」
永井「このようないい問題を思いついた方は、こちらの宛先までお寄せ下さい。マジカルグッズを差し上げます。」
この時今田は二人の後ろに割り込むことが多く「あて先マン」と呼ばれていた。ちなみに初期は番組エンディングでお知らせしていた。

問題のバリエーションは以下のとおり。

  • 普通の問題
ごく普通のクイズ。ただし、他の問題に引っ掛けが多いため「まじめに考えてください」と前置きされることもあった。
たまに、視聴者向けの問題文テロップを消して回答者と一緒に考えさせることもある。

  • 似たもの三択
シャウトで出題された問題の代表格。
「ある物に関連している」「言葉の響きが似ている」などの共通点がある三つの選択肢が提示された後に問題が読まれるので、それに合致する答えを選ぶ。
例として「陸、湖、空。地図に出てないのは?(正解は「空」)」。
原型は「タイムショック」で用いられた同形式の問題。

  • ないもの探し
色々な物が映る2枚の写真が上下に並べて出されるので、それを見て上の写真の中にはあるが、下の写真の中にはない物を答える。
初期は「映像シャウト」のタイトルで出題されていたが、下記の形式が登場した後にタイトルが変更された。

  • 映像シャウト
所ジョージ最大の鬼門。
「これは○○」と前フリの映像を出し、「ではこれは?」と問題の映像を出して、そこに映されているものを答える。
最初は前フリが草履で問題がサンダル、といった具合に言い間違えや勘違いを狙う素直なものが多かったが、竹刀に見せかけて孫の手を何本も束ねたもの、木琴のバチに見せかけて持ち手が異様に長い棒付きキャンディ、といったカオスな引っ掛けになっていった。
また前フリ映像の方も問題に引っ張られておかしくなっていき、空手家が玩具のバスを圧し折って「バス『タァ』折る」(⇒バスタオル)、ヒーローがアルファベットのKをぶっ飛ばしたのを外国人の青年がびっくりして「とう! K! ノ~! ハリー」(⇒時計の針)、お婆さんが出てきて「名が『グツ』」(⇒長靴)など、無茶苦茶なものに変わっていた。

「だって『坂好き』の映像が面白すぎちゃって!」by所

また、たまに引っかけに見せかけて前フリそのままの答えだったり、94年7月28日からは2段階の引っ掛け展開が入るようになるなど、どんどん問題が意地悪になっていった。
しかし最後までちゃんと見ればわかる形式なので、放送された映像をよく聞くとスタッフや板東が小声で回答を急かしているのが聞こえる。

所はこれにしょっちゅう引っかかっており、ヤマを張ったり傾向を読もうとしたりなどあの手この手でスタッフの裏をかこうとしていた。
加藤は板東を「ギャフン」と言わせようと企み、出題中にスタジオにいるスタッフの表情を見て引っ掛けかどうかを判断しようとしたが、結局失敗に終わり加藤自身が「ギャフーン」と言うハメになった。そして、この作戦を見破った所ジョージに「全日本ギャフン大作戦」と称された。

  • 音楽シャウト
音楽の1フレーズが流れ、その曲名/歌っているグループ/使用されている作品を答える。
お題が「愛なんだ」(正解はV6)の回では、加藤がSMAPと解答した直後にカミセンに怒られた。

  • 超インスピシャウト
マジカルインスピレーションのシャウト版。マジカルの珍回答製造機。
「頭に(おしりに)○のつく……○○」と出題され、それを一瞬で答える。
問題文に溜めが入るため、その間に考えた回答者のヤマかけが外れてトンチンカンな答えになる事が多い。特に所の珍回答の大半はここで生まれたもので、さしみ回転もその一つ。
他にも「頭に『な』のつく滝」(正解例は「ナイアガラの滝」)で所が「なすの滝」と誤答した直後、「似たもの三択」で出された「お砂糖、お塩、お味噌、「お」を取ると調味料にならないのは?」(正解は「お塩」)という問題で、寛平が選択肢にない「なす!」と答えたことがあった。(所からも「遅すぎる!」と突っ込まれた。)

なお、松村は食べ物関連の珍回答が非常に多く、中でも「頭に『ま』のつく番組」で「まんじゅう!」と答えてしまい、所から「バカかお前は!」と怒鳴られ(前述の珍回答を棚に上げてお前が言うか)、板東には「これを何の番組と思ってるんですか!?」と怒られた(当時の正解例は「マジカル頭脳パワー」)。
同じ回の「頭に『か』のつく果物」ではせっかく食べ物の問題なのに「カブトガニ!」と答えて視聴者を爆笑させてる(主な正解例は「柿」)。

元々は95年秋の90分スペシャルで単独コーナーとして初登場し、しばらくのあいだ特番ではシャウトでは出題されず専用コーナーで行っていた。
全チーム参加で代表者1人のみ答え、一定数出題された後に次のメンバーへ交代する形式で、正解すれば得点となるが、お手付きの扱いは回によってまちまちだった。

  • 超瞬間一文字シャウト
超インスピシャウトの亜種。問題に当てはまる答えをひらがな一文字で答える。
95年12月28日の年末スペシャルで「おならは?」と出題された際は(正解は「へ」)、回答者全員が「ぷぅ」と回答した。

  • 逆読みシャウト
読み上げた言葉を逆さまから読むと何という言葉になるかを答える。
所は問題が「クニキヤ」(正解は焼肉)の時に、「やーきにく」と回答したが反則とみなされてお手つきとなった。

  • 穴うめシャウト
穴埋めワードクイズの派生。ヒントをもとに、伏せられている文字を推理して正解を答える。
所ジョージ考案のクイズ*54で、初出題の際にマジカルの本をプレゼントされていた。

  • とび石シャウト
表示された文章を一文字置きに読んで答える。今田耕司はこれをゆっくり読むという裏技で正解したが、間寛平から抗議を受けたため、翌々週からゆっくり読むと文字が消えるようになり加藤がアウトになった。*55

その他のクイズ

  • 早押しエラーを探せ!/新エラーを探せ!/マジカルチェック 5つのちがい
CGやアニメーションを使った早押し形式の間違い探し。マジカルミステリー劇場に代わるラストクイズ。
間違いのレベルは様々で、無論分かりにくい間違いほど高得点。最高300点
お手つきによるペナルティこそないが、正解した時点で解答権を失うので、間違いの難易度(=得点)を見極める観察力も同時に要求される。
そのためあからさますぎる間違い(=低得点)は基本的に後半までほったらかされる。俵はクイズが長引くことを嫌う為か、簡単な間違いを答えることが多かった。

最初は普通に映像が流れるが、回数を重ねるごとにスローモーション、間違いにが付くなどのヒントが出る。新エラーを探せ!では、映像の開始前に注目のヒントが表示されたり、2回目の映像でエラーがどの辺りに何個あるかのヒントが出るようになった。
アニメ風のものでは、北野大をモチーフにした眼鏡のおじさんが時々登場する。
また、スーパーマリオブラザーズジブリ映画等、他作品とコラボしたものもあった。
黄金期には一度だけ、両方の映像が全く違うアニメ(片方は「天空の城ラピュタ」、片方は「ルパン三世」)という意味不明な問題が出たこともある。

前述の通りこのクイズの前に700点を超えているとマジカルミステリーツアーの可能性があり、他のパネラーやスタジオも緊張感に包まれる。もちろん見事な正解で1000点突破を果たしたことも多いが、一番最悪なのが990点止まり。特に所は10回この990点を出している。*56
なお、正解発表の映像(エラーの解説→そのエラーの頭脳指数発表)は一つながりで編集されており、点数状況に応じた調整はできないようになっていると番組で説明されている。

エラーを探せ!シリーズは間違い探しという内容こそ一緒だが、解答形式やルールなど細かい所に紆余曲折がある。
初登場は大マジカルの1コーナー「鏡の部屋 5つのエラー」で、2つの映像が鏡合わせになっている中での間違い探し。2個以上答えても良いルール以外はのちのエラーを探せと全く一緒。
その後オープニングクイズとして居残り早押し形式の「早押し3つのエラー」として通常回に登場。しかし3つ全部一気に答えて正解というルールで難易度が高すぎ、所さんですら-20点、他は全員-50点(=時間切れ)という凄まじい結果となってしまい1回限りに。また、派生形の書き問題として映像は1つだが、現実ではありえないエラーが映っているのでそれを当てる「マジカルゾーン」というクイズも登場した。

そこからミステリー劇場の終了を経て「早押しエラーを探せ!」としてラストクイズに抜擢。登場初期のころは最高点数もまちまちで、ほかにも点数が1点などの1ケタや、2ケタ以上でも1ケタ台に0以外の数字が来るキリの悪い点数が付けられていたこともあったが、しばらくすると項目冒頭の最高300点のルールが定着した。また、93年10月放送からは鏡映しの左右映像ではなく、そのままの上下映像を見比べる形にリニューアルしている。

番組末期の98年には逆にオープニングクイズとして「マジカルチェック 5つのちがい」という派生コーナーが登場。早押しで解答権を得た後に口頭で答えるのではなくライトペンで直接画面に印をつけると正解というルールで、動きのある違いの場合巻き戻しを要求することができた。その為、このマジカルチェックでは専用の解答者席が置かれていた。

  • マジカルアート
複数人でチームを組みリレー方式で一人がお題の絵を描き残りメンバーがそのお題を当て、時間内により多く正解することでポイントを稼ぐ。
人数が足りない場合は板東が助っ人として参加する。
どうしても分からなければパスも出来るが減点対象となってしまう。後期では他の人にチェンジすることができた。
お題はあるテーマに則って指示されるためそれが推理できるかが肝。後に伝言バトルに進化した。
寛平はこれが苦手で、描くものの殆どが鳥の足になってしまう。第11回大マジカルで足を引っ張ったので改善しようと一度フランス留学までしたが、復帰後にお題として出された「シロクマ」も足を鳥のように描いてしまい、板東含めたメンバー全員から総スカンを喰らった。*57(最後に板東が所にシロクマを描くよう頼んだが、所も鳥の足をしたシロクマを描いたため板東に突っ込まれた。)さらに、後述のインスピアートで鳥足のお題が出た際は、一人だけ犬だった。

  • マジカルプッシュ 知らなきゃ押しつけろ!
1対1の早押しクイズ。正解で1ポイント獲得、不正解だと相手に1ポイント加算。3ポイント先取で勝ち、一時4ポイント、後に2ポイントに減った。
通常の早押しクイズと違う点は、相手の早押しボタンを押せると言う点。
自分が分からない問題だった場合は相手に解答権を押し付けることができる。
ボタンを押せるのは問題文が途中で止まった後のゴングが鳴った時から。ボタンが押されてから問題文の続きが読まれる。
その特性上、解答する問題が難しかったり相手に押し付けた問題が簡単だったり…と、駆け引きの要素もある。

出題パターンは前半がひっかけで後半はまったく関係ない問題、という構造で一貫していたが、ひっかけの部分が最初は「では、とうだ……いを略さずに言うと?」という形だったのが、末期には「では、とうだい……ではなく」のパターンに変わっている。

  • 超瞬間お手上げクイズ
問題を聞き、それが事実に即していると判断すれば直後の「お手上げ!」の掛け声に合わせ素早く挙手する。一度挙げた手を下げても、腕につけられた「お手上げ判定マシーン」が作動しているため誤魔化すことはできない。*58
ありとあらゆる事態を想定した(しかし問題文中で触れられない)引っ掛け問題が多いのが特徴。体絡みは高確率で複数の人間もしくは動物のケースも一瞬で考えなくてはならない。
当時と現在では問題の正解が違うものが出題されていたこともあった。例として1997年頃に出題された「日本の振替休日は必ず月曜日だと思う人?」という問題では当時では手を挙げたら正解だったが、現在はハッピーマンデー制度が導入されており、手を挙げたら不正解という形になっている。*59
末期では「超瞬間○×クイズ」や「ひっかけ○× 迷って真っぷたつ!!」へリニューアルした。

  • マジカルインスピレーション
ある問題の答えを、推理力を働かせて他のパネラーと合うようにするクイズ。4人1組で行うが、1996年秋のスーパークイズスペシャルでは6人1組で行う。

最初は「思い浮かべてください 頭に(一文字)のつく…(お題)」という形式だけだったが、1996年から「新マジカルインスピレーション」となり、図形を利用して絵を描く「インスピアート」*60、VTR内で流れた音を表現する「サウンドインスピレーション」、カタカナで書かれた言葉を無理やり漢字で表現する「ムリ漢インスピレーション」、2つの物の名前を合体させて新しい言葉を作る「合体インスピレーション」、シチュエーションの吹き出しに入るセリフを入れる「ふきだしインスピレーション」、あるものを別の何かに例える「たとえてインスピレーション」、2つの言葉から連想するものを答える「連想インスピレーション」が登場。

答えが合った人数×10点(答えが2つに割れた場合はそれぞれに20点)が加算され、誰も答えが合っていないと0点となる。パーフェクトだと100点または50点が加算。

この問題で加藤紀子はほとんど3人と違う珍解答を出していた(例:「頭に『う』のつく細長いもの」→「うんこ(他の3人はうどん)」。このことが原因で、近所の小学生から「うんこ加藤」と呼ばれていた)。*61後にネタとしていじられる事があった。
ちなみに後の回で「頭に『う』のつく人に見られちゃまずいもの」という出題があり、三人が「うんこ」(一人は「うそ」)で揃い「お食事中の方、大変申し訳ございません」とテロップが出ていた。
また、「頭に『ね』のつくもらって嬉しいもの」では、永井がうっかり「ねこの『ね』」と言ってしまった*62にもかかわらず、加藤だけは自分がもらって嬉しいという理由で「ねまき」と回答してパーフェクトを逃し、所に怒られていた。

松村邦洋も珍解答を出すことが多かったが、「頭に『ぬ』のつく子供が好きなもの」では加藤と「ヌンチャク」で揃い両者共に握手をして、所ジョージに「あわねーよ、普通」と突っ込まれた。

また、200回スペシャルでは定岡正二が「頭に『し』のつくびっくりすると止まるもの」で、他の三人が「心臓」だったのに対し一人だけ「しゃっくり」と答えてブーイングを喰らっていた*63。そこで、スネた定岡が次の組(千堂、所、木村、小松)の時に「もし100点取ったら土下座しましょう!」と豪語したのだが、次の問題「頭に『ふ』のつく電気で動くもの」に対して、答えは揃って「ふとん乾燥機」。見事に100点を取られてしまい、板東に「定岡はどこだ~!」とぐるぐる振り回されていた。

  • 早取りロングワードクイズ
平仮名を選んで出来るだけ長い言葉を作る。解答権は1人1回のみで、1度使った文字は使うことができない。1番長い言葉を作ったパネラーにはボーナスが加算される。
最高記録は俵の「皆さん東に行け」と所の「割烹の刺身です」の10文字。

  • マジカルイマジネーション
スペシャル限定で出題されていた。
目を閉じて、指示されたイメージを身体の動きで表す。全員が揃ったことは1度もなかった。

  • マジカルアンサー はい、いいえ
あるものになりきった板東に質問をし、「はい」「いいえ」「?(答えが曖昧な場合)」と答える板東の答えをヒントになりきっているものを答える。質問できる回数には制限がある。
加藤は直接答えを当てるような質問を勝手に言って足を引っ張ることが多かった。

  • マジカルカード
まず20枚のカードの裏に書かれている平仮名を覚えて、元に戻った後に出題される問題の答えをカードの番号で順番に選んでいき、最後の文字のカードの番号を当てることができたら勝ち。
途中で間違えたり時間切れの場合は相手に解答権が移り、続きから答えていく。

  • マジカルジャンケン
「(頭に)〇のつく~なもの」という風に出題され、問題の条件に一番当てはまるものを答えた人が勝ち。マジカルインスピレーションの競争版といったような感じ。
条件に相応しくないものであっても1人しか言えなかった場合は正解となる(お題が「ぷ」のつく固いものの時に、定岡が「プリン」と答えて一人勝ちしたことがあった)。

  • マジカルものまね動物園
スペシャルのみのクイズ。赤チームと青チームに分かれて、それぞれの代表者がお題の鳴き声をものまねして相手チームの誰がやったのか当てる。後に「ものまねワンダーランド」となり、動物以外のお題が出るようになった。
明らかに分かりやすいものまねをした場合、他のメンバーから袋叩きにされることが多く、特に寛平や久本雅美がやるものまねは分かりやすいことが多かった。また、つぶやきシローが羊のものまねをする時に地声で鳴いた為、相手チームの今田は「鳴き声というよりつぶやいたような?」とコメントしていた。
なお、1996年の秋スペシャルで荻野目洋子がものまねをした際、相手チームは全員見破っていたが、いざ回答というところで川島なお美が「加藤紀子ちゃん!」と1人で答えてしまい外れ、というハプニングが起きた。

  • マジカルだるまさんがころんだ
「だるまさんがころんだ」と言っている間に、平仮名一文字のブロックを積み上げて答えを作り上げる。言い終わった時に台の左右のボタンに両手を置いていないと積み上げたブロックを崩される。一番早く完成させた人が勝ち(ただし、ブロックの向きが違っていたり文字が正面を向いていなかった等、上から順にきちんと読めるようにしていないと全部積み上げても無効となる)。
初回は台の下から棒が出てきてブロックを崩していたが、後に炭酸ガスの噴射が追加された。
当初は3つの言葉から連想するものを当てる形式だったが、後にヒントが1つだけとなった。
1997年9月のSPで清水圭がブロックを支えて崩壊を阻止しようとしたが、板東と永井に崩されてやり直しとなった。ある回では加藤のブロックが奇跡的に崩れなかったが今田に抗議されて結局崩された。

  • マジカル笑って何ホーン/マジカル笑い声で何点
ある場面を見て台詞の入っていない吹き出しの部分に入る面白い台詞を考える。ふきだしインスピレーションの競争版のような感じ。
審査はスタジオの観客の笑い声で行い一番高かった人が勝ち。
寛平は自分の持ちギャグを答えて今田や板東に詰め寄られることが多かった。

  • マジカルブランコ
ブランコを漕いで、前方にあるマイクに向かって答えを叫ぶクイズ。解答は「チャンス」ランプが点灯している間のみ有効で、消灯している時に正解を叫んでも無効。
北野大が苦手としているクイズで、ブランコを必死に漕いでも全く勢いがつかず、今田や板東が後ろから押して勢いをつける場面が何度かあった。

  • 有名人を探せ!!
エラーを探せ!シリーズに代わるラストクイズ。「ウォーリーをさがせ」のように一般視聴者に紛れて画面の中に隠れている有名人(の顔写真が合成されたキャラクター)を探し当てる。解答権は1人1回のみ。
本番組のレギュラーや準レギュラーが隠れていることもあり、高得点の傾向があった。

  • マジカルグランプリ
指示する人(指令側)と運転する人(操作側)に分かれ、画面の中の車が左・中・右の3車線の道路を進むので、指令側の声を頼りにボタンを押して障害物を避けながらゴールを目指す。車が障害物にぶつかりゲームオーバーとなるか、無事ゴールにたどり着きクリアとなった時点で終了。最も進んだチームに得点が入る。
当初は指示する人が「危な~い!」しか言えないルールだったので、避けた先に障害物があってぶつかるというパターンが多く運要素が強かった。後の「新マジカルグランプリ」では1から3までの番号を指示することができるようになったが、代わりに障害物の数が増加し、操作側は目隠し用のヘルメットを着用するようになった。
このゲームの開発にはナムコが関わっていて、「協力 株式会社ナムコ」のテロップが出ていた。

  • マジカル可能?不可能?
出されるテーマが自分には「できる」か「できない」に分かれ、「できない」チームは「できる」チームの中から1人を指名してその人がテーマに挑戦する。
危険なテーマの場合は「よい子のみんなはマネしないでね」のテロップが出る。
今田は成功率が高く、他のパネラーが失敗した後に試しにチャレンジすることが多かった。ある回では頭で瓦を割るパフォーマンスを披露した。
北野大は「できる」側に行くと目立たないように隠れることが多く、それを怪しんだ「できない」側のパネラーが北野を指名するパターンがお約束だった。
1回限りの初登場のゲストが「できる」側に行った場合は、ほぼ必ず指名されるのが恒例である。
この時期からは純粋な意味での「クイズ」はマジカルシャウトのみとなり、完全にパーティゲーム番組となっていた。時代の流れを感じさせる話である。

  • マジカルしまった アクションヒント
お題のヒントを出すパネラーがボックスに入り、シャッターが閉まる前に言葉とアクションを伝えて答える人にお題を当てさせる。マジカルアートのアクション版。途中でヒントを出す人と答える人を交代する。
パスは自由でありペナルティはない。
お題に含まれる言葉を使った場合は無効となり、強制的に次のお題に変わる。

  • マジカルシルエット ○○さんは誰だ!?
答えとなる本物とその人になりきる偽物3人の計4人のシルエットの中から本物は何番なのかを当てるクイズ。
解答者側はシルエット側に対して質問をし、1人ずつ順番に答えていく。問題の答えである人は嘘をついてはいけない。
4番の人はオチ担当として明らかに問題と違う人が演じることが多く、今田や板東に度々突っ込まれていた。藤井隆が入っている回では、今田が4番に向かって「藤井や!」と断言すると「今田!うっさい!!」と返された。また、大山のぶ代が4番を担当した回では、丸い頭部のシルエット、馴染みのある声、好きな物はドラ焼きとまんま猫型ロボットになりきっていた。
シルエット側の4人はその日のパネラー(主にゲスト)から選ばれ、板東や永井もシルエット側で参加したことがある。
原型は1970年代に日本テレビ系で放送されていたロート製薬一社提供の「ほんものは誰だ!?」。

  • いじわる実験室
99年(末期)に登場した、早口言葉の後に出題される意地悪な問題に答えるクイズ。ナレーター森功至の話術にはまって間違えるパネラーが続出するほど難易度は非常に高く、正解したパネラーは毎回1人か2人だった。
森が言う言葉から「ちゃ」を抜かす「え、とうちゃんですよ」(正解は「え、とうんですよ」)の回では、今田が苦戦していて「だからさっきから言ってるでしょ。とうちゃんですよ」の後に「だから、何やねん!?」「もう、わからんのじゃあああ!!」「答え、言えー!!」とブチ切れていた。
最終回では所も挑戦した。

  • マジカルメリーゴーラウンド
回転するメリーゴーラウンドに乗って正面のマイクの前に来た時に答えるクイズ。
出題される問題はアンケート調査したランキングの順位を当てるものが多い。
正解が出ると、周りのパネラーが正解者の周りに集まって褒め称えるのが恒例だった。

  • さかさま指令
4人で対戦が行われ、逆から読み上げられる文章の指令通りにアクションをする。
また、テーブルに道具が置かれていて、それを使ってアクションをする場合もある。
1番早く正解した人には加算されるが、1番遅かったor制限時間内にできなかった人は減点される。

  • トリックアート
有名人を探せ!!に代わり、末期に登場したラストクイズ。
イラストを見て上下反転させたときに出てくる別の絵を答えたり、背景に同化して隠れている絵を当てたりといったVTRクイズが出題される。
居残り早押し同様ヘッドホンをつけて早押しを行うコーナーで、答えを(ナイショ)で隠したり、正解者をワイプ表示する演出も同じ。ただし時間経過による頭脳指数の減点はなしで、先着4人に一律で得点が入る形式。

  • ボーナスチャンス マジカルぴったり/マジカル超ぴったり
当初はボーナス的なコーナーとして登場したが、後にトリックアートに代わるラストゲームとなった。
指示する人の声だけをたよりに、制限時間内に砂や石をはかりの上の容器に10000g入れることができれば500点が加算されるが、1gでも誤差があると失敗となる。マジカルぴったりで成功者が出た次の回からは、100000gにパワーアップした「マジカル超ぴったり」になった。
「マジカル超ぴったり」でゲーム中に流れていたBGMは「COWBOY BEBOP」の主題歌である「Tank!」であった。
寛平は最終回直前で成功して1000点を突破し、マジカルミステリーツアーを獲得した。




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最終更新:2025年07月21日 17:02

*1 歴代クイズ番組で9位、日本テレビではトップ

*2 よく間違われるが「頭脳指数」は得点そのものの名称ではない

*3 ミステリーツアー獲得者が出た場合、その放送回ではトップ頭脳賞なしとなる

*4 最終問題のミステリー劇場も一応正解しているが、倍のボーナスはなし

*5 しかしある回で「いつも使ってるのはこういうの(普通のボールペン)なんですけどね」などと言ったばかりに、翌週に所がトップ頭脳賞を獲得した際、日テレ備品のボールペンにすり替えられてしまう羽目に。

*6 板東は所のサインを持参して「ズームイン!!朝!」に出演したことがあった。

*7 マジカルバナナが最初のゲームになった時は、「早速所さんからです」と振られた際「早いなー!」「早い…!」「あ、もう行きますか!」といきなりの開始に戸惑っていることが多くなった。

*8 そのうちの一つが本wikiにも項目が存在するさしみ回転である。

*9 前期で和田アキ子が出演した回では、和田アキ子が二枠で千堂が四枠だった。

*10 加藤はマル禁ワードを引いた回数が全パネラー中で最も多く、マル禁ワードが存在する全てのゲームで最低でも一回は引いていた。

*11 ゲストにダチョウ倶楽部やV6などのグループがいる場合は最後尾から二番目。

*12 月・砂浜・カラスにあって太陽・海面・カモメにない物。正解は「足跡(月には宇宙飛行士の足跡がある、砂浜には足跡がつく、目尻のしわを「カラスの足跡」と言う)」

*13 千歳烏山があってもカモメ山はないという理由で「山」と回答。仮のボーナスで100点獲得した

*14 岩手県に「カモメ森山」村があったため。実際は村ではなく山である

*15 「3+4=6+3」の式をカードを2回だけ動かして正しい式にする問題。マジカル君の答えは「3✕4=9+3」にする。俵がマジカル君と同じ答え。所・千堂・ゲストパネラーの林家こぶ平も板東を唸らせる回答をしてボーナス点を獲得した

*16 「3+4+6=3」。理由は野球のボール球を3つ投げ、更にボール球を4つ、6つと投げれば3人塁に出る。1球残った球は板東の球。板東が真ん中に緩いストライクを投げたら打たれてしまい板東はプロ野球をやめてしまった・・・というものである。所は「なるほど!」と相槌を打ったが、板東は苦笑しつつ「意味合いはわかりましたが何の発想でもありません」と一蹴していた。所も回答の一つとして「3+4+6=3」と答えたが、寛平と違い、「おいちょかぶ」なら3になるという意味であった

*17 その後1991年10月からマイナス点の表示が可能になった

*18 マジカルバナナでは、「美空ひばりといったら愛~さんさんと~」と歌詞の一部を歌ってしまい、予想外な回答にスタジオ全体が大爆笑となり、板東や永井がずっこけるほどだった。

*19 男性解答者全員(所・俵・寛平)が板東をバカにした解答を出した回では相当怒ってしまったためか、減点にしただけでなく最後まで男性解答者全員を呼び捨てにしていた

*20 ちなみに正解は「二つ重ねても別の漢字にならないから

*21 「つき」倒し、「ひ」「き」落とし、まげに「土」がついて負けた、「にちよう」投げ

*22 特にこの問題が出された回では好調で、自身初のマジカルミステリーツアーを獲得している

*23 ただし、正解扱いでも指摘が足りなかった場合は倍にならない場合もあった

*24 折角思いついても、スポンサー絡みの件で使えなかったり、番組の都合上単純化されてしまうトリックも多かったらしい。例えば「自動車に細工をして事故を起こし殺害する」というトリックは、『スポンサーに自動車企業(三菱自動車)があったために全面NG』だったとのこと。

*25 マジカルでも導入当初はその形式だった。点数も200点から0点までだった。お手つきは1回休み

*26 一度本当に放送禁止用語を発した回答者がおり、声は銃声で上書きされ、口元は黒いバツ印で隠された。

*27 これに伴って従来通りの問題は「中級編」「上級編」「超上級編」に改名した。なお中級編と超上級編は特番のみでの出題。

*28 「ある」方のみの指定で「ない」方はカウントされない

*29 再春館製薬所が販売している基礎化粧品

*30 最終的には正解したが檻から出てくる際にズボンを下ろすなどボケまくっていた

*31 一応言った直後に謝った素振りを見せている

*32 この時はマジカルミステリーツアーを初めて獲得した直後でスタジオを欠席していた。しかも所が出題した回は解答席に檻が導入された回だった。

*33 ヒントは「あれ松虫が泣いている」で正解は「頭つむじが巻いている」

*34 問題は「これもんで、グー!!(デーモン小暮)」と「毛虫から、父ちゃん(加藤茶・志村けん)」

*35 その後俵はマイナス10点の時点で正解。一部マスキングされたが、解答が解答だけにどこかぎこちない回答だった

*36 一応なんの根拠もなく言ったわけではなく、マジカルでは季節にちなんだ問題がしばしば出ることからの予測。この時は5月放送の収録で正解が「こいのぼり」だった。

*37 所はこれを狙うあまり○禁を言って自滅したことがある。

*38 判断基準として番組内ではよく「小学校3年生位のお子さんが知ってる言葉」と定義する事が多かった。また、この当時小学生だった子役時代の安達祐実がゲスト解答者で出演していた際には、こうした基準に則する為に板東と永井で安達に知っているか確認する事もあった。

*39 ただしその場合は即刻アウトとはならず、言い直しを求められる。

*40 94年のクリスマススペシャルでは、ボーナス点がもらえるラッキーワードもあったが誰も当てられず、この1回きりで廃止された。

*41 引き当てたのは加藤紀子本人であった。

*42 所が回答したものだが、この時は「所さんだけの事なのでアウト!」とテロップで名指しの失格理由が出される事態になった

*43 加藤が回答したもの。実際に加藤は三重県鈴鹿市出身なので本人のみは当てはまる

*44 北野がこの回答を行った。他にも山咲千里が「ぬくといったら『ぬか漬け』、西田ひかるが「四角と言ったら『失格』とそれぞれ回答し失格となった

*45 スペシャルバナナで風見しんごが「あたま」を引いてアウトになった際、所が「あれだけ『あたま』には気をつけろって言ったろ」と注意していた。

*46 この時「(銃撃音)ナーと言ったらダメだよね」と言っており、「シンナー」と答えたと思われる。さすがに放送上コンプライアンス的にまずかったためかアウトではなく「退場」とテロップが出された(実際は通常のアウトと同じ扱いだった

*47 ただしこのゲームが初登場した時のみセーフ扱いだった

*48 「もうすぐ楽しい春休み 最新クイズスペシャル」での出来事

*49 ただし当初は「ー(のばし棒)」の場合でもセーフであり、その場合次の言葉ののばし棒の部分はその音に近い言葉から言う。(例・「ブローチ」の場合は「オチ」から始まる言葉を言う)また、初回のみ後ろから2文字目が小文字でもセーフであり、その場合次の言葉を答える時は小さい文字の部分は大きくして使う

*50 この他に、『クリスマス』がお題の回で今田耕司が「サンタの正体は×××だぞ〜」と子供の夢を壊すような回答(故に該当箇所が効果音とマル禁のテロップで伏せられたが)をし、「そんな事はない!アウト!」と即アウトにされた例がある。

*51 例・前の人が行った言葉が「ドア」の場合、「あいうえ『おしり』」、「すいか」の場合、「かきくけ『昆布(こんぶ)』」等と答える

*52 ただし、この回は最後に控えていた森且行がファインプレーでパーフェクトを出した

*53 とは言え、上の部分こそ丸禁マークで隠されていたが、下の2個の玉状の部分や棒状の部分は隠されていなかったので大体何かはわかる

*54 打ち上げの飲み会でスタッフに「こんなクイズがあったら面白い」と語ったのをスタッフが実際に採用した。

*55 翌週の出題で風見しんごが同じ要領で答えようとしたが、途中で混乱してしまったためアウトになった

*56 他に990点で終わったパネラーは俵孝太郎、間寛平、北野大、池谷幸雄、中山エミリがいた。

*57 普段は標準語で話す千堂も「わからへんがなぁ!どこがクマや!!」と関西弁でツッコミを入れた。

*58 2025年版はレギュラー放送当時の腕につけるマシーンではなく、台上のボタンの上に手を置いてスタンバイし、ボタンに置いた手を挙手すると台上のパトランプが回転点灯するシステムが採用された。

*59 理由は5月の祝日で3日の憲法記念日日曜日の場合、月曜日の4日はみどりの日、火曜日の5日はこどもの日の為、6日の水曜日が振替休日となり、必ず月曜日が振替休日とは限らない為

*60 当初は単独での出題であった

*61 150回SPのマジカルシャウトでは、「うどん、うんこ、トイレットペーパー 1番長いのは?」(正解はトイレットペーパー)の問いに対し、加藤は自信満々に「うどん」と答えて不正解になり、「私の問題だと思っていたんです」とコメントした。

*62 他にも永井は「頭に『け』のつく使うと減るもの」の時に、うっかり消しゴムの動作をしてしまい、それを見ていた3人が「消しゴム」で揃うアクシデントがあった。

*63 「心臓が止まりそうになる」というのは慣用句だが、あくまでも合わせるゲームなので当然の成り行きである。